2018/07/25/7:00 | ゲームレビュー

ゲーム&ワリオ【レビュー・評価】発売時期の悪さとハードルの高さで魅力を伝えきれなかった惜作

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ゲーム&ワリオ/Wii U

2013年3月に発売されたWii U「ゲーム&ワリオ」を今回はレビューします。

Wii U「ゲーム&ワリオ」はマリオのライバルとして知られるワリオが主人公のミニゲーム集です。

良いところ

Wii Uの機能を活かしたミニゲームを16種類収録!

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今回のワリオはミニゲーム集!

という訳で本作には全部で16種類のミニゲームが収録されています。

ポイントなのが、いずれもWii Uの機能を活かしまくっている事。

TV画面とWii Uゲームパッドによる2画面はもちろん、タッチスクリーン、ジャイロセンサー、スピーカーも活用していて新たな遊びを提示しています。

Wii Uと言えばゲームパッドを使って半携帯機感覚でプレイ出来る事ばかりが前面に出てしまい、”ならでは”の遊びが疎かになりがちなので、本作は貴重に感じました。

Wii Uゲームパッドがあるとこんな遊びが楽しめるのか!?

きっと、本作をプレイするとそんな印象を持てると思います。

ユニークなルールでメイド イン ワリオを楽しめる!

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ミニゲームの中でも特に印象的だったのが、ナインボルトが主人公の「ゲーマー」。

このミニゲームではナインボルトとなって「メイド イン ワリオ」をクリアする事が目的になっています。

ですが、お母さんが来たらゲームを中断して隠れないといけないんです!

簡単に言ってしまえばだるまさんが転んだをやりながら「メイド イン ワリオ」をプレイするゲーム。

これはTVとゲームパッドに2つのスピーカーがあるWii Uならではの遊びで、プレイしている時は「なるほど!」と思いました。

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あと、「メイド イン ワリオ」ファンとしてはプチゲームをプレイ出来るのも嬉しかった!

たったの22種類しかありませんがw

1つのミニゲームに様々なモードを用意!

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ミニゲーム集って聞くと大した事ない物を詰め合わせたような印象ですが、本作の場合はそれぞれ割と作り込まれています。

というのもそれぞれのミニゲームに複数のステージやモードが用意されているからです。

完全クリアを目指そうと思ったら30分~1時間は掛かるほどのボリュームで、これをミニゲームと表記するのは語弊があると思いました。

ミドルゲーム!

こう表記した方が良いんじゃないかと思うほどです。

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↑特にパズルゲームの「パッチワーク」は90種類近くの問題が用意されていて、1,000円程度で単品販売しても良いんじゃないかと思うほど。

このミニゲームに関してはゲームパッドだけでプレイ出来ますしね。当時は寝る前のお供にしておりました♪

ユニークな対戦ゲーム

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ミニゲームの中には対戦プレイが楽しめる物も存在します。

対戦専用ゲームは全部で4種類用意されていますが、特に気に入ったのが「スケッチ」。

Wii Uゲームパッドを持った人がお題に沿って絵を描き、残ったプレイヤーが何の絵なのか当てていく事になるんですが、クイズ番組的な楽しさがあると思いました。

あまりにも面白いので本体に内蔵してほしいくらい!

実は本作、一度手放してしまったんですが、「スケッチ」をみんなで楽しみたい事から買い戻してしまいましたw

ワリオと関係あるのかはさておき、もっと広まって欲しいミニゲームです。

ソーシャル機能が面白いミーバースケッチ

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本作には16種類のミニゲーム以外にも凄い機能が搭載されています!

それがミーバースケッチ!

やる事はお題に沿って1分以内に絵を描くだけなんですが、描いた絵はWii Uのコミュニケーションサービス「Miiverse」の「ゲーム&ワリオ」コーナーに自動投稿されるのでみんなと絵を共有する事が出来るんです!

おかげで自分が描いた同じお題の絵をネット上のプレイヤーと比較して楽しむ事が可能でSNSの新たな可能性を提示してくれました。

Miiverseは話題が限定されたお絵かきが出来るTwitterという印象ですが、「ミーバースケッチ」ではその特性をフルに活かしています。

面白いのが、1分以内に描かないといけない関係で投稿される絵の完成度が必然的に低くなる事。

だからこそとんでもない絵が多数アップされるので、見比べる楽しさが増すんですね。

よくバラエティ番組でとんでもない絵をネタにしている事があるけど、あの面白さを上手くMiiverseと繋げています。

僕は上手く絵を描けなくて悔しかったので、ついつい連続で投稿してしまいましたw

ちなみにお題を投稿する事も可能です。

※現在はサービス終了しています。

240種類の豊富なおまけ

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なんと本作、シリーズ恒例のおまけが240種類も用意されています!

それぞれ様々な条件を満たす事で入手出来る「ポンメダル」を使う事で入手出来るんですが、「メイド イン ワリオ」の関連作らしく変なおまけが満載なんですw

ここからはおまけの例を箇条書きで挙げていきます。

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・電話に特定の番号を入力すると変な人が現れて苦情をもらえる。
・どーでも良いクジを引かされる。
・ゲームパッドを傾けて人形を操る。
・画面をタッチして花火を打ち上げる。
・マイクに向かって息を吹きかけてシャボン玉を飛ばす。

どれもすっごいくだらないもので触っていると呆れてくるんですが、ついつい集めてしまうんです。

「メイド イン ワリオ」スタッフはこういうの本当に好きだよなぁ。

ちなみにおまけの中には手抜きと言える物も多く、流用している物も目立っているので240種類という数字ほどは多く感じられませんw

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個人的に合わない&気になったところ

ポンメダルを入手する難易度のバランスがおかしい

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おまけを入手するために必要な「ポンメダル」。

1人用のやり込みは最終的にはこれを集める事がメインになってきますが、「バード」というミニゲームではあまりにも簡単に取れてしまうせいで入手する難易度バランスがおかしくなっています。

そのため他のゲームをやり込む意欲が薄れてしまい、ただひたすら「バード」をプレイするだけの単調なプレイになりがちです。

ワリオにしてはインパクトが薄いゲームシステム

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ワリオと言えば奇抜なゲーム!

「メイド イン ワリオ」の影響でそんな印象が僕の中で強く残っていますが、その先入観で本作をプレイすると・・・あれ?意外と普通だ。

どれも悪くは無いのですが、単純すぎて長くやっていると単調に感じてしまう事があるし、「メイド イン ワリオ」のような中毒性を感じる物はほとんどありません。

ですので、正直なところガッカリしたところがあります。

本作が発売されるまでにいくつかWii U向けのミニゲーム集が発売になった事も痛かった。

せめてWii U本体と同日に発売されていたら・・・いや、そうなったら「ニンテンドーランド」と被って「はじめてのWii」と「おどるメイド イン ワリオ」の再来になりそうですがw

全体のまとめ


ゲームとしてはそれなりに楽しめる内容ですが、ワリオのゲームとしてみるとパンチに欠けます。

ですが、Wii Uだからこそ実現出来た新たな遊びはいくつか提示されていて、Wii Uファンはプレイする価値がある作品です。

また、「メイド イン ワリオ」ならではのバカっぽい演出もある程度は継承されているので、同シリーズのファンやバカゲー好きにもおすすめ!

ハードルを上げ過ぎなければ十分に楽しめると思います。

発売時期の悪さとハードルの高さで魅力を伝えきれなかった惜作。

こんな人には特におススメ。
・バカゲー好き。
・Wii Uらしいゲームを探している人。
・対戦ゲーム好き。

こんな人にはおススメできない。
・本格的なゲームをプレイしたい人。

ゲーム&ワリオ/お気に入り度【65/100%】
プレイした時間・・・約15時間

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コメント広場の住人(6)

  1. より:

    この時期はゲームを遊びたかったのにそれが全然無かった為に、緑のアソコに行く時間の方が長めでした。現実見てもゲーム全然であんま深くは楽しめなかったので。で、行ったら行ったで、人であまりにもごったがえしてる空間は虚しいと感じましたし、こういう日々を五年も、任天堂機では過ごして来ました。この経験ゆえ、Wii Uからの移植で当時プレイしてた物で、一本道物、尚且つアッサリな、マリオキャラなゲームをやると、特に当時の経験が蘇ります。今現在なら、あの隊長キノコのゲームがそうです。「はじめから」コマンドでやり直せないなど、「どこか詰めが甘い」といった感じで、こういった「詰めがやや甘い」部分が気になっています。
    一方で、評価出来るのはスマブラとレゴシティ。レゴはかなりの大ボリュームで、夢中で探索してましたね。Wii U以前のゲームをやってる気分に当時はなってました。プレイを始めたのは発売日ではなく、2014年でしたが。
    あれの写真機能は、当時はもっぱらあそこへ投稿する為だけの物でしたが、今のSwitch版は「自分だけの風景写真として撮影機能で保存」可能になってますし、あそこと違い写真を100枚超えてもっと保存出来るなど、ホントにSwitchは良くなりましたね。

    • kentworld より:

      緑のアソコですか・・・なんだろう?ちょっと想像が出来ませんでした。すみませんm(_ _)m

      本作が発売された頃のWii Uはなかなか新作を発売出来ず、苦しい時期でしたね・・・

      そんな中でゲーム&ワリオが発売されたのは重宝しましたが、メイン商材として売り出すには荷が重い商品だったと思います。

      レゴシティは当時かなり楽しめて本作を購入してWii Uを買った元が取れたと思いましたね。

      • より:

        あら、「緑のアソコ」はさすがに分かりませんでしたか(汗)これはMiiverseの事です。Miiverseは「緑」がテーマカラーなので(笑)あそこに行く時間のがゲームをやるより長めで、あそこに行くのもWii Uのゲームの販売リストに思いをはせるのもどっちも虚しい、という事でした。
        青い髪の美少女歌姫や、実は鬼であるメイドさん、東方キャラなどの絵ばかりが、Wii Uでソフト出る訳でもなく、ただただ溢れてたり。
        レゴシティで元取れた、という記事は覚えてます。アレはスマブラと共に、評価出来るゲームです。ピクミン3は今はあんま評価高くない状態になってます(汗)ゆとり仕様をあんなに入れるなら、1みたいに少々シビアでも良かったんじゃ?とも今では思います。1も、やり直したらスラっと行くように、だんだんなって行きましたしね。

        • kentworld より:

          あぁ、Miiverseのことでしたか。てっきり、どこかの相談室か何かだと思っていましたよw

          Miiverseも過去の産物になってきましたね・・・ピクミン3は1と比べたら甘い部分もありますが、それも時代の流れなのかな・・・

  2. ホンマ?トモフミ より:

    ゲーム&ワリオはWiiUがソフト不足のときにでてしまった微妙なタイトルです。
    特におもしろかったのはパッチワークとアシュリーのSTGくらいかな。
    ゲーマーはリアルで小学生のときに体験したことがあるので「こんなの再現せんでええ!」ってなりました(笑)

    正直、どのミニゲームもわざわざHD機のWiiUでやる必要ある?と感じたミニゲーム集でした。

    • kentworld より:

      HD機って事でハードルが上がってしまいましたもんね。

      Wii Uゲームパッドを活かした遊びは結構、大掛かりなので、ミニゲームレベルの内容だと大げさに感じてしまうところはあります。

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