2018/07/20/7:00 | ゲームレビュー

メイド イン ワリオ【レビュー・評価】黒い任天堂が詰まったビックリ箱!

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2003年3月に発売されたGBA「メイド イン ワリオ」を今回はレビューします。

GBA「メイド イン ワリオ」はマリオのライバルとして知られるワリオが主人公の瞬間アクションゲームです。

良いところ

プチゲームを連続でプレイして行く中毒性

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つかめ!

ダイヤをとれ!

とめてぇ~!

よけろ!

ゲームを開始すると一瞬で終わるプチゲームが連続で挿入されます。

どれもやっている事は単純で、Aボタンを押したり、キャラクターを左右に動かすだけで1つ1つは大して面白くありません。

しかし、これを高速でプレイすると一転。濃密で中毒性抜群のゲームに化けるんです!

まず印象的だったのがどんなプチゲームが挿入されるのか予測出来ない事。

次にプレイするプチゲームはランダムで挿入されるので、とっさの判断力が求められるんですね。

おかげで難易度が飛躍的に上がり、やっている事は単純なのに意外なほどミスをしてしまいます。

そして残機の概念!

多くのゲームモードでは4回ミスをしたらゲームオーバーになって最初からやり直しになってしまうんです。

このプレイスタイル・中毒性はアーケードゲームを彷彿させ、例えゲームオーバーになっても何度も再プレイしてしまいます。

どさくさ紛れて挿入されるおバカ要素

200種類存在するプチゲームは多種多様ですが、その中にはおバカな物も混ざっています。

例えば鼻の穴に指を突っ込むプチゲーム。

スタイリッシュなゲームで溢れかえっていた2003年当時にこんな映像を持ってくるとはw

任天堂と言えば京都の頑固職人的なイメージが強かったので、PS2に押されて頭がおかしくなったのかと思いましたよw

が、このおバカ要素が世間ではウケて本作は国内だけで60万本を超える大ヒット作となりました。

世の中、何が売れるのか分かりません。

ポリゴンスタジオのオマージュが満載!

2000年に発売された64DD「マリオアーティスト ポリゴンスタジオ」。

本作に収録されているミニゲームの「サウンドボンバー」は「メイド イン ワリオ」の原型となる作品だったりします。

収録されているプチゲームは9種類しかありませんでしたが、ゲーム性はこの時点で確立されており、当時はサルのようにプレイしたものです。

それから3年後。GBA「メイド イン ワリオ」という形で一本のゲームとして展開されたので驚きました!

しかも「サウンドボンバー」でプレイ出来たプチゲームもリメイクされて収録されていたのだから二度ビックリ!

64DDは最も失敗したゲーム機として挙げても良いくらい散々な結果になってしまいましたが、こうして日の目を見れたのがN64&64DDファンとしては凄く嬉しかったです。

任天堂ネタが満載!

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任天堂といえば歴史的なゲームメーカーです。

本作ではそんな任天堂の歴史もダイジェストで振り返られるプチゲームも収録されているから素晴らしい!

なんと、FC「スーパーマリオブラザーズ」やSFC「F-ZERO」などを一瞬だけプレイ出来るプチゲームが収録されているんです!

エミュレーターなのかどうかは良く分かりませんが、再現度は高く、ファンにとっては嬉しい要素です。

こんなプチゲームがどさくさ紛れて挿入されたら驚くわw

作り込まれたプチゲーム

いくら200種類用意されていても一瞬で終わるならすぐに飽きるんじゃ?

そんな突っ込みが飛んできそうですが、実は1つのプチゲームにつき3段階のレベルが用意されています。

例えば鼻の穴に指を突っ込むプチゲームはレベルが上がるとピースサインの指を鼻の両穴に突っ込む事になるんですw

このように同じプチゲームでもバリエーションが存在するので、単に200種類の動作を覚えたら良い訳ではありません。

コレクション要素によって高まるリプレイ性

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一度プレイしたプチゲームは図鑑に登録され、いつでもプレイ出来るようになります。

このような要素が存在するとやりたくなるのが図鑑のコンプリートですよね?

が、プチゲームによっては出現率が低い物も存在するため図鑑のコンプリートは意外と難しく、それがリプレイ性を高めています。

やり込み要素が強いサブゲームを収録

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1本のまとまったゲームを楽しみたい!

そんな人のニーズに応えるため、本作にはやり込み要素が強いサブゲームが収録されています。

どのサブゲームも単純ですが、単品のゲームとしてスコアアタックが楽しめるんです!

しかもサブゲームの中にはあの「ドクターマリオ」や「マリオペイント」のハエ叩きをアレンジした物も含まれているのだから嬉しさ倍増!

さらにさらに!

LRボタンを使った疑似的な2人用モードも収録されています!

おバカ要素といい、本作は開発者が楽しんで作っている事が伝わるような仕掛けが満載ですね♪

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個人的に合わない&気になったところ

もっとボリューム感が欲しい

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ゲームのコンセプト上、ボリュームは控えめです。

1つのプチゲームにつき3段階の難易度設定を設けていたりやりこみ要素が強いミニゲームの収録やコレクション要素など長く楽しませるための仕掛けは存在しますが、それでも約5,000円のゲームとしてみたら物足りなさを感じてしまいました。ワガママですかね?

全体のまとめ


勢いで発売したような一発ネタゲー。

それ故に長くは楽しめませんが、すぐに面白さを感じられる作品です。

それでいて任天堂が胸に隠し持っていたブラックユーモアを前面に押し出していて当時は驚かされました。

黒い任天堂が詰まったビックリ箱!

こんな人には特におススメ。
・レトロゲーム好き。
・変なゲームが好きな人。

こんな人にはおススメできない。
・反射神経が鈍い人。

メイドインワリオ/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約10時間


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コメント広場の住人(8)

  1. がは より:

    ワリオって、やってる操作はQTEと似てるのに、ワリオのほうが格段に面白い。3dsの最新作も買います。

  2. 匿名くん より:

    最初シリーズを知った時は、そんなプチゲームだけ遊んでも簡単すぎて面白く無いんじゃ無いかなぁ?という偏見があったんですが、これが本当に面白いんですよね

    一瞬の判断でミスになったり、ギリギリクリアできるあのバランスは癖になって辞められなくなります

    • kentworld より:

      僕も似たような偏見を持っていました笑

      これは実際にプレイしてみて判断して欲しいですね~!

      完全新作はずっと発売されていないので、最新作で初プレイの方も多そう。

  3. KA より:

    アンバサダーで貰いましたから折角なのでプレイしました。

    かなりふざけたゲームですが1ゲーム数秒で終わるプチゲームがなかなか中毒性がありました、各ステージごとにテーマがあって特にレトロゲームがテーマのステージが気に入りました、ある意味ファミコンミニシリーズやVCの原点になったのかもしれません。

    64DDのマリオアーティストのミニゲームがこれの元だったのですか、始めて知りました。

    サブゲームも豊富で本編に負けないくらいやり込んじゃいました、最初はエンディングまでプレイしただけだとボリューム不足だと思いましたが日を置いて再プレイした時に図鑑をコンプしつつサブゲームもプレイしていくとなかなかボリュームも気にならなくなりました。

    • kentworld より:

      アンバサダーでプレイされましたか。どさくさに紛れて変なプチゲームが挿入されるから面白いですよねw

      はい!64DDのポリゴンスタジオに本作の元となったミニゲームが収録されていて、当時から一部では好評だったんですよ~。

      それが単品のゲームとして発売されるとは驚きました!

      サブゲームはボリューム不足をカバーする役割を果たしていますよね♪

  4. ホンマ?トモフミ より:

    とんでもなくしょうもないバカゲー(褒め言葉)でしたけど、達成感はめちゃくちゃありました!ドリブルステージ、リミックスステージ、最終ワリオステージをクリアーしたときの達成感は今でも覚えてますよ!!
    説明書の遊び心もたまりませんでしたね。僕は当時、宝物BOXに大事に保管してましたよwwww。読み過ぎて半ばボロボロでしたがwwww
    でもマリオアーティストという64DDゲームにその前身があるとは!?それはこのブログに出会ってなければ知らなかったので興味深いです(^^♪

    • kentworld より:

      ボスステージを乗り越えた後の達成感はありますよね!個人的にはげきむずで目標スコアを突破した時の達成感が溜まりません♪

      このシリーズの説明書ってユニークなので僕もお気に入りです。今の時代は説明書自体が貴重になってきましたから尚更。トモフミさんは宝物BOXに保管していましたか。いいなぁ。ありますよね、宝物BOXって♪僕も披露しようかな?w

      意外と知られていませんが、前身となるのはマリオアーティストのサウンドボンバーなんです。この頃から基本は確立されていたんですよー。トモフミさんに存在を伝えられてよかった♪

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