さわるメイドインワリオ/DS
2004年12月に発売されたDS「さわるメイド イン ワリオ」を今回はレビューします。
DS「さわるメイド イン ワリオ」はマリオのライバルとして知られるワリオが主人公の瞬間アクションゲームです。
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- 5秒で終わるプチゲームを連続でクリアしていく。
- ニンテンドーDSのタッチスクリーンやマイクを使ったプチゲームが収録されている。
- タッチスクリーンやマイクを使ったおまけ要素も収録。
初リリース日 | 2004年12月2日 |
対応ハード | DS |
ジャンル | アクションRPG |
推定クリア時間 | 3~4時間 |
売上 | 累計126万本 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
DSの機能を活かしたプチゲーム
ニンテンドーDSと言えばタッチスクリーン!
本作ではタッチスクリーンを使った操作でプチゲームをこなしていく事になりますが、「メイド イン ワリオ」のゲーム性と非常にマッチしているんです!
まず、大きいのが直感的な操作で楽しめる事。
「メイド イン ワリオ」シリーズは簡単なゲームを素早くこなしていく関係上とっさの判断が求められるので、これは非常に大きな利点になります。
例えば「さわって!」なんてお題が出されたら画面に映る対象物をタッチすれば良いことがすぐに分かりますからね。
おかげでこれまでの作品で感じた微妙なストレスが軽減され、テンポ良く楽しめるようになりました。
ボタン操作に慣れないゲーム初心者でもすぐにルールを理解できるので、例えば脳トレから入った奥様にもおすすめの作品です。
実際、うちの母に触ってもらったところ一番最初のステージは難なくクリアして結構楽しんでいました。
これはボタン操作のゲームでは見られなかった光景です。
DSのマイク機能を活かしたプチゲーム
ニンテンドーDSと言えばマイク機能!
本作ではマイクを使ったプチゲームも収録されていました!
やっている事はDSに向かってフーフーするだけなので単純ですが、GBAでは実現出来なかった遊びなので新鮮です。
DSの2画面を活かしたムービーとプチゲーム
ニンテンドーDSと言えばタッチスクリーンやマイクだけではなく、2画面も特徴となっています。
本作では2画面も活かした作りになっていて、プチゲーム開始前のムービーではそれぞれの画面に別々の映像を映し出してストーリーを描いていました!
このようなストーリー表現はこれまでのゲームではなかなか見られなかったので新鮮でしたね。
内容の方はいつものドタバタコメディなので頭の中を空っぽにして見ることをおすすめしますw
それと、プチゲームの中には2画面をフルに活かした物も存在するんです!
1画面のプチゲームとは違って2画面を合わせて見ないとどんなゲームが挿入されたのかとっさの判断ができないので、フェイントとしても機能していると思いました。
くだらないおまけ
ある条件を満たすと様々なおまけアイテムがもらえます。
そのおまけがこれまたシュールでくだらなくて最高なんですよ!w
おまけはDSのデバイスを活かした懐かしのおもちゃと地味にハマるミニゲームの大きく分けて2種類が存在。
おもちゃはどれもくだらないので触っている時は死んだ魚の目のようになってしまいますが、こういう遊びココロは任天堂らしいと思いました。
ミニゲームでは「ピョロT」が単純ながらもタッチスクリーンを活かしたシューティングゲーム(?)で地味にハマります。
あと、おもちゃの中にはあの”ヨン様”みたいな男性を弄る「タッチドール」が用意されていました。
2004年といえば韓流ドラマが大ブームだったので勢いで入れたのかな?
中毒性抜群のサウンド
毎回、中毒性が高いBGMが収録されていますが、個人的に今作はシリーズの中で最も気に入っています!
特に好きなのが、アシュリーステージで流れるボーカル付きのBGM。
不気味な行進曲みたいな曲なんですが、何度もアシュリーステージをプレイしていると耳に残ってしまいますw
それ以外にもいくつかのボーカル曲が収録されていてBGMの面でもGBA版から進化を感じられました。
惜しいところ
ボリュームが少ない
毎回ボリューム不足の「メイド イン ワリオ」シリーズですが、今作も例に漏れずボリューム不足です。
プチゲームの種類も180と従来よりも20ほど減っており、おまけの種類もGBA「まわるメイド イン ワリオ」と比べたら劣っています。
本作はニンテンドーDSのロンチタイトルなので、どうやら開発期間が足りなかったみたい。
全体のまとめ
これまで以上にボリューム不足なのでアッサリ感は否めず、クリアだけだとあっという間に終わります。
しかし、ニンテンドーDSで初めてプレイしたのが本作だったので当時はDSの機能を活かしまくったプチゲームに驚かされまくりました。
DSの機能を活かせばこんなゲームを作れるのか!?
当時の僕はゲーム熱が低下していて大作ゲームをガッツリプレイする事はなかったんですが、そんな中で本作にはハマりました。
直感的に楽しめるので、ゲーム初心者にもおススメしたい1作です。
この作品だけでDS独自の操作を覚えることもできるので、「はじめてのWii」ならぬ「はじめてのDS」として購入するのもありかもしれません。
逆にDS熟練者が本作をプレイすると新鮮味を感じずボリューム不足に感じて酷評をしてしまうかもしれません。
“はじめてのWii”ならぬ”はじめてのDS”としておすすめ!
こんな人には特におススメ。
・DSならではのゲームを求めている人。
・すぐに楽しめるゲームを求めている人。
こんな人にはおススメできない。
・DSならではのゲームに慣れている人。
さわるメイド イン ワリオ/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約30時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
ナインボルトステージのFC風プチゲームは
なかなかの出来で一番気に入ってます
しかし自分で作るとなると結構大変ですよねコレ
ようやく1つ作りましたが、絵よりもAIが難関ですね…
ゲーム製作って大変なんだなと思いしらされます
>wandaさん
>ナインボルトステージのFC風プチゲームは
なかなかの出来で一番気に入ってます
この記事はメイドイン俺発売前に書いてしまって・・・^^;
一度開発者の立場になるとまた印象が変わってきそうですよね。
>ようやく1つ作りましたが、絵よりもAIが難関ですね…
もしかして「逝っちゃだめだ」ですか?
あれ、良い味出していますよねー!ナイス!
結構絵心もありますね^^
何故かマイニンのプラチナコインと引き換えで貰えましたので交換しました。
確かにDSの機能を生かしたプチゲームが多くてはじめてのDSと言って良いほどでした。発売されてからかなり後になってプレイしてDSらしいゲームも結構プレイしてきたとはいえ初代と操作が異なるのと最近DSらしいゲームに触れてませんでしたからそれほど新鮮味に欠けることはありませんでしたしローンチを考えるとこんなにDSならではのゲームだったとは思ってもませんでした。
ただ初代以上にボリュームが足りないのは否めませんね、あとマイニンで交換した物だとごく一部のオマケをプレイ出来ませんでした。
これをDSで初めてプレイすると様々な衝撃を味わえるんですよ~。
今でもそれなりに楽しめたようでよかったです。ボリューム不足は衝撃度である程度カバー出来ました。
マイニンテンドー版だとごく一部のおまけがプレイ出来ないんですね。ヨン様とかかな?
このゲームはDSとしては最高のローンチタイトルだと思います。
DS買ってもらったばかりのときはこれと「タッチ!カービィ」をずっとやってました!ニューマリが出るまで(^^)
難易度も低めでそこも遊びやすく1番はじめにクリアーしたメイドインワリオシリーズでした!(次点で無印)
でもWiiUのVCで遊び直したときはもうタッチやマイク操作は目新しくないので、あのヨ◯様人形などただひたすら古臭いって思いになってしまいました(^_^;)
DSの初期だからこそ輝いてたソフトの一つですね〜。
やはり、本作はDS初期にプレイしたからこそ価値を感じられる作品ですよね。
今だったら少し物足りなさを感じてしまいます。
こういう当時の空気感を知っていないと正当に評価出来ない作品って結構多いのかもしれませんね。