2018/06/05/12:00 | ゲームレビュー

スーパーボンバーマンR【レビュー・評価】アップデートによってクソゲーから定番対戦ゲームに大化けしたボンちゃんの復帰作!


スーパーボンバーマンR/Switch / PS4

2017年3月に発売されたSwitch「スーパーボンバーマンR」を今回はレビューします。

Switch「スーパーボンバーマンR」は人気アクションゲーム「ボンバーマン」シリーズの久々となる新作です。

2018年6月にはPS4/XboxOne版も発売。

※XboxOne版はダウンロード専売です。

良いところ

帰ってきたボンバーマン

ハドソンの看板タイトルだった「ボンバーマン」シリーズ。

1980年代後半から1990年代前半にかけて大人気でしたが、次第に人気がなくなり、2010年代に入ってからは新作がパッタリ出なくなりました。

スマートフォン向けには展開されるものの、物理キーを搭載したゲーム機ではなかなか発売されません。

そんな中で発売されたのがSwitch「スーパーボンバーマンR」。

それも、ファンの間でも人気が高い「スーパーボンバーマン」シリーズ最新作として発売され、大復活を遂げました!

十字型の爆風。コミカルなキャラクターデザイン。シンプルなルール。

何もかもが懐かしく、またみんなで集まって懐かしのボンバーマンを楽しめるようになったんです。

超久々の新作。

ファンでしたらそれだけで嬉しくなります♪

最大8人で楽しめる!

なんと本作。Joy-Con片手持ちでプレイすれば最大8人で対戦する事が出来るんです!

これまで発売された作品でも8人対戦はWii「ボンバーマン Wii」などで出来ましたが、そちらはWiiリモコン4本とゲームキューブコントローラ4個が必要でした。

本作の場合はJoy-Con4セットを用意するだけで8人対戦が楽しめるので、ハードルがグッと下がっています。

おまけにSwitchの携帯モードを活用すれば外出先でも8人対戦が理論上では可能なので、物凄い利点です。

まあ、携帯モードだと画面が小さすぎますけどねw

ボンバーマンは固定された画面の中で爆弾を投げ合う対戦ゲームなので、出来ればプロジェクターを使用して大画面で楽しみたい作品です。

みそボンをONにするとリタイアしてもステージ端から爆弾を投げられますぞ!

ギャグアニメ風のストーリーモード

対戦ゲームのイメージが強い「ボンバーマン」ですが、本作では1人用モードもしっかり用意されています。

全50ステージ以上も用意されたストーリーモードは定期的にイベントシーンが挿入されるんですが、ギャグアニメ調で面白かった!

正統派の白ボン。ナルシストな黒ボン。おせっかいな元気娘のピンクボン。怠け者の青ボンなど、ボンバー8兄弟と悪の組織が漫才のように話し合い、思わず「クスッ」と笑ってしまいます。

アニメーションもコミカルとスタイリッシュを融合したようなデザインで「ボンバーマン」と良く合っていて、この辺りは現代風に上手くアレンジしてきたと思いました。

人気声優を起用(なんとアメリカザリガニも!?)しているので、何ならTVアニメ化しても良いくらい。

ストーリーモードのギミック

全50ステージを順番に攻略して行くストーリーモード。

単に敵を全滅させるだけではなく、スイッチをすべて作動させたり、住人を目的地まで連れて行くなど、クリア条件が多彩なのは良かったです。

ボス戦も凝っていて、弱点を探さなければダメージを与えられず、ちょっとした謎解きを楽しんでいるかのようでした。

2017年のゲームとして見たら全体的に規則的でまだまだ練り込みが足りませんが、対戦モードの息抜きとしては良いです。

ちなみにストーリーモードは2人同時プレイに対応しています

声優とコスチュームのおかげで高まる対戦モードのお祭り感

本作の大きな特徴として人気声優の起用が挙げられます。

この声優なんですが、対戦モードのお祭り感を高めるうえではめちゃくちゃ良い方向に作用していました!

ボンバーマンは爆風に振れると「うわぁぁぁ~」とか物凄い派手なリアクションを取ります。

その時に演技力のある声優さんが叫んでくれるとめちゃくちゃ賑やかになるんですよ♪

また、勝利時の台詞もユニークでキャラ立ちさせる事に成功しています。

そんなお祭り感をさらに高めてくれるのがコスチューム要素!

がんばれゴエモン、悪魔城ドラキュラ、ツインビー、ANUBIS、メタルギアソリッド、魂斗羅。

往年のコナミゲームをモチーフにしたコスチュームが多数用意されているので、ちょっとしたコナミオールスターゲームとしても楽しむ事が出来ます。

これはハドソンがコナミに吸収された事への恩恵に感じました。

アップデートで様々な要素が追加!

本作は発売時の出来がとにかく酷かった!

操作性、カメラワークは最悪。バトルモードのルールは「いつものバトル」のみ。

ストーリーモードのステージ数はSFC版から半減。コンピュータの強さは選べない。

ジェムの入手バランスが悪い。コンテニュー時にやたらと必要なジェム。

欠点を挙げだしたらキリがなく、当ブログでもかなり厳しい評価を下していました。

が、数回にも及ぶアップデートによって別ゲーに変化したんです!

アップデートによって追加された主な内容を挙げさせて頂くと・・・

2017年3月17日(ver.1.2)
・オンラインモードでルームタイプの指定が可能に。
・プレイ全体の遅延を緩和。

2017年4月21日(ver.1.3)
・新たな対戦ステージが4種追加。
・新たなアクセサリーが2種追加。
・ゲーム全体のフレームレートが向上。
・ストーリーモードのカメラワークが調整可能に。
・バトルモードでコンピュータの強さを調整可能に。

2017年6月29日(ver.1.4)
・新たなキャラクターが3体追加。
・新たな対戦ステージが4種追加。
・新たなアクセサリーが2種追加。
・対戦ルールに「チームバトル」が追加。
・ジェムの入手量と入手機会が増加。

2017年11月15日(ver.2.0)
・新たな対戦「グランプリ」が追加。
・新たなキャラクターが10体追加。
・ストーリーモードに新ワールド「ボンバー星」が追加。
・新たな対戦ステージが2種追加。
・新たなアクセサリーが9種追加。

2018年6月27日(ver.2.1)
・グランプリに新たな対戦ルール「チェックポイント」が追加。
・チェックポイントを楽しめる3種類のメタルギアステージが追加。
・新たなキャラクターが10体ショップに追加。
・新たなアクセサリーが4種追加。

如何でしょうか?

まだ物足りない部分はあるものの対戦ステージ、ルール、キャラクターが飛躍的に増加し、操作性なども改善されたので当初の印象とは全く異なります。

対戦モードのステージ数なんて当初の21種類から10種類増えて計31種類になりましたからねw

ストーリーモードもアップデートによって10ステージ追加され、ボリューム不足が緩和されています。

リアルタイムで追い求めていた者としては駄作が良作へと変貌していく過程を眺められてある意味、面白かったw

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個人的に合わない&気になったところ

やや先祖返りしている

久しぶりの新作だからか、はたまたSwitchのロンチタイトルだからかゲーム内容はやや先祖返りしています。

バトルモードのルールは「いつものバトル」「チームバトル」「クリスタル」「チェックポイント」のみ。ルーイは廃止。ライフの概念は廃止。

アイテムも廃止している物が多く、過去作品に慣れていると物足りなさを感じてしまいます。

まだまだ微妙なストーリーモード

アップデートによってストーリーモードのゲームバランスは改善されました。

が、全体的に淡々としていて盛り上がりに欠けます。

だって爆弾を設置して地味なノロノロ動く敵を爆風に巻き込むのを淡々と繰り返すだけなんですもん!

ちょっとしたパズル要素はありますが、長いことプレイしていると単調に感じてしまいます。

コンテニュー時に必要なジェムの量が緩和された事で何十、何百も復活出来るようになったのも緊張感に欠ける要因となっていて、ついダラダラプレイをしてしまいました。

全体のまとめ

当初はあまりの酷い出来にクソゲー認定を下していました。

そんな問題作がここまで化けるとは!?

今ではSwitchの定番対戦ゲームとして愛用していて、4人以上集まったらほぼ確実に本作をプレイしています。

それだけ「ボンバーマン」は普遍的な面白さがあると思っているんですね。

本作を持っていればいつでもどこでも最大8人で楽しめて盛り上がりますので、パーティゲームとしては非常に優秀です!

アップデートによってクソゲーから定番対戦ゲームに大化けしたボンちゃんの復帰作!

こんな人には特におススメ。
・面白い対戦ゲームを求めている人。

こんな人にはおススメできない。
・1人で楽しみたい人。

スーパーボンバーマン R/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約10時間


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コメント広場の住人(14)

  1. より:

    Switchの魅力は、ファミコンのように「ジョイコン2個が最初から本体とセットで入っていてすぐに複数人プレイが可能という点」ですよね。スーファミ以降コントローラー一個しか付かなくなって、別途購入にお金掛かりましたから。

    • kentworld より:

      本当にそうだと思います。おすそ分けプレイによって本体さえ購入すれば簡単に2人対戦が出来ますもんね♪本作でもその利点をフルに活かせると思います!

  2. tanu より:

    ボンバーマンRは久々に帰って来たらクソゲーだったという悲劇から数度のアップデートをへて定番タイトルまで上り詰めたという数奇な運命のゲームですよねw
    まぁ初めからなぜ出来なかったんだって話ですけど…
    コナミはこれからCSをどうするつもりなんですかねぇ。版権手放してくれないかなぁファミリー向けの版権は任天堂に売ってくれたら安泰なのですが…

    • kentworld より:

      当初の出来からは信じられないくらい化けました!当ブログのレビューでもお気に入り度30%から70%に格上げですから!w

      本当にロンチの段階でこの完成度であって欲しかった。そうすればもっと売れていたと思います。コナミはコンシューマーにやる気があるのかないのかよくわからなくなってきましたw

  3. ホンマ💣トモフミ より:

    ボンバーマンRは驚異のアプデの連投で面白そうになりましたね(^^)
    当初はなんか物足りない印象でしたが、今の出来ですと続編(ルーイ復活希望!)も出してほしい勢いですね。

    • kentworld より:

      今はおすすめ出来るようになりました。続編は出て欲しいけど、この手の対戦ゲームって1作購入してしまうと満足してしまうので、今度は爆ボンバーマンみたいなアクションパズル路線でせめて欲しいなー

  4. AVC-M370 より:

    こういうバージョンアップでの変化情報は有難いな。
    特に何が変わったかまとめてVer何々とひとつの記事にあると便利に思う。

    このソフトは初めに大量に売れたソフトであり、当然レビューも多くなり不具合報告が特定の環境ではなく誰しも起こる不安の物だったのが痛かったな。
    発売前に何故気づかなかったのかの回答を1番もらいたい物ではあるが、取り敢えず良い対応はしているかね。

    • kentworld より:

      ありがとうございます!

      最近のゲームソフトは買い切り型でもアップデートするので、こうしてレビュー記事もアップデートしていかないといけませんね。

      この記事は2017年3月に公開しましたが、アップデートで印象がガラッと変わったのでかなり内容を変更しました。

      完成度が100%以下の状態で発売し、その後アップデートで補うやり方は好かないですけどね。個人的には次回、気を付けてくれたら良いと思っています。

  5. ほにょ より:

    アップデートで評価が一変するというのは今のソフトならではの展開だと思いますが、だったら最初からちゃんと作ってくれよというのが道理ですよね。とは言うものの、本体と同時発売のランチソフトは普通のソフト以上に開発時間の兼ね合いが難しく、妥協を強いられたまま世に出てしまうものも少なくありません。もちろんちゃんと造り込まれているソフトもたくさんあるので言い訳にもならないんですが、すべてのソフトの開発が同じように進むわけではありませんからね。

    「原点回帰」はハドソンの時代にもありました。スーパーファミコンやサターンで展開していた2Dのボンバーマンの流れが、90年代の後半になって出たPS版でリセットされたんです。みそボンもルーイもいない本当にシンプルな仕様になってしまった。それがボンバーマンランドやボンバーマンカートのようなソフトにオマケのように付いていたりもしました。この頃メインバンクだった北海道拓殖銀行が破綻したことでハドソンの経営は下り坂を転げ落ちて行くのですが、その関係なのかなぁとも思います。

    キャラ替えシステムもサターンボンバーマンの前身であるキャラバン用ソフト、「HI-TENキャラBOM」で実現していますね。キャラやグラフィックをまるまる天外魔境のものに替えた「電々の伝」というのもありました。「ランブルローズ」の日ノ本零子ボンも面白いけど、やっぱりハドソンのキャラを出して欲しい!というのが本音ではないでしょうか。やっぱり権利がばらけちゃってるのかな~。

    • kentworld より:

      ゲームソフトがアップデートされるようになってから10年以上が経ちますが、ついに評価すらも一変するタイトルが現れてきました。今後はこの流れがさらに加速するかも知れません。

      ボンバーマンはこれまでも何度か原点回帰、していましたね。ハードの移行機に多い印象ですが、大人の事情もあるんでしょうね・・・。

      キャラ替えシステムも今までに何度かみてきました。正直、本作は焼き直しの側面が強く、新鮮味はほとんど感じられませんでしたが、久しぶりの新作という事で許されてしまいますw

  6. KA より:

    最初プレイした時は酷かったですけどアップデートしてから改めてプレイしてみたらかなり改善されてました、その上ストーリモードのステージも追加されていたのも予想外でしたし。全体的に以前酷評したのを前言撤回したくなるくらいになってました。

    まさか自社の他ゲームからのコスチュームも追加してくるとはこういうコラボ要素はサタボンを彷彿されますね、旧ハドソンのキャラの方も追加されないのかな。

    • kentworld より:

      本当に酷評を前言撤回したくなりましたね!アップデートでレビュー記事を書き直したのは異例の出来事です。

      コスチュームの追加は嬉しいアップデートでした!見切り発車のお詫びも込めているのかな?

      ハドソンキャラも追加されて欲しいけど、アップデートはもう終わりそうですね。ただ、PS4/XboxOne版では専用のキャラが登場します。

  7. 匿名 より:

    おお!忘れ去られてるかなぁーと思いましたが、本当に発売前に投稿してくれるとは!いやぁありがとうございます!本当に最初は私も叩かれてばっかりだったのにここまで化けるとは思いませんでした!おk….機会があったら購入したいと思います!

    • kentworld より:

      kentworldは約束を守る男です♪

      僕もあのまま放っておくのも申し訳ないと思っていたので、記事をアップデート出来てスッキリしました♪

      この記事を参考に購入してみてください!

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