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【レビュー】デイメア:1998 [評価・感想] バイオ2の不親切な部分も再現したもう1つのリメイク作!

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デイメア:1998/PS4

おはっく~!KENT(@kentworld2 )です!

今回は2020年2月に発売されたPS4「デイメア:1998(Daymare:1998)」のレビューをしていきます。

本作は3人のキャラクター視点から展開されるサバイバルホラーゲームですが、「バイオハザード」臭が凄いです!w

肩越し視点のアクションシューティング、大量に襲いかかってくるゾンビ。

歯ごたえのある謎解き、所持出来る数に限りがあるアイテム、不足しがちな弾薬 etc…

随所で「バイオハザード」の影響を受けて作られているのが実感出来るので、同作品が好きな者としては溜まりません!

しかも本作、近年の「バイオハザード」シリーズには無い”トゲ”が随所で盛り込まれているんですよ。

「バイオハザード」シリーズも世界的に人気が出たことで近年は丸くなってきました。

ヒントの量が増えたり、どこへ行けば良いのかナビゲートしてくれたり・・・。

高難易度モードが用意されているとは言え、バランス調整に関しては誰からも嫌われないように作られている印象です。

一方、今回レビューするPS4「デイメア:1998」は違います。

「え?今時こんな不親切にするの!?」なんて言いたくなるくらいキツめの調整となっているので、1980~1990年代の理不尽なゲームにハマっていた者としてはノスタルジーに浸れました。

万人には決しておすすめ出来ませんが、昔ながらの不親切なゲームが好きな人はハマりますよ~!

ここからはそんなPS4「デイメア:1998」について詳しく書いていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • 3人のキャラクター視点から展開されるサバイバルホラーゲーム。
  • 閉塞感のあるフィールドを探索して謎を解いていく。
  • 戦闘は三人称視点のアクションシューティング形式。
初リリース日 2020年2月20日
対応ハード PS4
ジャンル サバイバルホラー
売上 初週0.7万本
推定クリア時間 15~25時間
発売元 DMM GAMES

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良いところ

初期の「バイオハザード」を良い感じに模写

全世界で高い人気を誇る「バイオハザード」シリーズ。

前述の通り本作は同シリーズの影響を受けて作られています。

でも、「バイオハザード」シリーズって今や色んなタイプの作品があるじゃないですか?

固定視点の探索型、肩越し視点のアクションシューティング、一人称視点の探索型 etc…

色々ありますが、今回レビューするPS4「デイメア:1998」はリメイク版のPS4/Xbox One「バイオハザード RE:2」に似ています。

それもそのハズ、本作はお蔵入りになった「バイオハザード2」の非公式リメイクをベースに作られているからです。

さすがにストーリーは全然違いますが、プレイしていると随所で「バイオハザード2」の匂いを感じられました。

まずそっくりだと思ったのが、閉塞感のあるフィールドで探索や謎解きを行うところ。

この感覚はまさしく初期の「バイオハザード」で、新作なのに懐かしさを感じられます。

逆にニヤリとする既視感

続いてそっくりだと思ったのが、ゲーム内の舞台となるロケーションや演出。

不気味な連絡通路。

道を塞いでいる車とゾンビの大群。

既視感のあるロビー。

「バイオハザード2」をプレイしていたら「あ!ここは見たことあるぞ!」と言いたくなるようなロケーションが続々と出てきます。

さらにニヤリとしたのが演出周り。

ゲームオーバーになったら表示される赤文字の「YOU DIED」。

各地に設置されたファイル。

どこかで見たことあるようなタイプライター。

どこかで見たことあるような難易度選択画面。

このように随所で非公式リメイク版「バイオハザード2」の素材を流用して作られています。

補足

本作に登場するタイプライターは飾りになり、セーブはHIVEターミナルで行います(オートセーブにも対応)。

良い感じに生み出しているもどかしさ

「バイオハザード」と言えば銃でゾンビを倒すのも特徴的ですよね?

本作でもその辺りは踏襲していて、「バイオハザード4」のような肩越し視点でのアクションシューティング形式となっています。

特徴的なのが、リロード周りのシステム。

本作の場合、クイックリロードとリロードが存在します。

それぞれの特徴としては

名前 メリット デメリット
クイックリロード ダッシュしながら弾薬を銃に装填出来る 手持ちの弾倉を床に落としてしまう
リロード 手持ちの弾倉を床に落とさず弾薬を銃に装填出来る リロードの速度が遅く走りながらは行えない

こんな感じ。

このような選択が出来ることで臨機応変な対応が求められ、ホラーゲームの特性とマッチしています。

昔のゲームを彷彿とする難易度の高さ

近年(2020年代)のゲームは誰でもクリア出来るように調整されていることが多く感じます。

一方、本作の場合はプレイヤーにクリアさせようとする気概を感じられませんw

初期の「バイオハザード」のように弾薬が少なめに調整されているのは言わずもがな。

それ以外にも

  • メニュー画面を開いても時間が止まらない
  • 一部の謎解きが異様に難しい
  • 隠し部屋の捜索がクリア必須
  • 幻覚による残像表現

といった感じでフラストレーションが溜まる要素が満載で、まるで昔の洋ゲーをプレイしているかのような感覚を味わえました。

人によってはストレスにしかならないと思いますが、ぼくは割と好きだったりします。

確かにイライラはするんですが、子供の頃に探り探りでプレイしていた不親切な洋ゲーを思い出すんですよ。

↑こちらはぼくのクリアデータ。

なんと、クリアまでに175回もゲームオーバーになっていまいました!w

ぼくが下手なのもありますが、体力が残り僅かでゾンビに囲まれている時にうっかりセーブをしてしまったというのもありますw

難易度ノーマルでこの有様なので、最高難易度のデイメアでプレイしたらどうなることかw

意外なくらい凝っているストーリー

ストーリーは意外なくらい凝っています。

特徴的なのが、3人の主人公を切り替えて進んでいく形式。

それぞれ異なる職業なので、気持ちを切り替えて楽しめました。

しかも淡々と切り替わるのではなく、様々な映画に影響を受けたちょっと長いムービーが挿入されることもあります。

各地にはサイドストーリーが描かれたファイルが設置されていますし、アドベンチャーゲームとしてもしっかり作られている印象です。

価格の割にボリュームがある

本作の価格は約4,000円になります。

PS4/Xbox One「バイオハザード RE:2」と比較したら半額以下。

これだけ安いとボリュームが少なく感じますよね?

ところが実際には「バイオハザード RE:2」と同等のボリューム感があったんです!

難易度は本作の方が高いので、クリアまでのプレイタイムに至っては倍近く掛かってしまいましたw

クリアタイムこそは10時間未満ですが、実際にはゲームオーバー時のプレイタイムは加算されていないので倍以上掛かっていますw

ですので、約4,000円で販売していることに驚きました。

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個人的に合わない&気になったところ

アイテム画面が見にくい

体力を回復する時などに開くことになるアイテム画面。

スマートウォッチ風のデザインをしているんですが、小さくて見にくいです!

「バイオハザード」シリーズのようにアイテムを使用するだけではなく組み合わせることも出来るけど、文字が小さくて最初はよく分かりませんでした。

アイテム画面を開いている時はゲーム内の時間が止まらずゾンビが近くに居たら襲われるのでもう少し見やすくしてほしかった。

単調なボス戦

「バイオハザード」シリーズでは印象的なボス戦が数多く用意されていますが、本作はワンパターンに感じます。

どのボスもプレイヤーに突っ込んでくるタイプで、違いはザコ敵の数やフィールドくらい。

終始、「銃を撃つ」→「距離を取る」を繰り返す感じで「もうちょっと工夫出来なかったのかな?」と思います。

理不尽な部分が目立つ

全体的に理不尽な部分が目立ちます。

個人的に納得いかなかったのがボスの咆哮。

咆哮を浴びると怯んでしまうので、周りにゾンビが居たらさあ大変!

体力をジワジワと削られてしまいます。

嫌らしいことに一度咆哮を放つと連続で放ちがちなので、そのままループしてあっという間に体力が0になってしまうことがありました。

それ以外にも

  • たまに狂う判定
  • ハマりバグ

など不親切と言うよりは理不尽な部分が目立っており、作り込みの甘さを感じます。

英語音声&日本語字幕のみ対応

本作は英語音声&日本語字幕となっています。

「バイオハザード」シリーズも初期の頃は英語音声&日本語字幕でしたが、最近は日本語音声を収録しているので不便に感じました。

アクションシューティングしながら字幕を読むのって大変なんですよ・・・。

本作の場合、意外なくらいストーリーが凝っているので尚更。

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デイメア:1998のレビューまとめ

コアユーザーが作り出したもう1つのリメイク版「バイオハザード2」。

ストーリーは異なりますが、本作をプレイしていると「バイオハザード2」が脳裏をよぎらずにはいられませんw

それも当時の不親切さも再現しているので、「バイオハザード RE:2」が生ぬるく感じた人にはおすすめしたい作品です。

ぼくの場合、イライラしながらも夢中でプレイしてしまいました!

PS4「レフト アライブ」もそうですが、こういう理不尽で難しいゲームって妙な魅力があると思うんですよ。

「20年以上前の不親切で理不尽な洋ゲーをプレイしていた頃の体験をまた味わいたい!」

そんな想いを持っている方にはおすすめします。

一方、仕事で疲れてゲームをする気力がほとんど残っていない方にはおすすめしません。

完全にコアユーザー向けのゲームなので、価格が安いとは言えプレイする場合はそれなりの覚悟が必要です。

バイオ2の不親切な部分も再現したもう1つのリメイク作!

こんな人には特におススメ。
・ホラーゲーム好き。
・高難易度ゲーム好き。
・昔の不親切な洋ゲー好き。

こんな人にはおススメできない。
・短期な人。
・ホラーゲームが苦手な人。

デイメア:1998/お気に入り度【80/100%】
プレイ時間・・・20時間

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コメント広場の住人(4)

  1. ®偉大なる完全なる絶対なるレア社大神を崇めるレア社教のレア社信者のConker the Squirrel($皿$)💵 より:

    こんな作品が発売されていたのは知りませんでした。
    面白そうです。
    バイオハザード2好きの自分は買ってみたいと思いました。

  2. ハッケヨイ=ノコッタ より:

    昨日バイオハザードre2をクリアした自分にとってタイムリーな記事だw

    タイプライターが特に似てますね。そんな部分も似せるとはw
    全体的にリスペクトを感じますね

    • KENT より:

      おお!それはタイムリーですね!

      タイプライターはそっくりでビックリしましたよw

      バイオハザード2っぽさが半端ないですw

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