あぁ・・・いいなぁ。
2009年2月に800円で配信されたPS3「Flowery(フラアリー)」。
2014年2月にはPS4版、PSVITA版も840円(税込)で配信され、僕はPS4版を購入しました。本記事では本作のレビューをしていきます。
超癒される魅力的な世界観!
このゲームは非常にシンプルな内容です。
一枚の花びらを操作して、まだ咲いていない花に当たって行くだけですからね。
ゲームとしては非常に薄く、ミニゲームレベルなんですが、沢山の花に当たって行くと花びらの群れが出来上がり、その光景が凄く幻想的でプレイしていると癒されてしまいます。
世界観も真っ青な空の野原など、凄く良いですね。
個人的にこういう自然がいっぱいの世界観は大好き♪
BGMはピアノによるシンプルなサウンドで、癒し効果がありました。
音響による拘りも凄く、ヘッドフォンやスピーカー、AVアンプを使ってプレイするとさらに癒されると思います。
このように本作は癒し要素が強い作品で、元気が無い時にプレイしたいヒーリングゲームと言っても良い作品に感じました。
グラフィックはそこまでテクスチャが凝っているようには見えないものの、色使いが鮮やかで綺麗な印象です。PS4版では60fpsで動くのが嬉しい。
癖のある操作性
このゲームの操作は非常に独特な物になっています。
移動こそは右スティックで行いますが、花びらを傾けるにはコントローラや本体を傾ける必要があり、慣れるまでに少し時間がかかりました。
慣れてからはさほど問題には感じませんでしたけどね。
SIEのゲームという事で、本体の機能を活かしたかったのでしょう。
様々なステージが存在!
実は本作、ステージクリア制だったりします。
といっても難易度は低めで、特定の花にだけ当たれば良いし、制限時間もありません。
すべての花に当たる事でトロフィーが貰えるので、やり込みたい人だけどうぞ。って感じの作りになっています。
ステージは昼の草原だけではなく、夜の草原や街、崖などそれなりにバリエーションがあり、強制的に移動するようなエリアや電気を作動させるなどのギミックもあってプレイヤーを飽きさせない努力は感じられました。
とは言えプレイしていると眠くなる
癒し要素が強い作品なので一概に悪いとは言えませんが、やはり、これだけシンプルで緩い内容だと、プレイしていると眠くなって来ますね。
クリアまでのプレイタイムは2~3時間程度なんですが、1ステージの長さはそこそこあってピアノサウンドの心地良さと相まって眠くなって来ました。
色々なギミックがあるとは言っても、基本は花びらに当たるだけですしね。
全体のまとめ
ハッキシ言って中身は非常に薄い作品。
個人的にこういう雰囲気重視の作品は合わない事が多いんですが、世界観がど真ん中ストライクで、最低限の楽しさは備えられているのでそれなりに楽しむ事が出来ました。
難しいゲームに疲れた時。現実世界に疲れた時の息抜きとしては良いゲーム。決して攻略目当てで購入してはいけません。
こんな人には特におススメ。
・疲れている人。
・雰囲気ゲー好き。
こんな人にはおススメできない。
・歯ごたえのあるゲームを求める人。
Flowery/フラアリー/お気に入り度【60/100%】
プレイした時間・・・約3時間
このゲーム、2年くらい前に買ったのですが最初のステージで残りの花が見つからずそこで積んでますw
癒される反面、結構スピード感もあった気がしますね。