2019/03/17/12:00 | ゲームレビュー

ワンピース ワールドシーカー(OPWS)【レビュー・評価】ONE PIECEの皮を被ったクラシックで地味にハマるオープンワールドゲーム!


ONE PIECE WORLD SEEKER/PS4

おはっく~!kentworld(@kentworld2 )です!

今回は2019年3月に発売されたPS4「ONE PIECE WORLD SEEKER(ワンピース ワールドシーカー)」のレビューしていきます。

本作は人気アニメ・漫画「ONE PIECE」を題材にしたオープンワールドアクションゲームですが、まるで10年以上前のゲームをプレイしているような感じでした!w

それだけオープンワールドゲームとして古臭く、現実が理想に追いついていません。

が、「ONE PIECE」ならではのゴムゴムアクションによって地味な面白さを感じられました!

そんなPS4「ワンピース ワールドシーカー」の良いと思った点からまずは書いていきます。

▼このゲームを3行で説明すると?

・人気アニメ・漫画「ONE PIECE」を題材にしたオープンワールドゲーム。
・広大なフィールドで様々な依頼をこなしていく。
・メインミッションの他にサイドミッションも存在。

良いところ

ジャンプのキャラゲーなのにオープンワールド!?

まずはこちらのスクリーンショットをご覧ください。

開放的なフィールドであることが分かりますよね?

なんと、本作ではロード時間なしで見えているほとんどのところに行けるんです!

これぞオープンワールド!

嬉しいのが、「ONE PIECE」のキャラゲーでオープンワールドマップを実現しているところ。

ぼくが知る限り、「ONE PIECE」のキャラゲーでここまでのオープンワールドマップを実現している作品は見たことがありません。

「ONE PIECE」と言えば原色で明るい世界観が特徴的な作品です。

そんな世界がオープンワールドになって自由に探索出来るって最高じゃないですか!?

個人的に明るくて開放的な世界観は大好きなので、それだけで本作は大きく点を稼いでいますw

狭いけど多彩なロケーション

本作の舞台となるジェイルアイランド。

この島はそこまで広くありませんが、魅力的なロケーションが満載でした!

のどかな農地!

香港を彷彿させる横看板と高層ビルが立ち並ぶ市場!

冒険心をくすぐる渓谷&鉱山!

さらには隠しステージとして空島も用意されています。

繰り返しになりますが、これらのロケーションをロード時間なしで行き来出来るのが嬉しいですね!

欧米ゲームに慣れていたら当たり前に感じがちですが、国産のキャラゲーでそれを実現している作品はほとんどありませんから。

ゴムゴムのロケットによるワイヤーアクションが楽しい!

とは言えオープンワールドゲームはありふれていますよね?

いくら「ONE PIECE」が題材になっているとは言えオープンワールドマップを走り回れるだけでは芸がありません。

そういう意味で本作はゴムゴムのロケットによるワイヤーアクションが最高でした!

ゴムゴムのロケットはいわゆるグラップリングフックの役割を果たし、頭上の突起した部分を掴んで一気に上昇することが出来るんです!

しかもスキルを開放すればゴムゴムの遠心力によって大ジャンプ&滑空することが出来ます。

これを繰り返しながらオープンワールドマップを移動するのがとても楽しく、例え目的地が500M先でもあっという間に向かうことが出来るんです!

メディアプレイヤー機能を使えば好きな曲を流しながら移動出来ますぞ!

素材集め&お使いが楽しい!

本作は数多くのメインミッション&サイドミッションが用意されています。

が、大半はお使いなんです!!!

○○へ行け!○○を○個集めろ!

そんなミッションばかりで、悪い意味で欧米のオープンワールドゲームを参考にしています。

しかし、前述のワイヤーアクションが気持ち良いので地味にハマってしまいました!w

特に好きなのがサイドミッションの並行プレイ。

サイドミッションの多くはクリア必須ではなく、ゲームを有利に進めるための寄り道に過ぎません。

そのため能動的にプレイすることが出来るので、やらされている感がありませんでした!

むしろ「いかに効率良くサイドミッションを連続でクリアしていくのか?」の駆け引きが熱く、夢中でプレイしてしまいます。

大雑把だけど癖になる戦闘のバランス

ONE PIECEと言えばバトル!

という訳で本作でも戦闘が用意されていますが、全体的に大雑把な作りでしたw

ザコ敵は□ボタン連打のゴリ押しで勝てる一方、メインミッションの中盤以降は理不尽な印象が高まってくるんです。

以下、本作の戦闘で理不尽に感じた部分を挙げていきます。

・敵が倒れてから起き上がるまでの無敵時間が長い。
・ロックオンシステムが搭載されていない。
・中盤以降は宙に浮いている敵が多く、近接攻撃を当てにくい。
・中盤以降は敵の攻撃力がインフレ化する。
・突発的な遠距離攻撃をしてくる敵が多い。

こうして書くと微妙に感じてしまう方も出てきそうですね・・・。

確かに万人受けしにくいバランスですが、スキル&装備を使ってキャラクターを強化していけば一気に難易度を落とすことが出来るんです!

なので、当初は大苦戦した敵もちょっとキャラクターを強化すれば楽勝に勝てるなんてこともありました。

攻撃がヒットした時の効果音はマンガチックで気持ち良いですし、本作の戦闘は大雑把だけど癖になる面白さを感じます。

劇場映画のようなストーリー

気になるストーリーですが、島の中で繰り広げられる派閥争いに介入するような感じでした。

ポイントなのが、家族間が絡んだ派閥争いであること。

主人公のルフィは片方の陣営を味方することになりますが、そこでは家族を失った悲しい過去を持ったジャンヌと出くわすんです。

彼女に感情移入出来るのかどうか?

それ次第でクリア後は余韻に浸れるのか変わって来ます。

ストーリー自体は綺麗に完結するので、まるで劇場映画を観ているかのようでした。

スポンサーリンク

個人的に合わない&気になったところ

オープンワールドゲームとしては古臭い

本作は最新のオープンワールドゲームと比べたらあまりにも古臭いです。

イメージ的には2007年に発売されたPS3/Xbox360「アサシン クリード」を今更プレイしているような感じ。

そう感じてしまうのは、オープンワールドゲームにしては出来ることが少ないから。

以下、本作で出来る主な要素を挙げていきます。

・メインミッションを攻略する。
・サイドミッションを攻略する。
・素材を集める。
・各地に隠された宝箱を開ける。
・各地を彷徨いている海軍&海賊を倒す。

最近のオープンワールドゲームでトレンドのランダムイベントはありませんし、収集アイテム集めやミニゲームもありません。

それでいてフィールドのギミックは少なく、移動や戦闘、素材収集をひたすら繰り返すだけでした。

また、オープンワールドにしては狭く、大半の民家は中には入れません。

ただ、前述の通り本作はワイヤーアクションが楽しいので、単調でもついついプレイを続けてしまう魅力はあります。

ゲームシステムがシンプルだからこそオープンワールドゲーム初心者にはおすすめ出来ますし、「ONE PIECE」好きの子供がプレイする分には良いかなと。

キャラゲーとしての魅力が薄い

ただ、本作は「ONE PIECE」好きには訴求しにくく感じます。

以下、キャラゲーとして本作を見た場合の気になった点を箇条書きで挙げてみました。

・フルボイスではなく、ここぞという時にしか喋らない。
・リアルタイムのイベントシーンではキャラクターが棒立ち。
・プレイアブルキャラクターがルフィのみ。
・戦闘の作り込みが今一歩。

ボイスがほとんどない&棒立ちなのは、ストーリーのプロットが魅力的なだけに惜しく感じます。

プレイアブルキャラクターがルフィのみで戦闘の作り込みが今一歩なのは、メインターゲット層を考慮に入れると厳しいです。

全体のまとめ

「ONE PIECE」を題材にしたオープンワールドゲームを作ろう!

そんな心意義は伝わって来る内容で、今までのジャンプゲーでは味わない体験が出来ました。

しかし、オープンワールドマップを作るだけで疲れてしまったのでしょうか?

オープンワールドゲームとしてみてもキャラゲーとしても妥協している部分が多く、中途半端に感じます。

これではオープンワールドゲーム好きにもキャラゲー好きにも訴求しにくく、あまり高く評価される作品には感じられません。

個人的には単調さを感じながらも移動の快適さによって地味にハマりました!

この感覚、初代「アサシン クリード」に近い!

ストーリーも魅力的ですし、お世辞にも良作とは言い難いのですが、光るものは感じられる作品です。

本作をベースにコンテンツやプレイアブルキャラクターの増加、システムの改善、フルボイス化を果たしたら化けるかも!?

ONE PIECEの皮を被ったクラシックで地味にハマるオープンワールドゲーム!

こんな人には特におススメ。
・ONE PIECEの広大な世界を飛び回りたい人。

こんな人にはおススメできない。
・AAA級タイトルが基準になっている人。
・ONE PIECEのキャラクター性を重視している人。

ワンピース ワールドシーカー/お気に入り度【60/100%】
プレイした時間・・・約15時間

▼ハードメーカー別レビュー記事リスト

PS Nintendo
Xbox その他

created by Rinker
バンダイナムコエンターテインメント

,

 

コメントする

初めての方もコメント大歓迎!何か伝えたい場合、お気軽にどうぞ(^o^)でも、荒らしや誹謗中傷コメントはご勘弁(>д<) 頻繁にされる場合、ログを取って法的な措置を取らせて頂きます。

コメント広場の住人(6)

  1. T・A より:

    ワンピース好きじゃない自分でも楽しめますかね?
    後今回のワンピースはある意味キャラゲー初(?)のオープンワールドと考えたらいいですか?
    操作キャラはルフィだけですかね?
    何か質問ばっかですみません

    • kentworld より:

      ストーリー性はそんなに高くないので、ワンピース好きじゃなくてもそこは気にしなくて良いと思います。

      操作キャラはルフィだけになります。

      キャラゲーのオープンワールドゲームとしてはスパイダーマンやバットマンがあるので初ではありません。

      ジャンプのキャラゲーとしては実質、初だと思います。

  2. トミマル より:

    なんか本当初期のオープンワールドって
    感じですね聞いてる限りは笑。
    でもやっぱりワンピースのゲームは
    キャラゲーなんでプレイアブルキャラは妥協してほしくなかったですね。
    本当pvとか見たり感想聞いてると
    仲間今回出てこなくてもよくね?
    って思ってしまいます笑笑。

    • kentworld より:

      個人的には初期のオープンワールドゲームを彷彿してノスタルジーに浸れるところがありましたw

      仲間との共闘感はありませんでしたねぇ・・・お金を掛けられなかったことが随所で感じられる作品です。

  3. hachi より:

    「移動操作が面白そう!でも、海外の評判があまり良くない……」という理由で悩んでいたのですが、「地味にハマる」「癖になる」というキーワードと追加されたgif動画に惹かれて、今日、購入しちゃいました。
    (ついでに「ジャッジアイズ」も購入しました)

    レビューを見た感じ、戦闘でロックオンシステムなしのところが自分にとって一番のマイナスになりそうですが、その分、移動操作で楽しめればいいなと思ってます。

    • kentworld より:

      おお!この記事を読まれて興味を持ちましたか!?

      海外レビューはAAA級のオープンワールドゲームと比較しているからあんな点数になっているんだと思います。

      比較対象を別のところにしたらまた印象が変わってくる作品です。

      ロックオンシステムがないのは、TPSの要素を中途半端に盛り込んでしまったからなんですよ(^_^;)

コメントする

初めての方もコメント大歓迎!何か伝えたい場合、お気軽にどうぞ(^o^)でも、荒らしや誹謗中傷コメントはご勘弁(>д<) 頻繁にされる場合、ログを取って法的な措置を取らせて頂きます。

関連記事

ポケモンスタジアム金銀【レビュー・評価】攻略本やパーティゲーム代わりにもなるシリーズの最終形態!
戦国無双 Chronicle【レビュー・評価】草刈りゲーからの脱却に成功!
アーケードアーカイブス VS.スーパーマリオブラザーズ【レビュー・評価】微調整で難易度が激的に上昇したバージョン違い。
スプラトゥーン【レビュー・評価】アクションシューティング界の常識を打ち破ったエポックメイキングな作品。
アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝【レビュー・評価】少々蛇足だが、あらゆる部分が進化した続編の名に偽りない作品
キングダム ハーツ 0.2(KH0.2 BbSFM)【レビュー・評価】PS2とPS4の違いを実感出来るうえに「III」への期待が高まる小規模作品!
バイオハザード7 DLC「NOT A HERO」【レビュー・評価】本編のボリューム不足を穴埋めする1年遅れのエクストラモード!
スーパーマリオギャラクシー2【レビュー・評価】前作から洗練されたリニア式3Dマリオの最高傑作!
レッド・デッド・リデンプション:アンデッド・ナイトメア【レビュー・評価】西部劇×ゾンビの組み合わせが斬新な爽快TPS!
どうぶつの森【レビュー・評価】N64最後の名作!