1991年7月に発売されたSFC「がんばれゴエモンゆき姫救出絵巻」を今回はレビューします。
SFC「がんばれゴエモンゆき姫救出絵巻」はアクションゲーム、
「がんばれゴエモン」シリーズのスーパーファミコンでは1作目となる作品です。
旅をしている感覚を味わえる
本作の舞台となっているのは、江戸時代風の日本。
本作ではそんな江戸時代を美しく描いていて、夕焼けに染まる田舎町、
巨大な橋、琉球のお城など、様々な日本の風景を見る事が出来て本当に旅をしているかのようです。
BGMは和風テイストで、お祭りらしい曲。不気味な曲など、世界観に良く合っています。
昔のゲームらしい歯ごたえ
このゲームの難易度は、かなり高いです。各ステージは手前と奥に移動できる街ステージ。
完全2Dのアクションステージ。ボスと戦うボスステージから構成されているんですが、
嫌らしい攻撃をしてくる敵が満載で、アクションステージでは初見殺しの罠もあるから、
死んで覚えるゲームと言っても過言ではありません。
しかも昔のゲームらしく残り人数がゼロになってゲームオーバーになったら
かなり前に戻されてしまうので、緊張感もしっかりとあります。
2人協力プレイにも対応しているので、腕に自信が無いのであれば誰かと一緒にプレイしましょう!
過剰なくらい用意されたミニゲーム
このゲームには異常なくらいのミニゲームが用意されています。
ゲームで言う3面のからくりアイランドには沢山のアトラクションが用意されており、
そこでは本当に沢山のミニゲームで遊べました。
もぐら叩き、真剣衰弱、競馬、宝くじ、ブロック崩し、ホッケー、3D迷路。
そして極めつけにはあの名作シューティングゲーム、
「グラディウス」を再現したミニゲームを遊ぶ事が可能で、
サービス精神に溢れています。本作が発売されたのは1991年。
そんな時代にゲームの中で実在するゲームを一部ながらも遊べるとは、とんでもない事です。
隠し部屋が満載!
がんばれゴエモンシリーズと言えば、隠し部屋!
本作にもゲームクリアとは関係のない隠し部屋が各ステージに隠されています。
見つける事で有利に進められるので、出来れば見つけたいところです。
このような隠し要素がある事によってゲームの奥が深くなり、探索する意欲が増しました。
不便なパスワード制
本作はスーパーファミコンソフトでありがらも、セーブは出来ません。
その代わりパスワード制を採用しているんですが、ちょっとややこしいシステムで不便です。
時代が時代なだけに、セーブ方式を採用してほしかった(次回作からは改善されますが)。
術の存在意義が薄い
各キャラクターは術を使うことができます。しかし、巻物を10本消費するうえに
術は次のステージへの持ちこしは出来ず、しかも「道場」で術を習得しなければいけないので、
使うまでの手順が面倒でイマイチ存在意義を感じませんでした。
とにかく雰囲気が素晴らしい作品。ファミリーコンピュータでは
表現出来なかったゴエモンの世界観を本作では見事に表現しています。
難易度の高さと相まって、個人的な思い出の一作。
こんな人には特におススメ。
・死んで覚えるアクションゲーム好き。
・和風好き。
こんな人にはおススメできない。
・アクションゲームが苦手な人。
がんばれゴエモンゆき姫救出絵巻/お気に入り度【80/100%】
プレイした時間・・・約15時間
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ゆき姫救出絵巻は子供の頃に遊んだソフトなので、いまやると涙がちょちょ切れそうになりますw
適度なコミカルさがまたいいんですよね~。
隠し部屋があるとか全然知らなかったです。
各ステージ注意深く探してみないと駄目だなこりゃ(^_^;)
>kojiさん
僕もこのゲームは幼い頃にプレイしたので、
思い出深いタイトルだったりします♪
ゲーム自体の雰囲気も懐かしさ満載で大好き。
隠し部屋、探すと結構あるんですよー。
難しいゲームなので、見つかった時の喜びが大きいです!
昔、GBA版をやった時はクリア出来なかったのですが、
VCのセーブ機能のお陰でなんとかクリア出来ました。
遊びやすさという意味では、次作のマッギネスの方が良いですよね。
新作が出ないのはやっぱり寂しいです…w
>隣の飼いケルベロスさん
そうですね、このゲームは
ファミコン時代の遊びにくさがまだ残っています。
今のユーザーには受け入れにくいでしょうね。
僕もバーチャルコンソール版でクリア出来た一人ですw
ゴエモン新作、出して欲しいなぁ。
僕もずっとさみしい思いをしていますよ。