2019/03/15/7:00 | ゲームレビュー

シュタインズ・ゲート 線形拘束のフェノグラム【レビュー・評価】シュタゲワールドの広がりを感じられるオムニバス作品!

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STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム/PS3 / Xbox360 / PSVITA
STEINS;GATE ダイバージェンシズ アソート/Switch

おはっく~!kentworld(@kentworld2 )です!

今回は2013年4月に発売されたPS3/Xbox360「シュタインズ・ゲート 線形拘束のフェノグラム」のレビューをしていきます。

本作は科学アドベンチャーゲーム「シュタインズ・ゲート」のファンディスク第2弾となる作品ですが、シュタゲワールドの広がりを感じられるオムニバス作品でした!

本編とは異なる視点から様々な短編ドラマが繰り広げられるので、もっとシュタゲの世界に浸っていたい人には溜まらない作品です。

「比翼恋理のだーりん」とは違って出血や死の描写もあるので、シリアスな展開を求めている人も注目ですよ~!

そんなPS3/Xbox360「シュタインズ・ゲート 線形拘束のフェノグラム」の良いと思った点からまずは書いていきます。

※2013年11月にはPSVITA版が発売。
※2019年3月には本作を収録したSwitch「シュタインズ・ゲート ダイバージェンシズ アソート」が発売。

▼このゲームを3行で説明すると?

・科学アドベンチャーゲーム「シュタインズ・ゲート」のファンディスク2作目。
・本編に登場した様々な脇役たちの視点から物語が展開される短編集。
・シナリオはアンロック式で、読み進めていくことで徐々に解禁されていく。

良いところ

主人公が異なる短編シナリオを10以上収録!

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「シュタインズ・ゲート」(以下、シュタゲ)の大前提ってなんだと思いますか?

ぼくは岡部倫太郎(以下、オカリン)の視点から描かれることだと思っています。

本作の場合、シュタゲワールドに登場する様々なキャラクターの視点から物語が描かれているんです!

牧瀬紅莉栖、椎名まゆりといったメインヒロインはもちろん、橋田至、天王寺裕吾なんて濃い男性キャラクターの視点から描かれることもあります!w

正直なところ、本作が発売された時点でシュタゲシリーズにはマンネリを感じていました。

本編だけではなく、ファンディスクやTVアニメ、映画なんて横の展開が進んでいましたからね。

一体、いつまでシュタゲで引っ張るのか?

そんな感じで飽き飽きしていたんですが、主人公が変わる本作の場合は新鮮に楽しめました!

しかもシナリオのジャンルはシリアス系なので集中して進めてしまうw

「比翼恋理のだーりん」なんてファンディスクを出した後だったのでどうなるのかと思いましたが、こんな形で展開するとは!?

ラボメンの数だけ物語がある。

これは本作のキャッチコピーになりますが、本当にそんな感じの作品でした!

各キャラクターの本音が垣間見れる!

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主人公が変わることで何が変わるのか?

色々ありますが、特に大きいのがその人の心を覗けることだと思います。

特に注目なのが、牧瀬 紅莉(クリス)が主人公の「黄昏色のソーテール」

このシナリオでは彼女が本編の主人公であるオカリンのことをどう思っているのかを確認すること出来ます。

なので、「クリスはこの頃にはオカリンのことをこう思っていたのか!?」と感じることが出来ました。

この感情は本編のトゥルーエンディングを見たあとだからこそ生まれてくるものなので、そういう意味ではファンディスクらしいですね。

橋田至が大活躍!?

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オカリンの相棒として知られる橋田至(以下、ダル)。

これまでの作品では脇役という印象でしたが、今作では彼にもスポットが当たっていました!

彼が主人公のシナリオが収録されているのはもちろん、阿万音鈴羽のシナリオ「幽霊障害のランデヴー」でも大活躍します。

あまりにも優遇されているので、思わず突っ込みを入れてしまいたくなるくらいw

でも、最後は切なく、ちょっとした余韻に浸ることが出来ました。

コメディ色も強いシナリオなので、なんか不思議な魅力を持っています。

様々なシナリオライターが執筆したことで生まれるオムニバス感

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実は本作のシナリオは様々なライターが担当しています。

本編のシナリオを手掛けた林直孝氏はもちろん、打越鋼太郎氏などアドベンチャーゲーム界では有名な方々が携わっているんです!

そのためオムニバス作品の側面が強く、それぞれのシナリオに異なる良さを感じました。

ちなみに各シナリオで描かれる舞台は本編にも登場した世界線の裏側であることもあれば本編とは異なる世界線であることもあります。

完全に割り切ったゲームシステム

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毎回、様々なゲーム要素を盛り込んでくるシュタゲシリーズ。

今作では完全に割り切っており、普通にゲームを進める分にはテキストを読み進めるだけで良くなりました。

なので、ゲーム性は皆無と言っても過言ではないと思います。

「ゲームとしてそれはどうなの?」と感じなくもないんですが、今作はファンディスクです。

今更ゲームシステムを凝ってもあまり意味を感じられないので、それだったら完全に割り切って読み進めるだけでも良いのかなと思いました。

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個人的に合わない&気になったところ

出来の良さにバラツキがある

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今作はオムニバス作品で、様々なシナリオライターが携わっています。

が、オムニバス作品の宿命なのでしょうか?

それぞれのシナリオは出来にバラツキがあり、中にはイマイチな物もありました。

問題なのが、後に選べるシナリオほど面白くなる訳ではなかったこと。

最後のシナリオでドーンと大きな感動があったら本編のような余韻に浸ることが出来たんですけどねぇ。

個人的にはイマイチだったので、竜頭蛇尾な印象を持ってしまいました。

続投した面倒な収集要素

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「比翼恋理のだーりん」にもあったメールリスト。

今作でも続投を果たし、実績やトロフィーをコンプリートするにはメールリストを100%にしなくてはいけません!w

前作ほどではないにしろ、やはりこれは面倒。

今までに受け取ったメールリストを前作同様見る事が出来るのでコンプリートは難しくありませんが、やり込み要素としては楽しいものではありません。

まあ、実績やトロフィー機能を搭載しているからにはある程度は面倒なやり込み要素を入れないといけないのかもしれませんが。

全体のまとめ

全体的には普通に面白い作品。

今作をプレイして改めてシュタゲは費用対効果が高いコンテンツなんだと思いましたw

シュタゲはタイムリープもので様々な世界線が存在するので、いくらでもスピンオフ作品を作り出せますからね。

そのため二次創作も盛んなんですが、今作は公式がそれをゲームという媒体でやっているような気がしました。

あくまでも小説の延長線上として作られている印象で、Wii「428 〜封鎖された渋谷で〜」のザッピングシステムみたいな凝ったシステムは搭載されていません。

完全に割り切って作られたファンディスクで、もっとシュタゲの世界に浸っていたい人向けの作品。

個人的には本編の作風に寄せている分、「比翼恋理のだーりん」よりも楽しめました!

それでも本編には遠く及ばない満足度ですが、プレイして良かったです!

シュタゲワールドの広がりを感じられるオムニバス作品!

こんな人には特におススメ。
・シリーズのファン。

こんな人にはおススメできない。
・本編未プレイの人。
・ゲーム的な要素を求める人。

シュタインズ・ゲート 線形拘束のフェノグラム/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約16時間

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PS Nintendo
Xbox その他

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コメント広場の住人(2)

  1. マッドタダ より:

    kentさんの記事通りフェノグラムは色々なシナリオライターが書いているのでダーリンよりかはさらにぶっ飛んでいるストーリーあり良かったルートもあれば?なルートもありましたね。
    ほぼ全てのルートは1本道だったので幾つかのルートでは別ドエンドもほしかったかなとおもいました。

    • kentworld より:

      複数のシナリオライターが携わっていると、どうしてもバラツキが出てしまいますねw

      そこが本作の良い点でもあれば悪い点でもあるような気がします。

      分岐は一切なく、ゲームシステムは完全に割り切っていましたね。

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