Super Exploding Zoo(スーパー エクスプローディング ズー)
2015年8月にPS4/PSVITA向けに配信されたダウンロードタイトルです。価格は約1,400円。
PS Plusのフリープレイタイトルになっていたので、少しずつプレイしてクリアしました。
本記事では本作のレビューをしていきます。
本作のルールは、何故か爆発できる動物を引き連れてタマゴを防衛して行くアクションゲームです。
タマゴを襲おうとしているのは、エイリアン。少しずつタマゴに近づいていくので、
プレイヤーは襲われないよう動物をエイリアンに突進させてダメージを与えていく事になります。
もちろん、爆発するとその動物は消えるので捨て身です。
連れている動物の数が0になると操作できるキャラクターがいなくて
ゲームオーバーなので、最低1体残しておく必要があります。
時間を止めてそれぞれの動物にどこへ向かえば良いのか命令する事が可能なので、
ゲームジャンル的にはRTS(リアルタイムストラテジー)に近いですね。
ある程度ゲームを進めると、様々な能力を持った動物を引き連れていけるようになります。
特定の壁を乗り越えられるサル。川の足場になってくれるワニ。
台に乗ると敵の動きを遅くしてくれるライオン等など。
それぞれの動物によって攻撃力が異なるので
どの動物を使って敵に攻撃するのか考える必要もありました。
また、動物によっては行きにくい場所に眠っていたりするので、
どうやって引き連れていくのか攻略の手順を踏む必要もあります。
これらの要素によってパズルとリアルタイムストラテジーが
上手く融合している!と言いたいところなんですが・・・
能力が異なる様々な動物が存在して、それぞれにどこへ行けば良いのか命令する事が可能。
これだけ聞いてしまうと頭を使って面白そうに感じますが、
肝心のステージは眠っている動物を叩き起こして
大勢でエイリアンに向かって体当たりすればクリア可能な底の浅いものばかりで、
せっかくのリアルタイムストラテジー要素を活かしていないと思いました。
ある程度進めたらそれぞれの動物に命令して
役割分担をさせるなどそこそこ頭を使うステージが出てきたものの、
それまでに面白さを感じず止めてしまう人がほとんどだと思いますし、
面白くなって来たと思ったらモーション機能を使ってパンダをコロコロ転がして敵に攻撃したり、
ロケットを発射して敵に攻撃したりと底の浅い体当たりゲームに戻ってしまい、
何をやりたかったのかサッパリ分かりません。
見た目が可愛いので、あまり難しい事を考えられない子供に向けて作ったのかな?
海外の方はこのデザインが可愛いと思っているのでしょうか?
日本人からしたら微妙に外した感じで不気味にも感じます。
不気味に感じてしまうのは、左右の黒目が離れているから。
中央に寄ってくれたら少しは可愛くなるんだけどなぁ。
収集要素としてシールやポストカードが存在しますが、このデザインだと集めても嬉しくないなぁ。
メニュー画面が移動方式なのは面白いですね。
ステージ選択、モード選択ともキャラクターを動かして施設へ向かう事で出来ます。
また、メニュー画面のフィールドにも行きにくい場所にシールが隠されているのもちょっと良いですね。
面白くなるポテンシャルは秘めているものの、
それを活かしたステージが少なくて勿体ない作品です。
とは言え、気軽に遊べるのでPS Plusのフリープレイで遊ぶ分には有意義な作品でした。
こんな人には特におススメ。
・爆発したい人。
こんな人にはおススメできない。
・すぐに面白くならないとダメな人。
Super Exploding Zoo(スーパー エクスプローディング ズー)/お気に入り度【50/100%】
プレイした時間・・・約5時間
※当ブログでこれまでにレビューしたタイトルの一覧はこちら をご覧下さい。
※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。
【人気ブログ】( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)【ランキングへ】