2018/12/03/7:00 | ゲームレビュー

ピクミン2【レビュー・評価】ローグライクゲームに変貌した前作とは似て非なる続編!

a8b4fa97.jpg
ピクミン2/GC / Wii

おはっく~!kentworld(@kentworld2 )です!

今回は2004年4月に発売されたGC「ピクミン2」のレビューをしていきます。

本作はCMソングで話題を集めたAIアクションゲーム「ピクミン」の続編ですが、前作が合わなかった人にはおすすめしたい作品です!

とにかく前作の不満点を「これでもか!」と言うほど解消した力作ですからね。

しかし、前作が好きだった者としては合わない部分が多くありました。

そんなGC「ピクミン2」の良いと思った点からまずは書いていきます。

※2009年3月にはWii向けにアレンジした「Wiiであそぶピクミン2」が発売されました。

▼このゲームを3行で説明すると?

・ピクミンを連れ歩いてお宝を集めていくゲーム。
・今作では入る度に地形が変わる地下洞窟の探索がメイン。
・地下洞窟では制限時間がないためじっくり探索出来る。

良いところ

前作で不評だった点を徹底的に排除した姿勢

CMソングによって知名度が非常に高かったGC「ピクミン」。

しかし、肝心のゲーム内容はゴリゴリに尖っていたためプレイしたユーザーからは数多くの不満点が挙げられました。

以下、不満点として挙げられやすい要素になります。

・ボリューム不足
・制限時間
・難易度の高さ
・図鑑機能なし

確かにこれらの要素は人によっては欠点になると思います。

ステージ数が少ない!制限時間が邪魔!

難易度が高くてすぐにピクミンが犠牲になる!

生物などの設定が細かいのに図鑑機能がない!

「ピクミン1」はとにかく職人気質で古典的な作りだったので2001年の作品にしては硬派過ぎました。

a8b4fa97.jpg

そんな中で発売された今作は前作で不評だった点を徹底的に排除してきたんです!

おかげで前作よりは万人向けになりました。

前作で不評だった点を徹底的に排除した姿勢に関しては高く評価したいですね。

ローグライク的な要素が詰まった地下洞窟

前作で不評だった少ないボリュームはどうやって改善したのか?

一番大きいのが新たに加わった地下洞窟ステージの仕様になります。

地下洞窟ステージは10種類以上が存在し、入る度に地形が変わるんです!

しかもいくつかの階層に分かれており、ステージによっては10階以上もあります。

本作はこの地下洞窟ステージの攻略がメインになるので、「風来のシレン」みたいなローグライクゲームっぽくなったんですね!

おかげでボリューム感が一気に増し、単純にクリアまでのプレイタイムを見ても前作比で見ると2~3倍になります。

じっくり楽しめるようになった

制限時間、大っ嫌い!

そんな方に朗報!なんと、今作の地下洞窟ステージでは制限時間が存在しません。

そのためじっくり探索出来るようになりました。

「上手い!」と思ったのが、制限時間が存在しないのは地下洞窟ステージのみに留まっていること。

地上ステージではこれまで通り制限時間が存在するので設定上の矛盾が生まれないようになっています。

また、地下洞窟ステージでの制限時間廃止によって難易度も緩和され、前作で挫折した人も楽しみやすくなりました。

敵も弱体化していますし、明らかに前作よりも万人向けになっています。

ただ・・・(個人的に合わない&気になったところに続く)

より身近になったお宝のデザイン

今作の目的はお宝を集めてお金を稼ぐこと!

そのために地下洞窟まで潜ることになるんですが、多くのお宝がどこかで見たことあるようなデザインなんです。

例えば有名メーカーが発売した食品だったり、任天堂製品だったり。

おかげでピクミンの世界がより身近に感じられ、お宝を入手した出来た時の達成感も高まりました。

さらに面白いのがお宝のネーミングセンス。

例えば十字キーの部品を「栄光の石」と名付けるんですw

この発想は現代人からは思い付かず、未知の世界に暮らすオリマーたちだからこそ生まれた名前だと思います。

図鑑モードを搭載!

そして今作では新たに図鑑機能が追加されました!

図鑑機能で閲覧出来るのは生物とお宝の大きく分けて2種類。

どちらも眺めていたくなるほどの魅力があるのでこれは嬉しい追加要素でした!

さらに嬉しいのが、閲覧画面では生物に向かってピクピクニンジンを投げられること。

おかげで様々なリアクションを楽しむことが可能で図鑑機能の魅力が増しました。

解説文もオリマーたちの視点から綴られたユニークな内容ですし、より世界観に浸りたくなる機能です。

サブモードが大幅に拡張!

え?こんなにサービスしちゃって良いの!?

思わずそう言いたくなるほど本作はサブモードが充実しています。

前作にもあった「チャレンジモード」は協力プレイ機能を加えて収録されていますし、他にもカードeリーダー+を使ったおまけゲームや2人用の対戦ゲームが収録されていました!

どれもそれなりに楽しいですが、飛び抜けて良かったのが2人用の対戦ゲーム。

このモードでは相手の陣地にあるビー玉を自分の陣地に持ち帰るのが目的となっています。

何が面白いのかと言うと戦略性の高さです。

単にぶつかり合うだけでは面白くありませんが、リソースを分散させて裏手に回るなどの策に出ることで心理対決が出来るので物凄く盛り上がりました!

あまりにも面白かったので友達とはしょっちゅう対戦していましたね♪

前作もそうでしたが、「ピクミン」シリーズはメインモードよりもサブモードの方が面白かったりするから油断出来ません。

スポンサーリンク

個人的に合わない&気になったところ

時短する楽しさが薄れた

メインモードの大部分は地下洞窟ステージの探索になります。

つまり、メインモードの大部分が制限時間なしで楽しめるんです。

これは個人的にはショックでした。

というのもぼくは「限られた時間の中で効率良く作業をこなして時短する」ことがピクミンの本質だと思っていたからです。

このような楽しさは制限時間が廃止されたことで消えてしまったのでショックorz

前作のようなメリハリがなくなってしまったので、だらだらとプレイをしてしまいがちでした。

地下洞窟の探索が単調

地下洞窟は入る度に地形が変わるのは良いと思います。

しかし、実際にはそこまで大きな変化がありません。

そのためピクミンが全滅して出直す時やお宝を取り逃して再挑戦する時は単調に感じてしまいました。

この辺りはローグライクゲームの欠点を取り入れてしまった印象です。

もう少し地形にバリエーションを持たせてほしかった。

攻略の自由度が低下したチャレンジモード

個人的に前作のチャレンジモードは大ハマりました!

とにかく制限時間以内にどれだけピクミンを増やせるのかを競うのが楽しすぎた!

しかし、今作のチャレンジモードは制限時間内にお宝を集めながらゴールを目指すというルールに変更されてしまったんです。

しかも用意されたステージは狭い地下洞窟なので攻略の自由度まで落ちてしまいました。

試行錯誤をしながら制限時間以内に広大なフィールドを歩き回ってピクミンを集めるのが好きだったのにorz

本編とは違って「限られた時間の中で効率良く作業をこなして時短する」駆け引きを楽しめたのは良かったんですが、前作のチャレンジモードと比べたら面白みがなくなっています。

用意されているステージが大幅に増えているのは良かったんですけどね。

全体のまとめ

前作で挙がりやすかった不満点を徹底的に潰した作品。

おかげで世間一般の評価は高くなっていますが、前作が好きだった者としては色々と合わない作品でした。

確かに今作の方がやり込み要素が強くて自分のペースで楽しめるとは思います。

しかし、タイムアタックやスコアアタックの駆け引きは味わいにくくなってしまい、面白さのベクトルが大きく変わっています。

例えで言うならアクションゲームがRPGになったような感じ。

なので、前作が合わなかった人は今作の方が楽しめるかも知れないし、逆もしかりです。

個人的には前作のシステムが好きだったのでコレジャナイ感じがしました。

ただ、前作とは比べ物にならないくらいサービス精神旺盛になったのは高く評価しています。

本編だけでもボリュームアップしているのに図鑑機能やら対戦機能にカードeリーダー+の連動機能まで取り入れてくるとは!?

この詰め込み具合はハード後期に発売されたタイトルならではだと思います。

ローグライクゲームに変貌した前作とは似て非なる続編!

こんな人には特におススメ。
・やり込み好き。

こんな人にはおススメできない。
・前作のシステムが好きな人。

ピクミン2/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約50時間

, ,

 

コメントする

初めての方もコメント大歓迎!何か伝えたい場合、お気軽にどうぞ(^o^)でも、荒らしや誹謗中傷コメントはご勘弁(>д<) 頻繁にされる場合、ログを取って法的な措置を取らせて頂きます。

コメント広場の住人(14)

  1. ホンマ🌸トモフミ より:

    僕はのんびり探索できるこっちのほうが好みですね。
    宝さがしも任天堂グッズの小ネタが楽しいです♪
    1は制限時間の概念のせいでそもそもプレイしてませんけどね。

    今思うとこのピクミン2は時間に余裕がある時期に遊べてよかったと思います。
    このゲームはちょっと気軽にプレイというよりはどっかり遊ぶ型のゲームですからね。

    地下洞窟は序盤は楽しいけど、難しくなるにつれ個人的にはホラーゲームと化しました:;(∩´﹏`∩);:

    • kentworld より:

      そうそう、お宝が任天堂グッズだからポイント高いんですよね♪

      そこは探索要素の強化と上手くハマっていると思います。

      確かにこのゲームはガッツリ系ですね~。

      当時のゲームキューブはこのようなタイトルが不足していたので重宝しておりました♪

  2. 匿名 より:

    Wii版完全クリア出来ました!kentさんは完全クリア出来ましたか?

  3. uchi より:

    1が一番難しかったですねー攻略本読んだ気がしますw
    初見プレイ時はオリマーが…ってなりました。

  4. KA より:

    wiiuでwiiで遊ぶの方がDLタイトルとして配信されてたので1路線である3が楽しめましたから2にも挑戦してみようとして1ではなく2の方を購入しました。

    地下洞窟内だと時間制限が無いのでじっくり探索できる代わりにピクミンの補充が出来ないので地下洞窟ではいかに被害を抑えつつ探索するのが攻略の鍵になりますね、ピクミンを犠牲にしすぎると最下層のお宝を回収出来なくてまたやり直さなくてはならなくなりますから。

    やっぱり3とも別物になっていて3は限られた時間内に効率良くピクミンを働かせるのに対して2はよく考えてピクミンを編成して運用をするかになってました。シリーズ未プレイ時は2路線の方がいいなと思ってましたけどそれぞれプレイして1路線の方も好きになってきました。

    4は1路線か2路線かまたは全く違う路線になるか気になるとこです。

    • kentworld より:

      ピクミンの補充が出来ず、奥へ奥へと進んでいくところはローグライクゲームらしくなっていると思います。

      終盤のステージになるとある程度の歯ごたえが出てきてピクミンの犠牲を少しでも抑えるようにしていましたね~。

      仰る通り2の路線はとっつきが良いので、1と合わせてプレイするとまずは2の方が好きになりやすく感じます。

      4は2の路線で行く可能性もありそうですね。そうなると、奇数は制限時間型。偶数は探索型という法則が生まれそうですw

  5. JINO より:

    一見すると前作の正統進化に見えますが
    こうしてみると方向性が結構変わっているのが分かりますね
    前作が好きだったプレイヤーからは賛否があるでしょうけど
    お宝集めは純粋に楽しかったので自分は今作も好きですね
    欲棒を手に入れた時はなんともいえない気持ちになりましたけどw

    • kentworld より:

      当時はあまりの変わりように驚いてしまいましたw

      基本的にシリーズ作品の変化はチャレンジングとして受け止めるんですが、今作の場合はなかなか素直に受け止められませんでした。

      もちろん、今作ならではの良い点も沢山あるんですけどね。

      欲望のネタは当時は理解出来なかったので純粋でした・・・(遠い目)

  6. Awaken より:

    このゲーム水が綺麗ですよね。
    風呂タイルの水抜きが感動ポイント。

    • kentworld より:

      そうそう、あの透明感ある表現は素晴らしいですよね!

      マリオサンシャイン、マリオゴルフファミリーツアーなどゲームキューブソフトって水の表現が綺麗なゲームが多いイメージです。

  7. Conker the Squirrel より:

    ピクミンシリーズで一番好きです。
    紫ピクミンと白ピクミンが初登場の作品です。
    紫ピクミンと白ピクミンこの2匹好きだったのに次回作では・・・。
    生物図鑑が面白いです。
    オリマーメモは原生生物の「和名」や属する「科」に加え、生態や特徴について書かれていて面白いです。
    ルーイメモは原生生物の調理法や食事方法が書かれていて、原生生物を食べてみたくなります。
    お宝図鑑も面白いです。
    オリマーメモはお宝の説明と感想が面白いです。
    ドルフィン初号機のセールストークが面白いです。
    水中の城がトラウマです。アメボウズに水中の城専用BGMが怖いです。
    対戦は友達とよくやりました。意外と熱くなります。そしてリアルファイトによくなりました。
    一番好きなピクミン、原生生物、お宝は、
    白ピクミン
    ヘラクレスオオヨロヒグモ
    超重ギガンティス
    です。
    kentworld様は何が好きですか?

    • kentworld より:

      今作は一番好きでしたか!?

      そうそう、生物図鑑は実在する生物のように和名や科、生態や特徴が書かれているからリアリティがあって面白いんですよね。

      ルーイメモもユニークで嬉しいオマケ要素です♪

      オリマーの発想力は僕らからしたら独特すぎるけど、だからこその面白さがありますよね。

      あぁ・・・水中の城は苦手だったなぁ。

      対戦は友達とやられていましたか!?そうそう、戦略性が高くて燃えるんですよね。って熱くなりすぎてリアルファイトになるとはw

      一番好きなピクミンは無難ですが火力が強い赤になります。続いては重量級の紫。

      生物ではクイーンチャッピーが股間の息子みたいで気に入っていますw

      というのは冗談で、エキスを落とすオオガネモチですね♪

コメントする

初めての方もコメント大歓迎!何か伝えたい場合、お気軽にどうぞ(^o^)でも、荒らしや誹謗中傷コメントはご勘弁(>д<) 頻繁にされる場合、ログを取って法的な措置を取らせて頂きます。

関連記事

ANUBIS ZONE OF THE ENDERS(アヌビス)【レビュー・評価】前作から大幅に進化したサアビス満点のハイスピードロボットアクション!
ニンテンドーランド【レビュー・評価】ひとりでもみんなでも楽しめる幕の内弁当!
ロード オブ ザ フォールン【レビュー・評価】手軽に楽しめるダークソウルのそっくりさん
ウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー【レビュー・評価】老舗の抵抗を感じられる手堅い出来のシングル専用FPS
バイオハザード7 レジデント イービル【レビュー・評価】すべてのホラーゲームを過去の物にする最恐のホラー体験が待っている!
Rez Infinite【レビュー・評価】楽しさよりも心地良さを重視したVR体験を味わえる演奏シューティング!
エレビッツ【レビュー・評価】殺伐とした印象が強いFPSの新たな一面を見せてくれた作品
パタポン3【レビュー・評価】バランスは極端だが中毒性すっげ!
Submerged(サブマージド)【レビュー・評価】切なさを感じる浸水都市探索シミュレーター
ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章【レビュー・評価】2Dゼルダの原点回帰!