世界のアソビ大全51/Switch
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2020年6月に発売されたSwitch「世界のアソビ大全51」のレビューをしていきます。
本作は世界のアソビを51種類収録したゲームですが、テーブルゲームと任天堂製ミニゲームを詰め合わせたセットパッケージに感じました!
トランプ、麻雀などは誰もが知っているテーブルゲームですよね?
本作にはそれらのテーブルゲームに加え、任天堂が過去に発売したミニゲーム集のリメイク版も収録されていたりします。
そのためごった煮感溢れる内容となっていて、不思議な魅力を感じました。
何でもかんでも収録している故に各ゲームの出来にバラつきを感じましたが、幕の内弁当やお菓子の詰め合わせセットが好きな者としては溜まりません。
ここからはそんなSwitch「世界のアソビ大全51」について詳しく書いていきます。
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- 51種類のゲームを収録したテーブルゲーム集。
- 任天堂が過去に発売したパーティゲームのミニゲームもリメイクして収録。
- 最大4人でのオンライン/オフラインプレイにも対応。
初リリース日 | 2020年6月5日 |
対応ハード | Switch |
ジャンル | ミニゲーム集 |
売上 | 初週6.4万本 |
推定クリア時間 | 1プレイ5分~ |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
ごった煮感溢れる51種類のゲームを収録!
本作には51種類のゲームが収録されていますが、ごった煮感が凄いことになっています!w
トランプ、将棋、麻雀など誰もが知っているテーブルゲームはもちろん、
- 「マンカラ」「ウサギと猟犬」など珍しいテーブルゲーム
- 「トイベースボール」「トイテニス」など童心に帰れるおもちゃ
- 「6ボールパズル」「VSタンク」などオリジナルのミニゲーム
といった感じでなんでもかんでも収録しているので、何を基準に収録しているのか分からなくなりましたw
ですが、そのごった煮感が独自の魅力を醸し出していて、ある意味で任天堂のゲームらしく感じます。
任天堂のゲームって優等生的なイメージを持たれる方も多いと思いますが、実は、好き放題作っているところがあるんですよ。
「マリオパーティ」シリーズでは妙に作り込まれた落ちものパズルゲームを収録していたり、「スーパーマリオメーカー」シリーズではお姉さんと鳩による謎のチュートリアルを盛り込んだり。
そういったシュールな作風は本作でも健在で、任天堂ファンとしてはホッコリしました。
何よりも素晴らしいのが、これだけ収録しておきながら価格が約4,000円であること。
ということは1ゲーム100円未満じゃないですか!?
中にはアッサリなゲームも収録されていますが、麻雀辺りは明らかに100円のクオリティではないので、コストパフォーマンスが凄いことになっています。
分かりやすいチュートリアル
テーブルゲームの中にはルールが複雑な物も存在しますよね?
特に麻雀はルールが複雑過ぎて未だに理解しきれていません。
ですが、本作の分かりやすいチュートリアルによって少しは理解できるようになりました!
チュートリアルは
- ゲーム選択時に挿入される音声付きの「ショート漫才」
- 要点を絞って解説してくれる「テキストガイド」
- プレイしながらルールを学べる「お試し」
の大きく分けて3種類あって、全てをこなせば大まかなルールは理解できます。
テーブルゲームを収録したゲームは数多く存在しますが、本作ほど噛み砕いて解説してくれるゲームは見たことがありません。
今の時代はテレビゲームが主流となっていますが、未だに”悪”と捉える方も多く居ます。
ですが、そんな方々に限って麻雀などのテーブルゲームをプレイしているじゃないですか?
そう!テーブルゲームは社会的地位を確立しているので、覚えておくと世代が上の方とコミュニケーションを取ることができるんです!
そう考えると覚えておいて損はないので、本作で手っ取り早くルールを把握するのも良いのではないでしょうか?
アシスト機能も付いているので、初心者の方でも安心ですよ~。
痒いところに手が届く仕様
ボードゲームって相手の番を待つ時間が退屈ですよね?
本作の場合、ボードゲームをCPUとプレイする場合、スキップすることができます。
3DS「ファイアーエムブレム覚醒」から搭載されたスキップ機能を本作でも取り入れるとは!?
また、中断セーブ機能にも対応しているので、急用ができた時も安心です。
単に収録しているだけではなく、痒いところに手が届く仕様となっているので、他のテーブルゲーム集と比べて一歩突き抜けているように感じます。
任天堂製パーティゲームのリメイク版を多数収録!
実は本作、任天堂が過去に発売したパーティゲームのリメイク版が多数収録されています。
具体的に書かせていただくと・・・
- 「ボウリング」 → 「Wii Sports」
- 「6ボールパズル」 → Wii「マリオパーティ9」
- 「スロットカー」 → N64「マリオパーティ」
- 「トイベースボール」 → Wii U「Wii Party U」
- 「的当て」「協力タンク」 → 「はじめてのWii」
といった感じで懐かしの任天堂ゲームがズラリと並んでいます。
いずれも知る人ぞ知るミニゲームのリメイク作ですが、特にWiiやWii U時代の任天堂が好きな人は懐かしさを感じられるのではないでしょうか?
テーブルゲームにどさくさ紛れてこんなゲームを収録するとはw
数合わせなのかもしれませんが、任天堂マニアはニヤリとします。
Switchの機能をフルに活かしている
Switchは様々な機能が搭載されています。
タッチ機能、モーション操作、通信機能 etc…
本作はSwitchに搭載された様々な機能を活かしているので、そういう意味でも惹かれました。
例えば
- タッチスクリーンでも楽しめる「リバーシ」
- Joy-Conのモーション操作で楽しめる「ダーツ」
- 複数のSwitchを並べてコースを作成できる「スロットカー」
といった感じで、特に複数のSwitchを並べて楽しめる遊びは必見です!
また、ローカル通信機能を使えば異なる画面で対戦を楽しめるので、テーブルゲーム系では重宝します。
え?ソフトを複数用意するのが大変そうだって?
ニンテンドーeショップで配信されている無料のお手軽版をダウンロードすれば1本のソフトでローカル対戦を楽しめるので、その心配は要りません。
このように本作はSwitchに搭載された様々な機能を活用しているので、見どころが多く感じます。
惜しいところ
収録されているゲームの出来にバラつきがある
これだけ大量のゲームが収録されているということで完成度にはバラつきがあります。
テーブルゲーム系は歴史が長いので完成度は高く感じますが、任天堂製ミニゲームのリメイク系は奥が浅く感じました。
そりゃそうです、ミニゲームなんですから。
中には30秒以内に決着が付いてしまうほどアッサリなゲームも存在するので、それらと完成されたテーブルゲーム系と比較したら拍子抜けします。
8人対戦ができなくなった
本作は最大4人での対戦プレイに対応しています。
ですが、前身となるDS「だれでもアソビ大全」は最大8人対戦に対応していました。
8人対戦できる機会は限られていますが、前作でできていたことができなくなったのは残念です。
世界のアソビ大全51のレビューまとめ
安定感のあるテーブルゲーム集。
無難なところはありますが、任天堂らしいごった煮感やユーモアセンスも見受けられ、不思議な魅力を持った作品です。
WiiやWii U時代の任天堂製ミニゲーム集をプレイした人は懐かしさを感じられると思うので、ライトユーザーはもちろん、その手のゲームに思い入れがある人にもおすすめします。
テーブルゲーム+任天堂製ミニゲームの詰め合わせセット!
こんな人には特におススメ。
・テーブルゲーム好き。
・任天堂のミニゲーム集好き。
こんな人にはおススメできない。
・ストーリー性のあるゲームを楽しみたい人。
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トランプで一番面白い
ナポレオンがあったら
良かったのですがね。
あとレビューが普通でした、
何がお気に入りなのかとか
あると良かったです。
実はオリガミキングとこれどっち買うか迷ってますw
いっそのこと両方買うか?