どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は、ニンテンドースイッチに隠された機能を紹介します。
据え置き型ゲーム機としてはもちろん、携帯ゲーム機としても遊べるニンテンドースイッチ。
実は、このゲーム機には知る人ぞ知る隠し機能が搭載されていたりします。
一体、どんな機能が隠されているのでしょうか?
この記事を読むことでSwitchのヒミツがわかると思いますので、ぜひ、最後までご覧になってください。
Joy-Conから音が鳴る
まず最初に紹介するのが、Joy-Conから音が鳴る隠し機能についてです。
Joy-Conにはスピーカーが搭載されていないので、本来なら音が鳴ることはありません。
ですが、特定のゲームソフトを遊んでいるとJoy-Conから音が鳴ることがあるんですね。
代表的なのが2018年に発売された「星のカービィ スターアライズ」。
本作をTVモードで遊び、イヤホンを付けずにとあるステージの最奥まで進むと・・・
https://twitter.com/kentworld2/status/1349273710163755009
Joy-Conから「グリーングリーンズ」の音が鳴りました!w
一体、Joy-Conのどこから鳴っているのでしょうか?
種明かしをさせていただきますと、HD振動の周波数を使って音を鳴らしていたりします。
今や当たり前のようにゲーム機のコントローラに搭載されている振動機能ですが、Joy-Conは非常に細かな振動を発生させることができます。
それに加えて周波数も調整できるので、上手く計算すれば音階を鳴らすことができるんですね。
ニンテンドーラボシリーズにはToy-Conガレージというクリエイトモードが用意されていますが、そこではJoy-Conの周波数を調整して振動させることもできます。
Joy-Conから音を鳴らしてみた。
ドレミファソラシド~♪ pic.twitter.com/lGGgGhAI6f
— KENT for ゲームレビュー/紹介 (@kentworld2) January 13, 2021
という訳で音階の周波数をプログラムしてJoy-Conで演奏してみました!
どうでしょう?
ドレミファソラシドーと鳴っているように聞こえますよね?
Joy-Conで「ゼルダの伝説 時のオカリナ」のサリアの歌。通称、迷いの森を演奏してみた!
この曲、子供の頃からリコーダーで吹いていたから譜面を覚えているのだ。 pic.twitter.com/R5qrpXZDDR
— KENT for ゲームレビュー/紹介 (@kentworld2) January 13, 2021
せっかくなので簡単な曲を演奏してみたいと思います。
下手くそですが、「ゼルダの伝説 時のオカリナ」などで聴けるサリアの歌。通称、迷いの森を奏でてみました。
Joy-Conの周波数を調整することでこんなこともできるんですね。
音階の周波数はご覧のようになっています。
音階 | 周波数 |
ド1 | 32.7 |
レ1 | 36.7 |
ミ1 | 41.2 |
ファ1 | 43.6 |
ソ1 | 48.9 |
ラ1 | 55.0 |
シ1 | 61.7 |
ド2 | 65.4 |
レ2 | 73.4 |
ミ2 | 82.4 |
周波数はニンテンドーラボのToy-Conガレージ向けに四捨五入していますので、参考にしてみてください。
ニンテンドーラボは全部で4作品が発売されていますが、Toy-Conガレージは全てのタイトルに収録されています。
基本的なシステムは共通しているので、今回の記事を見て興味をお持ちになられましたら購入を検討してみてください。
安く済ませたい場合、第4弾のVR Kit ちょびっと版をおすすめします。
他のニンテンドーラボは7,000円以上するのに対し、VR Kit ちょびっと版は4,500円以下で買えてしまいますからね。
まあ、今はどれも半額以下で販売されていますがw
それと、HD振動の周波数を調整して音を鳴らす機能は「プチコン4 SmileBASIC」にも搭載されていたりします。
こちらはプログラミングソフトである関係上、ニンテンドーラボのToy-Conガレージよりも細かな調整ができますので、本格的なクリエイトを楽しみたい方はこちらの方が良いでしょうね。
価格は税込み3,000円で、ニンテンドーeショップにて配信されています。
それにしても、Joy-Conから音が鳴る仕掛けをもっと色んなゲームで活用できないんですかね?
ぼくが確認できたところだと
- 「ゴルフストーリー」のタイトル画面
- 「アンリアルライフ」で移動している時の足音
- 「シノビリフレ」で○○しているシーン
- 「スーパーマリオ オデッセイ」の「アッチーニャ神」戦でパンチが向かってくるシーン
くらいで数えられるほどしかありません。
Switchは色んなプレイスタイルで楽しめるので、無闇にJoy-Conから音を鳴らせないんでしょうかね?
もし、Joy-Conから音が鳴る仕掛けを搭載したゲームを他にご存知でしたらぜひ、コメント欄に書き込んでください。
ポインター機能
続いて紹介するのが、ポインター機能です。
Switchよりも前に発売されたWii、Wii UではWiiリモコンをセンサーバーに向けることでカーソルを直感的に動かせましたが、実は、同じようなことをSwitchのJoy-Conでもできたりします。
それもWiiリモコンとは違ってセンサーバーは必要ないので、より自由なカタチでカーソルを直感的に動かすことができるんですね。
例えゲーム中にポインターの照準がずれてしまっても+、-ボタンを押せば瞬時にニュートラルの調整ができるので、センサーバーにWiiリモコンを必死で向けていた頃がウソのように感じます。
一体、どのようにして行っているのかというと、スプラトゥーンでお世話になった「ジャイロ・加速度センサー」を活用しているんですね。
「ジャイロ・加速度センサー」はコントローラの傾きや物体の加速度を計測できるんですが、Switchに搭載されているものは高精度なのでポインター機能としても活用することができます。
ただ、この機能を活用したゲームは不思議なくらい発売されないんですよね。
ぼくが知る限りだと
- ネバネバの生物を掴んで繋げていく「グーの惑星」
- 重力を使った仕掛けが満載の「スーパーマリオギャラクシー」
- 戦闘時にタップやスラッシュなどの入力を行う「すばらしきこのせかい -Final Remix-」
- 51種類のゲームが収録された「世界のアソビ大全51」
など数えられるほどしかありません。
せっかくSwitchでもポインター機能が使えるのですから、ポインター機能を活かした完全新作はもちろん、Wiiで発売された名作を移植してほしいんですけどねぇ。
斬撃のレギンレイヴとかゼルダの伝説 スカイウォードソードとかブームブロックスとか。
Wiiリモコンでしか遊べないと思われていた「スーパーマリオギャラクシー」がSwitchでも見事なくらい再現されていたので期待しているのですが、同じように感じた人は居ませんかね?
モーションIRカメラ機能
3本目に紹介するのがモーションIRカメラ機能です。
実は右のJoy-Conにはカメラ機能が搭載されていて、「ニンテンドーラボ バラエティキット」ではカメラの映像を確認することができます。
あくまでも赤外線カメラなので高画質な映像ではありませんが、Joy-Conにカメラが搭載されているという事実にロマンを感じますね。
面白いのが、ニンテンドーラボ バラエティキットでは付属のダンボールを組み立てることでJoy-Conをラジコンのように動かせることです。
HD振動の反動を利用したものになるのでカメのようなスピードになってしまいますが、赤外線カメラと合わせることで失くした小物が見つかるかも!?
ところで、Joy-Conに搭載されているモーションIRカメラってどのようにしてゲームに活かしていると思いますか?
これがね、探してみると意外なくらい活かしているんですよ。
ここからはモーションIRカメラを活かしたゲームを3本紹介します。
まず紹介するのが「1-2-Switch」。
本作には「大食いコンテスト」というゲームが収録されていて、Joy-ConのモーションIRカメラに向かって口をパクパクすることでゲーム内に映るハンバーガーが消えるようになっています。
何故、口をパクパクすることでゲーム内に映るハンバーガーが消えるのかというと、ゲーム側に「口をパクパクする映像」をプログラムしているからなんですね。
つまり、SwitchがモーションIRカメラに映る映像を見て「口がパクパクしているな」と判断したらハンバーガーの映像を消すようにしているんです。
モーションIRカメラと言いますが、これは、赤外線カメラに映る動きを判断してゲーム側に反映できるから命名されているんですね。
2本目に紹介するのが「ニンテンドーラボ」シリーズ。
全部で4タイトルが発売されていますが、どれもモーションIRカメラをフルに活用した作りになっていたりします。
というのも「ニンテンドーラボ」はダンボールに貼り付けた白いシールの動きをモーションIRカメラが捉えることで色んな体感操作を楽しむ作りになっているからです。
ダンボールを組み立てるのは大変ですが、今までにない新しい遊びを楽しめるので、興味をお持ちになられましたらぜひ触れてみてください。
3本目に紹介するのが「リングフィットアドベンチャー」。
本作では脈を測定できる機能が搭載されているんですが、なんと、モーションIRカメラから赤外線を指先に照射して反射してくる微小な光量の変化を察知することで測定していたりしますw
モーションIRカメラにこんな活用法があったとは、発表された当時は思いもしませんでしたよw
「ニンテンドーラボ」といい、任天堂の開発スタッフはとんでもない天才集団ですねw
アラーム機能
4本目に紹介するのが、アラーム機能です。
実はSwitchにはアラーム機能が搭載されていたりします。
アラーム機能に対応しているのは「リングフィットアドベンチャー」。
本作のアラーム設定画面から曜日や時刻を設定します。
その後、設定した曜日・時刻にSwitchを観察してみると・・・
Joy-Conが振動してHOMEボタンが光った!!!
Joy-ConのHOMEボタンは見飽きるくらい見てきましたが、光ることがあるんですねw
なんでもこのHOMEボタン、お知らせがあると光るようなんですが、今までに一度も見たことがありません。
Wii UゲームパッドのHOMEボタンが光っているところは何度も見てきたんですけどね。
もし、目撃した人が居ましたらコメント欄で教えてください。お待ちしております!
アラームの画像はエンタメ最高マンさん 提供によるものです。
Joy-Conの色認識機能
最後に紹介するのが、ゲーム側がJoy-Conの色を認識する機能です。
Joy-Conは色んなカラーがありますよね?
ぼくの場合、グレーはもちろん、ネオンレッド、ネオンブルー、ネオンイエロー、ネオンピンクを所有していますが、実はゲーム側がそれぞれの色を認識することができたりします。
例えば先ほど紹介した「ニンテンドーラボ バラエティキット」のリモコンカーの操作画面を見てみましょう。
使用するJoy-Conをネオンイエロー、ネオンピンクにしてみたところ、しっかりと反映されていますよね?
意外なところでは「ポケットモンスター ソード/シールド」でも認識していたりします。
主人公の家に置かれたSwitchのJoy-Conをよーく見てみましょう。
接続しているJoy-Conと同じ色になっていますよね?
今までに色んなゲーム機が発売されましたが、ゲーム側がコントローラの色を識別する機能を搭載したのはSwitchが初なんじゃないでしょうか?
細かいことではありますが、自分が持っているJoy-Conの色がゲーム側に反映されたらちょっとだけ嬉しくなりますね。
ニンテンドースイッチ隠し機能5選のまとめ
以上!Switchの隠し機能を紹介してきました。
Switchが発売されてから4年近くが経ちますが、まだまだこのゲーム機には我々が知らないような機能が隠されているのかもしれませんね。
本記事の動画版
マリオパーティでも音がなります!なんのミニゲームかは忘れました、すみません。
フレンド関連や、JoyーKon登録などをするとHOMEボタンのライトが青く光りました!!