なぜか激安で販売されているSwitchソフト20選【訳あり】

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

ゲームショップに足を運んでみると、妙に安い値段で売られているタイトルがありますよね?

ついこの間発売されたばかりなのに半額近い値段まで下がっていたり、人気タイトルなのにワンコインで販売されていたり。

Switchソフトは値崩れしにくい傾向がありますので、その中で激安のタイトルがありますとかなり目立ちます。

つまらないから安くなっているんじゃないか?

確かにそれも一理はありますが、実際には複合的な要因が絡んでのことだったりするんですよね。

そこで、今回は何故か激安で販売されている20本のSwitchソフトを紹介し、値崩れしてしまった要因も考察していきます。

本記事を閲覧することでゲームショップの謎がわかると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

スーパーマリオRPG

一本目に紹介するのが、「スーパーマリオRPG」です。

本作はスーパーファミコンで発売された同名タイトルのリメイク作で、発表当時は原作ファンを中心に大きな話題となりました。

その盛り上がりはトレーラー映像の再生回数を見ても明らかで、ファーストトレーラーは220万回以上も再生されています。

そんな「スーパーマリオRPG」ですが、ここ最近は販売価格が下落傾向で、特にゲオやブックオフでの中古は3,000円前後で販売されています。

発売から数年が経っているのであればまだしも、3ヶ月程度でここまで安くなるとは、何か問題があったのでしょうか?

先に言っておきますが、ゲーム自体は素晴らしい内容でした。

原作で見られた小ネタは出来る限り再現されていましたし、システム面も今の時代に合わせたチューニングが施されています。

世間での評価も良好で、海外のレビュー収集サイト「Metacritic」では平均84点。

Amazonの評価も星4.6を記録しており、大絶賛と言っても良い状況です。

にも関わらずなぜ中古が半額以下になっているのか?

要因としては2つあって、1つめはボリューム不足なのが響いていると思われます。

本作の平均クリアタイムは20時間前後。その気になれば2〜3日でクリアできます。

アクションゲームであるならだましも、本作はRPGです。

今やRPGと言えば40時間、50時間遊べるのが当たり前になっていますから、原作を忠実に再現した本作のボリュームは相対的に少なくなってしまいました。

ですのでクリアして中古に売り出してしまった方も多いと思います。

2つめの要因は、購入された方の平均年齢が高めであることです。

いくらボリュームが少ないゲームでも子供を中心に人気でしたら中古に流れることはそんなにありません。

ですが、本作は大人もよく購入されていて、特に原作を発売当時遊んでいた30代から40代の購入が目立ちました。

(YouTubeチャンネル「KENT for 任天堂ゲームレビュー」の「スーパーマリオRPG」関連動画も30代から40代の視聴者が全体の7割以上を占めています)

30代から40代と言えば中古ゲームの利用率が最も高い層というデータがありますから、それが影響して中古の在庫が溜まってしまい、値崩れしてしまったと推測します。

今回の「マリオRPG」、素晴らしいリメイクだと思いますけど、原作をやり込んだ層に向けた要素は不足している印象で、あるとしてもボスとの再戦や図鑑埋めくらい。

ハードモードは搭載されておらず、救済措置が増えているので、原作よりも優しくなっていると思いました。

これはこれで新規の方には良いバランスになっていますが、

  • 原作をやり込んだ層の購入が目立っている
  • 売上ランキング上位からすぐに姿を消してしまった
  • 中古の戻りが早い

ことを考慮に入れますと、もっと遊びごたえのある要素を追加した方が良かった気もしますね。

このように「スーパーマリオRPG」はリメイクの方向性と購買層のズレが生じてしまった結果、中古の価格が下がってしまいました。

ですが、ゲーム自体はよく出来ているので、原作プレイヤーもそうでない方も手に取ってもらえたらと思います。

良い意味でマリオらしくないストーリーとか、アクション性が高い戦闘システムとか。

今でも色褪せない要素が満載ですからね。

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インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険

続いて紹介するのが、「インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険」です。

先にお話しますと、このゲームは不名誉な結果を残してしまいました。

販売価格に関しては2,000円程度まで安くなっていて、今後はさらに安くなる可能性が高いです。

ドラクエの関連作なのに、なぜこんなにも安くなってしまったのか?

大きな要因として、ユーザーの期待を遥かに下回る完成度であることかあります。

本作は人気漫画アニメ「ダイの大冒険」を題材にしたアクションRPGで、発売前はド派手な技を繰り出すトレーラー映像が公開されました。

しかし、実際にはイベントシーンが半数近くを占めていて、ゲームパートのボリュームは控えめとなっています。

これで映像が派手だったらまだ良かったんですが、多くは静止画で構成された淡白な物で、7,000円を超えるゲームにしては安っぽさが際立ってしまいました。

ゲームパートにしても単調になりかちで、コンボのパターンは通常攻撃3回→特技のみ。

無双シリーズのようにY→Y→Y→X→X→Xみたいな感じで攻撃が変化するような仕組みはないので、奥深さがイマイチなんですよね。

さらに敵が仰け反らないことから爽快さに欠ける印象で、無双的な爽快感も薄く感じました。

その昔、ドラクエと無双を足した「ドラクエヒーローズ」シリーズが展開されましたが、あちらと比較をしても完成度に差が出ています。

それは世間での評価を見ても明らかで、海外のレビュー収集サイト「Metacritic」の評価は「ドラクエヒーローズ」が平均77点なのに対し、「ダイの大冒険」は平均61点。

Switch版に至っては平均48点という非常に厳しい結果と買ってしまいました。

そういった要因が積み重なったことから販売ペースは急激に鈍化。

中古に売り出す人も目立ってしまい、今では2,000円以下で販売されています。

元々、本作は2021年内に発売予定でした。

その後、グラフィックがユーザーの期待を下回るものだったことから全般的な作り直しを決行。

実に2年近くも発売が遅れてしまい、その間にプロデューサーが退社するというゴタゴタがあったんですが、いま思うとその時点で色々と不味かったのかもしれませんね。

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帰ってきた 名探偵ピカチュウ

続いて紹介するのは、「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」です。

このゲームも発売されたばかりですが、かなり派手に安くなってしまいました。

早いところでは発売日の段階で半額で取引されていて、今では2,000円程度まで安くなっています。

なぜ、こんなにも安くなってしまったのでしょうか?

最大の要因が、初回特典の影響です。

本作には「名探偵ピカチュウ」のポケモンカードが初回特典として付いてきます。

このカードがコレクターの間で注目されていて、特典が発表された直後から予約が急速に増えていきました。

しかし、転売目的で予約された方も多かったようで、メルカリでは特典を抜いたソフトの出品が横行。

その結果、相場が急速に下がっていまい、発売日の段階で半額以下で販売されてところもありました。

ここまでの話を聞いて

ポケモンカードは「アルセウス」や「スカーレット バイオレット」にも付いてたよな?でもそんなに安くなってなかったぞ

と思われた方もいると思います。

なぜ「名探偵ピカチュウ」に限ってこんなにも安くなってしまったのでしょうか?

大きな要因として、「名探偵ピカチュウ」の関心がそこまで高くないことにあります。

「名探偵ピカチュウ」はポケモンのスピンオフで、ジャンルもアドベンチャーと本編とはかけ離れています。

そのため興味のある人が限定されてしまい、3DS版の累計売上は8.5万本で留まっています。

ですので、ポケモンカードは好きでも、名探偵ピカチュウは興味ない。

そんな人が多いことが影響して値崩れしてしまったと推測します。

2つの理由は、ストーリーが短いことです。

クリアまでのプレイタイムは10時間程度。

やりこみ要素はほとんどなく、ゲーム的な駆け引きも控えめなので、繰り返しプレイする必要性は薄かったりします。

それ故にちゃんと遊ばれた方でも手放してしまうケースが多かったと推測します。

では、「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」は買いなのでしょうか?

ぼくは、おすすめできる人とそうでない人がハッキリ分かれるゲームだと思いました。

まずおすすめできるのは「名探偵ピカチュウ」シリーズファンですね。

今作では過去の伏線がしっかりと回収されるので、一作目から追いかけている人には感慨深いものがあります。

一方でおすすめできない人は、本格的な推理アドベンチャーを楽しみたい人です。

「名探偵ピカチュウ」って過激な表現が控えめになっていて、そこまで大きな事件は起きなかったりします。

あったとしても宝石が盗まれたり、物が壊されるくらい。

誰かが殺されるとか、そういう物騒な展開はないので、一般的なサスペンスドラマに慣れていると刺激に欠けてしまうかもしれません。

また、ミステリーものではありますが、先の展開がわかりやすいので、大人の方がプレイされると退屈に感じる恐れがあります。

このように「帰ってきた名探偵ピカチュウ」は人を選ぶ作りなので、その点も安くなってしまった要因でしょうね。

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ペルソナ5 タクティカ

続いてのタイトルは「ペルソナ5 タクティカ」です。

このゲームは「スーパーマリオRPG」とほぼ同時に発売されたんですが、皮肉にも同じくらい安くなってしまいました。

Amazonでは新品が3,000円程度。

ゲオやブックオフなどでも中古が同程度の値段で販売されています。

「ペルソナ5」と言えば人気のイメージですが、なぜこんなにもすぐに安くなってしまったのでしょうか?

大きな要因として、関連作を出しすぎたというものがあります。

初代「ペルソナ5」は2016年に発売されまして、そこから2018年にリズムアクションの「ダンシングスターナイト」が。

2019年に完全版の「ザ・ロイヤル」が。2020年に本編のその後を描いた「スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」が発売されました。

これだけでも擦りすぎなのに、2023年になって本作を展開したので、さすがにお腹いっぱいなところがあります。

それは売上データを見ても明らかで、本作の初週売上は全機種合計で約5万本と初代の約34万本を大きく下回る出足となってしまいました。

これでゲームが面白ければジワ売れしたかもしれませんが、実際にプレイしてみたところ、そこまでの内容には感じませんでした。

今作はシミュレーションRPGになっていて、位置取りが重視された戦略性のあるシステムを採用しています。

加えてシリーズではお馴染みのペルソナ合体や1moreを踏襲。

ストーリーは「ペルソナ5」の喫茶ルブランで怪盗団の仲間が集まっている所から始まるというファンにはたまらないものなんですが、一方ではギャップを感じるところがありました。

使えるスキルやペルソナが少なかったり、属性の相性で弱点を突く概念がなかったり。

シリーズの醍醐味である沢山のペルソナやスキルを使って敵の弱点を突いて一網打尽にする楽しさがなくなってしまいました。

他にも

  • スキルツリーで覚えられるものが少ない
  • レベルが仲間同士で共有である

ことなど、「ペルソナ5」の新作としては物足りない部分が目立っています。

かといってシミュレーションRPGとして優れているのかと言うとそうではなく、事前に確認できる情報が少ないことからシミュレーションする楽しさが薄かったり、同時に出撃できるキャラクターが3人と少なかったり。

ペルソナ5の新作と見ても、シミュレーションRPGの新作としてみても物足りないところがあったので、これが8,000円近くもするのは割高に感じました。

ただ今は3,000円程度まで安くなっているので、この値段だったら買っても良いと思います。

物足りないところはありますけど、コミカルな演出やシミュレーションRPGに変換されたシステムは一見の価値がありますからね。

特に「ペルソナ5」が好きな方は余裕がある時に手を出してみるのも良いと思います。

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なつもん! 20世紀の夏休み

続いて紹介するのは、「なつもん! 20世紀の夏休み」です。

このゲーム、発売当時はSNSを中心に話題となりましたが、いつの間にかかなり安くなっています。

ゲオやブックオフなどでの販売価格は中古が3,000円程度。

本作の定価は6,578円(税込)になるので、半額程度まで安くなっています。

一時は売り切れで買えなかったのに、なぜこんなにも安くなってしまったのでしょうか?

要因としては、チャンスロスが響いたものだと思われます。

本作は1999年を舞台にしたほのぼの夏休みアドベンチャーで、発表当時は「ぼくのなつやすみ」風のゲームと見られていました。

しかし、実際にはオープンワールドマップで崖を登ったり飛び回ったりしてクエストを攻略していく側面が強く、ネット上では「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」ライクなゲームとして話題になりました。

その結果、新規タイトルとしては好調な販売を記録しますが、そこまで売れるとは想定していなかったようで、各地で売り切れが続出。

再入荷を待つ状況となりましたが、潤沢な入荷がされる頃にはお盆が過ぎてしまいました。

夏休みを題材にしたゲームにとってこのチャンスロスは致命的で、再入荷をした頃には売上が鈍化。

在庫が溜まる状況になってしまいました。

また、開発スタッフのインタビューによりますと、本作を購入されたのは30〜34歳のユーザーが最も多いというデータが出ています。

先程も話したように、30〜34歳のユーザーは中古市場の利用率が高い傾向にあります。

そのことからクリアしたあとは中古に売られる方が多かったことが影響して安くなってしまったんじゃないか?ぼくはそう推測します。

このように需要と供給のバランスが取れなかったことが影響して販売価格が下がってしまった「なつもん!」ですが、ゲーム自体はめちゃくちゃ面白いので、まだ購入されていない方にはぜひおすすめしたいです。

夏休みを題材にしたゲームですけど、クエストをクリアするために探索しているとあっという間に時間が過ぎるほどの中毒性がありますからね。

ぼくの場合、発売直後はぶっ通しで遊んでしまいました。

この感覚は子供の頃、夢中でアスレチックや虫取りをしていた頃を彷彿とするもので、なんだか懐かしくなってきました。

1999年という平成真っ只中の時代が舞台ですし、登場子供だった世代の方にはぜひおすすめしたいです。

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ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

続いて紹介するのが「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール」、通称「ダイパリメイク」です。

本作は2006年に発売された育成RPG「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」のリメイク作で、300万本以上の大ヒットを記録しました。

しかし、販売価格は非常に安く、名古屋大須のゲームショップでは中古が1,000円前後。

Amazonでは新品が2,000円程度で販売されています(2023年5月末時点)。

同じSwitchで発売された「ソード・シールド」や「スカーレット・バイオレット」は高値安定しているのに、なぜダイパリメイクだけ安くなっているのでしょうか?

大きな要因として、ユーザーの期待を下回る内容だったというものがあります。

本作の元となった「ダイヤモンド・パール」はシリーズの中でも非常に人気が高く、思い出のゲームとして挙げる方が目立っています。

そのためリメイク版となる本作の期待度は非常に高いものだったんですが、実際のゲーム内容はと言いますと、リマスターに近い内容でした。

キャラクターは2等身のままですし、ストーリーの展開も大差なく、忠実に再現されています。

普通のゲームだったらそれでも良かったと思いますが、ポケモンシリーズの場合、大幅に要素を加えたリメイク作を数多く展開しています。

「ハートゴールド・ソウルシルバー」には同梱されているポケウォーカーとの連動機能が搭載されていましたし、「オメガルビー・アルファサファイア」にはメガシンカにまつわるエピソードが追加され、グラフィックは大幅に強化されました。

対して本作の追加要素は控えめとなっていて、服の着せ替え要素が追加されていたり、「ちかつうろ」や「スーパーコンテスト」の遊びが強化されていることくらい。

「プラチナ」バージョンの追加要素はほとんど反映されていませんし、グラフィックは「ルビー・サファイア」から「オメガルビー・アルファサファイア」ほどの進化は感じられなかったりします。

そのうえで発売直後はバグが目立ってしまったので、ユーザーの期待に応えたれなかった作品として世間で強い風当たりを受けてしまいました。

その結果、中古に売り出す方が続出。

新品の販売も発売2ヶ月後には鈍化してしまい、ロングセラーにはなりませんでした。

このような理由で「ダイパリメイク」の販売価格は暴落してしまったと思われます。

今さらな話ですが、リメイクではなく、リマスターとしてアピールしたらこんなことにはならなかったでしょうね。

リマスターはリメイクほど元の作品に変化を加えていない印象を与えてしまうので、売上が落ちてしまうでしょうが、そっちの方が本作のゲーム内容が上手く伝わったと思います。

桜井政博さんの動画 でも仰っていましたが、「ラーメンを買ったつもりがケーキだった」なんてことがあったら嫌なので、製品像は正しく伝えないといけませんね。

とまあ「ダイパリメイク」反省会みたいになってしまいましたが、リマスターと思って1,000円で買えば値段分は楽しめると思うので、お金に余裕がある方は買っても良いんじゃないでしょうか。

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ポケモン レジェンズ アルセウス

続いては「ポケモン レジェンズ アルセウス」を紹介します。

このゲームもポケモンにしては妙に安い値段で販売されていて、ゲオのセールでは中古が1,500円前後。

Amazonでも中古が半額以下で販売されています(※2023年5月末時点)。

「評判が悪いから安くなっているんじゃないか?」と思われるかもしれませんが、ユーザーからの評価は高く、Amazonでは星4.5。

海外のレビュー収集サイト「Metacritic」では評論家・ユーザー評価共に平均80点以上の高得点を獲得しています。

にも関わらずなぜ安く販売されているのか?

理由としては2つあると思っています。

1つめは、プレイヤー同士の通信対戦ができないことです。

本作はゲームフリークが手掛ける3DアクションRPGで、ポケモンの本編シリーズとして売り出されました。

その一方で従来の作品とは毛色が異なるシステムとなっていて、アクション要素が強調されているほか、ポケモンの捕獲や調査に重点が置かれていたりします。

これが非常に面白く、最初の頃は夢中でポケモン収集をしていたものですが、ポケモンと言えば育成RPGです。

好きなポケモンを手塩にかけて育て、友達と対戦したり、大会に参加したり。

やり込むと数年単位で遊べる奥の深いゲームでしたが、本作ではそういった要素は控えめだったりします。

そのため従来のポケモンほど長く遊ぶ人が少なく、クリアしたら売ってしまうケースが多かったんじゃないか?ぼくはそう推測します。

2つめの理由は、販売本数が多すぎたことです。

本作はゲームフリークが手掛けるポケモンの本編シリーズとして売り出されましたので、多くのユーザーが購入しました。

国内での累計売上は364万本で、全世界での累計売上は1,483万本(※2023年3月末時点)。

これはSwitchソフトの中でも上位に位置する本数ですが、これだけの数が出回りますと中古に流れやすくなるのも確かなので、値崩れした要因の1つになってしまったと推測します。

このような理由で「ポケモン レジェンズ アルセウス」の販売価格は下がってしまいましたが、ゲーム自体は良作なので、安くて面白いゲームを求めている方はぜひ手を出してみてください。

こう言っちゃなんですが、本記事で紹介したタイトルの中では最もおすすめしたいです。

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ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤

続いて「ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤」を紹介します。

本作は2022年末に発売されたばかりではありますが、名古屋大須のゲームショップでは中古が2,000円前後。

Amazonでも69%OFFという激安価格で販売されています(2023年5月末時点)。

ドラクエと言えば国民的人気のRPGですが、なぜこんなにも安くなっているのでしょうか?

理由としては2つあります。

1つめは、ドラクエユーザーの期待に応えられる内容ではなかったことです。

本作はお宝探しを重点に置いていて、5つの浮遊島を舞台に冒険を繰り広げていきます。

各フィールドは広大で、まるでオープンワールドゲームのような感覚を味わえるので、この点だけを見ますとドラクエファンも惹かれそうですよね?

ですが、肝心のシステムが練り込まれておらず、かゆいところに手が届かない部分が多いので、長時間熱中して楽しむのは難しく感じました。

例えば本作ではモンスターと一緒に冒険することができます。

モンスターの声は人気声優が担当していて、愛着を持てるようになっていますが、その代償として色違いを含めても74種類に留まってしまいました。

ドラクエと言えば「モンスターズ」シリーズで700種類以上も登場した過去があるので、74種類は少ないですよね。

他にも集めたお宝を活かした遊びが少なかったり、ゲームプレイが単調だったり。

ドラクエブランドとして見ると厳しい部分が目立っているので、購入された方でも手放してしまったケースが多いと推測します。

2つめの理由は、出荷本数が多すぎたことです。

本作は年末商戦の目玉タイトルとして大々的に売り出され、初回出荷本数は30~40万本に達しました。

反面、初週売上は14万本に留まり、小売店の期待を下回ってしまいます。

その後はジワジワと売れ続けましたが、それでも在庫の数が多く、発売2ヶ月後には半額で販売する店舗が増えていきました。

このような理由で「ドラクエトレジャーズ」は安くなってしまったと推測しますが、広大なフィールドでお宝を探すのが好きな人でしたらある程度は楽しめると思うので、安く売られていたら手にとってみてください。

クリア後の要素も充実しているので、値段分は楽しめると思います。

あの堀井雄二さんが声を担当したモンスターもいるぞ!(プレゼントコード限定 )
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パワプロクンポケットR

続いて紹介するのが、「パワプロクンポケットR」です。

本作は野球バラエティゲーム「パワプロクンポケット」シリーズの最新作で、1作目と2作目のリメイク版を収録しています。

そんな「パワプロクンポケットR」ですが、販売価格はかなり安めとなっていて、名古屋大須のゲームショップでは中古が1,000円以下。

Amazonに至っては新品が600円で販売されています(2023年5月末時点)。

なぜ、こんなにも安い値段で売られているのでしょうか?

要因としては2つあると思っています。

1つめは、小売店が仕入れすぎてしまったことです。

「パワプロクンポケット」シリーズは根強い人気を誇っていたんですが、2011年に発売された「14」を最後に新作が途絶えてしまいました。

期間で言うと約10年。

そんな中で発売される「R」はファンにとっては待望と言っても良い新パッケージなので、前年に発売された「桃鉄」のように爆発的な売上を記録するんじゃないか?

そう感じた関係者が多かったようで、パッケージ版の初回出荷本数は10万本に達しました。

しかし、発売週の売上は2万本程度。

その後も累計売上を伸ばすことが出来ず、3万本程度で失速してしまいました。

その結果、大量の在庫が余ってしまったことから大幅な値崩れが発生。

発売数ヵ月後には1,000円以下にまで下がってしまい、現在に至るといった感じです。

値崩れしてしまった2つめの理由は、ファンの間で「1」と「2」のリメイクがあまり求められていなかったことです。

「パワプロクンポケット」はサクセスという選手を育成するモードに重点が置かれたシリーズで、

  • ぶっ飛んだキャラクター
  • ブラックユーモア満載のシナリオ
  • サクセスクリア後の後日談
  • アルバムモードのコレクション要素

などが好評を博しています。

しかし、「1」や「2」の頃はテキスト量やぶっ飛んだ要素が控えめだったりして、本家である「実況パワフルプロ野球」との差別化がのちの作品ほどされておらず、発展途上の段階でした。

加えてゲームボーイアドバンスの時代に「1」や「2」が一度リメイクされているので、久しぶりとは言え「またか」といった印象があったんですね。

そのため初期に購入したのは一部のユーザーに留まってしまい、小売店の想定を大きく下回る売上に終わってしまいました。

このような理由で「パワプロクンポケットR」の販売価格は大幅に下がってしまいましたが、ゲーム自体は一定の水準に達しています。

サクセスでは限られた期間の中で選手を育成するのが面白いですし、個性的なミニゲームが多数収録されていますからね。

ボリュームがやや控えめなのは惜しいところですが、1,000円以下でしたら十分に元が取れるので、手頃な値段で遊べるSwitchソフトを遊びたい方はぜひ手にとってみてください。

本質的な面白さはシミュレーションやアドベンチャーゲームに近いので、野球に興味がなくても楽しめますよ。

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遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!

続いては「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!」を紹介していきます。

本作はアニメ「遊☆戯☆王SEVENS(セブンス)」を題材に、カードゲーム「遊戯王ラッシュデュエル」を気軽に遊べるパッケージソフト。

350種類以上のカードを収録しており、アニメに登場するキャラクター達とカードバトルを楽しむことができます。

そんな「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!」ですが、販売価格は非常に安く、名古屋大須のゲームショップでは中古が500円以下。

Amazonでも特典付きが1,400円で販売されています(※2023年5月末時点)。

「遊戯王」と言えば超人気のコンテンツなのに、なぜこんなにも安くなっているのでしょうか?

要因としては2つありまして、1つめは封入されている特典のカードがあまりにも魅力的だったことにあります。

本作には初回生産限定特典として

  • ブラック・マジシャン・ガール
  • 最強戦旗エースブレイカー
  • 強欲な壺

といった3枚のカードが封入されています。

で、この中の「ブラック・マジシャン・ガール」が発売当時、非常に高い価値をつけられていて、5,000円前後で取引されていました。

そのためカード目当ての転売が横行。

発売直後から特典を抜いたソフトが中古に洪水のように出回ってしまい、買い取り価格は300円程度まで暴落してしまいます。

2つめの理由は、出荷本数が多すぎたことです。

小売側も特典目当てでの需要を見越していたようで、本作の初回出荷本数は20万本を超えました。

しかし、初週の販売本数は10万本弱に留まってしまいます。

2週目以降も売れ続けたら良かったんですが、新品の販売は急ブレーキ。

その一方で中古にはどんどん流れていくので、発売数ヶ月後には特典付きの新品でさえも値崩れしてしまいました。

「遊戯王」のゲームと言えば昔から特典目当ての購入が相次いでいましたが、令和になった今でも続いているようですね。

ちなみに2022年12月には続編の「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!! いくぞ!ゴーラッシュ!」が配信されまして、こちらは基本プレイ無料で展開されています。

ゲームとしての完成度はこちらの方が高いので、今からプレイされるのでしたら続編の方がおすすめです。

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スプラトゥーン2

続いて紹介するのが、「スプラトゥーン2」です。

本作はインクを塗り合うアクションシューティングゲームで、4人でチームを組んで制限時間以内にフィールドをインクで塗っていき、塗った面積の広さを競っていきます。

そんな「スプラトゥーン2」ですが、実は最近めちゃくちゃ安くなっていて、お店によっては980円とか1,000円切ってるところもあります。

まあ新品はそこまで値崩れしてないんですけど、なんかここに来て中古が妙に安くなってるんですよね(2023年8月末時点)。

一体、どういうことなのか?

要因としては、「3」の発売が大きいと思います。

こういうオンラインがメインのシューティングゲームって新作が出たら大抵の人はそっちに行くんですよ。

で、前作はほとんどやらなくなるから中古に売り出す方が多いから、中古の在庫がたまって販売価格がどんどん安くなってるんじゃないかと思います。

という訳でつまらないから安くなってる訳じゃないんですね。

むしろ、最近は「2」が再評価されつつあります。

というのも「スプラトゥーン3」は「2」とは方向性がやや異なっているので、一概に最新作の方が優れているという訳ではないんですよ。

例えば「3」は縦長やシンプルなステージが多く、マップ的に塗りやすかったり、正面からの撃ち合いが楽しめる一方で、射程に武器の性能差が出やすいというデメリットもあるんですよね。

その点「2」のステージは構造が割と複雑で射程が通りにくいことが多かったりするので、遮蔽物を活かした戦闘が楽しめるようになっているんですよ。

それに関して当初は塗りの気持ちよさが少ないとか色々言われていたんですけど、「3」が出た後になってからは、また別のゲームバランスとして有りだったという声が挙がっていたりします。

今後に関しては、「3」は継続的にアップデートを重ねていくことから、新鮮味のある体験としては「3」に軍配が挙がっていきそうな所はあります。

ですが、「2」は「2」で長期的なアップデートによって完成された1つの環境になっているので、ステージや武器バランスの完成度は優れているんですよね。

なので、「3」に興味があるけど、ちょっと高くて買えないって人は中古で安く売ってる「2」を買うのも良いと思います。

「3」に移行した人も多いんですけど、今でも深夜の4時とかじゃなければ割とすぐにマッチングするので、普通に遊ぶことができます。

あと、中古で買うことに抵抗ある人もいると思いますけど、Switchは本体にセーブデータが保存されるので、前の人の改造データがあったりとかそんなことありませんので、安心してください。

確認をするのであればジャケットの痛みはないか?ゲームカードの基盤に傷が付いていないか?といったところですね。

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Vampire Survivors(ヴァンパイア・サヴァイヴァーズ)

続いて紹介するのが、「ヴァンパイア サバイバーズ」です。

このゲーム、ニンテンドーeショップで配信されていますが、たったの499円で買えてしまいます。

その割にはめちゃくちゃ面白くて、20時間とか30時間は余裕で遊べます。

ぼくも深夜にダウンロードして遊んでみたんですが、もう気が付いた時には外が明るくなっていましたw

もうそのくらい面白いです。

やっていることはキャラクターを動かすだけなんですが、それでも夢中で遊んでしまう魅力があります。

なんでそんなに面白いのかと言いますと、中毒性と緊張感。

この2つが飛び抜けていることが大きいです。

ゲームの目的として、30分間生存するというものがあります。

その間に敵がウジャウジャ出てくるので、レベルを上げて倒さないといけません。

しかし、敵は時間が経つ毎に数が増えたり、強くなっていくので、単にレベルを上げるだけでは倒せないんですね。

レベルアップの時に選択できる武器やアイテムを状況に応じて選んだり、ランダムで出現する強力な取得アイテムを獲得して、効率良く生き延びる方法を探していかないといけません。

これを突き詰めていくと

あの武器は効果範囲が広いから、優先して選んでいこう
運の能力を上げてアイテムの出現率を増やそう

といった感じで色々と考えることが増えるので、スティックでキャラクターを動かすだけでも楽しいんですよね。

特に終盤は尋常じゃないくらい敵が増えてくるので、なんとか30分になるまで生き延びようと、ドキドキしながら遊んでしまいます。

で、25分とかあとちょっとのところで倒れると悔しくなって再挑戦してしまうとw

他にもプレイする毎にお金が溜まってキャラクターを成長させたり、新しいステージやキャラクターが解禁されたり。

繰り返しプレイしたくなる要素が満載なので、ローグライクゲームらしい中毒性があります。

そんな「ヴァンパイア サバイバーズ」がなんでこんなにも安く販売されているのか?

理由としては、個人開発・個人配給のゲームとしてスタートしたことが大きく感じます。

実は本作、当初はパソコン向けに展開されまして、インディーゲームを中心としたゲームの販売サイトitch.ioやSteamの早期アクセスで展開されました。

で、その時の価格は約300円だったんですね。

個人開発のゲームということで当初はそこまで盛り上がっていなかったんですが、コスパの高さなどがSNSで広まったことから爆発的な人気を博しまして、類似のタイトルもどんどん出てきました。

そんな中で基本プレイ無料のスマホ版が配信されたり、Switch版が配信されたりして、現在も進行形で人気が広まっているんですね。

そういう訳なので、本作は安くて面白いからこそ広まったという、非常に理想的な展開を見せています。

大作とかになると値段も開発費もどんどん上がって「この先大丈夫なのかな?」と思いますけど、こういう個人開発のゲームが評価されているのを見ますと、この業界にも希望があることを実感しますね。

ニンテンドーeショップで購入する

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ゼノブレイド3

続いては「ゼノブレイド3」を紹介します。

本作はモノリスソフトが開発するRPGで、2022年7月に発売されました。

今からだいたい1年くらい前に発売されたんですが、販売価格はかなり安くなっていて、大体半額で販売されています(2023年8月末時点)。

これは3年前に発売された「ゼノブレイド ディフィニティブ エディション」とか、6年前に発売された「ゼノブレイド2」よりも安い価格なんですよね。

昔出たゲームよりも安くなってるということで面白くないのかなと思われるかもしれませんが、そんなことはなくて、「3」もめちゃくちゃ面白いです。

じゃあなんでそんなに安くなっているのか?

その辺りの話は後でするとして、まずは本作のどういうところが面白いのかを語っていきます。

特に面白いのがストーリーですね。

本作のストーリーはアイオニオンという世界を舞台に2つの国家勢力の戦いを描いていて、それぞれの軍隊に所属する6人の兵士の活躍にスポットを当てています。

特徴的なのが、シリーズの中でもとりわけ重い作風であることです。

戦うために生き、生きるために戦わなければいけない主人公たちが、「生と死」に向き合って前を向いていく進んでいくところとか。かなり丁寧に描いています。

例えば過去の背景が回想とかで語られていって、だんだんストーリーの欠けたピースが繋がっていくんですが、結構ミスリードとかもあったりとかしてね。

50時間遊んでようやく気が付く伏線とかもあったりするので、それを知った時は凄いゲームだと思いました。

もちろんムービーだけのゲームにならないよう、ゲームパートもそれに見合った物量が用意されていて、大作に相応しいガッツリ遊べる内容になっています。

具体的に言いますと、このゲーム、オープンワールドと思うくらいマップが広大になっていて、クリアとは直接関係のないエリアが多いんですよね。

例えばフォーニス地方ではダナ砂漠というサブ的なエリアが存在しまして、これがとんでもない広さになっているんですよ。

ここにいる敵と戦ったり、収集アイテムを拾ってしっかり探索したら、5時間はあっさり過ぎ去ってしまいます。

正直、ストーリーだけを進めようとしたらムービーゲーみたいになってしまうんですが、脇道が尋常じゃないくらい作り込まれているので、寄り道をするのかそうでないかで評価がガラッと変わります。

ぼくの場合、去年の夏は家に引きこもってこのゲームばっかやっていました。

もう1日10時間とかそのくらいのペースで2~3週間くらいはやっていたかな? 正直廃人になっていましたw

じゃあなんでそんなに面白いゲームがこんなにも値崩れしてしまっているのか?

要因としては、過去作の続きという宣伝を大々的にしたことが大きいと思いました。

本作は発売前に「1」とか「2」と繋がる世界というアピールしていたんですよ。

そういう訳なので、新規のユーザーが「3」から入っていいのか躊躇したと思うんですよね。

実際の所、追加コンテンツ以外は過去作との繋がりは示唆する程度に留まっていたので、本編だけでしたら新規の方でも差し支えのない内容になっていました。

ですのでぼくとしては今作から始めても良いとは思っていますが、やっぱり抵抗を持ってしまった人が多かったのかなと推測します。

そういう訳で、熱狂的なファンが発売日に買って、それ以外の方はあまり手を出さなかったことから2週目以降の売上が伸び悩んでしまい、在庫がどんどん重くなってしまったことから値崩れしてしまったんじゃないでしょうか。

でも、何度も言うように評価は高めとなっていて、海外のメタスコアは平均89点となっていますし、2022年のベストRPGにもノミネートされました。

しかも大型追加コンテンツの「新たなる未来」がものすごい完成度で、そちらも含めたら最高に面白いゲームという評価も出ているので、今こそ「ゼノブレイド3」と大型追加コンテンツをセットで買って遊んでみるのが良いと思います。

もう全て極めようと思ったら200時間。いや、300時間は優に超えるので、めちゃくちゃお買い得です。

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New ポケモンスナップ

続いて紹介するのが「New ポケモンスナップ」です。

本作はポケモンを撮影していくカメラアクションゲームで、2021年に発売されました。

しかし、販売価格はかなり安くなっていて、 新品でも2,980円とか3,980円とか。

大体そのくらいの価格で売られています(2023年8月末時点)。

ポケモンのゲームって当たり外れがあるので、ここまで安いと

「面白くないから値崩れしてるんだろう?」

と思われるかもしれませんが、本作に関してはめちゃくちゃ丁寧に作られています。

それなのになんでこんなに安くなってしまったのかといいますと、写真撮影という題材が今のポケモンユーザーには響かなかったんだと思います。

やっぱり写真を撮影するのって地味じゃないですか?

それよりはポケモン同士が戦うとか、ポケモンマスターになってストーリーを進めていくとか、そういうゲームの方が面白そうに見えると思うんですよね。

ただ、実際にはこの「ポケモンスナップ」もめちゃくちゃ面白いゲームでして、僕は夢中で遊んでしまいました。

何がそんなに面白いのかと言いますと、スコアアタックです。

ポケモンを撮影するとスコアが付けられるんですが、写っているポケモンの大きさやしぐさ、向きなどで変わっていくので、どうすれば良いスコアになるのか試行錯誤するのが楽しいんですよ。

しかも記録されたスコアの合計が一定数を超えるとストーリーが進行していきまして、行ける場所が増えたり、使えるアイテムが増えたりするので、ついつい遊んでしまうんですよね。

「ポケモンスナップ」はN64でも発売されましたけど、そちらと比べても遊びごたえが増しています。

あと、ポケモンの作り込みがすごいです。

モデリングは滑らかですし、仕草とか表情とか。

本当に生きてると思うくらい自然に動いてくれるので、写真を撮ってる時にはつい「可愛い♡」って口に出しちゃいました。

これは誇張抜きで、現時点で発売されているポケモンゲームの中ではトップクラスの作り込みです。

他にも時間帯によって出現するポケモンが変化したり、進行ルートが変化したりとか、結構奥が深いんですよね。

なので、「写真を撮るだけのゲームって面白くないだろ」という先入観を持たれてる方にも、ぜひプレイしてほしいです。

見た目からは想像できないくらい、ゲームらしい駆け引きを味わえます。

イメージ的にはポケモンの謎解きシューティングゲームかな。

表面上は写真を撮るだけのゲームなんですが、本質を突き詰めていくとそんな感じのゲームになっていきます。

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モンスターハンター ライズ

続いては「モンスターハンターライズ」を紹介します。

こちらの作品も有名ですが、現在はかなり安く販売されていて、Amazonですと新品が3,000円ちょっと。

中古に至っては2,000円以下で販売されています(2023年8月末時点)。

こんなに安いと駄作と思われるかもしれませんが、個人的にはシリーズの中でも特に面白いと思いました。

というのも本作はアクションの気持ち良さに重点を置いていて、それまでのモンハンにあった重さがなくなってるんですよ。

「翔蟲」という「進撃の巨人」の立体機動装置みたいなワイヤーアクションで高いところまで行ったり、オトモガルクという狼のような仲間に乗ってスイスイ移動したりとか。

そんな感じで高低差のあるマップを素早く移動することができるようになったので、もう動かしてるだけで楽しいんですよ。

あと、モンスターの戦闘も「翔蟲」によってより立体的な戦いが楽しめるようになったので、大ジャンプして武器で思いっきり殴るとか。

これまで以上にダイナミックな狩りを楽しめるようになったので、なんか動画映えするようなプレイをしたくなるんですよね。

他にも過去作で面倒だった部分が簡略化されていたりするので、より幅広い層におすすめできるようになりました。

なのになんでこんなに安いのか?

理由としては、廉価版の発売が大きく感じます。

実は本作、2回にわたって廉価版が発売されていて、1回目の時は5,990円に。

2回目の時は3,990円まで安くなりました。

そのうえで店頭では2割くらい値引きされているので、安く見えてしまうんですね。

あと、モンハンの特性上、中古に出回りやすいのも大きく感じます。

モンハンってマルチプレイがメインのゲームなので、新作が出たらそちらに移行する傾向があるんですよ。

で、旧作は中古に売ってしまうというケースが多いので、2作とか3作前のタイトルになりますと、ワンコインで販売されていたりします。

そういう訳で今回のライズも数年後にはワンコインになっていると思いますが、現状でも十分すぎるくらいお買い得なので、安くて面白いゲームを求めているのでしたらおすすめしたいです。

どうしてもマルチプレイ中心のイメージを持たれがちですが、ソロプレイでも十分に楽しめますからね。

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ライブ アライブ

続いて紹介するのは「ライブ アライブ」です。

このゲームは2022年に発売されたばかりなんですけど、今では新品が半額以下で販売されています(2023年8月末時点)。

でも評判はすごく良くて、プレイした方の間では高く評価されています。

それなのになぜ安くなってしまったのか?

そのあたりの話はおいおいするとして、まずは本作のどういうところが面白いのかを語っていきます。

ひとことで表すと、オムニバス形式のシナリオですかね。

本作では7個以上のシナリオが用意されていて、それぞれ好きな順番から楽しむことができます。

このシナリオが実に多彩で、多彩で食べ物で表すと、幕の内弁当みたいな感じなんですよ。

ロボットアニメみたいなシナリオもあればSFホラーや西部劇みたいなシナリオもあったりして、全然違うんですよね。

ジャンルもRPGをベースにしながらも格ゲーやタワーディフェンス、ステルスアクション、アドベンチャーといった感じで、色んなジャンルの遊びを盛り込んでいるので、別ゲーをやっているような気分になります。

その一方で1つ1つの長さは長くても5時間程度。

場合によっては1時間もかからず終わる物もあるので、気軽に楽しめます。

そんなシナリオですが、予想外の展開もありまして、それが王道RPGの予想を裏切ってくるような感じなんですよね。

なので、RPGファンであればあるほどビックリすると思います。

他にもBGMが名曲満載だったり、キャラクターが良い味を出していたりと名作らしい魅力を持っているので、興味のある方はぜひプレイしてみてください。

そんな「ライブ アライブ」がなぜ安くなっているのか?

要因としては、期待が大きすぎたってのがあると思います。

この「ライブ アライブ」は元々はスーパーファミコンで発売されまして、隠れた名作と評価されていました。

それが時間が経つ毎にどんどん有名になっていきまして、いつしか伝説の名作という扱いになったんですね。

で、今回満を持してリメイクされたんですけど、やっぱり元がちょっとマニアックなゲームなので、期待ほど売れなかったんですね。

そういうこともあって、在庫がだぶついてしまって、値崩れしてしまったと推測します。

ですが、何度も言うようにゲーム自体の完成度は高いので、安くて面白いゲームを求めてる方はぜひプレイしてみてください。

これが3,000円とかで買えてしまうのは、ハッキリ言って安すぎます。

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WBSC eBASEBALLパワフルプロ野球

続いて紹介するのが「WBSC eBASEBALLパワフルプロ野球」です。

このゲームはダウンロード専売なんですが、なんとたったの100円で販売されています。

それでいて、課金は一切いりません。

たった100円払うだけで全てのコンテンツを遊べます。

内容の方は対戦に特化したパワプロで、本格的な野球をオフライン・オンライン問わず楽しむことができます。

特徴的なのが、歴代シリーズのキャラクターでチームを作成できることですね。

ヤーベンとかグラビトン新井とか、個性的なキャラクターと派手な試合を楽しむことができます。

で、このゲームの凄いところは見た目だけじゃなくて、動きとかも個性を持たせているところですね。

中にはめちゃくちゃ派手な球を投げるヤツとかいたりするので、もう見ているだけで楽しいです。

あと難易度も細かく調整できまして、CPUの強さはもちろん、操作モードも色々用意されています。

いちばん簡単なモードですと、ボタンを押すだけで良いので、初心者にもおすすめです。

ただ、注意点もありまして、このゲームのオンラインモード、強い人ばかりに遭遇します。

一応、初心者に向けた設定にもできますけど、それでも強い人とマッチングすることが多いので、慣れていないと厳しいです。

そんな感じでオンラインモードは人を選ぶんですが、CPUとか友達と本格的な野球を楽しめるので、これが100円なのは安いです。

では、なんでこんなに安いのか?

コナミによると、「世界中の方々に楽しんでいただきたい」という想いがあるようで、100円にしたようですね。

実は本作、世界市場に合わせて作られていて、英語にも対応しています。

なので、海外でもパワプロが広まって、野球の楽しさを共有することに意義があると考えているようなんですね。

あと、これは推測になるんですけど、実在の選手が収録されていないのも大きく感じます。

スポーツゲームに実在の選手を収録する場合、ライセンスが必要だったりしますからね。

本作ではそういったしがらみがなくなっているので、それもあって安くできたと思います。

ニンテンドーeショップで購入する

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戦場のヴァルキュリア4

続いて紹介するのが、「戦場のヴァルキュリア4」です。

こちらのゲームもかなり安く販売されていて、Amazonでは新品が2,264円で販売されていました(2023年8月末時点)。

当初は8,000円で販売されていましたので、70%くらい安くなってるんですよね。

なぜこんなに安くなっているのかというと、新価格版の発売が大きかったりします。

このゲーム、2018年に発売されたんですけど、それから2年後に廉価版が発売されまして、そちらが3,000円くらいだったんですね。

で、そこからさらに割引されていて、これだけ安くなりました。

この「戦ヴァル」シリーズ、昔からものすごいお買い得な廉価版を発売して新規層の獲得に力を入れていますけど、こんな感じで良心的な価格で旧作を売ってくれるのはありがたいなと思います。

そんな本作は三人称視点で展開されるシミュレーションRPGで、架空のヨーロッパを舞台に繰り広げられる戦争を通した人間ドラマを描いています。

特徴的なのが、手書きイラストのような温かみのあるグラフィックですね。

戦争物って泥臭いところがありますけど、このゲームは逆に温かさがあって、独創性を生み出しています。

また、ゲーム性にもユニークな要素を盛り込んでいて、初めて遊んだ時は「あ、こういうのもアリなんだ」と思いました。

みなさん、映像だけを見ているとこのゲーム、どう感じますか?

アクションシューティングに見えますよね?

でも、本質的な面白さはシミュレーションRPGになっていて、自軍のキャラを操作している間は敵が動くことはありません。

もちろん近付いたら銃弾を放ってきますが、アクションシューティングのように激しく動くことはないですし、動かないことで簡単に照準を合わせて弾を当てることができます。

その代わりシミュレーションRPGらしい制約がありまして、1ターンにつき一定の距離までしか移動できず、発射できる弾も限りがあります。

なので突き詰めていくと、「今はアイツを移動させるべきか?」とか「攻撃はこの場所でするべきか?」みたいな感じで頭を使うんですよ。

他にも色んな兵科が存在したり、クリアしたターン数に応じてランクが付けられたり。

シミュレーションRPGらしい戦略性があるので、「ファイアーエムブレム」みたいなゲームが好きな方におすすめしたいです。

タイトルに「4」と付いていますが、時系列的には「1」と同じなので、今作から始めても問題ありません。

まあ「1」もeショップでは2,189円で配信されているので、まずはそちらを遊ぶのも良いと思いますけどね。

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ベヨネッタ3

続いては「ベヨネッタ3」を紹介します。

このゲームも割と最近発売されたんですが、店頭での販売価格はかなり安くなっています(2023年8月末時点)。

お店によっては半額以下で販売されているので、「ゼノブレイド3」と同じく任天堂のゲームにしては値崩れしてる印象です。

そんな本作は魔女のベヨネッタが活躍するアクションゲーム。

消滅の危機に瀕した世界を救うため、突如として侵略を開始した謎の生態兵器と戦っていくことになるんですが、このゲーム、Switch史上最大級と言っても良いくらい迫力が凄いです。

超巨大な魔獣を操作して高層ビルの上を突き進むとか、猛スピードで襲ってくる敵の手から逃げながら砲台で反撃するとか。

たった数分間のうちにアクション映画のようなすごい迫力を与えるので、これが携帯モードで楽しめるのはヤバいです。

もうどんだけこのゲームに開発費を費やしたんだってね、突っ込みたくなってしまいます。

それと、ベヨ姐さんのアクションも最高です。

パンチやキックを繰り出してコンボを決めたり、敵の攻撃をタイミング良く回避してウィッチタイムを決めたり。

そういった面白さは健在ですし、魔獣を使った新アクションもめちゃくちゃ派手で、上手く決まると自分自身がカッコよくなったような感覚になれます。

ボリュームも過去最大級で、マップがめちゃくちゃ広かったり、シリーズお馴染みのジャンヌや新キャラクターのヴィオラを操作するパートも用意されているので、これは発表から発売までに5年かかるのも納得しました。

そんな「ベヨネッタ3」ですが、店頭での販売価格はかなり安くなっていて、新品でさえも半額以下になってます。

なぜ、こんなに安くなってしまったのか?

理由としては、Switchのメインユーザー層とマッチしてなかったことが大きいと思います。

こういうグラフィックに力を入れたゲーマー向けのゲームって、どっちかというとプレイステーションとかXboxとか。

そういうハードコアなゲーム機との相性が良いと思うんですよ。

一方のSwitchはどっちかというとカジュアルな方面のゲーム機なので、ハードのコンセプトと必ずしもマッチしてるとは言えないんですね。

後は、シリーズものということも影響していそうです。

本作は直接話が繋がっているシリーズの3作目なので、本作から新しく遊ぶことが難しい内容になっているんですよね。

「1」と「2」はSwitchでも発売されていますが、改めて2作遊ぶのはややハードルが高い印象です。

そういうこともあって売上的にも伸び悩んでしまい、値崩れしてしまったと推測します。

ただ、何度も言うようにゲームとしての体験は極上級なので、Switchの性能を活かしたすごいゲームをやりたい方はぜひプレイしてみてください。

間違いなく店頭での販売価格以上の価値があります。

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トライアングル ストラテジー

続いて紹介するのが「トライアングル ストラテジー」です。

このゲームも2022年に発売されたばかりなんですが、店頭ではかなり安くなっていて、特に中古では1,980円とかで販売されていたりします(2023年8月末時点)。

まあスクエニのゲームなので、ここまで安いと「つまらないから安くなったんだろ?」と思われるかもしれませんが、そんなことはないんですよ。

このゲームは、最近出たスクエニゲーの中では良作の部類です。

友人のば~んさん

世界観の描写も工夫されており、徐々に明らかになる世界の真実に驚かされた。一周だけではすべての秘密が明かされるわけではないので、何周も遊びたくなる

と仰っていました。

そんな本作は重厚な世界を舞台にしたシミュレーションRPG。

三国が戦争を続けてきた大地ロゼリアを舞台に、新たに青年領主となった主人公・セレノアの「選択」を描くストーリーになっています。

ゲームはストーリーパート・RPG・バトルパートの3つに分かれていて、バトルパートでは高低差のあるフィールドで色んなキャラクターに指示を出して戦っていきます。

イメージで言うとスーパーファミコンで発売された「タクティクス オウガ」みたいな感じかな?

シミュレーションRPGとしての戦略性はもちろん、重厚な世界観とか、選択肢によって変化するストーリーとか。

同作の影響が色濃く出ています。

ただ、本作の場合はもうちょっとストーリーに重きを置いていて、イベントシーンの割合が多めになっています。

なのでシミュレーションRPGパートだけを求めているともどかしく感じるかもしれませんが、このストーリーがめちゃくちゃ面白いんですよ。

例えば序盤は平穏なんですけど、ある時から状況が一変して戦争が始まっていきます。

で、思わず主人公側に感情移入してしまう心を揺さぶられるような描写があったりとかして、夢中で進めてしまうんですよね。

中盤以降も国家間のいろいろな思惑が錯綜して、かなり大人のストーリーが展開されます。

こんな感じで本作はシミュレーションパートもストーリーパートも面白いんですが、販売価格はかなり安くなっていて、2,000円を切ってたりするんですよね。

なぜこんなに安くなってしまったのか?

要因としては、発売前の期待度が高すぎたってのがあると思います。

というのも本作は2021年2月のニンテンドーダイレクトで大々的に発表されまして、HD-2Dを使った「タクティクスオウガ」のようなシミュレーションRPGとして発表されました。

当時はHD-2Dという映像表現はまだ珍しいものだったのでかなり反響があったんですね(オクトパストラベラーに続く2作目)。

で、それから1年後に発売されたんですが、その頃には類似のHD-2Dを使ったゲームもどんどん発表されていったので、個性という面でも弱くなってしまったんですよね。

そういったこともあって期待ほど売上を伸ばすことができずに埋もれてしまったと推測します。

また、シミュレーションRPG自体が独特な雰囲気があるのと、本作自体もやや難易度が高めなのもあって、HD-2Dシリーズの中ではやや癖があったというのも要因としてありそうです。

そんな感じで不遇な印象の「トライアングル ストラテジー」ですが、完成度は高いので、安くて面白いシミュレーションRPGを求めている方はぜひプレイしてみてください。

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全体のまとめ

ここまで何故か激安のSwitchソフトを紹介してきました。

つまらないから安くなってしまったゲームがあるのも確かですが、中には面白いのに安いゲームもあるので、本記事が参考になったら幸いです。

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