2017年2月に配信されたPSVR「チャリ走VR」を今回はレビューします。
PSVR「チャリ走VR」は2Dアクションゲーム「チャリ走」の世界をVRで楽しめるゲームです。
ダウンロード専売で、価格は約1,000円。
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目次
良いところ
あのチャリ走をVR世界で楽しめる!
携帯ゲームとして大人気のチャリ走。
自動でスクロールするステージをジャンプのみで障害物を避けていく2Dアクションとして知られ、地味に人気を博しています。
本作ではそんな「チャリ走」を一人称視点のVR世界で楽しめるんです!
普段は平面でしか見られなかっただけに、視点の切り替わりは夢のような話です。
気になるVR世界から見た「チャリ走」ですが、細長い道をどこまでも進んでいく感じになっていました。
もしかしたら2Dマリオも本人からしたらこんな感じで見えていたのかも知れませんね。
体感操作によって高まる没入感
本作はコントローラを使ってプレイするゲームではありません。
操作はすべて首振りで行うんです!
左に移動する場合は左へ。
右に移動する場合は右へ。
こんな感じで首を動かして曲がっていくんですね(走行自体はオートで行われます)。
そして「チャリ走」といえばジャンプ!
なんと、本作では首を勢い良く上げることで行います!w
勢いが弱いとジャンプが出来ず、穴に落ちてしまうので大変ですよ~。
クソゲー防止に一役買った×ボタン
え?クソゲー臭が半端ないって?w
確かにジャンプをするためにいちいち首を勢い良く上げるのは面倒ですからねw
でも、安心してください!
本作にはクソゲー化を防止する素晴らしい措置が取られているんです!
それは、×ボタンでのジャンプ機能!
勢い良く首を上げなくても×ボタンを押せば同様の操作を行えるので、面倒に感じる人はそちらを活用したら良いように作られていますw
×ボタンでのジャンプは味気ないですが、本作のクソゲー化を防止しているのは確かです。
というか途中まで気が付かなかった!w
スコアアタックが熱い!
本作の目標は、落下するまでの走行距離を競うこと!
ステージはエンドレスで続き、ランダムでギミックが設置されていきます。
出現するギミックは1,100Mを超えるたびに変わっていき、スピードも上がっていくので、走行距離が長いほど難易度が上がっていくように作られているんですね。
淡々としていますが、ハイスコアを更新していく昔ながらの楽しさは感じられ、ゲームオーバーになってもつい再挑戦したくなってしまいます。
ちなみに5,000M突破でブロンズトロフィーが。10,000M突破でシルバートロフィーが貰えます。この水準まで行くのは大変ですが、目標としては良いですね。
惜しいところ
約1,000円は高すぎる
VRゲームにありがちですが、ゲーム内容と価格設定は釣り合っているようには感じられません。
シンプルなスコアアタックしか楽しめないうえ、簡略化されたグラフィックで約1,000円はちょっと・・・。
まあ、本作の場合はPSストアでのセールでよく大幅値下げされているんですけどねw
全体のまとめ
良くも悪くもあの「チャリ走」をまんまVR化した作品。
それ故にVRゲームとしてみると安っぽく感じられますが、プレイしているところを見るのは面白いので、友達と交代でスコアを競う分には楽しめると思います。
定価での購入はともかく、セールで大幅値下げされているタイミングで手を出すのは悪くありません。
こういう感想になったのもすべては×ボタンでもジャンプができるおかげ。
勢い良く首を上に振ってのジャンプしか出来なかったらクソゲー認定していましたw
×ボタンがクソゲー化防止となった首振り変態スコアアタックゲーム!
こんな人には特におススメ。
・スコアアタック好き。
こんな人にはおススメできない。
・飽きやすい人。
チャリ走VR/お気に入り度【45/100%】
プレイした時間・・・約5時間
確かに首振りでしかジャンプできなかったらクソゲー認定されてしまいそうですねw
VRに限らず、体感操作のゲームは反応が鈍い=ダメと認定されがちですのでw
Wiiでもそういうゲームがあったなぁ…w
チャリ走はプレイしたことがありませんが、VR化するというのは魅力的に感じます。簡略化されているのが問題、とすると色々なステージがあればかなり評価が高かったかも…