オープンワールド
舞台となる広大な世界を自由に動き回って探索・攻略できるように設計されたレベルデザインを指す言葉です。
しかし、「オープンワールドゲームは苦手」という話もよく聞きます。
オープンワールドゲームならではの良さもあるだけに、ちょっと寂しいですね・・・。
そこで、本記事では初心者向けのオープンワールドゲームを紹介したいと思います!
リニアとオープンワールドのバランスが取れたハイブリッド式ゲーム編
まず、オープンワールドゲームが苦手な人は何が苦手なのでしょうか?
ありがちなのが、「どこへ行ったら良いのか分からなくなり、ストーリーに集中できない」ことだと思います。
無理もありません。それまで直線的な道を辿ってきたのにいきなり複数の道が現れたのですから。
そこでおすすめなのが、リニアとオープンワールドのバランスが取れたハイブリッド式ゲームから入ることです!
実はオープンワールドゲームでも大半のタイトルがリニアとオープンワールドの要素を盛り込んでいるんですよ。
僕が最もハードルが高いオープンワールドゲームだと思っている「エルダースクロール」や「フォールアウト」シリーズにしてもオープニングステージに関してはリニア式でしたからね。
大抵のオープンワールドゲームはプレイヤーがストーリーを進める意欲を高めるため何かしらの直線的な道を作っていて軌道に乗せるよう作られています。
そこで重要になってくるのが、直線的な道の比率です!
オープンワールドゲームでも直線的な道の比率が高ければ初心者もすんなり入れると思うんですよ。
ここからは直線的な道の比率が高いオープンワールドゲームを紹介します。
ゼノブレイド/Wii
機械と人との戦いをテーマにしたRPG。
JRPG好きには溜まらない王道のストーリーやメロディアスなBGM、シームレスで戦略性が高い戦闘システムを盛り込んでいることで高く評価されている作品です。
特徴的なのが、大半のフィールドが横に広く、大量のサブクエストが用意されていること。
本来ならばストーリー進行に関係のない崖の下へ行って強い敵と戦ったり、アイテムを集めることも可能で、それが大きな加点ポイントとなっています。
こうして書くとオープンワールドゲームみたいですが、ムービーシーンや一本道のエリアもいくつかあり、リニアとオープンワールドの要素がバランス良く盛り込まれているんです。
ただし、ゲームバランス調整のためかレベル差補正が存在し、極端にレベルが高い敵にはダメージを与えられません。
関連記事:ゼノブレイド【レビュー・評価】欠点も多いが、様々な要素がまとまっているJRPG!
ゼノブレイド2/Wii
機械と人との戦いをテーマにしたRPGの続編。
前作から舞台やキャラクターが一新されていますが、王道のストーリーやメロディアスなBGM、シームレスで戦略性が高い戦闘システム、横に広いフィールドは継承されていました。
ただし、前作よりも深夜アニメ寄りの作風になっていてやや人を選びます。
また、前作に存在したレベル差補正はなくなり、自分よりレベルが高い敵もある程度なら倒せるようになりました。
個人的には嬉しい変更点でしたが、前作のほうが初心者向けかも。
ちなみに「ゼノブレイド」シリーズとしては他にもWii U「ゼノブレイド クロス」が存在しますが、こちらはオープンワールドの側面が強く、リニアの部分は少ないので初心者にはおすすめ出来ません。
関連記事:ゼノブレイド2【レビュー・評価】深夜アニメを見ながら壮大な冒険が楽しめるテイルズ オブ ゼノブレイド!
トゥームレイダー/PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360
リブートされたララ・クロフトが主人公のアクションアドベンチャーゲーム。
本作では架空の日本島が舞台となっており、映画のように迫力あるダイナミックなアクションを楽しむことが出来ます。
この手のアクションが楽しめるエリアは完全な一本道となっていて、道に迷うことはまずありません。
その一方でストーリーを進めていくとオープンワールドゲームのように開放的なエリアに何度か訪れることになり、そこでは様々なサイドクエストを楽しむことができるんです!
開放的なエリアを広さで表すなら中規模程度。なので、オープンワールドゲームが苦手な方でも何をしたら良いのか分からなくなることは稀だと思います。
関連記事:トゥームレイダー【レビュー・評価】典型的な洋ゲーから一皮剥けた、再始動作にふさわしいリブート一作目!
ライズ オブ ザ トゥームレイダー/PS4/Xbox One/Xbox 360
リブート版「トゥームレイダー」シリーズの2作目。
今度は雪山が舞台となり、基本的には前作の流れをくんだアクションアドベンチャーゲームとして楽しむことが出来ます。
つまり、リニアとオープンワールドの要素がバランス良く盛り込まれているってことですね。
ただ、前作よりもアイテムが細分化し、サイドクエストやトゥーム(ミニダンジョン)が増え、開放的なエリアも広くなっているので若干ハードルは高くなっています。
オープンワールドゲーム初心者は前作をまずプレイしたほうが良いでしょうね。
関連記事:ライズ オブ トゥームレイダー【レビュー・評価】前作の流れを踏襲した続編らしい続編
小規模なオープンワールドゲーム編
ここまで「何をしたら良いのか分からなくなる」人に向けたオープンワールドゲームを挙げてみました。
しかし、オープンワールドゲームが苦手な人から「完璧主義ですべてをコンプリートしたくなるから苦手」という意見もよく耳にします。
上記のタイトルでも「トゥームレイダー」シリーズでしたら比較的短時間でコンプリートできると思いますが、それだけでは物足りないですよね?
そこで、ここからは完璧主義な人でも重く感じない小規模なオープンワールドゲームを紹介します!
スリーピングドッグス 香港秘密警察/PS3/Xbox 360
香港が舞台のオープンワールドゲーム。
内容の方は「グランド・セフト・オート」シリーズのフォロワーで、リアルな街の中で様々なミッションをクリアしていくのが目標となっています。
しかし、オープンワールドゲームとしてみるとかなりコンパクトな作りで、用意されているサイドミッションや要素はそこまで多くありません。
ボリュームを重視する人にとってはマイナスかも知れませんが、完璧主義な方はプレイするのにそこまで大きな重荷が掛からないと思います。
プレイタイムで表すと、クリアだけなら10時間程度。やり込みを含めても30時間掛かるのかどうかです。
関連記事:スリーピングドッグス 香港秘密警察【レビュー・評価】龍が如くとGTAを合わせたような香港旅行ゲーム
アサシン クリード/PS3/Xbox 360
ターゲットをこっそり始末するのが目的のオープンワールド型ステルスアクションゲーム。
様々なシリーズ作品が発売になっていますが、シリーズ1作目は今となってはかなりコンパクトな作りです。
マップこそはそれなりに広いけど、用意されているサイドミッションは少なく、アイテムの数も少ないのでゲームの全貌はすぐに見えてくると思います。
まあ、フラッグという収集アイテムをコンプリートするのは大変だと思いますけどねw
参考に、クリアだけなら10時間程度。やり込みを含めても30時間程度になります。
関連記事:アサシン クリード【レビュー・評価】完成度は高くないが、次世代ゲームの一端を垣間見れた作品!
インファマス セカンドサン/PS4
超能力を使って大暴れできるオープンワールドアクションゲーム。
PS4初期の発売に間に合わせるため比較的コンパクトな作りで、コンプリートにはそこまで時間は掛からないと思います。
マップの広さにしても超能力を使って高速移動できることを考えれば狭く感じられ、道に迷う事はまずありません。
参考に、クリアだけなら12時間程度。コンプリートを含めても30時間未満だと思います。
関連記事:インファマス セカンド サン【レビュー・評価】PS4の可能性を感じるオープンワールドアクション
インファマス ファーストライト/PS4
「インファマス セカンドサン」の大型ダウンロードコンテンツ。
舞台はほぼ同じですが、主人公が変更され、新しい超能力で楽しめるようになりました!
大型ダウンロードコンテンツということで本編と比べてもさらにコンパクトな作りで、コンプリートはますます容易となっています。
え?なぜ大型ダウンロードコンテンツを紹介するのかって?
実は本作、スタンドアローンで単品販売もされているんです。ですので、本編を所有していなくても楽しめるんですね。
参考に、クリアだけなら5時間未満。やり込みを含めても10時間未満だと思います。
関連記事:インファマス ファーストライト【レビュー・評価】本編が楽しめた人は買って損なし!
グラビティデイズ/PS4/PSVITA
重力を操って自由に空中移動できるオープンワールドアクションゲーム。
PSVITA初期に発売された作品ということもあってオープンワールドゲームとしてみたらかなりコンパクトな作りです。
サイドミッションもいくつかありますが、数え切れないほどではなく、コンプリートに時間は掛かりません。
僕の場合、クリアだけなら10時間程度。やり込みを含めても20時間未満でした。
関連記事:グラビティデイズ【レビュー・評価】3Dアクションゲームの新たな革命児!
低難易度のオープンワールドゲーム編
ここまで「何をしたら良いのか分からなくなる」人や「完璧主義ですべてをコンプリートしたくなる」人に向けて書いてみました。
しかし、ゲーム自体の難易度に関しては無視して語っているので、「アクションゲーム自体が苦手!」とか、そんな意見も出てくるでしょう。
そこで、ここからはゲーム自体が低難易度のオープンワールドゲームを挙げていきたいと思います!
レゴシティ アンダーカバー/PS4/Switch/Wii U
レゴで出来た世界が舞台のオープンワールドアクションゲーム。
ジャンルとしては「スーパーマリオ64」と「グランド・セフト・オート」シリーズを融合させたような感じで、アイテム集めやミッション攻略がメインとなっています。
しかし、体力が0になってもすぐに回復することが可能などペナルティが緩く、アクションゲームの難易度としては低めです。
それ故に緊張感が薄めですが、オープンワールドゲームならではの寄り道する楽しさはあるので、入門用としては最適だと思います。
「レゴ」シリーズとしてはそれ以外にも多数の作品が発売になっていますが、本作が一番おすすめです!
関連記事:レゴシティ アンダーカバー【レビュー・評価】万人向け箱庭3Dアクション!
全体のまとめ
オープンワールドゲームが苦手な人でも様々なタイプがいると思うので、あらゆる方面に向けて書いてみました。
もし、オープンワールドゲームを敬遠している人が居ましたら上記のタイトルをおすすめします。
クリアする頃にはオープンワールドゲームの良さを感じとって好きになれるかも!?
オープンワールド・・・最近そういえばあまりやってないなぁ・・・。
といっても、今度Forza Horizon4は買う予定ですがねw
GTAを入れないのは何となくですけど分かりますw
オープンワールドと言ったらGTAってイメージが強いですけど、初心者におススメかって言ったらそれは違う気もするんですよねw
何気にスリーピングドッグス入ってるのがw
トゥルークライムやりたくなってきたw
人生初のオープンワールドゲームは多分ですけどトゥルークライムなのでw
少なくとも思い入れはあるんですよねw 当時あまりハマれなかったけどw
個人的におすすめしたいのはサンセットオーバードライブですね。
操作感覚は単純ですし。手軽にヒーロー感覚になれますし。
どんどん手ごたえは増えていきますしね。