inFAMOUS Second Son/PS4 (Z指定)
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回はPS4「inFAMOUS Second Son(インファマス セカンド サン)」のレビューをしていきます。
本作は超能力を持ったキャラクターが主人公のオープンワールドアクションゲームですが、PS4の可能性を感じられるコンパクトにまとまった作品でした!
まずは良いと思った点から書いていきます。
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- デルシンとなって中規模マップでミッションをこなしていくオープンワールドアクションゲーム。
- 煙やネオンなどを吸い取ることで様々な超能力を使える。
- タッチパッドなどDUALSHOCK 4の機能を活用した遊び要素を多数用意。
初リリース日 | 2014年5月22日 |
対応ハード | PS4 |
ジャンル | オープンワールドアクション |
推定クリア時間 | 8~12時間 |
売上 | 初週3.5万本/累計5.0万本 |
発売元 | SIE |
目次
良いところ
さらにパワーアップした主人公の超能力
ビュュューーーーーン!!!!!
いやっふううう~!!!!!
毎回、オープンワールドマップで超人的なアクションが楽しめる「インファマス」シリーズ。
今作では移動能力が大きくパワーアップしており、ゲームを進めていくと物凄いスピードで前方を突き進むことができるんです!
しかもビルの壁を一気に尽き進んだり屋上から空高くまで一気に飛ぶことも可能で、とにかく動かしていて気持ちが良い!
おかげでファストトラベル機能の使用頻度が減ってしまい、収集アイテムの攻略やサブミッションの達成も積極的にやりたくなりました。
そして忘れてはいけないのが攻撃アクション!
こちらも前作以上に激しくなり、必殺技に至ってはド派手な演出による全体攻撃を放つことが可能なので街を支配している悪者のような感覚を味わえました。
現実世界にこんな奴が居たら手を付けられませんw
オープンワールドとは思えないハイクオリティなグラフィック
オープンワールドゲームで犠牲になりやすいのがグラフィック。
広大な世界を描かなければならないため1つ1つを細かく描写出来ず、リニア式のゲームと比べてグラフィックが粗くなりがちでした。
ところが本作の場合、全然そんなことはないんです!
影や光の表現は細かいところまで再現されていますし、葉っぱも1枚1枚細かく描かれています。
例えばこちらのスクリーンショットをご覧ください。
木に生えている葉っぱをクローズアップしたスクリーンショットなんですが、少々ギザギザしているものの1枚1枚細かく描写されているのが分かりますよね?
PS3世代ではここまで木の葉っぱを細かく描写した作品は無かった記憶なので、初めて見た時は驚きました!
それでいてどこまでもシームレスに移動できるオープンワールドゲームの利点も捨てておらず、フレームレートは可変60fpsのため滑らかに動き、全体的に高いパフォーマンスを維持していると思いました。
どれもこれもPS4のマシンパワーあってのことなんでしょうね。
ちなみに本作の舞台となるのはアメリカの都市シアトル。
高層ビルが立ち並んだ都市で、季節が秋なのか公園などでは紅葉が見られます。
個人的に嬉しいのが、チャイナタウンも存在すること。
中盤以降に行けるチャイナタウンには赤い柱が強調されたお城や提灯、簡体字、ハングル文字、そしてカタカナの看板が到るところに設置されており、とても個性的な街並みとなっていました。
庭園のようなエリアもあるので、殺伐としたゲーム内容とは裏腹に癒やしスポットも多かったりします。
フォトモードを初搭載!
美しいグラフィックを堪能できる「インファマス セカンドサン」。
なんと、本作ではゲーム中にR3ボタンを押し込むことでフォトモードになり、時間を止めて好きな角度で撮影できるんです!
PS4にはスクリーンショット撮影が標準搭載されているだけに、これは嬉しい!
追記:2018年になった今となってはフォトモードを搭載したPS4ソフトは色々ありますが、初めて搭載されたのは本作になります。
近年の作品とは違って加工機能はさほど用意されておらず、標準の変更やステッカーの貼り付けは出来ませんが、それでも色んな角度から撮影できるのは嬉しかった記憶です。
兄弟愛を描いたストーリー
ここまでアクションやグラフィックを中心に語ってみましたが、実は本作、ストーリーも見どころ満載なんです!
個人的に一番印象的だったのが、デルシン・ロウとレジー・ロウの兄弟愛。
弟のデルシン・ロウは不良青年である一方、兄のレジー・ロウは警察官と兄弟でありながらもそれぞれ立場が間逆なんですが、兄の弟への気遣いがとても素敵に描かれているんです。
気遣いをしすぎるあまり少々小言が絶えませんが、それでも弟への愛は感じられ、イベントシーンや通信時で見られる兄弟の会話はホッコリします。
そんなストーリーは善ルートと悪ルートの大きく2つに分岐するんですが、善ルートの最後は兄弟愛を強調していたのでちょっと感動しました。
個人的に海外ゲームのストーリーはあまり楽しめた事がありませんが、今作は分かりやすく感動的なので割とお気に入りです。
テンポが良い
え?もう読み込みが終わったの!?
本作はオープンワールドゲームでありながらも驚くほどテンポが良いです。
例えゲームオーバーになってチェックポイントに戻されたとしても読み込み時間はほぼ発生せず、一瞬で再開出来ますからね。
対応ハードがPS4になり、フルインストール仕様であることも大きいとは思いますが、ここまで爆速とは!?
グラフィックのクオリティやフレームレートの高さ、演出の派手さを考えるとパフォーマンスは非常に高い水準を保っていると思います。
DUALSHOCK 4を活用した遊び要素
うわ!コントローラから音がなったぞ!?
本作はPS4初期に発売されたタイトルということもあってDUALSHOCK 4の機能をふんだんに活かしています。
例えば壁に落書きするパートが用意されているんですが、新たに搭載されたタッチパッドを使って描くことができるんですね。
さらに印象的なのが、これまた新たに搭載されたスピーカー機能。
なんと、コントローラからスプレーの発射音や着信音が鳴り響くんです!
おかげでゲームプレイの臨場感が増しました(着信音が急に鳴るとビビるけどw)。
惜しいところ
効果音の主張が弱い
派手な技が使えるからさぞ爽快なゲームだろう!
なんて思われるかも知れませんが、実際にプレイしてみると爽快感はさほどありません。
何故かと言うと効果音の主張が弱いから。
銃弾や光線がバンバン放たれ、あちこちで爆発も発生するんですが、そこまで大きな音が鳴り響かないんですよね(オプションで効果音量を最大に設定しても同様)。
この辺りは前作も同様でしたが、攻撃を当てた時の爽快感はさらに薄れている気がしました。
せっかくキャラクターを軽快に動かせて派手な技をバンバン放てるだけに効果音の主張が弱いのは惜しい!
冗長なボス戦
メインミッションでは何度かボスと戦うことになりますが、全体的に冗長でした。
倒したと思っても形態チェンジして襲ってきますし、攻略の自由度もさほど高くないのでやらされている感があります。
日本のゲームだったら珍しくありませんが、海外のゲームでここまで冗長なボス戦はほとんど見たことがないだけに驚きました。
全体のまとめ
PS4初期に発売された良質なオープンワールドゲーム。
メインミッションのボリュームはかなりコンパクトで物足りないですが、ストーリーは2つに分岐しますし、サブ要素も収集アイテム、落書き、隠しカメラ探し、工作員との鬼ごっこ、敵基地の制圧など多彩なので、やり込みをすることで適度な満足感を味わえました。
それでもオープンワールドゲームとしてみるとかなりコンパクトですが、全体の規模が小さいからこそパフォーマンスやストーリーが綺麗にまとまっているとも言えるので、これはこれで良いと思います。
サクッと楽しめるオープンワールドゲームを求めている人は是非!
PS4の可能性を感じるコンパクトにまとまったオープンワールドアクションゲーム!
こんな人には特におススメ。
・PS4ならではの体験を味わいたい人。
・超人が主人公の3Dアクション好き。
こんな人にはおススメできない。
・3Dアクションが苦手な人。
インファマス セカンド サン/お気に入り度【80/100%】
プレイした時間・・・約25時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
大好きなシリーズですねぇ?
DLCもクリア後すぐ買いましたしね?
割引待つ僕が、普通に買ったんですよ❗それだけ魅力的な作品です??
壁にスプレーで書くシーン、初め操作が理解出来ませんでね、解った時は感心しましたねぇ。
インファマスファーストライトのことですね。僕はセールで買いましたが、hanatakaさんはすぐに買いましたか!?
ちなみにこちらも近々レビューする予定です。
スプレーのシーンは僕も数分間、分かりませんでしたw
最近丁度興味持つようなゲームをレビューしてくれて本当に助かってます。
良いところも悪いところも割と赤裸々に書くので購入の参考になります。
それは嬉しいですね~!
旧作のレビューは公開時期が難しいんですが、みなさんが興味を持ちやすい時期を意識して公開しています。
兄弟愛・・・!これはやらねば!!インファマスは2まではプレイ・視聴済みなんです、前作も良かったので今作は期待大ですね。ストーリーも気になるので是非やりたいですね。
天火星さんは兄の立場なのでレジー・ロウに感情移入出来るかも知れません。
全体的にバランスが取れた作品でした。サクッと楽しめるので是非!
このゲームはある意味今の自分の原点とも言える作品ですね。
PS4発売からしばらく経っていて、すでに多数あるタイトルから最初のゲームとしてこれを選びました。そこからオープンワールドゲーム、そしてPS4にハマっていきました。
また、なんと言ってもkentさんに出会ったキッカケでもあります。
なので、いろんな意味で思い入れが強く、本当に大事と言えるゲームです。
nicondさんはこのゲーム、かなり気に入られている印象ですもんね。
本作はコンパクトで遊びやすいので、オープンワールドゲームの入り口としてはとても最適な作品だと思います。
僕に出会ったきっかけが本作とは!?
出会いってどこにあるのか分かりませんよね。
僕もnicondさんと出会えたきっかけとしてインファマスセカンドサンは忘れられない作品になりそうです。