メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~/PS3 / PSVITA / PS4 / Switch
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2011年6月に発売されたPS3「メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~」のレビューをしていきます。
本作はアールズ王国のお姫様メルルが王国の開拓を目指していく人気錬金術RPGですが、アーランドシリーズの中では一番気に入りました!
まずは良いと思った点から書いていきます。
※2013年3月にはPSVITA版が発売。2018年9月にはPS4/Switch版が発売されました。
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▼このゲームを3行で説明すると?
・開拓のためにフィールドの探索、モンスターの討伐、アイテムの調合を行う。
・戦闘システムはコマンドバトルでエンディングは複数存在。
目次
良いところ
幼女になったロロナが可愛い
まずはこれを言わせてください!
幼女になったロロナが可愛すぎる!w
前々作で主人公だったロロナは時系列通りだと今作では28歳になるんですが、若返りの薬によって8才になってしまうんです!
もちろん、外見だけではなく精神まで8才!
つまりは幼女なんですが、ロリコンの下半身を爆発させてしまうほど可愛らしいんです!
何が可愛らしいかって、見た目はもちろん、言動や声!w
精神まで若返りすぎてしまったため上手く話せず、幼女の素を堪能出来ますからね。
あまりの可愛らしさにそれまで清純だったプレイヤーに新たな性癖を植え付ける恐れもあるほど。いやはや、恐ろしい。
逆にステルクとエスティはそのまま歳を取ってしまいました。
どちらも前々作の登場キャラクターなんですが、ついにアラフォーとなったんです!
それでも戦闘では圧倒的な戦闘力を見せつけ、衰えるどころかむしろパワーアップしていますw
恐るべし、アラフォーパワー。
このように既出組の存在感があまりにも強いため、本作で主人公を務めるハズのメルルはあまり目立っていませんw
王国の開拓要素によってさらに高まった中毒性
いきなり幼女のプッシュから始まったのでキャラゲーと思われそうですが、侮ることなかれ!
RPGやシミュレーションとしてみても非常に完成度が高く、気が付けば何時間もプレイし続けるほど中毒性が高く感じられます。
本作の大きな特徴が錬金術による開拓事業!
主人公となるメルルはアールズ王国のお姫様で、ひょんなことから王国の開拓を目指していくことになります。
この開拓要素が中毒性をさらに高める役割を果たしていて、これまで以上にプレイのモチベーションが高まりやすくなっていました!
やっていることはフィールドの探索、モンスターの討伐、アイテムの調合など過去作と変わらないんですが、新たに加わった開拓ポイントや王国ランクの概念によって小さな目的がたくさん生まれ、「次は○○をやって~」と次から次へとやりたいことが生まれて止め時を失ってしまうんです!w
ポイントなのが、制限時間の要素が存在すること。
時間が限られているからこそ効率性が重視され、時間の短縮を目指すことになるので、ゲームプレイにメリハリが生まれるんですね。
ゲームの全貌が分かったうえでプレイする2周目からは「○年目までに○○をこなす」などの目的を自らが作ることになるので、さらに段取りを意識することになりました。
この段取りが個人的には最高で何周もしてしまいましたね。
難易度は今作もそれなりに高め。ある程度は考えて行動に移さなければならず、適度な緊張感を味わえました。
快適性の高さ
中毒性をさらに高める役割を果たすのが、快適性の高さ!
ユーザーインターフェースは前作からさらに磨きがかかり、かゆいところにも手が届くようになったんです!
快適性を高める要因を箇条書きで挙げていくと・・・
・街では瞬時に各施設へワープできる。
・開拓に必要なアイテムを選択すると調合画面に飛べるなど便利なショートカット機能が多い。
・2周目以降はイベントシーンをスキップ可能。
・イベント時にアイテムを渡す時にコンテナ、カゴの両方から渡せるようになった。
・アイテムを必要としてる人のいる場所にはアイコンが表示されるようになった。
こんな感じです。
プレイを続けていくと同じことに繰り返しになり、作業感が生まれてきますが、それを軽減させるために様々な配慮がなされているんですね。
本作の中毒性が高いのはモチベーションを高める要素が多いだけではなく、快適にプレイできるような気配りがなされているのも大きいと思います。
演出面がパワーアップ!
前作は演出面が弱く、いくら中毒性が高いとは言えPS3ソフトとしては物足りない部分がありました。
そんな中で発売された本作はかなりの進歩が見られ、演出面の弱さが気にならなくなったんです!
具体的にどうパワーアップしたのか箇条書きで挙げていくと・・・
・効果音の弱さを改善。
・演出面の弱さを改善。
・レベルアップ時の演出が派手に!
・寝て時間を進めると昼夜暗転の演出が入り、日数が経過した感じが出るようになった。
・課題を達成したら効果音が鳴るようになった。
・依頼を達成したら効果音が鳴るようになった。
こんな感じですね。
全体的に演出が派手になり、効果音の弱さも改善されていました。
特に印象的だったのが、終盤の戦闘シーン。
終盤になると強力な技をバンバン繰り出せるようになり、カッコイイカットシーンが大量に挿入されるので、思わず「おぉぉぉ~!」と声に出したくなりましたw
ここまで派手だと逆に大袈裟な印象を持ってしまうくらい。
戦闘システムは今作もオーソドックスなコマンドバトルですが、派手な演出によって前作よりもだいぶ面白くなっています。
マルチエンディングの採用によって生まれるリプレイ性の向上
これまでの作品と同じく本作には様々なエンディングが用意されています。
用意されているエンディングは10種類以上!
すべてのエンディングを見るには周回プレイが前提になり、何周もプレイする必要があります。
RPGで周回プレイは面倒な印象ですが、本作の場合はシミュレーションゲームの側面も強く、制限時間の要素や自由度の高さによって2周目以降がむしろ本番に感じました。
周回プレイをすることで各キャラクターの意外な一面も見られるので、100%楽しみたい場合は何周も楽しみましょう♪
ファンサービスを感じるおまけ
今回もファンサービスを感じるおまけが満載でした!
一度ゲームをクリアすると数々のおまけモードが出現しますが、どのモードもファンにはたまらない内容で感心してしまいます。
ダウンロードコンテンツもファンにとっては魅力的な内容になっていてgood!
惜しいところ
イベントシーンが多過ぎる
これは前作もそうでしたが、イベントシーンが多過ぎる気がします。
もちろんキャラクターもウリにしている作品なのでイベントシーンを多くするのは分かるのですが、肝心のゲームがブツ切りになるほどの量なので少しテンポが悪く感じてしまいました。
やりたいことがあるのに連続してイベントシーンが入った時はちょっと邪魔に感じてしまいます。
あと、2周目以降はスキップ機能が追加されたのは良いのですが、イベントシーン自体を瞬時に飛ばすのではなく、文字を少し早めにスキップするだけなのでやや不満でした。
ポリゴンキャラの寸劇シーンは早送りすらもできないので、その辺も改善してほしかった。
イベントシーンをたくさん作っているのは気合を感じられるんですけどね。
既出キャラが目立ちすぎている
幼女になったロロナ。アラフォーになったステルクとエスティ。
彼・彼女たちがあまりにも目立ちすぎるので、主人公のメルルはあまり印象に残りませんでした。
それどころか今作からの初登場組もあまり印象に残っていません。
ロロナ、ステルク、エスティは過去作でも活躍したキャラクターなだけに、既出キャラが目立ちすぎている気がします。
普通のゲームだったら気になりませんが、キャラクター性が重視された本作では気になる点です。
全体のまとめ
前作をさらにブラッシュアップしてかなりの完成度に仕上げてきた作品。
当時の僕はキャラクターを全面に押し出したゲームを嫌っていて偏見も沢山持っていたんですが、そんな僕でも大ハマリしてしまうほどの中毒性が詰まった作品です。
見た目がプリティ過ぎるので硬派な方だと敬遠してしまいそうな作風ですが、「限られた時間の中で効率良く目標をこなしていく」段取りが好きな場合は是非ともおすすめしたい作品。
逆にキャラクター性を最重視していたりのんびりプレイしたい人は既出キャラが目立ちすぎている点や制限時間の要素によって合わないかも知れません。
個人的には明るくて爽やかな世界観の中でタスクをこなしていく気持ち良さを存分に味わえました!
あと、ロリコンとしては幼女のロロナが最高だった…w
中毒性抜群の良質なタスクワークゲーム。幼女好きにもおすすめ!
こんな人には特におススメ。
・作業ゲーが好きな人。
・可愛いキャラクター・音楽が好きな人。
・ロリコン(笑)。
こんな人にはおススメできない。
・オタクっぽい要素に抵抗がある人。
・作業ゲーが嫌いな人。
メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~/お気に入り度【90/100%】
プレイした時間・・・約30時間
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今作は過去作キャラの主張が強すぎて主人公のメルルが空気(笑)というレビューを読んだことがありますが、やっぱりそうなのかwww
そこはジャンルこそ違いますが、結局はナルホドくんの物語だった「逆裁4」を彷彿とさせます。
幼女のロロナとアラフォーのステルスやエスティが強烈すぎるんですよねw
パーティメンバーもこの3人が大活躍でした♪
既出キャラが目立っているのは不満な人は不満かも。
当初僕がこのシリーズに於いて、任天堂ハードでもまた出るようになれば…といった事を言った際には、当時はゲームのジャンル領域が色々限られてしまっていた時期というのもあり、「多分ターゲットはティーンズや大人だから」という事で来ないだろう、と言われてましたね。ですが、Switch発売の去年、久々にアトリエが任天堂ハードに来ましたし、その後これらも発売されますし新作も出るしとすっかり常連さんですね。スイッチは、Miiverse入らなかったりアトリエも来たりと色々僕の願いが叶えられたハードでした。
Switchでアトリエシリーズは1年で5本も発売されることになるんですよね。確かにここまで発売されたら常連さんですし、昔は考えられませんでした!
Newマリオのアレも、オリジナル版はあまりにWii版に似すぎていたり、もう一本のも長く遊べる訳ではなかったゲームというのもあり、あんまり触れたくはない感じでしたが、Switch版は話が別です。しかも変更点も割とあり、マンネリではもう無くなった感じです。PV観る限りでは青キノピオは今回削除されてるのかな?黄色は居るみたいですが。
今回のSwitch版は「NewマリオU+ルイージU」であって、純粋な追加要素自体はプレイアブルキャラクター2体だけなんですよね。ですが、Switchの特性自体が大きなプラス要素になっていると思います。
これは前作やらないとダメなやつですね、早いとこやりたいですなあ・・・。
こうやってキャラが年取るのはイイですねえ、しかも大概がパワーアップしている。これもそんな素晴らしい設定があるようで楽しみです!
キャラクターにだけ目を移すと前作をプレイしてからのほうが思い入れが増すでしょうね。前作をプレイしてここまで来るのも大変そうですがw
キャラクターが歳を取ることで成長を感じられる一面もありました。
チャップ「よーし、今日も元気に、スナッて行くぞー!」メルル「あ、やっほーチャップ君。えへへ、こんな所でどうしたの?」ケイナ「何処かへ出かけるの?」チャップ「へへ、これから冒険に行くんだ。山越え谷越え海越えて、目指すはお宝、トレジャーハントさ!(剣を掲げて)」メルル「トレジャーハント!?面白そう!私も一緒に行きたい!(目を輝かせて)」ケイナ「え!?何言ってるんですか!これからお城で食事会の約束ですよ!それに…メルルの体にもしもの事が有ったら…」メルル「大丈夫だよケイナ。私もう子供じゃないんだから!…ね、ロロナちゃん。」小ロロナ「うん!ロロナも宝探し行きたい!」チャップ「ロロナも来るのか。仲間が増えれば力強いね!」ケイナ「ロロナ様まで…もう、仕方ありませんね…(困って)」メルル「それじゃ決ーまり!皆で一緒にー、」皆「トレジャーハントに、出ぱーーつ!!」(三人は街から外へ出発する)
素晴らしい妄想!当時、プレイしていた頃を思い出しましたよ。
この記事の内容とどういう関連性のある会話なのかは分かりませんがw
この記事はメルルの記事。そして、メルルはチャップがゲームでするような「宝探し」も興味を持って喜んでやるだろうと(笑)で、ケイナはメルルの危ない行動を、当然引き留めるだろうと(笑)ロロナも子供に戻ってるので、同じくチャップのやるような事には興味を持つだろうと。
加えて彼と彼女らも、Switch向けにゲームが出てる仲間なので(笑)
なるほど・・・補足、ありがとうございます笑
しっかりと記事の内容と連動させていてさすがです♪
夏期休暇でぶっ通しでやったなぁ。最後はやめどきなくして、エンディング見るまで朝の9時まで徹夜してしまいました(笑)
トトリから戦闘も調合もより洗練された印象だった。効率も考えながら強いアイテム作ろうとすると止め時見失ってヤバかった。トトリと比べて冒険感とストーリーの起伏が弱かったのが残念だったかなぁ。
本作はなによりステルクさんのド派手な必殺技に壮大に吹いてしまった(笑)
おお!めっちゃハマりましたね!
このゲーム、アトリエシリーズの中では特に楽しめたんですが、世間的にはどうなのかな?
そうそう、ステルクさんの必殺技とか、やたらと気合が入っているんですよねw
ハマり具合は僕もシリーズでは多分一番でした!
当時色んなレビューサイト見てたら、トトリで一気に人気が上がって、それを引き継いでメルルが出たので同じく評価が高かったですねー。売上も確かトトリより高かったはず。
岸田メル氏のキャラデザも後押ししてた印象です。
全体的に見てもアーランド3部作は特に評判良かったみたいなので、最近落ち込み気味だったシリーズを立て直す意味で昨年ルルアが出たのかもですねー。
(そういえば、結構前に買ったのにまだやってないや…笑)
アトリエシリーズとしては今作で一つのピークを迎えましたね。
それ以降はジリ貧でしたが、ライザでまさかのメルル超えを果たしたから凄いもんですよ。
昨年はアトリエの存在感がすごく感じました。