
スター・ウォーズ 帝国の影/N64
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は1997年6月に発売されたN64「スター・ウォーズ 帝国の影」のレビューをしていきます。
本作は映画「スター・ウォーズ」を題材にしたシューティングゲームですが、色んなジャンルの要素が詰まった映画体感ゲームでした!
日本でも高い人気を誇るSF映画「スター・ウォーズ」。
今までに数多くゲーム化されてきましたが、本作は様々なジャンルをミックスしたようなゲームだったんです!
TPS、3Dシューティング、さらにはレースまで!?
複数のジャンルをミックスしたようなゲームは「コナミワイワイワールド」などファミコン時代から存在しましたが、「スター・ウォーズ」で実現してくるとは!?
次から次へと新しいジャンルのステージが挿入されるので、最後まで飽きずに楽しめました。
昔の洋ゲーらしい荒削りな部分はありますが、初めてプレイしたサードパーソンシューティング(TPS)ということもあって個人的には印象に残っています。
ここからはそんなN64「スター・ウォーズ 帝国の影」の良いと思った点からまずは書いていきましょう!
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- 映画「スター・ウォーズ」を題材にしたゲーム。
- 全10ステージをクリアしていく。
- ゲームジャンルはステージ毎に異なる。
初リリース日 | 1997年6月14日 |
対応ハード | N64 |
ジャンル | TPS/シューティング |
推定クリア時間 | 15~25時間 |
売上 | 初週1.8万本 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
多彩なジャンルのステージ
本作には全部で10のステージが用意されています。
凄いのが、ステージによってゲームジャンル自体が変わってくること。
例えばステージ1は360度自由にマシンを操作できる3Dシューティングゲームになっているんですよ。
ところがステージ2の場合、アクションアドベンチャーゲームになるんです!
ステージ6に至ってはレースゲームに変貌を遂げますw
映画を題材にしたゲームとは言え、これだけ多彩なジャンルで原作の追体験をできるとは凄い!
TPS的な感覚で楽しめるアクションアドベンチャー形式のステージ
全10ステージが用意されているN64「スター・ウォーズ 帝国の影」。
そのうち半分近くはリニア式のアクションアドベンチャーゲーム形式だったりします。
この手のステージで特徴的なのが、銃を駆使して敵と戦えること。
そう、今で言うサードパーソンシューティング(TPS)に該当するゲームなんです!
ぼくの場合、本作をプレイするまでこの手のジャンルは知らなかったので何もかも新鮮でした。
「三人称視点でキャラクターを動かし、銃を発砲して敵を倒すゲームが存在するなんて!?」
銃に撃たれた敵(主にトルーパー)は「うわぁ!」と声に出して細かくリアクションを取るので狙い撃つ楽しさもあります。
武器の種類はTPSにしては少なめ。
ですが、
- ジャンプアクションが要求されるエリア
- ジェットパックでの移動
- スイッチを使った仕掛け
- ボス戦
- 脇道に隠されたアイテム
など様々な仕掛けが存在するのでアクションアドベンチャーゲームとしてそれなりに楽しむことが出来ました。
高い技術力
本作を手掛けているのはルーカス・アーツという海外の開発スタジオになります。
当時、同社は数多くの映画作品のゲーム版を手掛けていましたが、さすが海外の開発スタジオ。
開発が難しいハズのN64ソフトでありながらも高い技術力を発揮しています。
壮大な3Dシューティングステージ、画面の暗転なしで展開されるアクションアドベンチャーステージ。
冷静に考えるとN64ソフトとしてはかなり凄いことをやっています。
特にアクションアドベンチャーステージは全長が非常に長く、1つをクリアするのに1時間以上が掛かるので、それで画面が暗転しないで進行するって凄すぎる!
おかげでN64ソフトながらも高い没入感を維持しています。
さらに驚いたのが、敵同士が仲間割れを起こすこと。
ステージ2などにはワンパという雪男が居るのですが、放っておくと周囲のトルーパーを攻撃をするんですよw
当時は何周もプレイしていたので、飽き始めた頃にはワンパとトルーパーの仲間割れを端から眺めて楽しんでいましたw
探索が面白い
アクションアドベンチャーステージは一本道ですが、数多くの脇道が存在します。
中には収集アイテムが隠されている場合もあるので夢中で探しました!
でも、その多くは非常に分かりにくい場所に隠されているんですよ。
すべての収集アイテムを集めると良いことがあるとゲーム内に表記されていたので、当時はジェットパックで色んな所を空中移動して探したものです。
歯ごたえ抜群!
ゲームの難易度は高めに調整されています。
難易度調整も出来ますが、低難易度に設定してもかなり難しいw
高難易度モードに至っては凶悪過ぎて並大抵のことではクリア出来ません。
大きな要因となっているのが残機の概念。
残機数が0になるとゲームオーバーになってしまい、最初からやり直しになるんですよ。
今となっては賛否が分かれる仕様ですが、残機制だからこそ体力を温存する楽しさを感じられました。
惜しいところ
N64ソフトにしては荒いグラフィック
N64ソフトでフォトリアルで広大な世界を描くのは無理があったのでしょうか?
グラフィックはN64ソフトとして見ても荒く感じます。
特にアクションアドベンチャーステージのテクスチャやポリゴンが雑で見栄えは良いとは言えません。
仮にHDリマスター化したとしても今の基準ではモデリング自体を作り直さないと耐えられるクオリティではないでしょう。
昔のゲームらしい理不尽さ
かつての洋ゲーは大味で日本人に嫌われていました。
本作も任天堂チェックが入っているとは言え洋ゲーっぽさは抜けきれていません。
敵の配置が意地悪で覚えゲーなところがあるのは百歩譲るとして、収集アイテムの隠し場所があまりにも分かりにくいですからw
ボタンを押すことで開く隠し扉の奥にあるなんて分かりませんよ。
もう、何度壁を歩きながらボタン連打をしたことかw
おかげでデバッカーになった気分を味わえましたw
長過ぎるステージ
ステージ数は全部で10と1997年のゲームにしては少なめですが、どれも非常に長く感じます。
特にアクションアドベンチャーステージの長さは尋常では無く、ミスしてチェックポイントからやり直す時間を考えるとクリアまでに1~2時間はかかりますから。
当時は長過ぎるステージにワクワクしていたものですが、軽い気持ちでプレイしたら胃もたれします。
謎のストーリー
本作は「スター・ウォーズ」を題材にしたゲームですが、ストーリーは端折りまくっています。
一応、ステージ開始前後には2Dのイベントシーンが挿入されますが、原作ファンじゃないとよく分かりません。
当時は何周もプレイしましたが、ストーリーは「?」です。
原作のBGMは再現しているので、ファンがニヤリとするポイントはあると思いますが。
全体のまとめ
様々なジャンルの要素を詰め込んだ「スター・ウォーズ」のゲーム。
昔の洋ゲーらしく作りが荒い部分はあるもののバラエティに富んでいるのでそれなりに楽しめました。
ちなみにぼくは「スター・ウォーズ」の映画をほとんど観たことがありません。
にも関わらず何故手を出したのかと言うと、当時、友達の家でプレイして欲しくなったからです。
前述の通り本作は難易度が非常に高いので、交代プレイが盛り上がったんですよ。
でも、交代プレイだと通してプレイすることは出来ません。
ある時から通してプレイしたくなったので購入することにしました。
まあ、その友達からは「真似するな!」と怒られましたがw
色んなジャンルの要素が詰まった映画体感ゲーム!
こんな人には特におススメ。
・「スター・ウォーズ」シリーズファン。
・高難易度のゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・アクションアドベンチャーやシューティングが苦手な人。
スター・ウォーズ 帝国の影/お気に入り度【60/100%】
プレイした時間・・・約80時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
お久しぶりです。
バンジョー2の時に書きこませてもらった零隠坊です。
こっそりブログ読ませていただいてます。
やっぱり内容が64のときには黙ってられないですね(笑)
15年位前買いましたよ帝国の影!!
未だにクリアできてないですけど!!
ちょうどスターウォーズエピソード1が上映中でスターウォーズと名の付くものは全て手に入れたいと思って購入しました。
音楽はもちろん登場するキャラクター達やアイテムに興奮したのを覚えています。
僕はムズすぎて4年に1ステージくらいしか進めてないのにkentさんすでにエンブレム集められたのですね!!
すごいな〜!
やっぱゲーム好きとしてはゲームうまい人尊敬します!
もうすぐスターウォーズ新作が公開されますね。
楽しみだなー!
新たなゲーム体験にも反映されたらいいなー!
バトルフロントすごくやりたいです(笑)