【レビュー】うつすメイド イン ワリオ [評価・感想] DSiのカメラ機能でメイドインワリオを作って壊してしまったバカゲー

2008年12月に配信されたDS「うつすメイド イン ワリオ」を今回はレビューします。

DS「うつすメイド イン ワリオ」はマリオのライバルとして知られるワリオが主人公の瞬間アクションゲームです。

ダウンロード専売で、価格は約500円。

※本作はDSi用に作られているため初代DS、DSLでプレイする事は出来ません。

累計1,000記事突破!KENTがプレイしたゲームのレビュー記事一覧へ

良いところ

DSで遊べる体感型メイドインワリオ!

なんと本作、ボタンやタッチ機能を一切使いません!

体を動かすだけで遊ぶことができるんです!

Xbox 360/Xbox OneのKinect(キネクト)じゃないのに何故、こんなことができるのでしょうか?

それは、ニンテンドーDSiになって新たに搭載されたカメラ機能を活かしているからです!

プチゲームを始める前には特定の枠に顔や手を合わせて撮影する事になり、そこから変化する映像を認識して操作キャラクターの動きと連動させているんですね。

まさか、DSでPS2「EyeToy」やXbox 360/Xbox One「Kinect」風の操作を取り入れるとは!w

その発想力に関しては称賛を讃えたいです。

いつの間にか作られるヘンテコ写真

メイドインワリオシリーズと言えばプチゲームを連続してプレイしていくミニゲーム集です。

本作でもそこは変わっていないんですが、各ステージをクリアするといつの間にか変な実写ムービーを作られますw

ステージクリアまでに何度も枠の中に顔や手を合わせる事になるんですが、その時にこっそり撮影してデータを保存しているんですよ!w

あぁ!いつの間にこんな写真を撮ったんだぁ!

と思わず突っ込みたくなってしまい、ゲームにイタズラされたような気持ちを味わうことができます。

イタズラ好きなワリオのキャラクター性にマッチしたゲームですねw

ちなみにプチゲームは5×4の20種類が収録されています。すべて新作ですが、500円のタイトルなのでかなり少ないです。

スポンサーリンク

目次へ戻る

惜しいところ

感度とテンポが悪すぎる!

DSiのカメラ機能は貧弱のようで、なかなか認識してくれません。

そのためプチゲームをなかなか開始する事が出来ず、シリーズのウリとなっているテンポの良さを打ち消してしまっています。

プチゲームをクリアする度に枠の中に顔や手を合わせないといけないのはちょっと・・・。

あまりにもプレイできる環境が限られている

本作は写真のように本体を置き、画面を120度に傾けて明るい場所でプレイする事が推奨されています。

これでは携帯機ならではのいつでもどこでも遊べる気軽さが失われていると思いました。

プレイできる環境はかなり限られていると思います。

目次へ戻る

全体のまとめ

発想は素晴らしいものの「メイド イン ワリオ」の良さを潰しまくった問題作。

「メイド イン ワリオ」の新作がDSiウェアに登場!?

なんて喜んで手を出すとテンポの悪さやあまりにも少ないボリューム(15分程度でクリア)に面を食らうと思いますw

ゲームクリア後にヘンテコ実写ムービーが作られる事からゲームと言うよりは遊園地のアトラクションやアーケードのキッズゲームみたいなノリに近く、親子で笑いながら楽しむ事を推奨して作られていると思いました。

ですので、親御さんがDSや3DSのニンテンドーポイントが余った時、子供とのコミュニケーションツールとして購入して楽しむ場合は良いかもしれません(感度などに気を付けないといけませんが)。

DSiのカメラ機能でメイドインワリオを作って壊してしまったバカゲー。

こんな人には特におススメ。
・物好き。
・子供とふれあいたい人。

こんな人にはおススメできない。
・短気な人。
・コストパフォーマンスを重視する人

うつすメイド イン ワリオ/お気に入り度【20/100%】
プレイした時間・・・約30分

累計1,000記事突破!KENTがプレイしたゲームのレビュー記事一覧へ




8件のコメント

評価が早くそして低いな。
DSiで頑張りました的なポイントの感じかね。
ほぼカメラの認識だけでな分Eye-Toyよりも精度が辛そうだな。
携帯機ではまだ性能不足の頃によく出したものだ。

あっという間に終わるのであまり長文にはなりませんでしたorz

かなり無茶なゲームでしたよ。ダウンロード専売だからこそ許せる企画ですw

うつすメイドインワリオは知らないタイトルでした。
しかし低評価ですねw
プレイしたら、鬱っすメイドインワリオって感じになりそう(^_^;)

これはマニアックなタイトルかもしれませんね笑

しかし、内容の方はおすすめ出来ません。

ってここでもオヤジギャグ!w 僕もkojiさんを見習って取り入れていきたいです。

DSiウェアが出始めの頃にでたタイトルですね。懐かしいです。
今から考えても¥500と考えたら妥当だと思いましたけど、なんか実験作につきあわされた感覚を覚えました。
カメラの感度がイマイチよくなかったですよね~。
この頃から うつす → メイドイン俺 → ゲーム&ワリオとメイドインワリオシリーズがどんどん微妙になってきた思いがあります…。

完全に実験作でしたよね~。DSのカメラ機能を活かした発想は良かったんですが、続かなかった。3DSでは出来なかったのかな?

「さわるメイドインワリオ」辺りからこのシリーズって新ハードの実験役になっている気がしますが、「うつす」辺りになると斜め上を行きすぎていますねw