2011年6月に発売された3DS「パックマン&ギャラガ ディメンションズ」を
今回はレビューします。3DS「パックマン&ギャラガ ディメンションズ」は
「パックマン」と「ギャラガ」を題材にした新旧6作が収録された
バラエティゲームです。複数のゲームが収録された作品のため、
1作ずつ感想を書いていきたいと思います。
パックマンが主人公の横スクロールアクションゲーム。
基本的にはジャンプアクションでコースの右に進んで行く
マリオタイプのゲームですが、本体の傾き操作を使ったギミックが
沢山用意されており、クリアするためには本体を頻繁に傾けないければいけません。
・画面を揺らしてブランコを操作する。
・大きな穴を飛び越えるため本体を斜めに傾ける。
・本体を傾けて弾を転がす。
・本体を傾けてパックマンが入った泡を動かす。
・重力でリフトを動かす。
・重力でシーソーを動かす。
↑本体の傾き操作を活かした主なギミック。この他にもR・Lボタンを押すと
作動する扉やフリッパー、バネといったギミックが存在し、
基本的にはこれらのギミックをメインにステージが構成されています。
中盤以降はギミックの数が多くなるため頻繁に本体を傾け、
パックマンをコロコロ転がしていましたね。そのため途中からは
なんか「マリオ」ではなく「玉ころがし」ゲームをやっていたような印象でした。
でも、スピード感があってプレイしていて爽快だった!
敵はパックマンシリーズではお馴染みのモンスターのみ。
他のシリーズ作品と同じくステージのどこかに存在する
パワークッキーを使えば倒す事が可能です。パワークッキーは
ストックする事が可能なので、すべてのモンスターを
倒したい場合は使うタイミングが重要になって来ます。
やり込み要素としては一定のスコアでステージをクリアすると貰えるメダル集め。
スコアは残りタイム、アイテムの回収率、モンスター撃退率で
計算されるため、良いスコアでクリアするにはより素早く、
沢山のアイテム・モンスターを回収・撃退する必要があります。
一定のメダルを集めるとスペシャルステージがアンロックされるため、
メダル集めはリプレイ性の向上にもつながっていて良かったと思います。
メダルは金・銀・銅と用意されていますが、スペシャルステージのアンロックに必要な
メダルは「銅メダル」でも構わないので、そこそこ良いスコアで
クリアすれば良いためヘタレな自分は助かりました。
全体的な難易度はやや高め。最近任天堂が発売する
横スクロールアクションゲームとは違って残り人数の制限が厳しいため、
終盤は序盤ステージで残り人数を増やしてから挑んでいました。
クリアに必要な時間は5時間ほど。やり込みも含めたら10時間程度かな。
コレ一本だけでは物足りないのですが、複数収録された
パッケージの1作と考えれば十分過ぎるほどのボリュームです。
シューティングゲーム「ギャラガ」シリーズの新作。
奥スクロールシューティングゲームのため、ニンテンドー3DSの
裸眼立体視との相性が良く、迫力のあるプレイを楽しむ事が出来ました。
特徴としてはBボタンで使えるチャージショットを使って敵を捕獲し、
一定数捕獲出来たら新たなブラスターが使えるようになったり、
ブラスターがパワーアップする事。先に進む度に敵の攻撃が激しくなっていくため、
効率良くクリアするにはいかに序盤で沢山の敵を捕獲して
自分を強くしていくかに懸っていると思います。
難易度は自分が使えるブラスターの状態によって全く変化。
敵をほとんど捕獲せずに先へ進んで行ったら超難しくなりますw
何度プレイしてもクリアできないようだったら最初からやり直した方が良いかも。
難点は中断セーブができないこと。1時間以内でクリアできる内容とは言え、
シューティングを長時間プレイするのはキツイので付けて欲しかった。
ちなみにこのゲームでは敵の弾にブラスターを当てる事によって
跳ね返すことができるのですが、終盤には様々な角度から弾を連射して来る
敵が現れるため、スライドパット操作ではすべてを跳ね返すのは大変でした。
なので、終盤からはジャイロセンサーを使って照準合わせを
した方が良いと思います。そうすると3D映像が綺麗に
見えなくなってしまうため、3DをOFFにしないといけないんですけどね。
パックマン
⇒ステージに散らばっているクッキーをモンスターに
ぶつからずすべて食べる事が目的のゲーム。
モンスターにはそれぞれ性格が用意されているのが面白かった。
パックマン チャンピオンシップ エディション
⇒パックマンをベースにアレンジした作品。
ステージ内に散らばっているクッキーをすべて食べる事が目的の点は同じですが、
こちらは一定時間まで生き残る事がステージクリアの条件となっており、
その間にどれだけスコアを稼げるのかを競うのが楽しい作品です。
グラフィックやBGMがカッコ良くアレンジされているのも特徴。
ギャラガ
⇒自機を操作して敵を倒して行くオーソドックスなシューティングゲーム。
古いゲームなので、左右にしか動かす事が出来ません。
ある条件を満たすとデュアルファイターという自機が
2体くっ付いた状態になるので、それを使って先のステージまで行きましょう!
今となっては目新しさはほとんどありませんが、
ついついプレイしてしまう中毒性はあると思います。
ギャラガレギオンズ
⇒自機を操作して敵を倒して行くシューティングゲーム。
こちらは敵の数が非常に多く、凄く派手なゲームになっています。
自機の隣には「サテリテ」という小さな機体が付いており、これの位置と向きを
調節することができます。このシステムを上手く使って行くのがクリアのポイントかな。
ニンテンドー3DSの画面だとちょっと小さくて見辛い部分はありますが、
3D映像に対応した「ギャラガレギオンズ」は見応えがありました。
これらの旧作4作はいずれもある条件を満たすと手に入る
「勲章」集めというやり込み要素が存在します。また、レトロゲーム2作は
筐体風の画面でプレイできるというレトロゲーマーには嬉しい要素も。
直感的に楽しめる作品が数多く収録されており、いずれも短時間で楽しめ、
すぐに楽しさが分かるので携帯機との相性は良いと思います。
ただ、新作2本だけだと4,800円は割高に感じてしまうかな・・・。
こんな人には特におススメ。
・直感的に楽しめるゲームが好きな人。
・傾き操作を活かしたゲームがやりたい人。
こんな人にはおススメできない。
・アクションゲームが極端に苦手な人。
パックマン&ギャラガ ディメンションズ/お気に入り度【80/100%】
プレイした時間・・・約10時間
※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。
先日はお疲れ様でした!
このゲームは、実際に触ってみないとその楽しさが分からないかもしれないですね!
オイラもkentさんのを借りてやらせてもらって初めて面白い!って思ったし。
こんにちは。
最近3DSでは、これと3Dゼビウスを良く遊んでいるので、
ナムコのレトロゲー三昧となっています(笑)
新作2本は、ジャイロセンサーをフル活用して、楽しいですね~
オリジナルの方のの筐体バージョンでは、
ブラウン管モニターを再現したのか、
画面の端が歪んでいるのが細かいですね(笑)
>magic兄貴さん
そうですね。直感的に楽しめるゲームなので、
なんとかして触れる機会を増やして欲しいです。
体験会向きのタイトルだと思います。
3DSで今まで買ったゲームの中では
楽しめた方に位置するタイトルです!
>くっぞこさん
3DSって地味にナムコゲームが充実していますよねw
気が付いたら配信からパッケージまで
あちこちでナムコブランドのゲームを見かけます。
ジャイロセンサーを活かした
ゲームはどんどんやりたいです。
ぜひ任天堂からコロコロカービィを出して欲しい。
演出面はレトロゲームファンにとっては
嬉しいものばかりでしたよね!