スナックワールドトレジャラーズ ゴールド/Switch
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2018年4月に発売されたSwitch「スナックワールドトレジャラーズ ゴールド」のレビューをしていきます。
本作はアバターを作成して冒険を繰り広げていくアクションRPGですが、レベルファイブがハクスラの面白さを子供たちに伝えようとした作品に感じました!
ハクスラ。
ハック&スラッシュの略で、モンスターを倒して経験値やアイテムを入手することに面白さの重点を置いたゲームになります。
ゲームの中毒性を高める要素の1つではありますが、本作ではハクスラの面白さを子供達に伝えようとコミカルに描いているんです!
単調で面倒な面もありますが、無性にプレイを続けてしまいました!
ここからはそんなSwitch「スナックワールドトレジャラーズ ゴールド」について詳しく書いていきます。
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- ミッションクリア形式のアクションRPG。
- ランダムで様々なアイテムを入手できる要素が満載。
- ランダム生成のマップも用意されている。
初リリース日 | 2017年8月10日 |
対応ハード | Switch |
ジャンル | アクションRPG |
推定クリア時間 | 20~30時間 |
売上 | 初週3.4万本/累計10.6万本 |
発売元 | レベルファイブ |
目次
良いところ
流し読みしても問題ないストーリー
「なんだこの軽さは!w」
「スナックワールド」はファンタジーRPG系のゲームですが、正統派ではありません!
ゲームシステムはもちろん、全体のノリがおふざけモード全快なんですw
まず、導入部分からして軽い!w
アバターを作成したらキャラクターの生い立ちなどは必要最低限の描写に留めて物凄いスピードで物語が進んでいきます。
サクサク進むのは良いけど、シリアスな雰囲気の大作RPGを期待してしまうと導入部分から拒否反応を持ってしまうくらい。
しかし、本作のメインターゲットとなる子供にとってはこのくらい軽い方が分かりやすくて良いのかもしれない。
ストーリーはあってないような物なので、早送り機能を使って流し読みするくらいの付き合い方でも問題ない作りになっています。
個人的にはコロコロコミックのようなノリが好きなので、ある程度は楽しめました。
オープニングテーマの「カツ丼食べよーじゃん」という謎の歌詞には笑ってしまいましたし、選択肢はわざと下品なものを選んでその後のリアクションを楽しんだもんです。
ハクスラ重視のゲームシステム
肝心のゲーム内容はハック&スラッシュを重視した作りとなっています。
特にそれを感じたのが、クエストクリア制を採用していること。
本作は一般のRPGと同じくフィールドやダンジョンを探索して物語を進めていくんですが、クエストクリアの度に拠点へ戻るシステムを採用しているんです。
が、フィールドを進んでダンジョンが見えてきたと思ったらクエストクリアになって一旦拠点へ戻ることになった時は面を喰らいましたw
据え置き機のゲームとしてみるとぶつ切り感があるのは否めません。
しかし、リザルト画面ではランダム入手できる報酬の演出が派手に挿入されるので、そこも含めて楽しんでもらいたいんだと思いました。
実際、本作は成長要素が強く、レベルや武器を強化しないと戦闘に苦戦してしまうので、レアで強力なアイテムを入手出来た時は嬉しくなってくるんですよ。
ハクスラの楽しさを伝えようとする気配り
「子供たちにハクスラを楽しんでもらおう!」
そんな意気込みを感じられるくらい本作は楽しい演出が詰まっています。
例えば宝箱を開けた時はランダムで同じアイテムをもう一個入手できるんですが、入手時はカットインが挿入されるんです!
他にも一定確率で挿入される様々なランダム演出が用意されていて、子供たちに繰り返しプレイすることで生まれてくる面白さを伝えようと一生懸命作られています。
大人から見ても派手な演出は見ていて気持ち良く、分かりやすさにも繋がっていると思いました。
まあ、本作のユーモアセンスは耳に息を吹きかけられたような肌寒さを感じてしまうこともありますがw
武器の切り替えが重要なアクションバトル
戦闘システムはカジュアルなアクションバトルとなっています。
基本的にはYボタン連打で攻撃をしていき、Xボタンを押す事で発動する強攻撃をたまに使っていくスタイル。
ポイントなのが、武器の切り替え。
同じ武器を続けて使っているとJPと呼ばれるゲージが減ってしまい、動きがモッサリになるので定期的に切り替えないといけないんです。
このシステムによって戦闘が一本調子になりにくく、武器の使い分けも重要になってくるので「工夫されているなぁ」と思いました。
アクションバトルなので直感的にプレイ出来ますし、比較的早い段階で面白さを理解できるのが嬉しいです!
ところで本作では武器や盾を「ジャラ」として扱われているんですが、一般的なRPGと比べて入手しにくくなっています。
それだけに入手出来た時の嬉しさが大きいんですよ!
この辺りの調整もハクスラの面白さに一役買っていると思いました。
救済措置によってせっかちな人でも楽しめる!
「なかなかレベルが上がらない!同じクエストばかりをプレイしたくない!」
本作はそんな方でも楽しめるよう工夫して作られています。
特に大きいのが、フレンドとの協力プレイ。
ローカル協力プレイはもちろん、オンラインに接続して遠くの離れた人とでも気軽に協力プレイを楽しめるようになっているんですね。
さらに大きいのがソーシャル要素!
一度でも協力プレイをしたフレンドは拠点となるフレンチトースターに住み着いて一度だけストーリークエストのお供にできるので、低レベルでのクエストクリアも可能なんです!
通常の協力プレイモードではストーリークエストを一緒にプレイする事はできない仕様になっているので、これは嬉しい!
ところでフレンチトースターは城下町となっていますが、それなりにマップが広くて様々な施設が用意されています。
Switch基準で見ると凄くはないけど、3DS版で見るとかなり密度が高く、「よくこんな密度のマップを読み込み無しで回れるなぁ」と関心してしまいました。
グラフィックはレベルファイブらしいカラフルで明るいテイストになっていますし、見ているだけで楽しくなってきます。
本当にこのメーカーはワクワクさせる絵作りが上手いな~♪
惜しいところ
ランダムダンジョンが面倒
本作の主な舞台となるランダムダンジョン。
ローグライクゲームのようにランダムでマップが生成され、入る度にマップ構造はもちろん、アイテムや敵の出現位置も変化します。
そこは良いんだけど、どのフロアも広すぎてくまなく探索しているとダレてしまいました。
マップは訪れたところしか描き込まれない仕様だし、罠の中にはマップの描き込みをリセットするものがあるから困ってしまいます(しかも割と頻繁に踏んでしまう)。
さらに問題なのが、行く手を阻むゲートの解放条件。
解放条件はフロアのどこかに隠されたスイッチを複数起動する、フロア内のどこかにいる鍵を持った敵を倒すなど色々ありますが、どれも面倒なんです。
単調なゲームプレイ
ハクスラ重視でクエストクリア制のゲームである関係上、長くプレイしているとどうしても単調に感じてしまいます。
そこは仕方がない部分もあるとは思いますが、ランダムダンジョンの構造やストーリーの流れはもう少し趣向を凝らしてほしかった。
全体的にルーチンワーク化していて、もう少し流れを変えるような仕掛けがあったら化けるんじゃないかと思いました。
全体のまとめ
ハクスラに面白さの重点が置かれたクエストクリア制のアクションRPG。
少々面倒な部分はありますが、救済措置が多いうえにSwitch版は戦闘システムが改善されているので、ハクスラ好きだったらそれなりに楽しめると思います。
クエストクリア制のため同じ拠点とダンジョンを行き来して行く構成のため冒険している感や大作感は薄めですが、遊びやすく、楽しい演出が満載なので、この手のゲームの入門用としては良いかもしれない。
ハクスラの面白さを子供たちに伝えようとしたお手軽アクションRPG!
こんな人には特におススメ。
・ハクスラ好き。
・協力プレイ好き。
こんな人にはおススメできない。
・めんどくさがり。
スナックワールドトレジャラーズ ゴールド/お気に入り度【60/100%】
プレイした時間・・・約20時間
累計1,000記事突破!KENTがプレイしたゲームのレビュー記事一覧へ
Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
やっぱりハマるところありましたか(^^)
過去の3DS版のワニ山さんのレビューやYouTubeのプレイ動画を見て、ケントさんにもハマりそうなところがあるなぁと感じてましたよ。
今回の速報レビューも読んでて結構、楽しそうですね。
仕方がないけど、ちょっと別売のジャラを買わせようという魂胆が見える部分が気になりましたけどね。
妖怪メダルみたいなものかな。
トモフミさんも予感していましたか!さすがですねぇ!
記事を読んで楽しさが伝わってきましたか?面白さの根底はしっかりしていると思います。
ジャラはプレイしていて欲しくなってきましたよw
レベルファイブの商売っ気すごい!w
TVアニメは親の敵討ちって重いテーマなのにノリが軽いんで主人公が軽薄な人間にしか見えないんですよねぇ
ゲームの方は勢いが落ちていた3DSで発売日がビッグタイトルのイカ2、DQ11の近くという最悪のタイミングでした。始めからスイッチで年末発売だったらもっと売れたのではないかと
TVアニメは4月で終わってしまうようでスイッチ版のジワ売れは難しいと思われます。色々タイミングが悪かったゲームという印象です
実際にプレイしていてもテーマとノリが噛み合っておらず、「あれ?」と感じるところがありました。
一般的なファンタジーRPGとして期待したら滑っているように見えるかも知れませんね。
3DS版は25万本程度売れましたが、もう少し売れても良かったと思います。
ってTVアニメ終わってしまうんですか!?あ・・・イナズマイレブンが始まるからなのか。
イナズマイレブンはテレ東金曜夕方5;55です
金曜夕方はイナイレ、妖怪とレベルファイブアニメが続きます
スナックワールドの後番はまだ不明です
そうでしたか。補足、ありがとうございますm(_ _)m
アニメは妖怪ウォッチ系の軽いノリで個人的には好きですよ、新しいイナズマイレブンよりは面白いと思っています。
トレジャラスボックスが高くて、次々とバージョンが変るのが気になります。ガチャに比べれば現物は残りますが、あれで500円!?と冷めた大人は冷静な目で見てしまします。
実はゲームはやったことはないのですが、普通に出来が良いみたいで、さすがにレベルファイブといったところでしょうか。
kiyoppyさんはスナックワールドのノリを受け入れている感じですか!?
イナズマイレブンもチェックされているとは、さすが、子供たちのニーズをしっかり把握しようとしていて好感が持てます♪
トレジャラボックスはあの同梱物で500円は確かに高い。1日1回ランダムでアイテムを入手出来るのは嬉しいので、半分有料DLCだとは思いますが・・・
お、意外に好感触みたいですね。
ハクスラ要素は個人的に大好物なので、そこが充実しているのなら結構大きいです。
ゲームを買ったとしてもジャラを買う気は全くないので、それでもゲームプレイには問題ないかどうか次第ですかね。
ハクスラとしての楽しさはしっかりあるんじゃないかと思います。
ゲームをプレイしているとジャラが少し欲しくなってくるのでちょっと危険ですw
ちなみにゲームソフトにはジャラが同梱されています。そちらに触れて価値を感じられたら買ってくださいという事なんでしょうね。
全く、レベルファイブは商売に関してはちゃっかりしていますw
僕も買いました、スナックワールドのゴールド。
3DS版もプレイしましたが、あちらは退屈なボタン連打なハクスラで、いまいち歯応えに欠けてトレハンに魅力が薄かったんですけど、今作はバトルに絶妙な調整が入って間合いや回避が重要になり面白さが飛躍的にアップしていると思いました。
無印版はレベル5らしいアイデア先行型の大味な調整のままに発売しちゃった感が否めませんが、移植を他会社に委託したそうでそれでよい塩梅の客観的なメスが入れられたんじゃないかなと思います。なかなか自分で自分の修正って難しいですからね。
ケントさんのブログはいつもゲーム購入の動機にさせてもらっていますが、誤字脱字を見たことがないです。おひとりで運営されているのにすごいですよね。推敲に時間かけたりするんですか?
3DS版はそんなにも酷かったんですか!?
Switch版は予想以上に大きな改善がなされているようですね。補足、ありがとうございます!
いえいえ、誤字はよくやらかしていますよ^^;
毎回、しまったー!と思っています。もちろん、少しでも誤字を減らすよう、校正は行っていますが・・・
レベル5がswitchに本格参入?みたいな感じだったんで自分もどんな感じかな?と思って購入しました~(o^^o)3DS版もプレイしましたけど内容はさておき、グラフィックが見やすくさらにダンジョンの奥まできれいに表現されていてレベル5の本気度を感じました(>_<)
このグラフィックレベルの妖怪ウォッチバスターズやりて~みたいな(笑)
ジャラについては、よく昔旅行のお土産で龍の剣ほしくて買ってたように自分が子供やったら迷わず買ってただろうなぁ~と関心してました(・ω・)
僕は3DS版未プレイですが、解像度向上や画面視野の拡大によって遊びやすくなっていそうですね♪描写範囲も広がっていそう!
妖怪ウォッチバスターズのSwitch版は「4」がSwitchでも発売されたし期待しても良さそうですね。
「ジャラ」はつい、集めたくなる魅力がありますね。ゲーム内アイテムを入手するだけではなく、ストラップとしてジャラジャラ付けてしまいそうw