

ディスオナード ゲーム オブ ザ イヤー エディション/PS3 / Xbox 360(Z指定)
2012年10月に発売されたPS3/Xbox 360「ディスオナード」を今回はレビューします。PS3/Xbox 360「ディスオナード」はべセスダ・ソフトワークスが贈るステルスアクションゲームです。
2013年12月にはダウンロードコンテンツ全部入りのゲームオブザイヤーエディションが。2015年8月にはPS4/Xbox Oneでダウンロードコンテンツ全部入りのリマスター版が発売。
目次
良いところ
自由度が高い攻略
ステルスアクションゲームの「ディスオナード」。本作には全部で9個のミッションが用意されていますが、いずれも攻略の自由度が高く、色んな攻略方法があります。
例えばプレイヤーの行く手を阻む光の壁があるとします。この光の壁を通り抜けるには機能を停止させる他、木箱を登って屋根を使ったり、他の抜け道を見つけて進む事もできるんです!
さらには超常能力を使ってネズミに乗り移り、ネズミしか通れないような小さなトンネルを使って通り抜ける事だって出来てしまいます!
このように目的地まで向かう方法は色々ありますが、ミッションクリアの鍵を握っているターゲットを倒す方法だって色々あるんです!
例えば仕掛けを利用したり、食べ物に毒を入れたりとか。これだけ自由度が高いと試行錯誤する楽しさが生まれてきますね。
リプレイ性が高い
各ミッションをクリアすると、リザルト画面に飛びます。そこでの評価は攻略ルートによって変わるので、同じミッションでも何度も挑戦する楽しさがあると思いました。
一度クリアしたミッションはタイトルメニューから再チャレンジできるので、何度もやってみましょう!
探索が面白い!
フィールドには沢山のアイテムが隠されています。アイテムはプレイヤーの体力を回復させるものから新たな能力をアンロックするもの、開かない扉を開ける鍵など様々。
多くはクリアに直接関係のないものですが、本作では敵が強く、体力も有限のためアイテムの有難味があって必然的に探索したくなってしまいます。特に超常能力をアンロックできる収集アイテムを見つけた時の喜びは大きいですよ~。
超能力者になった気分を味わえる
ゲームを進めると、様々な超常能力を使えるようになります。例えば特定のポイントまでワープしたり、ネズミに乗り移ったり、壁の奥にいる敵を透視したり。
いずれも一人称視点だからこその超能力者になった感覚を味わえて、妙な高揚感がありました。もちろん他のゲームのように銃や武器を使って攻撃も出来まずが、超常能力を使って戦ったり、見つからないように奥へ進んだ方が楽しいですよ~。
細かいところまで作り込まれている!
ミッションの舞台となるフィールドは、箱庭系式となっています。ミッションをクリアするには必ずしもすべての場所に足を踏み入れる必要はないのですが、どこもしっかりと作り込まれているから感心してしまいました。
具体的に言うと家具が作り込まれている他、大量のメモが配置されているところが凄い!
そのメモには誰かの日記が書かれていたりするんですが、いずれも凄いテキスト量で読んでいるとよりこの世界に入り込む事が出来ました。
これだけあるテキストをしっかりと日本語で読みやすくローカライズしているのも何気に凄いですね。
惜しいところ
取っつきが悪い
初めてこのゲームをプレイした時はクソゲーと思ってしまいました。
だって、ステルスアクションとしては操作感覚が独特で取っつき悪いですし、グラフィックも粗く、自由度が高いせいでゲームバランスが大雑把に感じて一人称視点のゲームだから視界が狭くて訳が分からなくなってしまいがちですからね。
ミッション3辺りまではゴリ押しで進めてしまって本作の醍醐味をイマイチ味わう事が出来ませんでした。
面白くなって来たのはミッション4辺りからです。ミッション4になってからはゴリ押しが難しくなり、超常能力の使い方も理解してきたので面白くなってきました。一人称視点のゲームに慣れていない方は同じように感じるかも。
キャラクターがバタ臭い
キャラクターのモデリングはTHE・洋ゲーでした。とにかくバタ臭い!ヒロインでさえも不気味な顔をしていて、あまり感情移入が出来ません。しっかりと日本語吹き替えされていたのがせめてもの救いです。
グラフィック自体は少々粗いものの絵画調で良い味を出していると思ったんですけどね。油のような水の表現とか、高級感のある城の内部が気に入っています。
色々問題なエリア間のロード
ミッションの舞台となるフィールドは、複数のエリアで分けられています。PS3/Xbox 360ソフトなのにフィールドがシームレスになっていないのも不満ですし、何よりもエリア移動時にチェックポイントとなるのが問題に感じました。
ある時、瀕死の状態で別のエリアに行った瞬間から敵に囲まれて何度もやられる寸前のところからやり直しを食らったんですよ。
ミッションの最初からやり直すことはできるようにはなっていますが、もう少しゲームバランスを考えて作って欲しかった。この点も触りがイマイチに感じた要因の一つです。
全体のまとめ
縦よりも横に広い作品。1周クリアまでのタイムは10時間未満と短めですが、リプレイ性が高く、各フィールドには沢山の秘密が隠されているため繰り返しプレイすればするほど面白さが分かってくる作品です。縦よりも横に広いステルスアクションゲーム。
こんな人には特におススメ。
・ステルスアクションゲーム好き。
・探索好き。
こんな人にはおススメできない。
・一人称視点のゲームに慣れていない人。
・海外ゲーム初心者。
ディスオナード/お気に入り度【85/100%】
プレイした時間・・・約15時間
※当ブログでこれまでにレビューしたタイトルの一覧はこちら をご覧下さい。
ステルスゲームマニアとしてはプレイしたかったですね
Kentさん!セールの時に!なんとか!(笑)
このゲームのスーパープレイもなにやってるかわからないレベルです
第一人称にステルスゲームはキャラの位置が把握しにくいです
10時間!?ステージはどれぐらいありますか?
『Aragami』は14ステージだけど、プレイ時間はこんな感じかもしれないです
私はたまにプレイしてるから、まだ4ステージをクリアしてないです
そういえば、KentさんはVR対応ゲームがほかになにかを買ってました?