ペルソナ5 ダンシング・スターナイト/PS4 / PSV
2018年5月に発売されたPS4/PSVITA「ペルソナ5 ダンシング・スターナイト」を今回はレビューします。
PS4/PSVITA「ペルソナ5 ダンシング・スターナイト」は人気RPG「ペルソナ5」を題材にしたリズムアクションゲームです。
累計1,000記事突破!KENTがプレイしたゲームのレビュー記事一覧へ
- 「ペルソナ5」の楽曲で楽しめるリズムアクションゲーム。
- 6方向から飛んでくるマーカーを判定ポイントに重なった瞬間にボタンを押してキャッチしていく。
- キャラクターとの会話要素を搭載。
初リリース日 | 2018年5月24日 |
対応ハード | PS4/PSVITA |
ジャンル | リズム |
推定クリア時間 | 6~10時間 |
売上 | 初週6.2万本(PS4/PSVITA) |
発売元 | アトラス |
目次
良いところ
ペルソナ5の楽曲で踊れる!
2016年に発売され、大ヒットを記録したPS4/PS3「ペルソナ5」。
様々な曲が収録されていましたが、本作ではそんな楽曲をダンスミュージック風にアレンジして収録し、リズムアクションゲームとして楽しめるんです!
リズムアクションゲームのシステムはPSVITA「ペルソナ4 ダンシング・オールナイト」(以下、P4D)を踏襲。
6方向から飛んでくるマーカーを判定ポイントに重なった瞬間にボタンを押してキャッチしていきます。
少しでも難易度が上がるとあらゆる方向から大量のマーカーが飛んできて忙しいですが、この忙しさが慣れてくると癖になる!w
あ!次は右上か!
あぁ、次は左下!
え?今度は左右同時!?
初見はこんな感じであたふたしながらマーカーをキャッチしていく事になりますw
この忙しさにさらなる拍車をかけるのが、スクラッチリング。
スクラッチリングは判定ポイントに重なった瞬間にスティックを倒す事でキャッチすることができます。
あくまでも+αの存在で必ずしもキャッチする必要はないんですが、存在を意識するようになったら最後。
無視できない病に掛かってしまい、他のマーカーと一緒にキャッチしてしまうんです!
そのため6種類のボタンとスティックを忙しく入力する事になり、プレイヤーもダンスしている感覚を味わうことができます。
クールな楽曲の数々
収録曲は全体的にクールな感じがしました。
激しくキャーキャー盛り上がると言うよりは華麗に美しく決める感じで、「P4D」とはまた異なる印象です。
個人的にお気に入りの曲は、「Tokyo Daylight(ATLUS Kozuka Remix)」。
ボーカルとメロディが心地良く、ずーっと聴いていても苦痛になりません♪
本編でも元々好きな曲でしたが、「ATLUS Kozuka Remix」ではさらに耳馴染みが良いようにアレンジされているので気に入りました!
キャラクターとの会話を楽しめる!
「ペルソナ5」ファンに嬉しいのが、キャラクターとの会話要素!
リズムアクションゲームで条件を満たすと様々なキャラクターとの会話パートがアンロックされていきます。
会話の内容は日常生活中心。他愛もない話ばかりですが、各キャラクターが好きな人には溜まらない内容なんです!
個人的に好感度アップしたのが、坂本竜司。
良い意味でバカ男子っぽく、他のキャラクターを戸惑わせてくるのでそのやり取りを見るのが面白い!w
好きな女の子の話をしている時の彼は輝いて見えます♪
誰が変態だっ!
喜多川祐介も独特なリアクションを見せてくれてジワジワと惹かれてしまうw
何だか男キャラばかりに目が行ってしまいましたが、女性キャラも天然が入った高巻杏などみんな個性的で会話を聞いていると「ペルソナ5」をプレイしていた頃を思い出してしまいます。
こんな感じで今作の会話パートは凄く良いです!
前作の「P4D」もストーリーモードという形で各キャラクターの会話を聞けましたが、自分の好きなペースでリズムアクションゲームを触れなくてもどかしかったんですよね。
今作の場合は会話パートがアンロック式になり、自分の好きなタイミングでチェックする事が可能になったのでリズムアクションゲームとしては理想的な調整に感じました。
収録されている会話イベントは60種類以上。すべてフルボイスで気合が入っています。
キャラクターの部屋を探索できる!
サプライズだったのが各キャラクターの部屋を一人称視点で探索できる事!
各キャラクターのコミュレベルを6以上にすると会話パート終了後に部屋を探索することができるんです!
中には本編に登場しない部屋も探索できるので、新たな発見がありました!
例えば坂本竜司の部屋。良い意味で男の子らしい部屋で、何だか親近感が湧きます。
これは・・・「進撃の巨人」かな?綺麗に巻数を揃えていますね。
ゲームソフトも沢山持っているようです。どれどれ・・・
「ディスティニートーン」「ルクソンプラネット」「まじバロ!」「サブクエパニック」
元ネタがあるような無いような・・・w
ゲーム機の名前は「Play Storm-Σ」ですか。箱の形状やゲーム機の形からしてPS2を意識しているのかな?
このように各キャラクターの部屋は細かく描かれていて様々な発見があって面白いです。
オブジェクトを調べてみるとアドベンチャーゲームのようにメッセージが挿入されるので、それをヒントに想像してみるとさらに世界観が広がるかも!?
しかも単に探索できるだけではありません。
部屋に隠された秘密のカードを集めるミッションも用意されているので、探索ゲームとして楽しめるんです。
この探索ゲームがまた厄介で、部屋は狭いのに隠し方が巧妙でたった1枚のカードを見つけるのに10分近く掛かる事もありました。
「バイオハザード」シリーズもビックリの隠し方ですよ!
まさか本作で探索型FPSのような体験を味わえるとは思ってもいなかったので棚からぼた餅です。
プレイステーションVRに対応!キャラクターを見つめたり、部屋を覗ける!
PS4版はなんと一部のモードがプレイステーションVRに対応しています!
対応しているのは「COLLECTION」のキャラクター鑑賞と「COMMU」のランク6以上で行ける各キャラクターの部屋。
キャラクター鑑賞はVR対応ゲームでよくある要素ですが、「ペルソナ5」ファンには嬉しい要素!
本作は条件を満たす事で様々なコスチュームに着替えられますが、そのような要素を際だたせるためにも良い要素だと思います。
まあ、男キャラも含めてみんな細すぎですけどね!w
ちょっとくらいお肉を分けてあげたいですわ←
水着コスチュームも用意されていますが、こんなにも細いと間近で見るのも躊躇してしまうw
各キャラクターの部屋も360度映像で覗くことができます。
ただでさえ一人称視点で探索が出来て嬉しいのに、360度映像に対応しているなんて感激っ!
360度映像の方が隠されているカードを探しやすいと思うので、どうしても通常モードで見つからない時に切り替えてみるのも良いと思います。
調整がイマイチなのでVRモードだと酔いやすいけどなっ!
惜しいところ
好みが分かれるリズムアクション要素
リズムアクションゲーム部分は相変わらず好みが分かれます。
あちこちからマーカーが飛んでくるのでキャラクターのダンスを見ている余裕は全くなし!w
スクリーンショットを撮影しようなどと少しでも別の事を考えていたらミスが多発します。
一応、リズムアクションゲームが苦手な人向けに様々なサポート機能が搭載されているので誰でもクリアできるようにはなっていますが、それで楽しめるのかどうかは微妙です。
リズムアクションゲームは色々プレイしてきましたが、本作は洗練されている部類に入っているとは思えません。
相変わらず少ない曲数
本作に収録されているのは全25曲。
無料ダウンロードコンテンツで+2曲追加できるので、実質、27曲ですね。
この数字だけを見てもリズムアクションゲームにしてはやや少ないですが、実際には同じ曲のリミックスばかりなのでもっと少ないです。
「Rivers In the Desert」に至っては3曲重複していますからw
思わず「え?またこの曲?」と思ってしまうw
全体のまとめ
相変わらず洗練されているとは言えず、曲目も被りまくっていてリズムアクションゲームとしては課題が多い作りです。
ですが、ストーリーモードを廃止し、コスチュームもアンロック式になった事でリズムアクションゲームに専念できるようになったのは良いと思いました。
それでいて絶妙なタイミングで新要素の会話イベント(コミュ)がアンロックされていき、そちらをチェックする事でリズムアクションゲームの新機能がアンロックされて行くのでストーリー重視だった前作よりも自然な流れでプレイが出来ます。
それもあって個人的には前作よりも印象が良い作品です。
リズムアクションに特化して遊びやすくなったファン向けアイテム!
こんな人には特におススメ。
・ペルソナ5ファン。
・リズムアクションゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・リズムアクションゲームが苦手な人。
・ボリュームを重視する人。
ペルソナ5 ダンシング・スターナイト/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約10時間
累計1,000記事突破!KENTがプレイしたゲームのレビュー記事一覧へ
Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
ペルソナ5Dは今、アニメも放映してて3以上に旬だと思いますのでどのくらい売れるのかワクテカです(๑˃̵ᴗ˂̵)
ちなみに僕が今、本編をまったりとプレイしててようやく鴨志田編が終わるかな?ってあたりです( ^ω^ )
モルガナはかわいいですよね♡
ペルソナや果てはメガテン系のゲームでようやくジャックフロスト以上にかわいいキャラが登場したと思いましたよ。
ペルソナでは個人的には間違いなくこの子がマスコットキャラだと思います。
アニメ版は丁度良い時期に放映されていると思います。
チェックしていませんが、アニメのCM枠では本作を大プッシュしているんだろうなぁ・・・
鴨志田編が終わりそうな感じですか。そこは一面と言えるようなところですが、面白さも見えてくる頃だと思います。
モルガナは気が付けばアトラスのマスコットキャラ化していますね。ジャックフロストに代わるキャラと言っても良くなってきました。
トリプルパックをパッケで買いましたが、P4DのPS4版だけDLなのでディスク入れ替えが必要なく3と5が押しの作品なのに4を一番プレイしちゃってるんですよね。カリギュラODがまだやり尽くしていなくディスク入れ替えが面倒なので。
今回の同梱サントラは注意書きに一般販売がされないっぽいので買いましたが、
もし一般販売があった場合値崩れを待って購入していたと思います。
実際よくも悪くも置き換えただけなんですよね。少しはひねってほしかったです
あはは・・・P4Dを一番プレイされていますかw
ダウンロード版ってこういう時に便利ですよね。僕もスプラトゥーン2のダウンロード版を購入して実感しました。
今回は二作同時発売なので、差別化する余裕がなかったんでしょうねぇ。確かにもっと捻ってほしかったところはあります。
伯爵「誰が変態だ!」
ペルソナとミクの操作は簡単のほうだと思います
難しいのは太鼓(笑)
かなり面白かった前作のストーリーは今回が無くてちょっと惜しいと思います
収録曲数は少なめだから、プレイ時間はどうカバーするかが気になります
私は多分明日届きます
変態キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
世の中にはもっともっと難しい音ゲーがあるとは聞いています。僕の脳だとペルソナダンシングはキツイw
収録曲は25曲ですね。プラチナトロフィー獲得までプレイしたいところですが、どれだけかかるのだろうか?
ストーリーと副島さんの立ち絵がないのは残念ですが、前作は導入が長すぎたので、今作はすぐにゲームが開始できたのが良かったです。
リズムゲーム部分は良くも悪くも変わってなくて忙しいですねw前作よりはすんなり入れましたが。
確かに前作のストーリーモードはリズムアクションゲームパートがおまけのような比率でしたもんねw
今作はリズムアクションゲームらしく各楽曲を一気にプレイする事が出来て”らしく”なりました。
前作は初見だとスクラッチを理解していなかったけど、さすがに今作の場合はそんな事なかったので僕も前作よりはスムーズに入れましたねw
昨日は仕事だったので、今日買いました!1軒目ではvita版ツインパックのみ売り切れでしたが、2軒目で無事買えました。まだ遊んでいませんが、サントラ含めて楽しみです。P4Dの様なストーリーは無いみたいですが、サクサクダンスを遊べるなら、それもありかと思っています。どちらから遊ぶか迷うなー。
無事に購入出来たようですね。限定版はAmazonでは高騰していたし、やや入手は難しかったと思います。
ストーリー要素が薄い分、リズムアクションゲームに専念出来る作りになっていました!両方購入される方はどちらからプレイしようか迷いそうですねw
おっと、匿名になってました。ヨウタイガです。
リズムゲームは、前にAmazonで頼んだ、Vita版は日本でも出たもののSwitch版は未発売になってしまった、Superbeat Xonicをやってます。スティックを弾くマーカーが分かりにくい…。奥からマーカーが来るのでVOEZと違い、ミスったりします(笑)でも楽しいですね。
そのゲーム、知っていますよ!懐かしいなぁ・・・音ゲーってユーザーインターフェースがそれぞれ異なっているから目押しゲーでも印象が全然変わります。
プラチナトロフィー獲得しました!
音ゲー部分は難易度高いと忙しくて楽しいですが、肝心のダンスをしっかり見られないのがもどかしいですね。笑
一応ダンスを見られるモードもありますが。
コミュはかなり良かったです。それぞれのキャラと他愛ない会話をして、本編をプレイした時の事を思い出しましたね。本編に出なかったキャラの部屋を観察出来るのも嬉しかったです。
VRモードはあまり期待していませんでしてが、思った以上にいまいちでした。
後はやはり曲数の少なさも気になりました。好みの曲が多かったので最後まで飽きずに楽しめましたが、もう少し曲数が欲しかったです。
プラチナトロフィーを連続ゲットですね!
ライフイズストレンジの新作も簡単に取れそうですよ笑
このゲームは非常に忙しいので、ダンスをしっかり見る余裕がありません。そこはリプレイモードなどで楽しむ感じなのかな。
コミュはキャラクターの掘り下げとしては良いと思いました。
VRモードは完全におまけですね。全体的にリズムゲーム以外は最低限に留めている印象で、そこは2バージョン同時発売でいっぱいいっぱいだったんじゃないかと思います。