ボンバーマンランド ポータブル/PSP
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2007年3月に発売されたPSP「ボンバーマンランド ポータブル」のレビューをしていきます。
本作はボンバーマンが主人公のバラエティゲームですが、やっつけ感満載のとんでもない作品です!w
しかし、ボリュームは満点で中毒性も感じられました。
まずは良いと思った点から書いていきます。
※本作のベースとなっているのは2005年に発売されたPS2「ボンバーマンランド3」です。
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- テーマパークを探索してイベントをクリアするのがメイン。
- イベントでは50種類以上のミニゲームに挑戦することもある。
- お馴染みの「バトルモード」も収録。
初リリース日 | 2007年3月21日 |
対応ハード | PSP |
ジャンル | ミニゲーム |
推定クリア時間 | 10~15時間 |
売上 | ランキング圏外 |
発売元 | ハドソン |
目次
良いところ
快適な移動システムによって生まれる中毒性
みなさんは遊園地に対してどんな思い出がありますか?
ぼくは次から次へと行きたいアトラクションが見つかって気が付けば日が暮れてしまった思い出があります。
このアトラクションが面白そう!
あ!あのアトラクションも体験したいな~♪
こんな感じであっちこっち行き来して様々なアトラクションを楽しんだものです。
そんな楽しい体験をゲームの中で味わえるのが本作!
メインモードではテーマパーク内を探索し、様々なミニゲームを楽しめます。
が、単にミニゲームをこなすだけではなく、イベントをこなしてストーリーを進めていくことができるんです!
ゲーム開始時の行動範囲は広くありませんが、イベントをクリアしていくことで行動範囲が広がっていきます。
すると、様々なミニゲームをプレイできるようになるんですね。
次はあっちのミニゲームをプレイしようかな~?
いや、こっちのミニゲームが良いかな~?
こんな感じで次にどのミニゲームをプレイするのか考えている時が本作の一番楽しい時間でした。
ポイントなのが、快適な移動システム。
本作の移動システムは2Dのボードマップを採用しているため、瞬時に別のエリアまで行けるんです!
3Dマップを歩いて移動するのも良いですが、これはこれでお手軽感による中毒性が生まれていました。
誰でも簡単にクリアできる
ミニゲームが難しくてクリアできない!
そんな方に向けた配慮として「お助けチケット」というアイテムが用意されています。
これを使用することで目標スコアが低くなり、ミニゲームを簡単にクリアできるんです!
さらにさらに!
それでもクリアできない場合は「スペシャルチケット」というアイテムを使えばさらに目標スコアが低くなります!
このように本作は誰でも簡単にクリアできるように設計されており、万人向けに感じました。
各エリアのワープは自由に出来ますし、全体的に配慮が行き届いています。
バトルモードが充実
ボンバーマンと言えば爆弾を使ったバトル!
というわけで本作でもお馴染みのバトルゲームが収録されています。
凄いのが、用意されているステージ数。
なんと、47種類も用意されているんです!
しかもバトルのルールは5種類存在し、グラフィックの変更ができるから凄い!
ゲームシェアリング機能を使えば1本のソフトでも最大4人までの対戦を楽しむことが出来ますし、おまけと片付けられない力の入れように感じました。
惜しいところ
全体的にチープ
50種類以上のミニゲーム、5種類のバトルモード、47種類のバトルステージ。
確かにPSPソフトでこの物量は凄いですが、肝心の質は良いとは言えません。
特に気になったのが、演出周りの弱さ。
全体的にエフェクト周りが弱く、爽快感に欠けるんです。
グラフィックもPSPソフトとしてはチープに感じられ、もう少し頑張ってほしかった。
適当過ぎるシナリオ
な・・・なんだこのシナリオはwww
メインモードではイベントをこなしてストーリーを進めていきます。
が、その内容があまりにも適当なんです!w
例えばこんなイベントが用意されていました。
本作では150のピースを集めることが目的となっていますが、なんだこの結論ありきなイベントはw
シナリオライターさん、シナリオを作る時間がなかったのでしょうか?w
おそらく適当なシナリオをプレイヤーに笑って貰いたかったんだと思いますが、これは笑うんじゃなくて呆れてしまいますよw
カジノミニゲームのバランスがいい加減
本作ではお金を溜めてアイテムを購入し、イベントを攻略する必要があります。
が、お金を稼ぐ手段となるカジノミニゲームのバランスがいい加減なんですよ~。
カジノミニゲームはいくつか用意されていますが、入手難易度が極端過ぎるんです。
ぼくの場合は簡単にお金を稼ぐカジノミニゲームを見つけてしまったので、それ以外のはやる気がしませんでした。
ここは見て見ぬふりをして縛りプレイするべきだったのでしょうか?
全体のまとめ
とにかく色々詰め込んだお買い得な作品。
しかし、全体的に質は高いとは言えず、やっつけ感がします。
とは言えB級グルメを色々つまみ食いするような楽しさは感じられ、文句を言いながらもプレイし続けてしまいました。
たまにはこういう安物の詰め合わせゲームを楽しむのも悪くはありません。
やっつけ感満載だが、ボリュームは満点!
こんな人には特におススメ。
・ミニゲーム好き。
・B級ゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・安っぽいゲームが嫌いな人。
・シナリオを重視する人。
ボンバーマンランド ポータブル/お気に入り度【50/100%】
プレイした時間・・・約10時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
ボンバーマンポータブルと聞いて、あの悪名高きクソロードゲーか!?と思いましたが、ボンバーマン“ランド”ポータブルでしたか。それはノータッチでした。
いわゆるマリパやクラッシュカーニバルなどのボンバーマン版でしょうか。
本作はどうやらチープだったようですが、ハドソンはその前のボンバーマンポータブルでもシンプルなボンバーマンの内容なのにロードが長く謎の間によるテンポの悪さが見られました?
ボンバーマンはやっぱりインディーズ的なシンプルでパパパっとレスポンスの良い雰囲気のほうがあってると思います。
あぁ、ボンバーマンポータブルもありましたねw
こちらは”ランド”なのでミニゲーム集になるんですよー。
内容の方は五十歩百歩だと思います。
この頃のハドソンは末期でしたが、そんな様子が伺えますね(^_^;)
ロード時間に関しては本作の場合、そこまで長いイメージはありませんでしたが。
PSPで最初のボンバーマンは「爆風戦隊ボンバーメ~ン」という、キャラクターを等身の上がったアメコミ風というかNHKのストレッチマン風というか、全身タイツを着た怪しい人にしたものだったので、そんな大ビーンボールに比べたらようやく普通になったと言えるのかもしれません。リアル系のボンバーマンとしてはPS2の「D.N.A.」やxbox360の「Act.ZERO」がありましたけど、それらがシリアス路線だったのに対して脳みそツルンもいいとこでしたから…。
当時のハドソンは桃鉄やボンバーマンのような「定番ソフト」と新規タイトルの「チャレンジソフト」という二つの路線を掲げていて、後者にはただ音楽に合わせて鼻毛を振り回すだけの「ボボボーボ・ボーボボ ハジケ祭」やもはや語る気にもならないクロ校のゲームがあったりしたわけですが、「ボンバーメ~ン」も相当やらかした一本だと思います。
爆風戦隊ボンバーメ~ンは知りませんでした。タイトルからして滑っているような感じがしますよw
でも、確かにこの頃のボンバーマンはビックリするくらい迷走していましたよね。
王道路線で売ろうとしても古臭く感じられて売れませんでしたし、もう何をやったら良いのか分からなくなっていたんだと思います。
これまた懐かしいものをw
ボンバーマンといえばスーファミの印象が強かったです。
しかしこのゲームは取ってつけたようなセリフに唖然としますね。
このピースをあげるんだった!ってw
最近アーケードでボンバーガールが稼働してますが、コナミはボンバーマンを一体どこへ向かわせたいのかw
ちなみに私の県には一箇所しか稼働してません・・・
悲しい?
現在、PSPlusのフリープレイで配信中なので、過去のレビュー記事を大幅にアレンジして公開してみました!
取って付けたような台詞は印象的だったので強調してみた感じですw
ボンバーマンは昔から迷走しているんですよね(^_^;)
ボンバーガールに関してはどうなんだろうか?
県内で一箇所しか稼働していないと交通費が大変そうですね。うちの県は愛知だけど、何件あるのだろうか?
うわ懐かし・・・、友人が待ってましたねコレ。この遊園地タイプのゲームってそこそこ好きなんですよね、でもこれには手ぇ出してなかったな。シナリオの適当さだと仮面ライダークライマックスファイターズとかも凄い脈絡のないストーリーで笑えますよ!
ボンバーマンランドって一時期は色んな機種で発売されましたよね。
このシリーズのコンセプトはぼくも大好きです♪
仮面ライダークライマックスファイターズもやっつけ感のあるストーリー展開ですかw
こういうのは逆に笑って楽しむようにして作られていそうですねw
2007年か…この年はWii。任天堂ハードにもこのシリーズ出てましたよね。Wii Uになってからはこれを始め、他の会社の色々なシリーズが失われてましたね。
かつて任天堂ハードに出ていたゲームでSwitchに復活したのは、ボンバーマン、アトリエ、クラッシュ、チョコボなどですね。いやはや、皆帰って来てくれて良かった良かった。一安心です。
Wiiでも同時期にボンバーマンランドが発売されていましたね。そちらはまたちょっと違う内容のようです。
今はまたWii時代みたいにいろんなゲームが発売されるようになったので嬉しい(^o^)
ボンバーマンランド3の移植ですか。2はGC版を結構
探して買った覚えがあります。PS2版はゴロゴロあっ
たんですけどね。
ハドソンはマリオパーティを共同開発していただけに
ミニゲームはお手の物ですし、ボンバーマンカートや
鮫亀みたいな自社タイトルも遊べた良作でしたね。
ボンバーマンランド2は良作のようですね。
今回レビューしたポータブルは3の移植ですが、移動システムなどが変更されています。
2は未プレイなので比較できないのが残念です。
VitaのPS plusのフリープレイで売ってたので買ってみましたが、バトルモードが充実しているのはとても素晴らしいですね!みなさんも、VitaユーザーでPS plus入ってたら是非プレイしてみたらどうですか?
フリープレイだと無料なので、バトルモードのハードルが大幅に下がりますもんね!
無料だったらアリかも。