
モンスターハンターG/PS2 / Wii
2005年1月に発売されたPS2「モンスターハンターG」を今回はレビューします。
PS2「モンスターハンターG」はハンティングアクションゲーム、PS2「モンスターハンター」のバージョンアップ版です。2009年4月にはWii版が発売。
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- 制限時間以内にモンスターを狩るのが目的のアクションゲーム。
- 「モンスターハンター」から様々なクエストが追加された。
- 最大4人での協力プレイにも対応。
初リリース日 | 2005年1月20日 |
対応ハード | PS2/Wii |
ジャンル | ハンティングアクション |
推定クリア時間 | 40~50時間 |
売上 | 初週12.1万本/累計23万本 |
発売元 | カプコン |
目次
良いところ
モンスターを狩る楽しさ
モンスターハンターシリーズの大きな目的は、ターゲットとなるモンスターを狩る事!
ゲームの流れはクエスト式になっていて、狩りの準備が整ったらクエスト受注をします。
そしてクエストに記載されている条件を達成したら見事クリア!新しいクエストに挑戦出来ます。
が、多くのクエストでクリア条件となっているモンスターの討伐は簡単には行きません。
攻撃が激しいのでなかなかダメージを与えられませんし、耐久力も高いのでなかなか倒れません。
しかもダメージを与え続けていくと武器の切れ味が悪くなるので研磨する必要が出てきますし、モンスターは弱ってくると逃げてしまいます。
制限時間が過ぎたり3回やられるとクエストが強制終了しますし、難易度はかなり高いです。あまりの難しさに最初は投げ出したくなりました。
でも、ストイックだからこそモンスターを倒せた時の達成感は格別で、思わずガッツポーズをしたくなってきます。
大自然に囲まれたフィールド
モンスターが生息するフィールドは自然がいっぱいで、PS2ソフトとしてはかなり綺麗な印象です。
本作に収録されているフィールドは森と丘、ジャングル、砂漠岩地、沼地、火山、砦。
それぞれ小規模なエリアに小分けされていて、別エリアへ移動するとロード時間が発生します。
フィールドではモンスターの狩りができるほか、採集、採掘、虫取り、釣り、肉焼きが可能。
いずれも寄り道要素などではなく、ゲームを有利に進めるためには必須といえる要素となっています。
素材集めの楽しさ
クエストレベルが上がるとパラメーターが高いモンスターの狩猟が求められます。
が、生半可な装備だとちっともダメージを与えられないし、攻撃を食らったら一撃で倒れてしまう事もあるのでとっても危険!
そこで重要になってくるのが武器と防具の生成と強化。
生成や強化を行うには費用の他にもモンスターを狩ったり、採集や採掘などをして素材を集めなければならず、大変です。
特に大変なのが、モンスター狩猟時に剥ぎ取れる素材。
強敵ほど良い素材を剥ぎ取れるんですが、入手できる素材はランダムだったりします。
レアな物だと10%以下の確率でしか剥ぎ取れず、それを狙おうとしたら大変です!
しかし、だからこそ入手した時の達成感が大きく、ハック&スラッシュ好きは同じモンスターと何度も戦う事になってリプレイ性の高さを感じられると思います。
武器は大剣、ハンマー、ランス、片手剣、双剣、ライトボウガン、ヘビーボウガンと大きく分けて7種類が存在。
それぞれモーションが異なるので、自分の好きなタイプの武器を選ぶ必要があります。
オンラインでの協力プレイが楽しい
本作はオンラインで最大4人での協力プレイに対応しています。
オンラインモードだとゲームバランスが変わっており、全体的に難易度が上昇していますが、その分だけみんなで協力してモンスターと戦うのが面白い!
当時は3Dアクションゲームで協力プレイをほとんどした事がなかったので、新たな可能性を感じられましたよ。
あと、オンラインだけあってチャットをして盛り上がる事も出来ます。当時はフレンドとチャットで盛り上がっておりました。
沢山のアイテムも頂きましたし、当時一緒にプレイしてくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです!
※オンラインモードをプレイするには料金が必要でしたが、現在はサービス終了しています。
惜しいところ
プレイしていてストレスが溜まる
初めて本作をプレイした時、あまりにも痒いところに手が届いていなくて驚きました!
操作キャラの動きはモッサリしていますし、エリア間のロード時間も長く、クエスト制によるぶつ切り感もひどい。
全体的にオンラインでの協力プレイモードに特化して作られている印象なので、特にオフライン:ソロプレイだとストレスを溜めやすく感じます。
全体的に淡々としている
ムービー偏重な大作ゲームが目立っていたPS2時代の人気タイトルとしては珍しく、ストーリー要素はかなり控えめです。
基本的にストーリーはテキストで語られるうえにシンプルなもので、イベントシーンもほぼ存在しません。
とにかくクエストをひたすらこなして素材を集めて行く感じなので、物語を楽しみながらモンスターを狩るゲームとして期待するとガッカリします。
全体のまとめ
みんなで協力してモンスターを狩ることに主眼が置かれた作品。
それ故にストーリー要素は控えめで淡々としていますし、体育会系アクションゲームの開発を得意とするカプコン製タイトルなので全体的にストイックな作りで人を選びます。
しかも本作は据え置き機のゲーム。誰かと協力プレイをするにはオンラインに接続しなければならず、しかも利用料金が必要なので気軽に出来ません。
が、苦労してモンスターを狩れた時の達成感やレアな素材アイテムを入手して強力な装備アイテムを作成した時の達成感は本作の時点で完成されている印象で、ツボにハマればオフライン:ソロプレイでも夢中になって楽しめる作品です。
本作は協力プレイをするまでのハードルが高く、面白さを拡散するのは困難ですが、ハードルさえ下がれば大流行するほどのポテンシャルは感じられます。
圧倒的に高いハードルによって隠された金の卵。
こんな人には特におススメ。
・ハードコアなアクション好き。
・ハック&スラッシュ好き。
こんな人にはおススメできない。
・ストーリーを重視する人。
・短気な人。
モンスターハンターG/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約40時間
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自分はドスからでしたが
ps2版だと右アナログスティックによる攻撃も斬新でしたよね
糞やりづらかったですが(笑
モンスターを狩ることのみに集中された作りで、ストーリー見るのが面倒な自分みたいなタイプにはありがたいゲームでした。
序盤にクック隊長とフルフル先輩に悩まされたのが懐かしいです。
グラビモスあたりで、こんなデケェのとやるのか?と思わされたりした感動は凄かったです。