どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は1988年12月に発売されたFC「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」のレビューをしていきます。
本作は2Dアクションゲーム「ロックマン」シリーズのナンバリング2作目ですが、シリーズのスタンダードを確立させた定番タイトルとして挙げても良いくらいの作品でした!
まずは良いと思った点から書いていきます。
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- 遠距離攻撃メインの2Dアクションゲーム。
- 8種類のステージを好きな順番から攻略できる。
- 被ダメージ量の低下などによって難易度が前作から大幅に低下。
初リリース日 | 1988年12月24日 |
対応ハード | FC/PS/3DS |
ジャンル | 2Dアクション |
推定クリア時間 | 5~8時間 |
売上 | 151.0万本(全世界) |
発売元 | カプコン |
良いところ
程良い歯ごたえになった
世の中には様々な高難易度ゲームが存在します。
と言いたくなるほど難しいゲームもあれば
と言いたくなる絶妙なバランスの高難易度ゲームが存在します。
個人的に本作は後者に該当しました!
確かに難しいんですが、絶望的って程ではなく、次に挑戦したら行けそうなバランスに感じたんですね。
まず大きいのが、被ダメージ量が前作と比べて大幅に低下したこと。
そのため多少攻撃を受けても問題ないバランスになっていて、明らかに難易度が下げられています。
さらに大きいのがE缶の追加!
E缶は任意のタイミングで使用することで体力を全回復出来ます。
しかも最大4つまで所持することが可能なので、かなり余裕が生まれました。
前作の狂ったような難易度に慣れていたら簡単過ぎるかも知れませんが、個人的には丁度良かったです♪
▼そのほか前作と比べて難易度が低下している要因
- シャッター通過後のボス部屋までの通路に敵が出現しなくなった。
- ダメージを受けて点滅している間だけトゲに触れても即ミスにならなくなった(ただし無敵時間は短くなっている)。
- ステージに置いてあるアイテムを入手した場合、ゲームオーバー時のみ復活するようになった。
- パスワード機能が追加。ゲーム内容を記録することができるようになった。
↑そのほか、前作からこのように仕様が変更されました。
ステージクリア型の2Dアクションゲームという点は前作と変わりないですが、難易度バランスに関してはかなりメスを入れられています。
ボリュームがアップした!
前作は登場するボスが6体でしたが、今作では8体に増えています。
「ロックマン」シリーズのボスと言えば8体のイメージが強いけど、今作で確立されたんですね。
印象的なボスは、やはりエアーマン。
「エアーマンが倒せない」という曲があまりにも有名なので、嫌でも印象に残りますよw
気になるエアーマンの強さですが、「ロックマン」シリーズの中で見ると確かに弱いです。
しかし、アクションゲームが苦手な人は初見だとやられるかもしれません。
エアーマンを初見で倒せるのかどうか?
その結果次第で自身のアクションゲームスキルを判断することができるんですねw
ファミコン後期を感じさせる雰囲気
1983年に発売されたファミリーコンピュータ。
本作は6年目に発売されたゲームソフトだけあって全体的に洗練されており、後期の風格を感じます。
まず印象的なのがグラフィック。
ファミコンは同時に発色できる色数が少ないのに見事なくらい影の表現が上手いんです!
それでいて敵はアニメチックに描かれていて、限られたドット数の中で個性を感じられる絵作りをしています。
そしてBGM!
BGMは思わず口ずさんでしまうほどメロディアスで、ファミコン初期を思うと信じられないクオリティです。
特に印象的なのが、「思い出はおっくせんまん」のモチーフとなったワイリーステージ1のBGM。
なんなんですかあの曲は!w
まるでJ-POPの曲をファミコンサウンドに落とし込んだかのようにノリノリなBGMで、プレイ中のテンションを高めてくれます。
惜しいところ
タイムストッパーの使い勝手が悪すぎる!
フラッシュマンを倒したら入手できるタイムストッパー。
使用することで周囲の物の動きを止められますが、一回で使い切ってしまうんです!
しかも武器メニュー2ページ目の一番上に並べられてあるので間違って使用してしまうことがしょっちゅうありましたw
誤操作が起きるので、タイムスストッパーは真ん中に並べてほしかった。
体力が満タンの状態でもE缶を使用出来てしまいますし、アイテム周りは痒いところに手が届いた設計にはなっていません。
全体のまとめ
シリーズ作品の中では特に売上が高い「ロックマン2」。
その完成度の高さは今でも衰えておらず、さすがシリーズ最高傑作と名高いだけのことはあります。
高難易度であることは確かですが、前作のように絶望するほど高くは感じられなかったので、個人的には丁度良いバランスに感じました。
難易度、ボリューム、システム。
あらゆる点が後のシリーズに影響を与えたので、「ロックマン」シリーズのスタンダードを確立させたといっても過言ではありません。
シリーズのスタンダードを確立させた定番2Dアクションゲーム!
こんな人に特におススメ。
・アクションゲーム好き。
・BGMを重視する人。
こんな人にはおススメできない。
・アクションゲームが苦手な人。
ロックマン2 Dr.ワイリーの謎/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・10時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
余裕ぶっこいてたら瞬殺されましたw
その後ムキになり本気でエアーマンを倒し、
「よっしゃ!」と口に出していた自分が悲しかったですwww
なるほど。有野課長のプレイ的な感じですね。
自分も曲を聴いてからこのメロディーが流れるワイリーステージをプレイすると
・・・くっ、口が勝手に・・・おっくせんまん!おっくせんまん!