2011年4月に発売された3DS「パイロットウイングスリゾート」を今回はレビューします。
3DS「パイロットウイングスリゾート」は様々な乗り物を使って
スカイスポーツを楽しむゲームです。開発はWii「エキサイトトラック」などで
知られる「Monster Games/モンスターゲーム」。
「パイロットウイングスリゾート」には大きく分けて2つのモードが
用意されており、どちらのモードでも自由に3D空間を飛び回ることができるんですが、
3D映像によって距離感がつかみやすくなっており、3D映像をONにすると
(あくまで個人的にですが)ターゲットをくぐりやすくなって
「ミッションフライトモード」ではより高スコアを取れるようになりました!
また、3D映像によって臨場感もアップしており、
3D映像が面白さと直結しているようにも感じられたりも。
このゲームをプレイして、3D映像の可能性をますます感じました。
1回のプレイは短い「パイロットウイングスリゾート」ですが、
中毒性が高くつい何度も遊んで気が付いたら1時間は過ぎてしまう事も多いです。
ハマってしまう理由を具体的に書かせて頂くと・・・。
ミッションフライトモード
⇒スコアによってランクが付けられ、すべてのミッションで高ランクを獲得すると
良い事があるから、ついつい何度も同じミッションをプレイして高ランクを目指してしまう。
ちなみにミッションをパーフェクトでクリアできるとさらに高いスコアを狙えるようになり、
すべてのミッションでパーフェクトクリアをすると・・・。
フリーフライトモード
⇒島を自由に飛び回って様々な集めモノを手に入れることができますが、
飛んでいられる時間に限りがあるため様々な制限が出来てしまいます。
しかし、それが中毒性を高めており、ついつい何度もプレイしてしまう。
ちなみに集めモノを一定数集めるとジオラマが貰えたり、
制限時間が増えたり、昼以外の島を飛ぶ事が出来たりと様々な特典があります。
飛行機やロケットベルト操縦時にはそこまで
空を飛ぶ気持ち良さを感じられませんでしたが、
グライダーで上昇気流に乗った時やムササビスーツで
島へ急降下した時には空を飛ぶ気持ち良さを凄く感じられました。
やっぱりスカイスポーツゲームでは空を飛ぶ気持ち良さが無いとね!
本作の内容を大雑把に書かせて頂くと、
数分で終わるミッションが40種類ちょっとに
自由に飛びまわれるちょっと広い島が1つ(+α)用意されただけで、
ストーリーも無ければムービーも無く、フルプライス(4,800円)の
ソフトにしてはボリューム不足であることは否めません。
隠し要素は色々とあるので完全クリアを目指そうと思ったら
20時間はかかってしまいそうですが、それでも素材を
使いまわしている感は否めずあまり力作という感じはしませんでした。
基本的な出来は良いもののいかんせんボリュームが少ないという
任天堂がハード初期に出す典型的なタイトルでした。
基本的な出来は良いので買って損をする事は無いと思いますが、
ボリューム不足である事は頭に入れておいた方が良さそうです。
こんな人には特におススメ。
・気軽に遊べるゲームを求めている人。
・ニンテンドー3DSの裸眼立体視の素晴らしさを知りたい人。
こんな人にはおススメできない。
・ボリュームを重視する人。
・3Dゲームが苦手な人。
パイロットウイングスリゾート/お気に入り度【60/100%】
プレイした時間・・・約10時間
※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。
マルチプレイでみんなと飛べたら最高だったのになぁ・・・