どうも!KENT(@kentworld2 )です!
2019年6月1日と6月2日に開催された国内最大のインディーズゲームイベント、「BitSummit 7 Spirits(ビットサミット・セブン・スピリッツ)」。
今年も参加したので、本記事では本イベントのレポートをしていきます。
▼このイベントを3行で説明すると?
・100タイトル以上のインディーズゲームを試遊できる。
・開催場所は京都みやこめっせ。
目次
予想外の混雑ぶり!
インディーズゲームイベントのためにわざわざ2,000円も払って来る人はそう居ないだろう。
そんな先入観があったんですが、来場してみてビックリ!
予想以上に来場者が多く、会場に入れたのは開幕してから30分後でしたw
昨年は2日間で10,740人が来場されたようですが、今年は明らかに多いような?
開発者と友達と会話しながら楽しめるなんて!?
みなさんはゲームの試遊イベントに参加されたことはありますか?
ぼくは何度もあるんですが、基本的には単独で楽しむものなんですよ。
並んでいる時は友達などと同行出来ますが、いざ試遊を始めると遮断されてしまいます。
ところが本イベントの場合、多くの試遊台を友達と共有しながら楽しむことができます!
それだけ会場が緩い雰囲気となっていて、ユーザーと開発者の距離感が近いんですよ。
今回はチキさん(@Chikizuku )とナスタさん(@nasturtiumpfm4 )の3人で会場を周りましたが、未発売のインディーズゲームについてあれこれ語りながらプレイ出来たので夢のような時間を過ごせました。
今まで数多くの試遊イベントに参加したけど、こんな体験は初めてです!
特に印象的だったのが、「30minutes Night Flight(サーティーミニッツ ナイト フライト)」というタイトルのコーナーでナスタさんとスタッフのお姉さんと会話したことかなw
ゲームの魅力はもちろん、何故か「ゼルダの伝説」シリーズについて熱く語ることが出来たので興奮してしまいましたw
だって、満場一致で「ムジュラの仮面が一番好き!」なんて話になるんですよ。
ムジュラLOVEな人間としては黙っている訳にはいかず、マシンガントークを繰り広げてしまいましたw
グッズ販売やステージイベントも!?
BitSummit 7 Spiritsはインディーズゲームの試遊だけができるイベントではありません。
他にもグッズ販売やステージイベントも行われています。
グッズはFangamer Japanが参加されているだけあってインディーズゲームのオリジナルグッズが沢山売られていました。
中には「え?これをグッズ化するの!?」なんて物もあったのでビックリしますよw
いずれもウェブサイトで販売されているものだとは思いますが、やっぱりこういうのは生で見た方が購買意欲が上がりますね。
インディーズゲームのパッケージ版も販売されていました。
いずれも海外のみで販売されているものですが、日本語にも対応しています。
好きなインディーズゲームは記念にパッケージ版を買っても良さそうかな?
それにしても、ダウンロード版が980円で販売されている「ケロブラスター」のパッケージ版も存在するとは驚きましたw
閉幕後も延長戦に突入!?
BitSummit 7 Spiritsは17時を過ぎると閉幕してしまいますが、このあとは延長戦に突入。
同行していたチキさん、ナスタさんに加えてタロンさん(@talon_mk2 )、ろじゃーさん(@_Thanks_Every1 )とも合流してお話をしていました。
みなさんとはTwitterなどで絡ませてもらっていますが、実際に会うことはなかなか出来ませんからね。
会場付近のベンチでBitSummit 7 Spiritsの情報共有などをしました。
さらに時間の都合でろじゃーさんが抜けたあとはインディーズゲームのプレゼン祭りに突入w
「The Bridge(ザ・ブリッジ)」「完全爆弾解除マニュアル」などをSwitchのテーブルモードを通じてナスタさんとタロンさんがプレゼンテーションされました。
こういう時にSwitchのテーブルモードは便利だなぁと改めて実感しましたよ。
プレゼンをされてどれも欲しくなってしまいましたw
試遊したゲームをプチレポート!
ここまで会場の模様をダイジェストでレポートしてみましたが、肝心なのは試遊したゲームです。
ここからは試遊したゲームのレポートをしていきます。
ラ・ムラーナ2
探索型の2Dアクションゲーム。
この手のゲームは数多く発売されていますが、本作の場合は良くも悪くも昔のゲームっぽい感じですw
例えばどこからともなくトゲトゲの罠が飛び出てきたりしますし、ボスもかなり強いんですよ。
印象としては前作から順当に進化した、2019年製のレトロゲームって感じでしょうか。
ちなみに道中の雑魚キャラにピカチュウみたいなのが居ましたw
The GooD Life(ザ・グッド ライフ)
写真家ナオミとなってイギリスの田舎町で借金の返済を目指すアドベンチャーゲーム。
箱庭マップを歩き回って指定された写真を撮影するゲームで、カラフルポップなグラフィックと相まってN64のゲームを彷彿しました。
N64の「ドンキーコング64」や「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」ではサブイベントとして写真撮影の要素がありましたからね。
本作はあの要素を特化して作られたように感じたので、個人的にはノスタルジーに浸れそうです。
肝心の写真撮影は難易度が高く感じられました。
特定の角度じゃないと認識されなかったり、めちゃくちゃ分かりにくいところに撮影ポイントがありましたからね。
この辺りは如何にヒントを上手くプレイヤーに提示できるのかで印象がガラッと変わりそうです。
BELOW(ビロウ)
暗闇の世界を探索するアクションアドベンチャーゲーム。
テキストで語られることはほとんどなく、手探りでダンジョンを探索していくゲームのようです。
イメージ的には「ゼルダの伝説」と「LIMBO」をミックスしたような感じでしょうか。
見た目はシンプルですが、地面に生えている草を細かく刈れたのが嬉しかったです。
30minutes Night Flight(サーティーミニッツ ナイト フライト)
ダンジョン探索型のRPG。
ローグライクゲームのように自分が動いたら敵も動くようになっていますが、戦闘はコマンド型のRPGとなっていました。
特徴的なのが、メルヘンなBGM。
戦闘画面ではレトロチックな見た目からは想像も付かないほどポップで心躍るBGMが流れるので驚きました。
ヘッドフォンでプレイすることを推奨されたり、iTunesで曲だけを聴けるようにしていたので、本作はそこがセールスポイントみたい。
あと、戦う敵はパペットで仲間にすることも出来ます。
全体的に「MOTHER(マザー)」や「UNDERTALE(アンダーテール)」っぽい感じなので、これは人気が出そう!
コンダクト トゥギャザー!
線路の路線を変更して乗客を運んでいく協力プレイ型のゲーム。
最大4人プレイが可能で、路線変更と列車の運転を役割分担することが出来ました。
制限時間以内にどれだけ正しい駅に乗客を運んでいくのかが重要なゲームなので、イメージ的には路線版「オーバークック」みたいな感じでしょうか。
列車同士がぶつかると大爆発してゲームオーバーになるなどバカゲー要素もあるので、大人数でプレイすると盛り上がりそう!
4人でプレイする場合、使用するボタンは1つだけなので誰でもすぐに楽しめると思います。
Lonely Mountains: Downhill(ロンリーマウンテンズ:ダウンヒル)
オフロードのコースを自転車で下っていくゲーム。
一言で表すと3D版「トライアルズ」みたいな感じでしょうか。
つまり、何度も転倒しながらチェックポイントを通過していくステージクリア型のゲームってことですねw
特徴的なのが、ショートカットの多さです。
コースを走行していくと分かれ道に出くわすんですが、中には崖を飛び降りないといけないんですw
でも、転倒せずに着地するのは難しく、リスクが大きいんですよ(転倒するとチェックポイントからやり直し)。
気になったのは、難易度が高い割にチェックポイントが少ないことです。
「トライアルズ」シリーズと比べてもチェックポイントの感覚は長い印象で、何度も同じところでミスをして少し遠いところまで戻されてしまいました。
人によってはストレスを感じてしまうかも知れません。
オバケイドロ!
ケイドロをモチーフにした非対称マルチプレイゲーム。
予想通り「デッド バイ デイライト」のフォロワーでしたが、しっかりと差別化を図っていました!
例えばオバケは壁をすり抜けることが可能で、人間側はオバケの動きを止めるランタンを一回だけ使用することが出来るんですよ。
このようにオバケと人間それぞれに長所が存在し、上手くバランスを取っている印象です。
1試合は3分と短くカジュアルなのがどう出るのか分かりませんが、人気になりそうなポテンシャルを秘めています。
ユーザーインターフェースやキャラクターデザインなどからして「スプラトゥーン」のユーザー層を狙っていそう。
39 Days to Mars(さんじゅうきゅう デイズ トゥ マーズ)
協力型のパズルアドベンチャーゲーム。
見た目は何がなんだかさっぱり分かりませんが、これは2人でプレイすると面白いですよ!
イメージ的には「いっしょにチョキッとスニッパーズ」のピタゴラスイッチ要素を強化したような感じです。
2人の息がピッタリ合わないとなかなかパズルを解くことが出来なくてもどかしいけど、そういうところを含めて魅力を感じました。
1人でもプレイできるようですが、出来れば誰かとイライラしながら一緒に楽しみたいゲームw
RPGタイム!~ライトの伝説~
ゲームクリエイターになりたい少年が贈る手作り大作RPG。
これは凄いですよ!
全編少年が描いたようなイラスト調のグラフィックで展開されて、手作り感で溢れています。
肝心のゲーム要素はアドベンチャー形式で、イベントに合わせて画面をタッチしていく感じです。
ゲーム性はそれほどないかもしれませんが、他のゲームと比べても独創性に溢れています。
対応機種はスマホやタブレットを予定しているようですが、据え置き機向けにも展開するようなので楽しみ♪
PICO PARK(ピコパーク)
2~8人で楽しめる協力プレイ型のパズルアクションゲーム。
今回は8人でプレイしましたが、予想通りカオスだったw
誰か1人でも欠けてしまうとゴールできないようになっているので、全員の息をピッタリ合わせる必要があります。
見た目は超シンプルなゲームですが、簡単操作で8人協力プレイが楽しめることから重宝しそう。
ここまで大人数で楽しめるローカル協力プレイが楽しめるゲームって意外とありませんでしたからね。
全体のまとめ
以上!BitSummit 7 Spiritsのレポートでした!
1日だけでも充実感があったけど、本音としてはもっともっと楽しみたかった!
なので、来年は2日間とも参加します!!!
会場を回ってみたところ、まだまだプレイしたいインディーズゲームが山のようにありましたからね。
例えばメトロイドヴァニア系やソウルライク系のゲームとか。
これらのジャンルはインディーズゲーム系では定着していますが、今回もそれらしきタイトルを色々と見かけました。
革新性には欠けているのでスルーしたけど、余裕があったらプレイしたかったなぁ。
おまけ:会場の戦利品
会場で入手した戦利品。
パンフレットはもちろん、鉛筆、缶バッチ、ポケットティッシュ、名刺などを頂きました。
特に印象的だったのが、BitSummit公式のパンフレット。
裏面はスタンプラリーになっていたんですが、6ヵ国を回らないとダメみたいなんですよw
しかも6ヵ国のスタンプを集めた特典がオリジナルの缶バッチ&飲食店舗の100円割引き券って労力の割に報酬がショボすぎるw
果たして6ヵ国のスタンプを集めた猛者は現れたのでしょうか?
レポート、お疲れ様です( ^ω^ )
混雑してるところが苦手なのでこういう体験記事があると助かりますよ。
インディーゲームのパッケージは並べられているとwktkしそうです〜。
ラムラーナ2は画面を見てるとわくわくします(^^)♪
あらかじめダウンロードまだかな〜。
ピカチュウっぽい雑魚に僕も会いたいですwww
30分NFはマザーライクのコマンドRPGですか!? うわぁ〜ちょっと気になってきますわぁ。
しかも画面みてるとアンテ以上にマザーリスペクト強めじゃないですか。こういうジャンルに弱いんですよ〜。
RPGタイムは画面だけでも「何これ!?」って感じで驚かされますね。
スタンプラリーはポケモンGOのポケモンコンプリート並みの無理ゲー度ですねwww