どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は「ファイアーエムブレム 万紫千紅」のレビューをしていきますが、まずはひとこと言わせてください!
このゲーム、遊べば遊ぶほど面白くなってきます!
正直なところ、最初の10数時間はFEらしさが薄く、「あれ?自分は何のゲームを遊ばされているんだろう?」と思いました。
それは世間でも同じようで、FEファンの間では
まだ序盤だからか戦闘も少ないしダンジョン内のクイックバトルはあんま面白くないな〜
スカウトありきすぎて面倒くさい
なんかFEじゃなくて普通のRPGをやらされている気がする
なんて声がチラホラ聞こえます。
という訳で賛否が分かれていますが、ちょっと待ってください!
このゲーム、序盤だけでは判断できないところがあります!
というのも序盤は新規ユーザー向けに作られたチュートリアルのようなもので、FEらしい楽しさは後半に固まっているからです。
本作を生き物に例えると、羊の皮を被った狼!
序盤はかなり優しく作られているので、「今回は随分カジュアルなFEだな」と思うかもしれませんが、騙されてはいけません!
第二部以降になると、その羊の皮を脱ぎ捨てて牙をむいてきますw
本記事では本作を4ルートクリアして、最後までプレイしたぼくKENTが序盤から終盤までの印象を語っていきます。興味がある方はぜひ最後までご覧ください!
累計1,000記事突破!KENTがプレイしたゲームのレビュー記事一覧へ
- マス目状のマップで戦うターン制のシミュレーションRPG。
- ステージ間ではワールドマップやダンジョンでの探索、クエストなどをこなしていく。
- 4人+1人の主人公が存在。最終的には一致団結して最終決戦に挑む。
| 初リリース日 | 2026年9月17日 |
| 対応ハード | Switch2 |
| ジャンル | シミュレーションRPG |
| 推定クリア時間 | 80~120時間 |
| 発売元 | 任天堂 |
ファイアーエムブレム 万紫千紅とは?
まずは「万紫千紅」の内容について簡単にお話します。
本作はシミュレーションRPG「ファイアーエムブレム」シリーズの最新作。
マス目状のマップでユニットを動かして戦い、育成するという詰め将棋とドラクエをミックスしたようなゲームとして知られています。
今作で特徴的なのが、4人+1人の主人公が存在することです。
最初はイシュマールという主人公で進めていきますが、ある程度進めると4人の主人公を好きな順番で攻略することになり、任意のタイミングで最終決戦に挑めます。
図にするとこんな感じですね。最初にプロローグを進めて、クリアすると各主人公が活躍する第一部へ突入。その後にストーリーが統一された第二部、第三部と進んでいきます。
凄いのが、各主人公のストーリーだけで一本のゲームとして成立することです。
カイ、ディートリヒ、セオドラ、レダ。
第一部ではそれぞれ異なる目標に向かって戦いを繰り広げるんですが、そこに至るまでの背景をしっかり描いているので、1ルートクリアだけで20~30時間も掛かります。
そのうえで第二部、第三部が用意されているので、発売前から大ボリュームなゲームとして知られていました。
ただ実際にプレイした者としては、大ボリュームなのは必ずしも長所には感じなかったかな。むしろ本作の評価を下げてしまう危険すらもあるように感じます。
特に序盤は「いつになったら面白くなるのかな?」と感じることがありました。
という訳でちょっと辛口な意見が続きますが、その後には本作の魅力もたくさん語っているので、そちらも合わせて見てもらえると嬉しいです!
序盤がイマイチに感じた理由
ぼくが「万紫千紅」の序盤がイマイチだと思った理由。
それは、FEの醍醐味を味わいにくい作りだからです。
この点は人によって見解が分かれるかもしれませんが、FEの醍醐味って
- 脳をフル回転させるシミュレーションバトル
- 戦場を共にするキャラクターへの感情移入
この2点が大きいと思っています。
でも本作では序盤はこれらの醍醐味をほとんど味わえません。
何故かと言いますと、シミュレーションバトルの割合が低いからです。
かつてのFEはシミュレーションバトル中心で、あとはちょっとしたイベントシーンが挟まるくらいでした。
ところが本作の場合、イベントシーンが長くなったほか、合間にワールドマップの探索やダンジョン攻略。
拠点での訓練に、仲間の勧誘、食事、贈り物、住民からの依頼、素材集めなどなど。
次のシミュレーションバトルまでにやることが非常に多くあります。
これで各要素が面白かったら良かったんですが、う~ん個人的にはそこまで面白いものには感じないかな。
特にダンジョン攻略。パッと見は一般的なRPGっぽくてワクワクしますが、やることは素材集めや宝箱の回収と戦闘くらい。
その戦闘にしても簡易的なコマンドバトルで、大抵は適当に選択しても勝てるバランスです。
開発者もそれを見越しているのか?勝敗の結果までスキップできるので、突き詰めていくと虚無に感じます。
まあ「エコーズ」みたいに、ダンジョン内の敵とエンカウントする度にシミュレーションバトルが発生するよりはテンポが良いんですけどね。
どちらにしても頭を使ってのバトルを楽しめないので、どうしても作業感が出てきます。
じゃあそんな作業的な工程を終えたうえでのシミュレーションバトルはどうなのかと言うと、楽しいことは楽しいです!
ただ序盤に関してはカジュアルな作りなので、物足りなく感じました。
出撃できるユニットは少なく、敵の数も控えめ。大抵は10ターン以内にクリアできるので、15分もあれば終わります。
特にカイ編はブレイズアーツという必殺技が強すぎるので、基本的にはそれを使っていたらなんとかなるバランスです。
カイは「冥炎弾」「落星冥焔獄」などの必殺技をHPと引き換えに使えるんですが、デメリットの割に強すぎるんですよね。
遠くの敵に範囲攻撃を放てるほか、レベル25で覚える「落星冥焔獄」に関しては触れるとダメージを受ける「冥炎」が周囲に飛び散るので、ぶっ壊れ技ですw
単純に攻略したい場合、かなり選択肢が限られるので戦略の幅は狭いと思います。
戦闘前に育成する時間が設けられますけど、少なくとも序盤はガバガバに進めても突破できるので、「限られた時間の中で効率よく育成する」醍醐味も感じられません。
こんな感じでプロローグや第一部の前半はかなり優しめに作られているので、ゲームとしての刺激が弱いです。
ストーリーが面白いからそれ目当てで進めていると言うか。ゲームとストーリーの主従関係が入れ替わっているので、ゲーム性重視だと物足りないところがあります。
この辺りは前作である「エンゲージ」とは真逆ですね。あちらはストーリー物としては人を選ぶ作りだったんですが、シミュレーションバトルパートがガチガチに作り込まれていて、脳をフル回転させる作りでした。
そんな流れの中で「万紫千紅」の序盤だけをプレイすると、特に古参ユーザーは物足りなく感じる可能性が高いです。ぼくも中だるみを感じました。
ところが第一部の終盤辺りからは一変。徐々に「あれ?万紫千紅、ゲームとしても面白いじゃん!」と思うようになっていき、第二部から確信に変わりました。
このゲーム、第一部はまだまだチュートリアルです。ディートリヒ編など、第一部でも難しい戦闘はありますが、第二部からが本番です!
なぜそう感じるようになったのか?ここからは第二部について語っていきます。
戦闘の手応えが一気に増す第二部
各主人公のストーリーを終えると、第二部に挑むことができます。
この第二部なんですが、実はスキップして第三部まで行くこともできます。でも「ファイアーエムブレム」が好きな人にこそ遊んでもらいたいです!
それまで物足りなかった戦闘の手応えが一気に増しますし、ストーリーもFEらしくなっていきます。
まず大きいのが、敵の強さ!
敵の平均レベルが一気に上がるので、第一部で余裕だった受け方や攻め方が通じにくくなります。
そのうえでマップに配置されている敵の数が多くなったり、ターン経過による増援、簡単には倒せない大型ユニット、特殊な仕掛けなどなど。
計画を狂わせる仕掛けが満載ですし、出撃できるユニットの数が増えるので、クリアまでのターン数は余裕で20を超えます。
一応、AIに「おまかせ」して進めることもできますが、それで勝つのは困難です。
打たれ弱い仲間を守りながら強い仲間を前衛に配置して、どの順番で敵を倒すのか?いろんな可能性をシミュレーションしないと返り討ちに遭うので、
「あぁ!これだよ!この楽しさを求めていたんだ!」
と口に出したくなりましたw
代表的なのが、ラストのマップ。めちゃくちゃ強い敵がワラワラ湧いてくるので、絶望感が凄いです!
これを見て「ヌルゲー」という意見がありましたら、ちょっと待ってよ!と言いたくなりますよw
難易度ノーマルでもこれですから、ハード以上でプレイしたらどうなることかw
しかも第二部はシミュレーションバトルパートのインターバルが短いので、割と早いタイミングで次のステージを攻略できるんですよ。
それまで時間をかけていたワールドマップでの探索要素がなくなっていて、イベントシーンを見たら割とすぐにシミュレーションバトルパートへ移ります。
そのシミュレーションバトルにしても1ステージ1~2時間かかる大規模戦なので、昔のFEみたいな配分になりました。
ストーリーも戦記物らしく特定の勢力と勢力がぶつかり合う感じですし、第二部に関しては古参ユーザーほど熱い作りだと思いましたね。
プレイスタイルに応じて難易度調整できる第三部
そして本作のクライマックスとなるのが、第三部です。
第三部ではそれまで進めた主人公たちが一堂に会して魔神バロールに挑んでいきます。
面白いのが、プロローグクリア後であれば、好きなタイミングで挑めることです。
2人の主人公だけクリアした状態で進めても良いですし、なんでしたら1ルートもクリアしていない状態で挑むこともできます。
ただそこは「ファイアーエムブレム」。
第三部では第二部よりも強い敵がわんさか出てくるので、少数で挑んだら勝つのは困難です。
ぼくの場合、試しに2ルートだけクリアして挑みましたが、それでもキツかったですw
単純に戦力が足りなくなりますし、複数ある拠点の門を制圧しながら防衛しないといけませんからね。
なので一旦中断して、4人の主人公全てのルートをクリアして、その過程で多くの仲間をスカウトしたり、外伝をクリアしました。
そうしたらだいぶ楽になったので、初心者の方は万全な体制で挑むことをおすすめします。
でも往年のエムブレマーでしたら、あえて少人数で挑むのも良いでしょうね。
少ない戦力の中で如何に多くのユニットを効率よく倒すとか、体力がゼロにならないよう上手く立ち回るとか。往年のFEで感じた困難を乗り越える楽しさを味わえますので。
いやぁこの胃がキリキリする楽しさ。懐かしいですねぇ!
このように第三部はシミュレーションバトルの醍醐味をさらに味わえますが、ワールドマップの要素は再び復活します。
燃やされている村を復興するためにいろんな素材を集めるとか。
戦闘前にやることが色々と増えるので、第二部のテンポ感を基準にすると悪化したと感じるかも知れません。
それでもシミュレーションバトルは最高に面白いので、第三部の満足感もかなり高いです!
第一部の1ルートに相当するくらい長いです。
メインステージ自体は少なめなんですが、区分ごとに複数のマップクリアが必要だったり、敵の体力ゲージが複数あったり。1つ1つが大規模戦なので、1~2時間は普通に掛かります。
敵軍の数がめちゃくちゃ多いですし、出撃できるユニットの数も第一部の倍近くになるので、戦争という名に相応しいほどの大規模戦ですw
しかもメインステージの間にはワールドマップでの探索パートが存在して、複数の部隊を動かすことになるので、そちらにも時間を費やします。
ですから第一部がメインで、第三部はおまけなんてことはないですね。
遊べば遊ぶほど全貌が見えてくる群像劇
ここまでゲーム性を中心に語っていきましたが、本作はストーリーもよくできています。
キャラクターの設定から人間関係まで細かく描かれていますし、何よりもストーリーの惹き込ませ方が上手いです!
というのも、本作に登場する4人の主人公ってプロローグの時点で既にみんな死んでいるんですよね。
あらかじめ悲しい結末が見えているので、なぜそんな運命になってしまったのか?過程が気になるように作られていますし、ほかにも細かい違和感が散りばめられていたりします。
例えばプロローグでは味方として登場したキャラクターが、カイ編では何故か敵として登場するとか。
随所で謎が生まれるので、タイムリープものだけではなく、群像劇としての楽しさも感じられました。
この辺りは「風花雪月」の良いところを別の形で再現したと思いましたね。
良い奴に見えるキャラクターでも、別の視点で見ると実は悪い奴にも見えるとか。
複数の主人公の視点から描かれることでそういった2面性を感じられるので、そういう意味でもいろんな主人公で遊びたくなります。
今作ならではなのが、主人公毎に目的が明確であることです。
カイは牢獄に囚われた父を救い、ディートリヒは強者との戦いを求め、セオドラは祖国の悲願を果たし、レダは父の仇を討つ。
こんな感じでそれぞれ目的があるので、優勝することで願いが叶う大剣闘祭に参加することになります。
でも誰か1人の願いしか叶えられないので、それぞれの主人公のことを理解すればするほど複雑な心境になるんですよね。
ぼくの場合、カイ編を最初にクリアしたので、ほかの主人公で進めたとき、彼の願いが叶わなくなったシーンを見たときは切ない気持ちになりました。
そのくらい、各キャラクターの心理を細かく描いているので、ストーリー物として本作を見た場合、かなり満足度が高いです。
FEって作品毎にストーリーの当たり外れが大きいと言われてますけど、本作は間違いなく当たりの部類だと思いますね。
ディートリヒ編はかなりありました。
主人公が「風花雪月」のフォドラ大陸出身ですし、途中で加入するキャラも関連性があったりしますからね。
その中でも注目なのが、ファビオです。彼は序盤から仲間になるキャラクターですが、実は「風花雪月」と絡むとんでもない秘密を抱えていたりします。
どんな秘密なのか?ストーリーを進めていくと明かされていき、「風花雪月」にも繋がっていくので、同作が好きな者としてはたまりません。
ていうか、ディートリヒ編で仲間になるファビオとエスメラルダ。みんな尖った魅力を持っているので、掛け合いが面白いですw
冷静そうに見えて戦闘狂のディートリヒに、面食い娘のエスメラルダ、理知的な顔して思想がヤバいファビオ。
実は三角関係で、エスメラルダとファビオがディートリヒを奪い合っていますw
エスメラルダはまだ分かりますが、実はファビオもディートリヒを気にかけていて、何だかんだで付いていくんですよねw
そのやり取りが面白くって、ディートリヒ編はファビオのトーク見たさで進めていましたw
惜しいところ
下準備に時間が掛かりすぎる
ここまで本作の魅力を語っていきました。
第一部、第二部、第三部と尻上がりに面白くなっていきますが、それを踏まえても惜しいと思うところがありました。
特に惜しいと思ったのが、下準備に時間が掛かりすぎることです。
前半でも触れたように、自由時間中は次のシミュレーションバトルパートに備えて下準備をしていきます。
ワールドマップを歩き回って素材を集めたり、ダンジョン内でクイックバトルをしてレベルを上げたり、お使いクエストをこなしたり。
RPGのレベル上げに近い作業感が延々と続きます。
一応、宿屋で「おまかせ稼ぎ」をして自由時間をすぐに終わらせることもできますけどね。
頼ってばかりいると名声や支援レベルが上がらず、仲間をスカウト出来なかったりしますから、第一部の後半辺りから苦戦します。
そのため手を抜くことができないので、ゲームプレイの大部分が自由時間の下準備になりました。
その分、第二部や第三部のシミュレーションバトルはかなり面白いんですが、緩急の”緩”に相当する時間があまりにも長いです。
開発者には申し訳ありませんが、「万紫千紅」は良くも悪くも特盛りの闇鍋に感じました。
めちゃくちゃ美味しいところもあれば、「これは普通かな」と感じるところもある。しかも物量が半端ない。
普段だったら美味しいところだけを摘んで食べたら良いんですが、クリアしようと思った場合、大部分を食べないと後で厳しくなるのがキツイです。
仲間の格差が大きすぎる
本作には総勢60人以上もの仲間キャラクターが登場します。
その多くは街でスカウトして加入してもらう形になるんですが、ちょっと格差が大きすぎると思いました。
まずは戦力について。全体的に強いキャラと弱いキャラがハッキリしているので、最終的にどのキャラクターを重点的に育てていくのか固定化されがちです。
成長率はもちろん、キャラクターによって使いやすさにハッキリと差があるんですよね。
また、ステータスにしても尖っていたり、ポテンシャルがないと二軍落ちになりやすいです。
速さで回避を上げて追撃もされないようにするとか、守備を高くして物理攻撃が通りにくくするとか。
敵の激しい攻撃を避けられないようだと、すぐに戦場から離脱しやすく感じます。
ほかにもブレイズアーツの有無によるキャラ格差があるとか。終盤になるほど戦場で活躍するキャラクターが限定されるので、攻略の自由度という意味ではそこまで高くないです。
あとは支援会話の量もバラツキを感じられました。
「ファイアーエムブレム」では仲間同士の絆を深めると、専用のイベントを好きなタイミングで鑑賞できます。
メインストーリーには直接関係ありませんが、各キャラクターのバックボーンを見れたりするので、推しができる”きっかけ”として好評を博しています。
しかし、本作では仲間キャラが多すぎるからでしょうか?キャラクターによっては支援会話の量が少なかったりするので、掘り下げの厚さが均等ではないと思いました。
もちろんメインストーリーを通じて愛着を持つことはありますけど、過去作ほど愛着を持てるキャラクターは多くないかな。
スカウトの自由度が低い
本作では帝都ダグシオン内にいるキャラクターをスカウトできます。
かなり多くの候補がいるので、誰からスカウトしようか迷う!
と言いたいところですが、実際にはそんなに自由度がありません。
大きな要因となるのが、キャラクターによってスカウトに必要な名声レベルが決まっているからです。
名声レベルは周囲の評判を可視化したステータス。上昇することで行動範囲が増えたり、いろんな施設を利用できるようになるほか、スカウトできる仲間が増えていきます。
そのため積極的に上げると有利になるんですが、実はメインストーリーを進めると一気に上昇するんですよね。
その結果、スカウト候補が多い割には加入できるキャラが固定化されているので、パーティ編成の自由度が下がっている印象です。
もう少し寄り道で増やせる数値が大きくなれば変わってくるんですけどねぇ。
支援レベルにしてもなかなか上がらないので、そのためにスカウト候補を何度も何度も食事に誘って、その度に美味しそうな飯が出ているので「なんちゅー飯テロゲーなんだよ!」って思いましたw
セーブファイルを1個しか作れない
本作はセーブデータを1個しか作れません。
手動でセーブしてもその後のオートセーブで上書きされてしまいます。
この点はFEとしてみると不便に感じました。
FEって試行錯誤をするゲームで、いろんな育成方法を試して、うまくいかなかったら前のセーブデータをロードしたりしますからね。
沢山のファイルにセーブをして、好きなシーンに戻れるようにする。エムブレマーであるほどやったことがあるんじゃないでしょうか?
本作の場合、セーブファイルが1個しか作れず、しかもオートセーブなので、少し前のところにすぐ戻ることは出来なかったりします。
ぼくも何度か外伝マップの期限が過ぎてしまい、「戻りたい!」と思ったことがあったので、そういう時は不便に感じました。
一応、各主人公のルートを並行して進めることはできますし、章の最初からやり直す機能はありますけどね。
1つの章をクリアするのに2時間は掛かるので、その中で細かく戻れないのは不便です。個人的には最低3つは手動セーブ機能がほしかったかな。
開発者によりますと、仕様的に1個が良いと思ったようです。
実は本作、全ての主人公の進行状況が保存されるほか、すべての章が始まるタイミングの データが全部保存されて、それらを呼び出せたりします。
実質的には50個以上の進行状況が裏で保存されているので、そのうえでセーブファイルを複数作れるようにすると、それぞれの主人公の話がどこまで進んだのか?どうしてもわかりにくくなってしまうようです。
なので仕方がないのは分かるのですが、不便に感じることがあったのも事実なので、惜しい点として挙げさせていただきました。
ファイアーエムブレム 万紫千紅のレビューまとめ
ここまで「ファイアーエムブレム 万紫千紅」について語っていきました!
簡単にまとめると、
- 最高に面白いFEが中に入っている超大作!
- ただし、そこへ辿り着くまでがとにかく長い!
といった感じです。
序盤はシミュレーションバトルがおまけみたいな感じになっているので、戦闘重視の方は物足りなく感じるかもしれません。
でも第二部からは何十ターンも続く脳みそフル回転のバトルを楽しめるので、次第に「こんなのFEじゃない!」という印象は無くなります。
かく言うぼくもプレイすればするほど評価がコロコロ変わっていったので、1つの側面だけでは語れないと思いました。
最終的には多くの人が満足できるように作られていますが、そこに至るまでの道のりが長いので、今の時代に合っていない気はします。
昨今は娯楽が溢れすぎていて、触ってすぐに良さが伝わらないと見切りを付けやすいですからね。
本作の場合、その辺りはストーリーで勝負しているのだと思いますが、シミュレーションゲームの面では薄味なので、そこを期待すると序盤はイマイチに感じるかもしれません。
でも何度も言うように第二部からは面白くなっていくので、特にFEファンの方は1ルートだけでもクリアして進めてみてください!エムブレマーが求めていた戦いが待っていますので!
そして新規の方は、まずは気軽に始めてみてください。難易度ノーマルの場合、序盤は本当に簡単で、ある程度はガバガバでもなんとかなりますので!
こんな人には特におススメ。
・じっくりRPGを遊びたい人。
・面白いストーリーを楽しみたい人。
こんな人にはおススメできない。
・序盤から濃厚なシミュレーションバトルを楽しみたい人。
・細かい要素をたくさんこなすのが苦手な人。
累計1,000記事突破!KENTがプレイしたゲームのレビュー記事一覧へ
| Nintendo | PlayStation |
| Xbox | etc |
本記事の動画版


![【レビュー】ファイアーエムブレム 風花雪月 [評価・感想] 超大作に変貌を遂げた本気のFE!](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/2022/06/7f7678b1e39468abe50f2a18290ed921-300x169.jpg)











