どうも!KENT(@kentworld2 )です!
なんて感じる時ってありますよね?
そんな時におすすめしたいのが、今回レビューする「オリオリワールド (OlliOlli World)」です。
本作はスケボーを題材にしたアクションゲームなんですが、
- 簡単操作で
- 短時間で
- 気軽に
遊べるので、大作の箸休めに最適なんじゃないかと思いました。
翻訳がイマイチなのでストーリーは頭に入ってきませんでしたが、触っているだけで心地良さを味わえる作品です。
ここからはそんな「オリオリワールド」の良いと思った点から書いていきます。
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- ステージクリア型のスケボーゲーム。
- スケボーに乗ってスタートからゴールを目指していく。
- スティックやボタンを倒すことで様々なトリックを決めることができる。
初リリース日 | 2022年2月8日 |
対応ハード | PS5/PS4/Xbox Series/Xbox One/Switch |
ジャンル | 2Dアクション |
価格 | 3,300円(税込) |
推定クリア時間 | 4~5時間 |
発売元 | Private Division |
目次
良いところ
癖になる面白さ
「オリオリワールド」は癖になる面白さがあります。
ぼくの場合、10分だけ遊ぶつもりが気が付いたら30分、1時間も経っていたなんてことがザラにありましたw
大きな要因となっているのが
- 操作性がシンプル
- 試行錯誤が楽しい
- テンポが良い
の3点にあります。
各ステージではスケボーに乗ってゴールを目指していくんですが、操作性が非常にシンプルなんですよ。
基本アクションで使うのは左スティックのみ。
先のステージになってくると右スティックやAボタンを使うことになりますが、それでもスッキリしています。
反面、繰り出せるアクションは多彩で、その数なんと100種類以上。
例えばスケボーに乗った状態で左スティックを倒すと
- オーリー(下)
- キックフリック(左)
- ヒールフリップ(右)
- ノー・コンプライ(上)
といったトリックを繰り出せます。
さらに左スティックを回してから離すと
- フロント・ショーブ(下 → 左)
- バック・ショーブ(下 → 右)
- バリアル・フリップ(左 → 下)
- ハード・フリップ(左 → 上)
といったトリックが発動。
ミスをせずに連続で決めるとコンボとなり、スコアが加算されていきます。
スコアはフレンドと競うこともできるので、意識するとハイスコア更新が楽しいんですよね。
しかし、各ステージには危険がいっぱい潜んでいるので、油断していると事故ってしまいます。
こんな時、普通のゲームだったらミスの演出やロード時間が挿入されますが、本作の場合は丸々カット。
チェックポイントから一瞬で再開できるので、
なんて連鎖が起きやすく感じます。
特に終盤は難易度が高く、何度もミスをするので、ついついプレイを続けてしまいましたw
スケボーをやっている感もバッチリで、
- 滑っている時の効果音
- 着地した時のエフェクト
- スティックを倒してのトリック
全てがピッタリとハマっています。
このテンポの良さ、中毒性の高さ、一体感の凄さは「トライアルズ」シリーズに通ずるものがあると思いました。
多彩なギミック
各ステージのギミックは非常に多彩です。
序盤こそは溝や段差くらいなんですが、先のステージになってくると新しいギミックが次から次へと登場します。
レールに乗って滑るグラインド、壁を滑るウォールライド。
さらには宙に浮いたクリスタルを破壊したり、重みで崩れていく床、ゲキムズの分岐ルートなど、ゲームらしいぶっ飛んだギミックが登場します。
イメージ的には「スーパードンキーコング」シリーズのトロッコステージをスケボーに置き換えたような感じでしょうか。
中には特殊な操作を要求されますが、新しい操作を求められるステージではチュートリアルが挿入されるので、戸惑うことはありませんでした。
用意されているステージは70種類以上。
2Dアクションゲームとしても多い方ではありますが、ギミックが多彩なので、最後まで飽きずに楽しめました。
洗練されたグラフィック
本作のグラフィックは洗練されています。
ジャンルとしては2Dアクションなんですが、クオリティの高さは3Dアクション級です。
グラフィックは3Dポリゴンで作られていて、カートゥーンの処理がなされていますからね。
背景の作り込みも素晴らしく、遠くに見える建造物をしっかりと描いているので感心しました。
フレームレートも高く、Switch版でも60fps近くも出ているので、動きも滑らかなものとなっています。
この辺りは過去2作を凌駕していると思いました。
実は本作、「オーリーオーリー (OlliOlli)」シリーズの3作目に位置するんですが、過去2作は単色の2Dグラフィックだったんですよ。
7年も経っているとは言え、グラフィックがこんなにも強化されるとは思いませんでした。
充実のやり込み要素
クリアまでのプレイタイムは4〜5時間と、比較的短時間で終わるようになっています。
しかし、やり込み要素が多いので、ボリュームは決して少なくありません。
各ステージに設定されたチャレンジをクリアしたり、高難易度なサイドクエストに挑戦したり。
条件を満たすと新しいスケートボードなどが解禁されたりするので、モチベーションも保てるようになっています。
ダウンロード版の価格は3,300円となっていますが、このボリュームやグラフィックを考慮に入れると妥当かなと思いました。
惜しいところ
抑揚のないストーリー
ストーリーはイマイチ惹き込まれませんでした。
ステージ開始時にはキャラクター同士の掛け合いが挿入されます。
しかし、翻訳がイマイチなので、文脈がわかりにくいんですよね。
映像としてもキャラクターが棒立ちであることから映えないので、会話シーンは流し読みをしてしまいました。
こうして聞くと
と思われるかもしれませんが、挿入される頻度が多いので気になってくるんですよ。
エンディングは洋ゲーらしくアッサリなものですし、ストーリーはテンポを崩すような存在に感じました。
オリオリワールド (OlliOlli World)のレビューまとめ
スケボーの魅力を2Dアクションに上手く落とし込んだ作品。
様々なトリックを決めてスコアを稼ぐアドリブ性の高さはもちろん、多彩なギミックによってゲームらしさも感じられて、ストーリーを進めるだけでも楽しめました。
会話シーンはイマイチに感じますが、アクションゲームとしての完成度は高く、短時間にサクッと楽しみたい方にはぜひおすすめしたい作品です。
短時間でサクッと遊べる豪華なスケボーゲーム!
こんな人には特におススメ。
・サクッと遊びたい人。
・スコアアタック好き。
こんな人にはおススメできない。
・ガッツリとストーリーを楽しみたい人。
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