どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は「マリオテニス フィーバー」のレビューをしていきますが、まずはひとこと言わせてください!
このゲーム、想像とは全然違いました!
今回の「マリオテニス」はパーティゲーム寄りに作られていまして、前作の「エース」で見られた「ラケット破壊」や「加速」の要素がなくなっています。
これによって初心者でも遊びやすくなったんですが、新要素によって試合がカオスになっているんですよね。
本作ではゲージを溜めることで「フィーバーショット」を放てまして、相手のコートに火を撒き散らしたり、凍らせることができます。
それを見たとき、「楽しそう!」と同時に「無茶苦茶でテニスにならないんじゃないか?」という気持ちも生まれました。
ところが実際にプレイしてみると一変。ある瞬間から攻守が入れ替わるゲームだと気づいて、試合の見え方が変わりました。
一体どういうことなのか?
本記事では本作の良い点や惜しい点を語っていきますので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
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- マリオファミリーが活躍するスポーツゲーム。
- ゲージを溜めることで「フィーバーショット」を放てる。
- ベビィマリオたちが活躍するストーリーモードも収録。
| 初リリース日 | 2026年2月12日 |
| 対応ハード | Switch2 |
| ジャンル | スポーツ |
| 推定クリア時間 | 15~25時間 (全要素解禁) |
| 発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
フィーバーショットのカウンターによって生まれた駆け引き
本作で特に面白いと思ったのが、「フィーバーショット」のカウンターによって生まれた駆け引きです。
正直、最初はカオスに感じました。凍るわ燃えるわで、テニスにならない。
そう思っていたんですが、3試合目くらいで気づいたんです。
むしろこれはテニスの駆け引きをさらに強めている。
そう感じるようになったんですね。
大きな要因となっているのが、カウンターの要素です。
フィーバーショットを打たれたとき、ボールが着地する瞬間に打ち返すとカウンターが発動します。
すると、フィーバーショットを自分のものにすることができまして、相手のコートを凍らせたり、火を撒き散らすことができるんですね。
さっきまで攻めていたはずが、一瞬で守る側に回る。そしてさらにカウンターを返すと、再び状況がひっくり返る。この攻守の入れ替わりがとにかく熱いです!
見た目は派手ですが、ちゃんと読み合いが成立しています。
ですので本作、見た目は「テニヌ」なんですけど、本質的な楽しさは「テニス」。そう感じました。
用意されている「フィーバーショット」は30種類。
キャラクター毎に用意されているのではなく、選んだ「フィーバーラケット」によって変化するので、どのキャラクターでも多彩な「フィーバーショット」を放つことができます。
個人的に好きな「フィーバーラケット」は、「かざんラケット」です。
こちらはバウンドした場所に火山高を作って岩をふらせることができまして、ふれると相手を火傷状態にできます。
即効性は低いんですが、割と長いこと残るので、相手をジワジワ苦しめられるのが好きですw
シングルスでは一定時間、足が遅くなって、ダブルスでは一定時間、試合に参加できなくなります。
ただ絶望的とまではいかず、微妙に不利な状況になるといった感じで、邪魔になり過ぎないような塩梅になっています。
ここまでフィーバーショットの話をしていきましたが、普通のテニスをしたい人もいますよね?
本作ではそんな人に向けて「フィーバーラケット」をOFFにして遊ぶこともできます。
しかもオンラインのランクマッチでもOFFにできるので、ガチなスポーツゲームを遊びたい方も安心です。
初心者を徹底的にサポート
このゲーム、見た目は派手なんですが、実際に触ると驚くほど遊びやすいです!
ボールが来る前にボタンを押しても、きちんと打ち返してくれる。半オートでラリーが続くので、とりあえず返球だけでも成立します。
ですので操作に慣れていなくても、いきなり“駆け引きの感覚”を味わえるんですね。
基本はスティックとワンボタン。フィーバーショットも、ロブもドロップも直感的に出せます。
そして初心者におすすめなのが、ストーリーモード。ベビィマリオを操作して、テニスをイチから覚えていきます。
ショットの打ち分けやクイズ形式の授業などなど。テニスを知らない人でも学ぶことができます。
こうして聞くとチュートリアルみたいですが、退屈しない工夫もされています!
それは、「マリオパーティ」風のミニゲームです!
トランポリンでボールを集めたり、フリスビーで的を当てたり。スポーツと言うか、アクションゲームのようなミニゲームが挿入されるので、堅苦しさは感じませんでした。
その辺は設定で違和感なくまとめています。今作の主人公はベビィマリオで、能力が低い状態から始まります。
そんな中でマリパ風のミニゲームで特訓をしてステータスを上げて、そこからテニスの実践に挑む。という形式になっているので、無理矢理感はそんなにないと思いました。
こんな感じで本作は初心者に優しい作りになっているので、前作の「エース」が「難しい!」と思った方も安心です。
マリオ愛が詰まった遊びと演出
本作はキャメロットという会社が手掛けています。
いわゆる外注タイトルなんですが、遊んでいるうちにその意識は薄れていきました。
そのくらい、キャメロットさんのマリオ愛が溢れていて、任天堂内製に近い監修の濃さを感じます。
ただこういうファンサービスって「雰囲気だけ」で終わりがちですよね?
ところが本作の場合、試合のテンポと楽しさにちゃんと繋がっています。
それを象徴するのが、「おしゃべりフラワー」ネタです。このキャラクターは「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」で初登場しまして、いま起こっていることを日本語で喋ってくれます。
ただ自由気ままに喋ったり、ちょっとウザい声をしているので、妙な魅力を醸しているんですよね。
今作ではそんな「おしゃべりフラワー」が実況者として登場しまして、試合中に色々喋ってくれます。
しかも採用されているのは赤い個体で、いわゆる熱血タイプ。テンション高めに盛り上げてくるので、テニスの試合と不思議と相性が良いんですよね。イメージ的には松岡修造さんみたいな感じかなw
一方で、オレンジの個体もちゃんと登場します。こちらはアカデミーの教室にいまして、ストーリーモードの序盤でプレイヤーを迎えてくれます。
通りかかる度にいろんなセリフを放ってくれますので、「おしゃべりフラワー」ファンは必見です!
ちなみに今作でも「おしゃべりフラワー」の実況をOFFにすることもできます。OFFにすると…お馴染みの小ネタが挿入されますw
マリオ要素でほかに注目したいのが、ストーリーモードの人選です。
今作ではベビィたちが主役で、デイジーにも見せ場が用意されています。
みなさん、最近は意外と活躍されていなかったので、スポットが当たるのは嬉しいですね。
さらにボスのチョイスも面白くて、「3Dワールド」のヘビースネークや「スーパーマリオブラザーズ3」のケロンパなど、普段あまり目立たない敵が登場します。
もうね、「そこを拾うのか!?」と感じる人選で、プレイ後に原作を遊びたくなりましたw
そしてマリオ要素で外せないのが「ワンダーコートマッチ」です。
こちらは「マリオワンダー」をモチーフにしたコートで、フラワー王国のBGMが流れ、オレンジの「おしゃべりフラワー」も喋ります。
さらにワンダーフラワーにボールを当てるとコートが変化。コロンポリンが飛び回ったり、パックンフラワーが合唱したりと、そのぶっ飛び具合はシリーズ最大級で、開発者が楽しんで作られていることが伝わってきました!
シリーズ最大級のボリューム
今作はボリューム感が凄いです!
みんなで遊ぶのはもちろん、気がついたらひとりプレイでも時間が溶けてましたw
特に注目したいのが、「ミッションタワー」の存在です。
ここでは3種類のタワーに挑戦できまして、ランダムで発生する10個のお題をクリアしていきます。
ただ3回ミスをすると最初からやり直しになってしまうので、ローグライト的な楽しみ方ができるんですね。
さらに凄いのが、「ミッションタワー」クリア後に解禁する「コンプリートモード」です。
ここではタワーで出てきた100種類のお題を自由に選んで遊べるんですが、それぞれに3つの達成条件があって、スターを集めていくことになります。
つまり100ステージではなく、実質300課題。感覚としては「スマブラDX」や「X」のイベント戦をひたすら攻略していく感じですね。
ちょっとやそっとじゃコンプリートできないので、これだけでも満足できるボリュームですw
個人的に手こずったのが、「とびつき」をしないことで貰えるスターですね。
ついつい使ってしまうので、「とびつき」関連のミッションは手こずりましたw
こんな感じでミッションタワーだけでも相当遊べるんですが、ほかにもトーナメントのシングルス・ダブルス制覇、スペシャルゲームのハイスコア狙い。ストーリーモードのミニゲームやり込み。さらにはオンラインのレート戦もあります。
という訳で1人でじっくり遊ぶこともできますし、対戦ゲームとして長く付き合うこともできる。モードの数だけでなく、遊び方の幅でボリュームを感じる作品でした。
ただいくつか物足りない点もありました。ここからは本作の惜しい点を挙げていきます。
惜しいところ
ストーリーモードがボリューム不足
先ほども話したように、本作はシリーズ最大級のボリューム。
ではありますが、あくまでも対戦とやり込み要素の話であって、ストーリーの長さとは別の話です。
ストーリーモードに限定すると、相変わらずボリューム不足に感じました。
内容としては「まもの」の力によってベビィになったマリオたちが、イチからテニスを習得して元の姿に戻るため、まものを討伐する。
というものなんですが、アカデミーでテニスを習得した後の展開が駆け足なんですよね。
せっかく「ジャングル」や「氷の遺跡」「鍾乳洞」「沼地」といったエリアを冒険できるのに、ストーリーがテンポ良く進みすぎるので、あっという間にエンディングを迎えました。
体感的には「アカデミーでのチュートリアルパート」と「冒険パート」。どちらも同じくらいのボリュームで、チュートリアルが半分くらいを占めています。
まあ「マリオテニス」のストーリーモードって、いつもこのくらいのボリュームですけどね。
せっかく育成要素があるのですから、寄り道をして強化する楽しさとか、冒険できるロケーションを増やすとか。もっと拡張できる余地はあったんじゃないかと思います。
なんと言っても本作を開発しているのはキャメロットですからね。
同社は「黄金の太陽」シリーズの開発を手掛けていまして、その前にはセガ系のRPGも開発していました。
つまりRPGの開発経験がある会社ですので、強みを活かせていないと思うんですよ。
とまあストーリーモードの惜しい点を挙げていきましたが、遊べるモードはほかにもたくさんあります。
ストーリーモードはあくまでもチュートリアル。そう考えたら大きな問題ではないと思いました。
正直、金銭感覚をアップデートしないと割高に感じるかもしれません。
今っていろんなものが値上がりしていまして、コンビニの「おにぎり」にしても、10年前と比べて1.5倍~2倍くらいの値段になりました。
そう考えるとゲームの値上がりも妥当なんですが、なにせゲームは生活必需品ではありません。
買わなくても生きていけるので、本作の8,000~9,000円という価格設定はどうしても強気に感じるところがあります。
もちろん、6,500円だった前作よりもボリュームアップしてはいますけどね。
カジュアルに楽しめるパーティ寄りのテニスゲームであることを考えると、店頭での値引きを入れてギリギリ許容範囲といったところでしょうか。
ですが、友達と遊ぶ予定が近い人は“今が旬”なので、定価でも満足度は高いと思います。
注意点
友達とランクマッチはできない
今作には2種類のオンライン対戦モードが存在します。
1つはランクマッチで、もう1つはルームマッチ。全世界の知らない人と対戦したり、部屋を作ってフレンドと遊ぶことができます。
ただし、前作みたいにフレンドと一緒にランクマッチで遊ぶことはできなくなりました。
前作はランクマッチのダブルスを身近な人やオンラインフレンドと一緒に挑めたんですが、今作は知らない人と一緒に挑むことしかできません。
これによってダブルスは誰とマッチングするか?運の要素が絡んできますので、前作の仕様が好きな人は注意が必要です。
ちなみにぼくもオンラインのランクマッチ、潜ってみましたが、シングルスではみんな強すぎて連敗しましたw
フィーバーショットの「あり」「なし」。どちらも選択できますが、みなさん上手すぎるので、なかなか勝てないですw
いや、操作は簡単なんですけどね。なにせ「マリオテニス」って基本的な操作は昔と変わらないので、ずっと遊んでいる人は本当に強いんですよ。
ただ、そんな人を味方につけるダブルスでは連勝できました!
まあ運良く強い人と一緒になっただけですが、慣れない人はダブルスから挑むのも良いかもしれませんね。
ストーリーモード後半はアカデミー探索ができない
ストーリーモードは後半になると探索ができなくなります。
できるのは現在攻略中のエリアのみ。前半でお世話になったアカデミーは探索できなくなり、ワールドマップでミニゲームを選択できるだけになってしまいます。
もしアカデミーをまた探索したい場合、最初からやり直す必要があります。
今作のアカデミーも作り込まれていまして、探索してみるとベビィマリオの寝室とか、食堂とか。
ストーリー攻略中は訪れないエリアも存在するので、マリオの世界が好きな人は隅々まで探索することをおすすめします。
マリオテニス フィーバーのレビューまとめ
ここまで「マリオテニス フィーバー」について語っていきました!
簡単にまとめると、
- パーティ感が戻ってきたマリオテニス!
- 価格設定はやや強気だが、ひとりでもみんなでも楽しめる!
といった感じです。
簡単操作で遊べますし、いろんなモードが収録されているので、「マリオテニス」の決定版とも言っても良いくらいです。
ひとりでじっくり遊ぶのも良いですし、みんなでワイワイ楽しむのも良い。
幅広い層が楽しめる全方位に向けたテニスゲームですので、一家に一本ありますと重宝します。
対戦ゲームっていろいろありますけど、操作を覚えるのが大変だったりするので、初心者の方といきなり遊べるタイトルはそこまで多くなかったりします。
そんな中で本作は割とすぐに操作をマスターできますし、短時間で熱い駆け引きを味わえるので、対戦ツールとしても優秀です。
ですので、友達と盛り上がりたい人は、今すぐ買っても良いと思いますね。
一方で1人プレイですと、隅々まで遊ばないと、やや強気の価格設定に感じるかもしれません。
こんな人には特におススメ。
・ワイワイ楽しめる対戦ゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・友達と協力してランクマッチを楽しみたい人。
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![【レビュー】マリオテニス エース [評価・感想] eスポーツ路線に振り切った挑戦作!](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/2018/06/807-300x169.jpg)











