どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回はSwitch「Nintendo Switch Sports (ニンテンドースイッチスポーツ)」のレビューをしていきますが、まずはひとこと言わせてください。
今作、予想以上に熱いゲームです!
最初は子供からお年寄りまで楽しめるカジュアルなゲームなのかな?
と思っていましたが、とあるモードが激アツで、遊んでいたら体が熱くなってしまいましたw
あまりにも熱いので、最終的にはパンツ一丁で遊んでいましたw
そのくらい、夢中で遊べるゲームではあるんですが、一方では割り切って作られている部分もありますので、購入前に知っておきたい注意点もあったりします。
ここからは「Nintendo Switch Sports」の良い点や惜しい点を語っていきますので、本作の購入を迷っている方やぼくの意見を聞きたい方はぜひ、最後までご覧ください。
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- Joy-Conを振って遊ぶスポーツゲーム。
- 6種目以上のスポーツを楽しめる。
- オンライン対戦に対応。
初リリース日 | 2022年4月29日 |
対応ハード | Switch |
ジャンル | スポーツ |
売上 | 初週19万本 |
推定クリア時間 | 1プレイ3~5分 |
発売元 | 任天堂 |
目次
Nintendo Switch Sportsとは?
まずは「Nintendo Switch Sports」がどんなゲームなのか簡単に説明していきます。
本作はJoy-Conを使った体感操作が楽しめるスポーツゲームで、Wiiで発売された「Wii Sports」の流れを汲む作品となっています。
特徴的なのが、コントローラの体感操作に重きを置いていることです。
従来のスポーツゲームはスティックやボタンを使って操作を行いましたが、本作に収録されている多くの種目では細かいボタン操作は求められず、コントローラをタイミングよく振るだけで楽しむことができます。
収録されている種目は
- テニス
- ボウリング
- サッカー
- チャンバラ
- バレーボール
- バドミントン
6種類。
それにゴルフが2022年秋のアップデートで追加予定で、計7種目が明らかとなっています。
嬉しいことにWii Uで発売された「Wii Sports Club」に続いてオンライン対戦にも対応していまして、ランダムマッチはもちろん、フレンド対戦にも対応しています。
そんな「Nintendo Switch Sports」ですが、予想以上に熱い作りとなっているんですよね。
どのくらい熱いのかというと、良い歳をしたお兄さんがムキになってしまうくらいです。
ここからは本作の何がそんなに面白いのかを語っていきます。
良いところ
誰でも遊べる
「Nintendo Switch Sports」で特筆したいのが、誰でも遊べることです。
多くの種目はJoy-Conを振るだけで良いので、本物のスポーツ感覚で遊ぶことができます。
例えばテニスではキャラクターがボールが飛んでくるところまで自動で動いてくれるので、プレイヤーはラケットの操作を行うだけで良いんですね。
このような操作形式によってゲーマーと非ゲーマーの方々が同じスタートラインに立つことができます。
例えばぼくの家庭では母や祖母はゲームを全く遊ばないので、スティックでキャラクターを動かすとか、Aボタンでジャンプするとか、ゲームの基本的なことすらも知らないんですよ。
教えたとしてもすぐに忘れてしまうので、いつまで経っても上達しません。
ですが、「Switch Sports」のテニスでしたらJoy-Conを振るだけで良いので、ある程度は互角に戦えましたし、楽しんでくれたんですよね。
ゲーマーと非ゲーマーの方々が同じスタートラインに立つ。
これって実は凄いことだと思うんですよね。
かつて、Wiiが爆発的な売上を記録しましたが、その大きな要因となったのが、本作の前身となる「Wii Sports」のシンプルな操作形式だったりします。
あの時に感じた間口の広さは本作でも健在なので、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんと久しぶりにゲームを遊びたいのでしたら、本作は最高のソフトになるのではないでしょうか?
オンライン対戦が激アツ
ここまで「Nintendo Switch Sports」が誰でも遊べる対戦ゲームであることを語っていきました。
ですが、本記事を読まれている方の中には
なんて思われたかもしれませんね。
本作ではそんな方でも楽しめるよう、どの種目もオンライン対戦に対応していまして、全世界のプレイヤーとランダムで対戦したり、フレンドとも遊ぶことができます。
このモードがですね、めちゃくちゃ燃えるんですよね。
ぼくがそう感じた理由は大きく分けて3つあって、1つめは短時間で決着が付くよう調整されていることです。
多くの種目では3分以内に決着が付くようにルールが固定されていまして、中だるみしないようになっているんですね。
例えばボウリングでは16人でのサバイバルを行うことになり、3フレーム毎に下位のプレイヤーに退場してもらうルールとなっています。
テニスやバレーボールにしても1セット分の長さとなっているので、密度の濃い体験を味わうことができます。
なので、つい「もう1回!もう1回!」と遊び続けてしまうんですよねw
「Switch Sports」のオンライン対戦が激アツである2つめの理由は、ポイントを貯めてアイテムを入手できることです。
オンライン対戦では1試合ごとにポイントが貯まっていくようになっています。
このポイントが100を超える毎にアイテムがランダムで入手できるようになっているので、ついつい遊び続けてしまうんですよね。
アイテムの種類は服装からスポーツグッズ、かたがき、スタンプなど様々。
中には個性的な物があるので、「どうぶつの森」みたいに色々と集めたくなりました。
アイテムが貰える頻度は3試合から4試合に1回。
頑張れば2試合に1回の頻度で貰えるので、対戦のモチベーションが高まるようになってます。
そんな「Switch Sports」のオンライン対戦をさらに熱くするのが、3つめの理由として挙げるプロリーグです。
オンライン対戦を続けていると、種目ごとにプロ認定を受けます。
すると、ランクが表示されるようになるんですが、このランクを上げていくのが燃えるんですよね。
ランクはAからEまで用意されていまして、そのうえで+、-といった感じで12段階まで細分化されています。
プロリーグではEランクから順番に上げていき、Aランクを目指していくんですが、一定のランクまで上がった状態で負け続けるとランクダウンしてしまうんですよね。
この要素が中毒性をさらに高めていて、プレイヤーの闘志を燃やしてくれます。
イメージ的には「スプラトゥーン」のガチマッチのような感じでしょうか。
対戦相手もプロリーグ参加者ということでレベルが高く、普段の試合よりも白熱しやすいので、続けていると沼にハマりますw
短時間で決着が付くように調整されたルール、ポイントを貯めて入手できるアイテム、Aランクを目指して強豪に立ち向かうプロリーグ。
この3点が本作のオンライン対戦を激アツにしている印象で、夢中で遊び続けてしまいました。
サッカーが激アツ
本作には3種類の新種目が収録されています。
サッカー、バレーボール、バドミントン。
この3種目は過去作には収録されておらず、今作で初登場となります。
どの種目もよくできていますが、ぼくはサッカーが一番激アツだと思いました。
理由としては3つあって、1つめは操作形式がゲーマー向けであることです。
サッカーの操作形式は妙にゲーマー向けの仕様となっていて、他の種目と比べて色んなことができます。
左スティックでキャラクターの移動を行えたり、右スティックでカメラ操作を行えたり、ZLでダッシュできたり。
アクションもキック、ジャンプ、ダイビングヘッドといった感じで色々できるので、慣れてくると熱いんですよね。
ダッシュ時にはスタミナゲージを消費するので、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の操作形式でサッカーを遊んでいるようにも感じました。
サッカーが激アツである2つめの理由は、ボールを蹴飛ばす爽快感が最高であることです。
ボールは現実のサッカーよりも大きめに調整されています。
この調整によってボールを蹴飛ばしやすくなっていて、例えばダイビングヘッドで豪快に飛ばすことも容易にできてしまうんですね。
蹴飛ばす時はJoy-Conを振ることになるので、現実のサッカーに通ずる爽快感を味わえました。
そんなサッカーで特に激アツなルールが、3つの理由として挙げる4 VS 4のチーム戦です。
チーム戦では4人で協力してボールを相手のゴールへ入れることが目的となっています。
しかし、実際のサッカーとは違ってポジションは決まっておらず、全員がサッカー場を自由に走り回れるんですね。
そういったアドリブ性の高さがサッカーの高い競技性と絶妙に絡み合っているので、対戦プレイが激アツなんですよ。
友達と対戦をしていると
みたいな感じで意思疎通をすることになるので、みんなでプレイしたらめちゃくちゃ熱えます。
ゲーマー向けの操作形式、ボールを蹴飛ばす爽快感、意思疎通が熱いチーム戦。
この3点がサッカーを激アツにしている印象で、本作の大きなセールスポイントになっていると思いました。
ちなみに、操作形式がゲーマー向けと話しましたが、シュート対決という、キック操作に特化したモードでしたら誰でも遊べます。
こちらはレッグバンドを足に装着して直感的にキックをするだけで遊べますからね。
レッグバンドは単品で販売されているほか、パッケージ版に同梱されていますので、持っていない方はこちらがおすすめです。
爽やかな世界観
「Switch Sports」の舞台となるスポッコスクエアは清潔感に満ち溢れた爽やかな造形となっています。
天候が良いのもあるんですが、近未来をテーマに作られた建造物が秀逸なんですよね。
高層ビルが見えるバレーボールエリアとか、カフェが見えるチャンバラエリアとか。
都内の街を参考にしたような施設が並んでいて、世界観を確立させています。
BGMも「Wii Sports」のメインテーマを踏襲した清潔感のある感じなので、環境音としてずっと流したくなりました。
正直なところ、これだけ世界観を作り込んでいるのでしたらスポッコスクエア内を散策できるモードがあったら良いのにな~と思いましたね。
惜しいところ
コンテンツが少ない
ここまで「Switch Sports」の魅力を語っていきましたが、このゲーム、惜しい点も目立っています。
ぼくが特に惜しいと思ったのが、コンテンツの少なさです。
収録されている種目は、発売日の時点では6種類。
これは初代「Wii Sports」やWii Uの「Wii Sports Club」よりも1種目多くなっていますが、「Wii Sports Resort」の半分だったりします。
過去作に収録されていたトレーニングという名のミニゲームも廃止されてしまっていますし、ちょっと物足りないなぁと思いました。
ただ、発売日から遊べる種目が多いようだとオンラインのプレイヤーが分散してしまい、人がなかなか揃わない事態に陥ってしまうので、意図的に少なくしている気もします。
ボウリングに至っては16人揃わないと遊べないサドンデスというルールを採用していますからね。
秋にはゴルフが追加予定ですし、メニュー画面を見ていると他にも色んな種目が追加されそうな予感がするので、もしかしたら本作は「スプラトゥーン」のような運営型の形式を取っているのかもしれません。
そうなると、太く短く遊ぶのではなく、細く長く遊ぶことを推奨して作られているのかもしれません。
入手できるアイテムが少ない
オンライン対戦で入手できるアイテムは少なく感じました。
先ほどもお話したように、オンライン対戦ではポイントを貯めてアイテムを入手できる要素が存在します。
しかし、発売日の時点では26種類程度しか用意されていないので、5時間程度でコンプリートしてしまいました。
どうやら週替りで入れ替わるようで、リストから消えたアイテムはしばらく入荷しない仕様となっているようです。
この仕様からして「一気に遊ぶのではなく、少しずつ遊んでください」ということなのかもしれませんね。
注意点
本作は幅広い層をターゲットにしている反面、割り切った作りなので、おすすめできない人もいたりします。
まず、オフラインのソロプレイヤーにはおすすめできないと思いました。
というのも、オフラインのやり込み要素が全くと言って良いほどないんですよね。
過去作で見られたトレーニングでのスコアアタックとか、熟練度を上げるとか、スタンプを埋めていくとか。
そういった要素は全て廃止されてしまっているので、オフラインのソロプレイはCPUとひたすら対戦するだけに留まっています。
強いて言えばスタッフロールで遊べる壁打ちのミニゲームくらいでしょうか。
なのでオンライン対戦をおすすめしたいところなんですが、Nintendo Switch ONLINEというサービスに加入しないとい遊べないのがネックだったりします。
一応、Switch ONLINEに加入していなくてもCPUと対戦しながらアイテムを集める「おためしモード」が搭載されているんですけどね。
相手が人間だからこそ味わえる不規則な駆け引きがCPU戦では味わえないので、楽しさが半減してしまいます。
それと、本作はTVモードで、Joy-Conを振って遊ぶことを前提にして作られているので、Switch Lite向けには作られていなかったります。
一応、Switch Liteでも別売りのJoy-Conを接続したら遊ぶことはできますが、画面が小さいので向かないと思いました。
このように本作は割り切って作られているので、これから購入させる方は頭の片隅に入れておくことをおすすめします。
Nintendo Switch Sports (ニンテンドースイッチスポーツ)のレビューまとめ
簡単にまとめると
- オンライン対戦が激アツ!プロリーグ戦が熱い!
- コンテンツは少ないが、「Wii Sports」の良さを継承している
といった感じです。
オフラインソロプレイのやり込みが少なかったりと不満点も目立っていますが、これからの展開には期待できるんじゃないかと思っています。
アップデートで新しい種目が追加されることがすでに発表されていますし、「Wii Sports」のようにロングヒットする可能性がありますからね。
こんな人には特におススメ。
・オンライン対戦好き。
・家族や友達と遊びたい人。
こんな人にはおススメできない。
・オフラインソロプレイヤー。
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