【レビュー】PAC-MAN 256 [評価・感想] エンドレスランアクションゲームをヒントに作られた新生パックマン!

2016年6月に配信されたPS4「PAC-MAN 256」を今回はレビューします。

PS4「PAC-MAN 256」はバグにより崩壊する世界から逃げるエンドレスなパックマンゲームです。

ダウンロード専売で、価格は約800円。

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このゲームを3行で説明すると?
  • バグによって崩壊する世界から逃げていく強制スクロール型アクションゲーム。
  • 逃げながらハイスコアを更新していくのが目的。
  • ステージはランダム生成でユニークなアイテムが散らばっている。
初リリース日 2016年6月22日
対応ハード PS4
ジャンル アクション
推定クリア時間 1プレイ5~10分
価格 880円(税込)
発売元 バンダイナムコ

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良いところ

スコアアタックが楽しい!

本作の目標はスコアアタック!

ステージに散らばっているドットを食べたり、パワークッキーを食べた状態でモンスターに当たるとスコアが加算されていきます。

これを延々と繰り返していき、ハイスコアを更新するのが主な目的です。

ここまではいつものパックマンと同じですが、大きな違いが強制スクロール&エンドレス制である事!

モタモタしているとバグの波が押し寄せてくるので、パックマンはモンスターを掻い潜って前へ前へと逃げなくてはなりません。

ところがいくら前へ進んでも迷路がエンドレスに続き、ゲームが終わる事はありません。

いわゆるエンドレスランアクションゲームをヒントに作られた作品で、パックマンの新たな可能性を感じました。

ユニークなアイテムの数々

本作にはユニークなアイテムが数多く用意されています。

例えば「LASER(レーザー)」。

入手する事で前方に射程無限のレーザービームを撃ち、モンスターを一瞬で倒せるんですが、パックマンでこの発想はありませんでした!w

他にも従来の作品には見られなかったユニークなアイテムが満載で、ゲームを奥深くしています。

アンロック要素によって高まるリプレイ性

スコアアタックゲームはすぐに飽きてしまう。

そんな方も多いと思いますが、本作の場合はアンロック要素によって長く楽しめるようになっていました!

まず、ゲーム終了時はスコアに応じてゲージが溜まります。

最大まで溜めると新たなアイテムがアンロックされ、ステージに設置することができるんですね。

アンロックしたアイテムは最大3種類まで設置する事が可能で、それぞれコインを使用する事で強化することができます。

コインはステージに散らばっているので、スコアだけではなく、そちらも貯めなければなりません。

つまり、ハイスコアを更新するだけではなく、アイテムのアンロックやコインを使って強化する楽しさもあるんですね!

これら3大要素をモチベーションにプレイすると中毒性が高まり、何度もプレイをしてしまいます。

ちなみに本記事を執筆している時点での最高スコアは「22957」でした。

ステージに散らばっているフルーツを入手すると一時的にスコアの倍率が増えるので、その間にパワークッキーを食べてモンスターを倒しまくれば大量にスコアを稼げます。

このテクニックを使えば簡単に10,000点を超えられるので、頑張ればまだまだスコアを伸ばせそうです。

みなさんもkentworldのスコアを目標にしてプレイしてみましょう!

マルチプレイモードを収録

PS4版には最大4人で楽しめるマルチプレイモードが収録されていました!

単に同時プレイできるだけですが、複数人でスコアを競うのは面白く、慣れている人同士でプレイすると盛り上がります!

特に4人でプレイするとドットやパワークッキーの奪い合いになること必死で熱い!

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惜しいところ

人によってはモチベーションを保てない

同じステージを淡々と繰り返していくだけなので、人によってはモチベーションを保てないと思います。

一応、スキンを10種類ある中から変更できるようになっていて気分転換できるような配慮はなされていますが、ストーリーを進めていくゲームではないので好みは分かれるでしょうね。

こういうアーケードスタイルも面白いとは思うのですが・・・。

音量のバランス調整がおかしい

だぁぁぁ~うるさい!!!!!

タイトル画面のBGMとモンスターに当たった時の縮小音はやたらと音量が大きく、ビックリします。

その一方でドットを食べている時の音量は極小でバランスが悪く感じました。

音量設定を間違えているような?オプションでそれぞれの効果音量を設定する事が出来たら良かったのですが。

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全体のまとめ


これまでのパックマンはモンスターを避けつつステージに散らばっているドットをすべて食べるのが目的でした。

本作はそのアタリマエを見直し、ドットを食べ逃しても良いから押し寄せてくるバグの波から逃げていくエンドレスゲームに変貌させているから凄いと思った。

パックマンが誕生してから35年以上が経過していますが、発想次第ではまだまだ新鮮味を生み出せるんですね。

エンドレスランアクションゲームをヒントに作られた新生パックマン!

こんな人には特におススメ。
・スコアアタック好き。

こんな人にはおススメできない。
・繰り返しプレイが苦手な人。

PAC-MAN 256/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約3時間

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5件のコメント

クォータービューってこと以外はどんなパックマンなのか分からなかったけど強制スクロールから逃げながらのスコアアタックは熱いですね。

アイテムのおかげで攻撃手段が増えてるようだし面白そうです。
何気にパックマンの当たり前を見直した良作っぽいですね。
セールとかきっかけがあれば僕も買おうかな。
結構、実績ブーストゲーっぽいしw

この記事でどんなゲームなのか理解出来たようで嬉しいです♪

今作のほうが従来の作品よりも先に進んでいる感があるので、個人的には好みでしたねー!

アイテムの種類は多く、攻略法は多彩です。それもリプレイ性を高めていると思います。

実績はある段階まではブーストしますが、途中から難易度が急激に上がりましたw

本物のアーケード版「パックマン」の256面をクリアすると冒頭の“バグ画面”になって止まり強制的にゲーム終了になる!

・・・と私の秘蔵愛読書「オールアバウトナムコ」(電波新聞社!)に写真付で説明されていましたよ!
このゲームはさらに「その後の展開」を想像した結論の1つの姿なんですね!
逃げろや逃げろ~!!
・・・・・>)£≡PQ1N,,

『例えば「LASER(レーザー)」。

入手する事で前方に射程無限(!)のレーザービームを撃ち、モンスターを一瞬で倒せる』

おお~?!そんな“リーサルウェポン(最終兵器)”があるならこのゲームのパックマンは押し寄せるバグの波以外には無敵状態じゃないですか~?!もしも発射制限とか無かったらまさに敵なし!!!今までのパックマンのイメージが覆る~!!まさかそこまで変わっちゃいませんよね?コインとやらで回数制限とかあるんでしょ?