

ポケットモンスター/Switch ソード / シールド
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
数あるRPGの中でも特に人気が高い「ポケットモンスター」シリーズ。
ぼくは1代目である「赤・緑」世代で、それ以降はあまりプレイしていませんでした。
せいぜい、2代目の「金・銀」くらい。
あとは1代目と2代目のリメイク作程度で、完全新作になると20年もご無沙汰だったんです。
そんなぼくが8代目である「ソード・シールド」をプレイしてみたところ、様々な衝撃がありました。
本記事ではその辺りについて語っていきます。
目次
その1:フィールドのスケール感が違う!
ぼくの中で「ポケットモンスター」のフィールドマップはモノクロで描かれるトップビューというイメージが強くあります。
世代が変わってパワーアップしているのは分かっていましたが、どうしても初代のイメージを引きずっている感があったんですよ。
そんな先入観で8代目の「ソード・シールド」をプレイしてみたところ、
「フィールドのスケール感がポケモンじゃない!」
となりました。
グラフィックが3Dになったのは言わずもがな。
フィールドのスケール感が増して、ジオラマっぽさが薄れていたんです。
また、カメラの位置が低くなったことで遠くまで見渡せるようになりました。
おかげで冒険している感が増して、アニメ版を観た時にイメージしていたポケモンの世界を見ているかのよう。
「ついにゲーム版もここまで来たのか・・・」
プレイしていて感慨深くなりました。
その2:ポケモンの集めやすさがグッと増している!
「ポケモン集めは大変」
ぼくの中ではそんなイメージがあります。
いや、10種類や20種類片っ端から捕まえるのは大変なんですが、残り少なくなると埋め合わせが難しくなってくるんですよ。
何故ならポケモンはランダムエンカウントでフィールドマップで姿が見えることはほとんど無かったからです。
捕まえていないポケモンを探す場合、ポケモン図鑑の生息地を頼りにするしかありませんでした(しかも発見している必要がある)。
ところが「ソード・シールド」の場合、シンボルエンカウントになったことでひと目で捕まえたのかどうか分かるようになったんです!
ポケモン図鑑の一覧も単に名前を表示するだけではなくポケモンの姿がアイコン表示されるので、パッと見で分かるようになりました。
これだけポケモンの種類が増えると名前を覚えるが大変なので、姿を見るだけで捕まえたのかどうか判断できるのは嬉しい!
その3:ストーリー性がぐっと増している!
ぼくの中でポケモンのストーリーはそこまで特筆するものには感じていませんでした。
というのもポケモンって目的がハッキリし過ぎているんですよ。
8箇所のポケモンジムを制覇する、四天王を倒してポケモンリーグのチャンピオンになる etc…
加えてイベントシーンも控えめで、あくまでもサブ的な印象を持っていました。
ところが「ソード・シールド」の場合、まるでアニメを見ているかのような高いストーリー性を感じたんです!
単純にイベントシーンが増えているのもありますが、キャラクターの描写が凄い!
よりキャラクターが魅力的に感じられるように掘り下げていますし、カメラがドアップになって細かい表情が見られるようになりましたから。
さらに脚本もドラマチックなものになっていて、終盤には様々などんでん返しが巻き起こりました。
おかげで先が読めなくなったので、良い意味でポケモンをプレイしている感がありません。
その4:主人公が魅力的
ぼくの中でポケモンの主人公は良くも悪くも普通の少年って感じでした。
そこまで魅力を感じられず、ごく普通の少年というか。
ところが「ソード・シールド」の場合、見た目を細かく変えられるようになったことでグッと魅力が増しています!
顔付き、服装、髪型、髪色。
これらの見た目を変えられるようになったので、センス次第では主人公の魅力を大きく上げられます。
しかも本作、男性だけではなく女性主人公にもできるんですよ。
試しに女性主人公にしてみたところ、男性主人公よりも見た目を大きく変えられるので驚きました。
これ、主人公の見た目を変更することも大きな醍醐味になっているじゃないですか!?
その5:ライバルが可愛い
ぼくの中でポケモンのライバルは嫌味ったらしいイメージがあります。
分かりやすく言うと「ドラえもん」のスネ夫をカッコよくしたような感じ。
その方が対抗心が生まれてきますが、現代を舞台にした作品にしては温かさが欠けていたんですよ。
一方、「ソード・シールド」のライバルは・・・
可愛い!
なんて感情を持ってしまいました。
そのうえ嫌味ったらしいイメージは全く感じられず、輝きに満ち溢れています。
何故かと言うと「ソード・シールド」のライバルは弟キャラだからです。
兄がポケモンチャンピオンという設定なので、主人公と共に憧れを抱いているんですよ。
それでいてヤンチャでバカな部分があるので、少年と言える年齢をとっくに過ぎたぼくからしたら可愛さしか感じられません。
ショタではありませんが、真っ直ぐ過ぎて微笑ましく感じます。
ぶっちゃけ、主人公よりも主人公らしいですよw
その6:ゴリ押し戦法が通用しにくくなっている!?
ぼくの中でポケモンは簡単な部類というイメージがあります。
戦闘は1対1が基本で、使用できる技は4種類ですから。
そのうえストーリー上で戦うトレーナーは繰り出すポケモンの数が少なく、こちらの主力メンバーと比べて低レベルであることが多く感じられました。
そのため主力メンバーの強力な技を繰り出すだけで勝ててしまうことが多くあったんですよ。
ところが「ソード・シールド」の場合、普通に進めていたらゴリ押し戦法が通用しにくくなっています。
大抵は3レベル以上相手の方が高く調整されていますし、こちらの弱点を的確に突いてきますから。
油断していると全滅を避けられないほど強化されています。
どうやら後述のワイルドエリアでのポケモン収集&レベル上げをある程度前提としたバランス調整になっているようです。
その7:経験値稼ぎが楽になっている!?
ポケモンと言えばバトルに参加したポケモンにしか経験値が入らないようになっていました。
「がくしゅうそうち」というアイテムを使用すれば全員に入ることもあったけど、あくまでもおすそ分けなので上がりにくかったんですよ。
ところが本作の場合、バトルに参加しなくてもパーティメンバーであれば全員入るようになったんです(ただし瀕死状態だと入らない)。
おかげで先頭のポケモンばかりが育つなんてなく、均等に育っていきます。
また、コイキングのように進化するまでの戦闘能力が著しく低いポケモンも育てやすくなりました。
このような仕様によってゲームをクリアするまでに必要な戦闘回数は過去作よりも減っているハズなんですが、クリアまでに掛かる時間はむしろ増えていたりします。
それだけイベントシーンが増してストーリー性が上がったということなのでしょう。
前述の通り本作のポケモントレーナーは強化されているので、もし、経験値周りのシステムが従来と同じだったらクリアまでに30時間。いや、40時間掛かっていたかも!?
その8:ポケモンジムがパワーアップし過ぎ!
ゲームクリアの大きな目的となるポケモンジム。
複数のトレーナーと戦えるほか、ジムリーダーと戦うまでにはちょっとした仕掛けを解く必要がありました。
一方、「ソード・シールド」の場合、仕掛けがパワーアップし過ぎです!w
例えばウールーを指定された場所まで転がしたり、ピンボールみたいなミニゲームを攻略する必要があるんですよ。
プレイしている時は「これは何ゲー?」なんて突っ込みたくなりましたw
加えてポケモンジム内では専用のコスチュームを装着する必要があり、ジムリーダー戦はスタジアムで行うことになります。
スケールの大きさ、クリア時の充実感は過去作とは比べ物になりません。
その9:移動が快適過ぎ!
ポケモンで移動を快適に行うには「ひでんマシン」が必要不可欠でした。
いあいぎり、なみのり、そらをとぶ。
これらの技を手持ちポケモンに覚えさせて水上を移動したり各地へワープしたもんです。
ところが「ソード・シールド」の場合、そんな必要はないんです!
ゲームを進めることで自転車に水上の移動機能が追加されますし、「そらとぶタクシー」によってタウンマップを開くだけでワープ出来ますから。
加えて「ひでんマシン」という概念がなくなり、「わざマシン」は何度も使えるようになりました。
一度しか使えない「わざレコード」というアイテムもあるけど、ポケモンに新しい技を覚えさせるハードルがグッと下がっています。
その10:通信機能が便利過ぎる!
ポケモンの通信と言えば通信ケーブルというアイテムを使用して行うものでした。
それ以降はインターネット通信に対応しましたが、接続するまでが面倒だったんですよ。
ところが「ソード・シールド」の場合、接続までの手間が大幅に省けています!
なんと、ゲームをプレイしながらマッチングできるようになったんです!
通信機能をONにしていれば自動でマッチングするようになりましたし、ステッカーによるタイムラインを眺めたらマックスレイドバトルという協力プレイに参加することもできるようになりましたから。
あまりにも便利過ぎたので、最初は進化に追いつけませんでしたよw
その11:カメラをグリグリ回せる!?
ポケモンの移動画面と言えばトップビューが基本でした。
つまり、真上の視点に固定されていたんです。
ところが「ソード・シールド」の場合、ワイルドエリア限定でカメラをグリグリ回すことが出来ます!
そのうえワイルドエリアは広大なので、3Dアクションゲーム。あるいはオープンワールドゲームをプレイしているかのよう。
ここまで来ると完全に据え置き機のポケモンですよw
初代を思うと感慨深い・・・。
全体のまとめ
以上!ポケモン赤・緑世代がソード・シールド(剣・盾)をプレイして感じた11の衝撃でした!
ポケモンも誕生から20年以上が経過し、大きく変わろうとしています。
初代はあんなにコンパクトで地味なゲームだったのに、随分と変わったもんです。
個人的にポケモンって対戦&交換できる友達が居ないと楽しさ半減するイメージでしたが、「ソード・シールド」はストーリーだけでも元が取れます。
ぼくがポケモンから離れた要因の1つとして身近に対戦&交換できる相手が居なかったというものがありました。
でも、ストーリーだけでも普通の大作JRPGとして楽しめることが分かったので、次回作も買うことにします。
これはなかなか楽しい記事でした( ^ω^ )
僕の以前出した「ポケモンばかりやってた人がドラクエやFFをプレイしたときのギャップ」みたいなのを彷彿としますよwww
フィールドのスケール感が増したのは、ポケモン追っかけファンから言わせてもらうと実は前世代のサンムーンからなんですよ。
5年前のORASまでは赤緑のようなグラフィックがそのままドットが綺麗になったり、3Dになったりしたような感じでした。
例えるなら良くも悪くもファミコン版のドラクエがPS2あたりまで同じような見下ろし視点で展開されているようなものでした。
サンムーンでようやく完全にフィールドが立体的になったのですが、そのときよりもよりブラッシュアップされてたので、僕のようなシリーズを追っかけてる人でも感動するものがありましたよ!
ポケモン集めたくさせる動機づけはシリーズを重ねるごとに増してますよ。
これもサンムーンからですが、ポケモンが進化したタイミングでも図鑑の説明文がすぐに読める仕様はポケモンコレクター的には最高の機能ですよ( ^ω^ )
主人公の見た目変更は僕にとってもはや大きな醍醐味です♫
初登場はXYからですが、そこから6年でバリエーションが大きくなり、もうデフォルトの主人公の見た目の原型がなくなるレベルですよwww
今回のホップくんは健気なのでかわいいですよね😍ポジションは前作だとハウくんに近いのですが、見た目も相まってより気にいりました。
コミュニケーション機能があったら、先輩もしくは先生として一緒に旅をしたいwww
今回のレベルデザインはなかなか絶妙でした。XYの頃は、学習装置をオンにしちゃえばヌルゲーということでバカにされてましたからね😓
ウルトラサンムーンの頃からそこにメスが入りようやく自然な難易度レベルになったと思います。
経験値稼ぎはルビサファの頃から考えるとほんとに楽になりましたよ。
その分、全体のレベルがインフレしましたが、最高レベルが初代から100なのでかえって良い調整だと思います。
ジム戦は前作の試練を経て、よりバリエーションが多彩になったと感じます。
今作のジムミッションは従来のジムの仕掛けと前作の試練のいいとこ取りをしてます。
「そらをとぶ」にあたる能力がほぼ序盤から解禁されるのはスキップトラベルが当たり前なった時代だからやな〜と思いましたwww
そのかわり「なみのり」の解禁はほぼ終盤あたりになってしまいましたが、わざわざ「海が青く染まっている…」からのなみのり選択がなくなり自転車でシームレスに水上を動けるようになったのは今作からなので「おおっ!」と感動しました。