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【レビュー】ウルフェンシュタインII:ザ ニューコロッサス [評価・感想] ぶっ飛びすぎてリアル系からコメディ系FPSに進化!?


ウルフェンシュタインII:ザ ニューコロッサス/PS4 / Xbox One / Switch (Z指定)

おはっく~!KENT(@kentworld2 )です!

今回は2017年11月に発売されたPS4/Xbox One「ウルフェンシュタインII:ザ ニューコロッサス」のレビューをしていきます。

本作はナチスによって支配された世界を舞台にしたFPSですが、ぶっ飛びすぎてリアル系からコメディ系FPSに進化していました!

前作のPS4/PS3/Xbox One/Xbox 360「ウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー」は比較的オーソドックスなFPSだったんですよ。

一方、今作はアメリカンなセンスが突き抜けてしまい、”よくあるFPS”の域から大きく脱線してしまったんです!

それ故にますます好みが分かれる作品になってしまいましたが、ぼくは気に入りました!

ここからはそんなPS4/Xbox One「ウルフェンシュタインII:ザ ニューコロッサス」の良いと思った点からまずは書いていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • ストーリーに沿って進んでいくリニア式のFPS。
  • 両手に好きな武器を持つことが出来る。
  • 拠点のエヴァズハンマー号では探索も楽しめる。
初リリース日 2017年11月23日
対応ハード PS4/Xbox One
ジャンル FPS
推定クリア時間 12~15時間
売上 初週0.4万本
発売元 ベセスダ・ソフトワークス

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良いところ

ぶっ飛びすぎた壮大なストーリー

2014年に発売されたPS4/PS3/Xbox One/Xbox 360「ウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー」。

「もしも第二次世界大戦でナチスが勝利したら?」を描いたアフターストーリーが特徴的な作品でした。

今回レビューするPS4/Xbox One「ウルフェンシュタインII:ザ ニューコロッサス」はその続きを描いていますが、そのまま続きを描くのは無理があったのでしょうか?

リアリティを完全に無視してやりたい放題やっちゃっています!w

具体的に言うと主人公であるB.J.ブラスコヴィッチが完全に人類の域を越えてしまいましたw

もう、何度「そんなのアリか!?」と口に出したことかw

妻のアーニャにしても妊娠しているのをお構い無しに激しく体を動かしますし、突っ込みだしたらキリがありません。

あまりにもぶっ飛びすぎてコメディ映画を見ているかのよう。

見た目こそはリアルな作品ですが、実際には全くリアルではありませんw

そんなぶっ飛んだストーリーの核となっているのがゴア表現。

ゴア表現とは血しぶきが飛び散る残虐な流血シーンを主に指しますが、

「ウルフェンシュタインIIのストーリーはゴア表現によって実現した」

そう断言しても良いくらい本作はゴア表現がストーリーの核を担っていて、Z指定ならではのゲームになっています。

人によっては目を背けたくなるような描写もありましたが、どこかでノリの軽さを感じられたので、ぼくはアメリカンなギャグと受け止めました。

このゲーム、完全にゴア表現をエンターテイメントへと昇華させていますよ!w

B.J.ブラスコヴィッチがカッコイイ!

「ウルフェンシュタイン」シリーズの主人公となるB.J.ブラスコヴィッチ。

男らしい身体と声の持ち主で、今作でも主役を務めていますが、前作以上に魅力を感じました!

何故かと言うと今作では子供時代も描いているからです。

今でこそたくましいB.J.ブラスコヴィッチですが、子供時代には色々あったんですよ。

彼の子供時代を見ていると人間らしい繊細な一面も垣間見れたので、より感情移入が出来ました。

「B.J.ブラスコヴィッチにこんな過去があったのか!?」

前作を通してプレイした場合、そんな衝撃が走ることでしょう。

声が低すぎて聴き取りにくいのはご愛嬌w

武器が超高性能で爽快感抜群!

このように本作は魅力的なキャラクターやストーリーで構成されていますが、FPSとしても大きくパワーアップしていました!

特徴的なのが、トリガーハッピー要素の強化。

リアル系のFPSとしては信じられないくらい銃のトリガーを引いて乱射出来るので、爽快感抜群の銃撃戦を楽しめます。

例えば普通のFPSではスナイパーライフルやショットガンの弾をリロードせずに連射することは出来ませんよね?

ところが本作ではリロードせずに何十発も連発することができるんです!

しかも強力な重火器を持ち運べるうえ、それぞれの手に好きな武器を持てるようになりました!

おかげで

左手にはステルス攻撃に有効なサイレンサー付きの銃を持ち、右手にはいざという時のために強烈な一撃をお見舞する銃を持つ

 

なんてことも出来るようになったので、戦略の幅が広がっています。

武器が強力である関係上、立ち向かってくる敵の数も多いですが、弾薬は常に潤沢なので思う存分トリガーハッピーを堪能出来るますよ~♪

え?ゲームバランスはどうなのかって?

ハッキリ言って大雑把なところもあるんですが、ベセスダ・ソフトワークス製タイトルではお馴染みの救済措置によってなんとかしていました。

そう!今作ではいつでもセーブして手動でチェックポイントの作成が可能なんです!

こまめにセーブファイルを作成すれば詰むことはないので、基本難易度は高めですが、折れない心を持っていればいつかはクリア出来るようになっています。

全体的にインフレ化しているので、プレイ感覚はPS4/Xbox One「DOOM(2016)」にますます近付いた印象です(探索要素や難易度も高めですし)。

移動速度アップによって生まれた”逃げる”という選択肢

今作のB.J.ブラスコヴィッチはひょんなことから身体能力が飛躍的にアップしています。

例えば移動速度が劇的パワーアップしているので、上手く活用すれば敵に囲まれてもあっという間にピンチを切り抜けられるんですよ。

しかも今作、目的マーカーの表示が可能になり、大抵のエリアを素通り出来るようになりました!

これってFPSとしては思い切ったバランス調整だと思うんですよ。

多くのFPSでは敵が出現したら全滅するまで奥に進めないという暗黙の了解が存在します。

今作の場合は例え敵に見つかって増援を呼ばれても出口まで逃げたら切り抜けられるようになったので、”逃げる”という選択肢が追加されました。

いや、素通り出来るエリア自体は前日譚となるPS4/Xbox One「ウルフェンシュタイン:ザ オールドブラッド」にもあったんですよ。

でも、今作ほど移動速度は速くなかったので、敵に見つかったら「逃げる」よりも「戦う」という選択肢を取ることが多くありました。

このように多くのFPSはドンパチの押し付けが当たり前だっただけに、戦闘を回避出来る選択肢を持たせたのは素晴らしいことに感じます。

エヴァズハンマー号の探索が面白い

基本的に本作はリニア式のFPSになります。

ストーリーに沿って道なりに進み、目的地を目指していく。

そんな進行形式となっていますが、例外的にエヴァズハンマー号と呼ばれる拠点ではじっくりと探索が楽しめるようになります。

イメージ的にはPS4/PS3/Xbox One/Xbox 360「ウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー」のアジトみたいな感じ。

エヴァズハンマー号にはキャラクターが生活をしていて、サブミッション&ミニゲームなどの寄り道要素を楽しむことが出来ます。

例えば射的場。

左右に流れてくるターゲットを破壊して得点を競うゲームで、スコアランキング上位入りを目指していくことになります。

前作にあった初代「ウルフェンシュタイン」風のミニゲームである「Wolfstone 3D」は今作にも収録。

新たにセーブ&ロード機能が付いたので、本編と平行して進められるようになりました!

大昔のFPSをミニゲーム感覚で楽しめるので、冒険の息抜きにピッタリですよ~♪

一方、サブミッションの多くは仲間キャラクターの雑用をこなしていくことになるんですが、意外なくらい作り込まれています!

例えば専用のフィールドを駆け抜けたり探索をするタイプのサブミッションもあるんですよ。

クリアすると主人公の能力をアップグレード出来る場合もあるので、難しく感じた場合は挑戦してみると良いかも!?

寄り道要素としてはそれ以外にはクリア済ステージでのサイドミッション、オンラインでのスコアバトルモードも用意。

開発者は本作をFPSアドベンチャーと名乗りたいようですが、エヴァズハンマー号での寄り道要素を見ていると納得します。

PERKシステムによって様々なプレイスタイルを試したくなる

今作にも様々なチャレンジ要素が存在します。

ステルス攻撃で敵を○体倒す、ヘッドショットを○回決める、グレネードで敵を○体倒す。

こんな感じで特定の条件を満たすとPERKが開放され、何かしらの能力がアップしていきます。

この点は前作と同様ですが、成長要素がカウント表示が細分化されたことでより意識しやすくなっていました!

人によっては”やらされている感”が生まれてしまうかも知れませんが、PERKシステムはゲーム性を高めているように感じます。

大量に用意された収集アイテム

「『ウルフェンシュタインII』はFPSアドベンチャーだ」

意地でもそう思われたいからか今作の収集アイテムはビックリするくらい用意されています。

50個のゴールド、75枚のスターカード、50枚のコンセプトアート。150枚の文書。

これらのアイテムが各地に隠されているんですが、ちょっと待ってください!

本作はオープンワールド式ではなく、10時間程度で終わるリニア式のFPSなんですよ?

それでこの数は多すぎでしょう!w

あまりにも多過ぎるせいで一ヵ所に10個くらいの収集アイテムが固まっていることもありましたからw

凄いのが、それぞれに専用のテキストや画像が用意されていること。

収集アイテムの特典としては珍しくないですが、これだけの数を用意して妥協なく作られているのは驚きました。

敵がウロツイているエリアを素通り出来るとは言え、収集アイテム集めを意識したら逃げるという選択肢がなくなりますw

ゲームクリアまでのプレイタイムは10時間前後になりますが、サブ要素を含めたらボリュームは少なくありません。

基本的にはリニア式のFPSですが、オープンワールドゲーム的な側面もあるように感じます。

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個人的に合わない&気になったところ

今一歩なステルスアクション

正直なところ、個人的に前作で不満だった点が今作はほとんど解消していました。

強いて言うならステルスアクションは改善の余地があります。

FPSなのでカバーポジションが出来ませんし、敵の察知範囲も表示されないのでセオリーが掴みにくいんですよ。

敵に見つかりそうな時には合図を挿入するなどしたら感覚をつかみやすくて面白くなりそうなんですが・・・。

今作の場合、逃げたら何とかなる場面が多かったので、敵に見つかった時は出口らしき場所まで逃げまくっていましたw

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全体のまとめ

前作で良かった点を大幅に突き伸ばしたような作品。

正直なところ前作は八方美人な印象が強く、5段階評価で言うならあらゆる部分が「3」や「4」だったんですよ。

今作の場合、「4」だった部分を「5」に突き伸ばすことを意識した作りになっていたので気に入りました!

ぼくはFPSの分野に関しては大した知識を持っていないので、「コール オブ デューティ」シリーズに代表されるオーソドックスなリアル系FPSはあまり区別が出来ません。

でも、今作の場合は特定の部分が突き抜けまくっているので完全に別物として考えることが出来ました。

その分、やや好みが分かれる作風になった印象ですが、前作で片鱗が見られたゴア表現やトリガーハッピー要素がハマった人には突き刺さる作品に感じます。

ぶっ飛びすぎてリアル系からコメディ系FPSに進化!?

こんな人には特におススメ。
・FPS上級者。
・ぶっ飛んだストーリー好き。

こんな人にはおススメできない。
・ゴア表現が苦手な人。
・FPSが苦手な人。
・3D酔いが激しい人。

ウルフェンシュタインII:ザ ニューコロッサス/お気に入り度【85/100%】
プレイした時間・・・約12時間

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コメント広場の住人(4)

  1. nasturtium より:

    ニューオーダーを試しにプレイしたら思いの外はまってしまったので僕も急遽購入することにしましたよ。

    ニューオーダーではブラスコヴィッチの格好良さにとにかく痺れっぱなしだったのですが、これは更に好きになりそうですね笑

    PERKシステムや二丁拳銃は大好きなので、その辺りが順当にパワーアップしているなら間違いなく今作も楽しめそうですね。寄り道要素が多いのも嬉しいです。

    • kentworld より:

      Twitter、拝見しました!
      物凄い勢いで楽しまれていましたね!w
      前作からタイムラグ無しで楽しめるのは羨ましいです。
      ブラスコヴィッチは魅力的なキャラクターですよね。
      個人的にも今作でますます好きになれましたよー。
      全体的に前作で個性的だった部分にさらなる磨きがかかっている印象です。

  2. DTchainsaw より:

    おおおー、これはオールドブラッドがいまひとつだった自分でも楽しめそうな感じだ!

    最近は、スプラトゥーン2しかやっていない自分をどのゲームが剥がしてくれるのか自分で興味ありますw

    • kentworld より:

      そうですね。DTさんも今作は楽しめると思います。

      ただ、冒頭から前作のネタバレが入るんですよねw
      個人的には「2」を入り口にして「1」も楽しむって遊び方はシリーズに入るきっかけとしても良いと思います。
      結果を知ってしまっても、過程を楽しむって事も出来ますからね。

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