祝!KENT for 任天堂ゲームレビュー5周年!チャンネル登録者20万人までにやったこと

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

2025年3月11日、ぼくが運営するYouTubeチャンネル「KENT for 任天堂ゲームレビュー」が5周年を迎えました!

気がつけば5年が経っていたという感じですが、当初はここまで続くとは思いませんでしたw

仮に続いたとしてもオワコンになっていると思っていたので、いまも伸び続けていることに驚いています。

以下は5年間のざっくりとしたデータです。

  • 投稿数 409本
  • 再生回数 1億3,000万回
  • 登録者 23.3万人

※投稿数や再生回数は非公開にした動画を含めています。

投稿数は409本で、再生回数は1億3,000万回以上。登録者は23万人以上。

この結果は予想を遥かに上回るもので、ぼく人生を根本から変えるほどの影響を与えました。

どれもこれも応援してくださる視聴者の方々。

そして、動画投稿に寛容な任天堂のおかげです。

本当にありがとうございます!

今回は感謝の気持ちを込めてぼくがこの5年間、どんな運営をしたのかをまとめてみました。

YouTube運営のノウハウも少しだけ語るので、参考にしてもらえると嬉しいです。

ゲーム紹介系YouTuberになるまで

ぼくが運営するチャンネルはゲームを紹介・レビューすることをコンセプトにしています。

このようなチャンネルをゲーム紹介系とカテゴライズするのですが、なぜ始めることにしたのか?

それは、ぼくの好きなことだからです。

ぼくは昔から自分が好きなゲームを友達に紹介するのが大好きで、布教しまくっていましたw

自分がハマっている1人用のゲームを友達にやらせて後ろからあれこれガイドしたり、プレイ映像をダビングしてゲーム紹介ビデオを作ったり。

あの手この手でハマらせようとしていました。

↑こちらは「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」の良さを伝えようとして一生懸命書いた紙切れ。

いま思うとゲーム紹介の先駆けでしたねw

なぜそんなにも布教活動をするのか?

その根底には好きなゲームの話題を共有したいというものがあります。

ゲームって1人で遊んでも楽しいんですけど、誰かと話題を共有できたらさらに楽しくなると思うんですよ。

「あのゲーム、どこまで進んだ?」「あのステージ難しいよね?」とか、コミュニケーションツールの側面もあると思っています。

でも流行っているゲーム以外でそれをやるのはなかなか難しいので、布教活動をして仲間を増やしたかったんですね。

そこで始めたのが、当ブログで行っているゲームレビューです。

このブログでは1,200タイトル以上のレビュー記事を投稿していますが、これもプレイしたゲームの話題をみなさんと共有したいというのが大きな原動力だったりします。

まずはゲームを遊んで、そこで感じたことをレビューとして言語化。

そしてみなさんが読んでコメントを書き込んで話題を共有する。

ある時まではそんな流れが成立していたので、楽しく運営ができました。

しかし、2010年代に入ると当ブログのような運営方式は徐々に旧式のものになってしまいます。

ブログを日記的な感覚で利用していた人はTwitter(現X)へ移行。

残ったのは某掲示板の書き込みをコピペしたまとめサイト中心で、生身の人間が執筆する記事が中心の個人ブログは影を潜めてしまいます。

2010年代後半からは情報を仕入れる媒体がテキストから動画へ移行する流れが加速。

まとめサイトすらも以前ほどのアクセス数を稼げなくなり、「ブログ = オワコン」説が広まっていきました。

それは当ブログも例外ではなく、頭打ちのところがあったので、自分の好きを伝えるうえで何か他に良い方法はないかと探していたんですね。

そんな時、とあるゲームのレビューを検索してみたところ、YouTubeの動画がヒットしました。

「そうだ!YouTubeでゲームレビューをすれば良いんだ!」

ぼくはYouTubeチャンネルの立ち上げを決意して、動画投稿に向けて様々な準備をします。

動画編集に耐えられる性能を持ったパソコンの購入、サムネイル画像を作成するフリーソフトのダウンロード。

レビュー動画で使用するプレイ映像の撮影、原稿の作成、音声の録音・カット。

ブログ記事とは比べ物にならないほど大掛かりな準備をしました。

そして2020年3月11日、最初のレビュー動画を投稿します。

記念すべき1作目となったのが、当時発売されたばかりのSwitch「ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX」です。

本当はPS4/Switch「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」辺りにしようかと思いましたが、任天堂系の方が得意なので、ポケダンにしました。

内容はブログに書いたレビュー記事の読み上げで、そこにプレイ映像を乗せるような感じです。

当時のぼくは今以上に文章を朗読するのに慣れておらず、たどたどしい感じでしたが、ブログ経由で視聴してくださった方の間では好評を博しました。

レビュー動画の何が良いかって、文章よりも伝えやすいことです。

文章だと読み手にイメージしてもらわないといけないので、伝えにくいところがあるんですよ。

爽快感があるとか、ロード時間が長いとか、そういうものは映像がないとイメージしにくいものです。

でも、レビュー動画だったら映像を流せるので、スッと入っていけます。

そこがブログ読者にとっても新鮮だったようで、当時はお褒めの言葉をたくさん頂けました。

再生回数も良好で、1日の再生回数は500回。高評価数も26を超えて、初めてにしては上々なスタートを切ります。

しかし、台本の執筆に4時間以上。録音や編集に10時間以上。

ゲームプレイに30時間以上も費やしているので、この程度の成績ではとても満足できませんでした。

その後もPS4「仁王2」やXbox One「Ori and the Will of the Wisps」のレビュー動画を投稿するも再生回数は500回止まり。

YouTubeの厳しさを知りました。

それから3週間後、大きな出来事が起こります。

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ブログ記事が盗用される

YouTuberになってから3週間後。

読者の方からとあるYouTuberが当ブログの記事を盗用していることが発覚しました。

内容はぼくが書いたゲームレビュー・紹介をほぼ丸読みしているというものです。

事実を知ったぼくはブログで声明をあげます。

その後、盗用されたYouTuberさんから謝罪のメールが届きましたが、それから数日後。

またしても同じ方が別の記事を盗用していることが発覚したので、ぼくは動画として伝えることにします。

この1件でわかったんですが、YouTubeに投稿されている動画はテキスト文化から持ってきていることが珍しくはないんですね。

「じゃあ自分もブログ記事をもっと動画化したら良いじゃん!」

ぼくはそう思うようになり、当ブログで投稿しているレビューや紹介記事を動画化することにしました。

当ブログでは今までに1,200以上のレビュー記事を投稿していまして、そのうえで各タイトルのまとめ記事を投稿しています。

Switch おすすめ」「インディーズ おすすめ」「PS4 おすすめ」「初心者向けオープンワールド おすすめ」などなど。

2020年4月からはこれらの記事を動画化していきます。

すると、予想以上に好評で、再生回数がグングン上がっていきました。

初日に500回程度だった再生数は1週間で1万回まで伸び、2週間で5万回、1ヶ月で20万回に達します。

登録者もそれに追随する形で伸びていき、2020年4月下旬には2,000人。5月下旬には1万人を超えていき、収益化も達成。

YouTubeを始めてから僅か2ヶ月での出来事になるので、あまりの急展開に驚きました。

特にヒットしたのが、「Switchの隠れた良作」という動画です。

この動画ではニンテンドースイッチの面白いのに売れなかったゲームを紹介しています。

単に紹介するだけではなく、なぜ売れなかったのかをぼくの主観で語ってみたんですが、これが非常に好評で、物凄い勢いで伸びていきました。

1日の再生回数は約3万回。3日後には10万回。半年後には50万回を超えていきます。

紹介したのは「ニンテンドーラボ ドライブキット」「超回転寿司ストライカー」などの5本。

どのタイトルも実際にプレイして楽しめた反面、売上がイマイチだったので、なんとかして良さを伝えようと思って動画で紹介しました。

なので、再生数が伸びてくれたのは嬉しかったですね。

ブログで良さを伝えてもほとんど注目されなかったのに、動画にしたことで多くの人に見てもらえましたから。

しかし、再生数が伸びた故の悩みも生まれてしまいます。

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生声だからこそのジレンマ

再生数が伸びてきた頃、以下のようなコメントが付くようになります。

滑舌が悪い

喋り方が苦手

最初は「そんなコメントもたまには付くよな」と流していたんですが、その後も別の人からも頂くようになります。

そして気が付きました。

音声コンテンツはハッキリと聞き取れるように喋らないといけないんですね。

これがですね、簡単のようで実は難しかったりします。

例えば「かきくけこ」や「らりるれろ」を上手く口に出せなかったりとか。

特に原稿を読みながら口にすると噛んでしまったり、ろれつが回らなかったりするので、何回も取り直さなくてはいけません。

当時のぼくは朗読するのに慣れておらず、いま以上にたどたどしい喋り方をしていたので、どうすれば良いのか迷走していました。

勢いよく喋れば良いのか?それとも、強調して喋れば良いのか?

何が正解なのかわからなくなってしまい、動画投稿の度に喋り方を変えていましたw

で、撮り終わった後に「この喋り方は不快だなぁ」と思ってボツにするとか、喋っている内容以前のところで躓いてしまいます。

「だったら『ゆっくりボイス』を使えば良いじゃん?」と突っ込まれそうですが、ぼくにはその選択肢はありませんでした。

何故なら、ぼくは生身の人間が喋るからこそ伝えられる物があると思ったからです。

ゲームを遊んでいると、色んな感情が渦巻いてきます。

嬉しい、楽しい、悲しい、悔しい。

そういった感情をゲームレビュー動画という形で表現したかったので、なんとしてでも生声でやっていきたいんですね。

だから、「どうすれば滑舌を良くして喋れるのか?」「不快な喋り方にはならないのか?」を勉強して改善しました。

録音前には歯磨きをするようにしたり、鼻スプレーを使って鼻声を改善したり、姿勢を正しくして収録したり、マイクを変えたり。

さらに2024年からはボイスレッスンに通うようにしました。

腹式呼吸や早口言葉の練習をしたり、プロの方にぼくの話し方を聴いてもらってフィードバックをいただくとか。基礎から学んでいます。

すると、徐々にではありますが、コツを掴めているような気がします。

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視聴者に求められる動画とは?

登録者が1万人を超えた頃、もう1つの悩みが生まれました。

それは、再生回数のバラつきです。

1日に3万回も再生される動画もあれば3,000回しか再生されない動画が出てきたりして、「何だこれは!?」と思いました。

「需要がないからなのか?」とも思いましたが、同じような動画を投稿されている方で伸びているケースもあったので、一概にそうとは言えません。

勉強してわかったんですが、YouTubeは過去に視聴してくださった方がまた視聴したくなるような動画を投稿しないと伸びにくくなるんですね。

だからこそ、多くのYouTubeチャンネルはテーマを絞って動画投稿をされていたりします。

ダイエットならダイエット。筋トレなら筋トレといった感じで絞るのは言わずもがな。

そのうえで男性向けダイエット、女性向け筋トレといった感じでターゲットを絞らないと動画毎に再生回数のバラつきが生まれてしまいます。

「何でもやれるようでやれない」

ぼくはこの時、YouTubeの厳しさを痛感しました。

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任天堂中心のチャンネルへ

2020年7月、任天堂中心のチャンネルにすることを決意します。

チャンネル名も「KENT for ゲームレビュー」から「KENT for 任天堂ゲームレビュー」に改名。

PSやXbox関連の動画を取り扱うのは止めることにしました。

正直にお話をすると、この判断は苦渋の決断です。

本当はゲーム機・会社を問わずに色んな動画を投稿したいのですが、それをやると”どっちつかず”になってしまうと思ったんです。

毎日投稿ができるのであればまだしも、4日や5日に1回ペースでそれをやると視聴者が定着しないでしょうから、それだったら任天堂中心にして、PSやXboxの話題はブログ限定にしようかなと。

任天堂中心にした理由は2つあります。

1つめは、任天堂が一番好きだからです。

ぼくは子供の頃は任天堂のゲームしか遊んでおらず、PSやXboxには全く触れていませんでした。

ぼくがPSやXboxに触れたのは大きくなってからです。

触れたきっかけも「任天堂以外のゲームで面白いのってなんだろう?」といったものになるので、ぼくは任天堂ありきの人間なんですね。

そんな奴がPSやXboxの話をしても大したことは言えないので、だったら100%の力を発揮できる任天堂関連に絞ったほうが良いんじゃないか?

ある時からそう感じるようになったので、方針転換しました。

2つめの理由は、チャンネルの視聴者が任天堂ファン中心だからです。

当時は任天堂に限らず色んな動画を投稿していました。

PS4「ファイナルファンタジーVII リメイク」のレビュー動画も投稿していましたし、Xbox Oneのおすすめソフトを紹介する動画も投稿していました。

でも反応はボチボチで、任天堂関連の動画の方が圧倒的に好評だったんですよね。

これは任天堂の人気も影響しているとは思いますが、コメントをよく見ると、ぼくが話すマニアックな任天堂ネタに食いついてくれる人が多いことに気が付きます。

この時に思ったんです。みなさん、ぼくに任天堂の話をもっとしてもらいたいのだと。

任天堂が一番好きで、チャンネルの視聴者も任天堂ファン中心。

だったら任天堂中心でやって行くほうが良いなと思ったので、2020年7月からはSwitch関連の動画を連発します。

「Switch オープンワールド」「Switch RPG」「Switch 新作」などなど。

10本ほどのSwitchソフトを1本の動画でまとめて紹介しまくりました。

しかし・・・

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視聴者の感情を揺さぶる動画をもっと作りたい!

「Switch オープンワールド」「Switch RPG」「Switch 新作」

このような動画を投稿したことである程度の再生数を記録しましたが、それ以外のデータはあまり良くありませんでした。

高評価数、視聴者維持率、コメント数。

YouTubeの動画にはこのような指標があるんですが、「Switch オープンワールド」「Switch RPG」「Switch 新作」といった動画はこの辺りのデータが悪かったんですね。

高評価数は再生数の割には少ないですし、視聴者維持率も少なめで、大半の方が冒頭で離脱していることが発覚しました。

そして思ったんです。視聴者の感情を揺さぶる動画をもっと作りたいと!

そこで、ブログで読者からの反応が良かった記事を輸入することにしました。

当ブログではゲームレビュー記事を中心に投稿していますが、他にもコラムとか、歴史系の記事も投稿していたりします。

そういった主観が強く入る記事って書いていて楽しいですし、読者からも好評だったんですよね。

2020年8月からはその手の動画を連発することにします。

「ニンテンドースイッチが大ブレイクした理由」「生産終了したニンテンドー3DSの歴史を振り返る」「星のカービィは本当に子供向けなのか?」などなど。

この手の動画は開発工数が非常に多く、簡単には作れないんですが、作っていて楽しいですし、任天堂好きであればあるほど楽しめるものじゃないかと思っています。

実際、視聴者からの反応は良好で、再生数はもちろん、高評価数・視聴者維持率・コメント数も非常に高い数値となりました。

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任天堂好きが楽しめるチャンネルへ

2020年9月に入るとチャンネルの方針は完全に確立します。

メインとなるのは任天堂が発売するゲームのレビューや紹介ですが、他にも任天堂製品の歴史や雑学を語る動画も投稿するようにしました。

すると、多くの方が続けてみてくださるようになり、再生数が安定するようになります。

今ではどんな動画を出しても5万回は再生されるようになったので、感謝の気持ちでいっぱいです。

登録者数も順調に増えていき、2020年12月には5万人を。

そして、2022年1月には10万人を超えて、念願の「銀の盾」も頂きました!

まさか、ぼくのような人間が「銀の盾」をいただける日が来るなんて!?

嬉しい!

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安定期へ

その後は2022年11月に登録者が15万人。2024年2月に登録者が20万人を達成。

リピーターが増えている関係上、以前ほどは登録者数が増えなくなっていますが、再生数は依然として高水準を保っています。

YouTuberって長く続ければ続けるほど数字が落ちていくものなので、これほど長い期間に渡って多くの人に見てもらえるのは本当に嬉しいです!

ぼくは「自分が好きなゲームを誰かにおすすめしたい」という気持ちで活動を続けてきたので、多くの方にレビューや紹介動画を見ていただけるいまの状況は夢のようです。

2025年にはニンテンドースイッチ2が発売される予定なので、YouTubeチャンネルやブログを通じて盛り上げていきたいですね!

最後までご覧いただきありがとうございました!ばいばいっく~!