![5fd59118.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/5/f/5fd59118.jpg)
リトルビッグプラネット2/PS3
2011年2月に発売されたPS3「リトルビッグプラネット2」を今回はレビューします。
PS3「リトルビッグプラネット2」はステージをクリエイトできる
横スクロールのアクションゲームです。
![M☆G☆M+etc...](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/c/2/c2bff209.jpg)
![7802ebc5.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/7/8/7802ebc5-s.jpg)
ギミック満載のアクションステージ
オフラインかつ一人でも遊べる「ストーリーモード」で
プレイできるステージは前作から密度の濃さが大幅にアップしており、
これ目的だけでも十分楽しめる作りになっています。
・押したり引いたりできるブロックを使って高い所まで登る。
・ジャンプ台で高い所まで登る。
・スポンジを掴んで崖を渡る。
・つかまりフックを使ってぶら下がりながら先へ進む。
・クリエイトギアで様々な物を発射して敵を倒したり、仕掛けを作動させる。
・クラブギアで物を持ち上げて足場を作ったり、スイッチに向かって投げたりする。
・新キャラのロボッツと共に行動して仕掛けの謎を解く。
・乗り物に乗ってレースやシューティングを楽しむ。
前作ではジャンプ、掴む程度しかできる事が無かったため
あまり凝ったギミックは存在しませんでしたが、今作の場合は
「クラブギア」「クリエイトギア」「ロボッツ」「つかまりフック」等が
追加されたおかげでギミックのバリエーションが大幅にアップしており、
プレイしていて退屈に感じることはほとんどありませんでした。
「ストーリーモード」でプレイできるコースは
本当にアイデアの宝庫で、これでもか!と言うほど
変化に富んでいるのでプレイしているとワクワクします。
![c8bf2265.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/c/8/c8bf2265-s.jpg)
ボスキャラもしっかり作られているので、
前作とは違って「おまけ」の域から脱した感じがします。
最後まで「ストーリーモード」をプレイした時は、
一本のゲームをプレイした時の達成感を味わえましたよ。
![M☆G☆M+etc...](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/4/1/41c8dcfe.jpg)
自由度の高いクリエイトモード
さらに凄いのが、あれだけ密度が濃いステージを自分でクリエイトできると言う事。
基本的なクリエイトシステムは前作と同じくパーツから音楽まで
自由に作る事が可能になっており、さらに今作では映画や
シューティング・レースなどアクション以外のステージも作る事が可能なので、
もはや「アクションゲームツクール」では無く「ゲームツクール」と言った感じです。
前作もそうでしたが、創作意欲がある人は1年以上楽しめる事でしょう。
オンラインではユーザーが作成したステージをプレイ出来ますが、
検索機能が充実しているため、今、自分が遊んでみたいステージを探しやすく、
人気のあるステージは探しやすくなっているので、僕が作るような
粗悪なステージに遭遇する可能性を低くしたとても良い仕様だと思います。
![M☆G☆M+etc...](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/9/1/918c7b29.jpg)
![78364a4b.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/7/8/78364a4b-s.jpg)
SCEのゲームなのになぜここまで「マリオ」を意識したステージが出て来るのか?と
言われると、ゲームジャンルが同じだからでしょうね(笑)
こちら の記事では僕がおススメするオリジナルステージを
掲載しましたので、ぜひご覧ください。
「ストーリーモード」のステージもそうなんですが、
みなさんが作られるコースは本当にクオリティが高い物ばかりなので、
クリエイト魂に火が付いてますますステージを作りたくなってきます。
オリジナルコースには感想を書いたり、プレイした人の人数、
お気に入りに登録した人の人数などが表示されるため
作り手としてはまた違ったゲーム性を楽しめるのもポイント。
この場で書くのもアレですが、当ブログでは僕が作ったオリジナルコースを
定期的に紹介しているため、おかげ様で沢山の人にプレイして貰え、
しかもお気に入り登録やレビューまで書かれている方もいて
ステージをクリアした時とはまた違った達成感を味わう事が出来ました。
![M☆G☆M+etc...](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/3/a/3a374c62.jpg)
マルチプレイの面白さ
オンライン・オフライン共に最大4人までのマルチプレイが可能で、
一緒にステージを攻略することができます。マルチプレイ中は
テキストチャットやボイスチャットもできるので、
フレンドと一緒に遊べば楽しさは爆発的にアップします!
「がんばれゴエモン」シリーズや「NewスーパーマリオブラザーズWii」を
やっている時も感じましたが、 やっぱり横スクロールのアクションゲームを
みんなで遊ぶのは楽しいですね。みんなと一緒に遊べば、
仮にステージの出来が悪くてもそれなりに楽しかったりします。
あと、今作ではフレンドの方と一緒にステージをクリエイトできるのも嬉しい。
そのうち誰かと合作をやってみたいな~。それが無理だとしても、
一緒にクリエイト画面を眺めて自作コースの構造を見せてやりたいです。
![fdd5e863.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/f/d/fdd5e863-s.jpg)
充実のキャラメイク
主人公のリビッツには服を着せたり、シールを貼ったりすることができるので、
より個性的なキャラクターにアレンジする事が可能です。
オンラインでは個性が重要なので、オンラインデビュー時は
色々とオシャレすると良いかも? ちなみにシールは各ステージで入手できます。
ステージに隠されたシールを探す事も、このゲームの楽しみかもしれません。
![f2aafeab.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/f/2/f2aafeab-s.jpg)
オシャレな世界観
クレイアニメ風のグラフィックは温かみがあって、
手触り感を感じられると思います。今作の場合はギミックの
バリエーションが大幅にアップした事もあって
前作以上にそれを感じられました。プレイしていると心が温まります。
前作同様序盤のステージやクリエイトモードのチュートリアルでは、
独特な口調が印象的なナレーション(佐藤賢治さん)が
親切にゲームの操作方法や機能を動画付きで教えてくれるので、
初心者も混乱せずにゲームのルールを覚えることができます。
ナレーションの口調は少々好みが分かれると思うし、
クリエイトモードのチュートリアルは全部見ると凄く長くなるから
ゲームで「覚える」事に抵抗がある人は厳しいかもしれませんが・・・。
![35d0845f.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/3/5/35d0845f-s.jpg)
分かりにくい3つの軸
前作同様本作では手前・中央・奥と言った3つの軸を移動しながら
ステージを進行していきますが、 奥にいる時に手前にいる敵を
踏む付ける事が出来たりして、 イマイチ自分が
今、手前・中央・奥にいるのか分かりにくかったりします。
PSP版では2つの軸で分かり易かったのに・・・。
まあ、クリエイトモードの仕様を知ってしまえば3軸なのも
仕方が無い気もしますが、 本作を単なるアクションゲームとして
![862bd788.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/8/6/862bd788-s.jpg)
プレイヤーキャラを見失いやすい
数人でプレイすると、特に小さい乗り物に乗っている時に
自分が誰で、どこに居るのか分からなくなる事が良くありました。
もう少しプレイヤーの識別ができる表現にしてほしかった。
オンラインでユーザーがアップロードしたオリジナルコースを
初めてプレイする場合は1分近くのロード時間が発生して
せっかちな僕にはちょっと辛かったです。
また、マッチングも相変わらずイマイチで、
特に外人の人と一緒にプレイする事になった場合は
切断が良くあるので困ってしまいます。
オンラインは改善の余地があると言って良さそう。
![M☆G☆M+etc...](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/f/9/f9bb582d.jpg)
ステージ作成の敷居の高さ
クリエイトモードでは前作以上に色んなことができるようになっているため、
本格的なステージを作ろうとすれば膨大な時間がかかってしまいます。
パーツの作成、テストプレイ、背景の作成、アイテムの設置、
メッセージ、BGMの設定と何から何までできるため
作業量が半端無く、本気を出して作る場合は
一本のゲームをクリアする覚悟でクリエイト挑みましょう。
一見するとあまり前作から変化が無い様に見えますが、
ギミックのバリエーションが大幅に増したため
アクションゲームとしての面白さが前作とは比べ物にならないくらいアップしており、
クリエイトをやらなくても十分満足できるレベルの作品になっています。
![dd2624c4.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/d/d/dd2624c4.jpg)
ファミコン風のゲーム、映画等他ジャンルのゲームも作れるようになっており、
ストーリーモードで遊べるステージ、ミニゲームもオンライン・オフライン問わず
最大4人で遊べ、おまけとしてPS Move専用パート
「リビッツとあそ棒」も収録されており、至れり尽くせりな内容です。
PS3を持っていたらぜひプレイしてもらいたい歴史的名作。
こんな人には特におススメ。
・クリエイトゲーム好き。
・癒されたい人。
・アクションゲームが好きな人。
こんな人にはおススメできない。
・しいて言えばネット環境が無くて多人数プレイできる環境にない人。
オフラインだけでマルチプレイ無しでは本作の魅力を3割も味わう事が出来ません。
リトルビッグプラネット2/お気に入り度【95/100%】
プレイした時間・・・約30時間
※当ブログのゲームレビューの採点についての方針はこちらをご覧下さい。
※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。
久々の星10つですね!
ところで10つってなんて言えばいいんだろう?
じゅっつかな
ほんとにクリエイト面白そう…自分は苦手でも
他の方が作ったクオリティの高いステージがあるので俺でも楽しめそうだ!
うぅ~PS3持ってたら絶対買うのに!
投稿ステージがなくならない限り飽きずに楽しめますしね!
横スクロールアクションは一番好きなジャンルなので…
もう、僕はこのゲームを買わない要素がないんですよね~金さえあれば…
まぁ今週末3DS買うのでそちらを楽しみにしよう!
粗悪なステージなら俺がアップしたばかりですよw
それでも、プレイしてくれる方々がいると嬉しいんすよねえ…
LBP2は神ゲー認定して構わないと思います。ストーリーモードも無茶苦茶面白いですし、
クリエイトやマルチプレイのクオリティも足すと、俺基準ではマリオの遥か上に位置します。
久々の★10つですね
確かRDR以来でしたっけ?
ついでにファミ通みたいに歴代★10つを羅列しれくれませんかw
★じゅっつキターw
でも面白いのにあんまり売れないんですよねぇ・・・
LBP2は面白いですよね
★10も納得
ただうまい人のステージとか見ると
ものすごく敷居が高く見える
回路とかの説明ももう少しあったらよかったな~
と思う
>なつやすみさん
星じゅっつで大丈夫ですよw
マジで今回のLBP2は
多くの人にお勧めしたいです。
投稿ステージは全世界で数百万とあるので、
それらを全部やろうと思ったら
一生遊べそうな勢いです。
PS3本体を買ったらぜひ買ってください。
僕がおススメします。
>狛犬さん
大丈夫です、僕も粗悪ステージは
沢山アップしていますからw
トータルで見たら、自分も
贔屓目無しで2Dマリオを越えていると思います。
これが日本で3~4万本程度しか売れないのはおかしいですね。
>ろんろんさん
RDRは星9つだったので、
星10つを現在公開している
ゲームレビュー記事の中で発売順で追うとすれば
相当久しぶりになりそうです・・・。
http://ameblo.jp/kentworld/entry-10055284012.html
↑こちらの記事では評価を並べていますので、
参考程度にご覧ください。
>ぽてぃさん
そうなんですよ・・・
もっと売れないかなぁ。
LBP2は50万本売れても
おかしくないレベルの作品なんですよ。
>t4zさん
回路は確かに、もっとマニュアルが欲しかったかも(汗)
実はいまだにその辺は理解できていません。
そう言えば回路の仕組みを教えてくれる
マニュアル系のオリジナルコースがアップロードされていたなぁ。
英語だったのでわけわかんなかったけどw
ブログを拝見していて、ケントワールドさんは今作をとても熱心にオススメしていらっしゃるので、ちょっとだんだんと興味がわいてきました★
ケントさんはレビューの最高点である10点をつけておられますし、ネット上での評価も高いですしで、僕の今作への興味は鰻登りです☆
というわけで質問させていただきたいのですが、
ズバリ今作は、「(難易度的な意味も含め)万人向けなゲーム」なのでしょうか?
というのも僕はこれまでプレイしたアクションゲームといえばおおまかに言うと「マリオ」や「カービィ」、「ゼル伝」などがあるんですが、これらはライトな層にもコアな層にも楽しめる、まさしく万人向けの内容のアクションゲームでよね
そこで今作はそういう万人向けなAKCゲームを主にプレイしてる僕に、
今作は合うのかな?楽しめるかな?と思ったので質問させていただきました。m(_ _)m
>ウォーランド ンゴさん
こんな古い記事にコメントありがとうございます!
リトルビッグプラネット2は
ゲーム面では万人向けだと思いますよ。
中間ポイントも多いので、死んでもすぐにやり直せますし
(ただしやり直しの数に制限はある)。
1面は少し地味に感じると思いますが、
2面以降はギミック満載で楽しいですよー。
一方クリエイト面は本格的過ぎて人を選びます。
クリエイトできなくても、オンラインに
アップロードされているコースを遊べば
一生遊べると思いますが。