2017年10月に配信されたSwitch「Overcooked – オーバークック スペシャルエディション」を今回はレビューします。
Switch「Overcooked – オーバークック スペシャルエディション」は最大4人で料理を作っていくはちゃめちゃクッキングアクションゲームです。
ダウンロード専売で、価格は約2,000円。
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- 注文された料理を作ってスコアを稼いでいく。
- 料理毎にレシピが存在する。
- 最大4人での協力・対戦プレイに対応。
初リリース日 | 2016年1月8日 |
対応ハード | PS4/Xbox One/Switch |
ジャンル | パーティ |
推定クリア時間 | 6~10時間 |
価格 | 2,150円(税込) |
発売元 | Team17 |
目次
良いところ
複数人で協力して料理を作っていく楽しさ
こんなにも協力プレイが楽しいゲームってあったのか!?
初めて本作をプレイした時、そんな衝撃が走りました。
家族や友達と一緒にゲームを楽しみたい場合、真っ先に本作を勧めたいです!
それだけ本作の協力プレイは面白く感じました。
ルールは簡単。複数人で協力して料理を作ってお客さんが機嫌を損ねる前に持っていくこと!
例えば「ハンバーガー」を作成する場合はパン+肉+トマト+レタスをお皿に乗せる事で完成します。
ですが、肉、トマト、レタスは包丁で切り刻まなければならず、肉に至ってはフライパンで焼かないといけません。
おまけに皿の数は限られているので、お客さんが食べたあとの皿を洗って再利用しなければなりません。
このようにキッチンで行う作業は面倒に感じます。
でも、だからこそ複数人で作業分担すると盛り上がるんです!
例えばAの人は材料を運ぶ係。Bの人は包丁で材料を切り刻む係。Cの人は料理を煮る係。Dの人は料理運び&皿洗い係と言った感じで作業分担するとか。
社畜っぽいですが、お互いのチームワークが求められてローカルプレイだと知らないうちに意思疎通をしているのでめちゃくちゃ盛り上がります!
本来なら面倒に感じる作業をマルチプレイ重視にしてパーティ色を強めることでこんなにも面白いゲームになるとは!?
ゲームらしい数々のギミック
え?クッキングゲームでこんな事をやってしまうの!?
本作はゲームである事の意義を随所で感じられました。
その代表例と言えるのがステージ毎に用意されたギミック。
ステージの中には通行人が連絡通路を横切っていたり、揺れによってテーブルが動いたりするのでなかなか思うように作業を進められなかったりします。
このドタバタ感がパーティ色をさらに強めてくれてゲームをさらに盛り上げてくれるんです!
個人的にはギミック見たさで先のステージまで進んでしまいました。
スコアアタックが楽しい!
よっしゃ!ハイスコア更新!
本作はスコアアタックが楽しいです。
スコアを稼ぐ方法は単純。お客さんが注文している料理をテンポ良く作成して持っていく事です。
クリア後にはスコアに応じて三段階の評価を付けられるので、3つ星を目指してみましょう!
先のステージに進むには星の累計獲得数が多くないといけないので、足りない場合は簡単なステージでスコアアタックをする必要があります。
ちなみに設定された目標スコアはプレイする人数が多ければ多いほど増えるので、同時プレイ人数が多い=簡単とは限りません。
対戦が面白い!
本作のメインはストーリーモード!
簡単なストーリーに沿って「1-1」「1-2」「1-3」と進んでいくモードで、最大4人までの同時プレイにも対応しています。
ゲームモードとしてはそれ以外にも対戦も用意されていました!
こちらは2人以上でプレイ可能なモードで、チームに分かれて沢山の料理を作ってスコアを競います。
4人でプレイするのが一番盛り上がりますが、2人プレイでも2体のキャラクターを切り替えて進められるため2対2でプレイできるのが嬉しいですね!
盛り沢山のステージ数
え?こんなにもステージ数があるの!?
本作に用意されているステージはかなり多いです。
本編だけでも20以上ありますし、本作は「スペシャルエディション」となっていて2つのダウンロードコンテンツを収録しているのでさらに10以上も追加されます。
ステージによって作成する料理やギミックが変化するため、バリエーションが多いのは嬉しいです。
ちなみにダウンロードコンテンツのステージは上級者向けで難易度はかなり高く感じました。
作成する料理は作りにくく、ギミックもスイッチで仕掛けを動かすなどさらにトリッキーでゲームクリア後のエクストラステージみたいな位置付けに感じます。
惜しいところ
1人プレイだと限界がある
本作は一応、1人でもプレイすることができます。
ですが、2人のキャラクターを切り替えてプレイする仕組みなので、終盤のステージになると面倒さが増しました。
一応、包丁で切り刻んでいる間にキャラクターを切り替えて別の作業を進めるといった1人プレイならではの段取りも楽しめて一定の面白さは感じられますが、それでも多人数プレイと比べたら魅力は大きく落ちて真価を発揮出来ません。
できるかこんなの!w
試しに1人プレイをしてみたところ、思わず口に出してしまいましたw
熱くなって喧嘩になりやすい
○○君!それをそこに持っていって!
あー!違う!何をやっているんだよぉ!
家族や友達との協力プレイが面白い「オーバークック」ですが、熱くなり過ぎて喧嘩に発展する恐れがあります。
こればかりは個人の性格に委ねられるので、プレイする場合は熱くなりすぎないようにしましょうね。
全体のまとめ
Switchのパーティゲームといえばこれ!
そう言いたくなるほど盛り上がるゲームで、価格以上の満足感を味わえました。
操作自体はカジュアルなのでライトユーザーも楽しみやすく、新定番パーティゲームになるポテンシャルを秘めています。
元々はパソコン向けに展開されていた作品ですが、Switchのおすそ分けプレイでこそ真価を発揮するタイプのゲームだと思います。
家族や友達とプレイしたら絶対盛り上がる新定番パーティゲーム!
こんな人には特におススメ。
・パーティゲーム好き。
・協力プレイ好き。
こんな人にはおススメできない。
・短気な人。
・1人で楽しみたい人。
Overcooked – オーバークック スペシャルエディション/お気に入り度【90/100%】
プレイした時間・・・約5時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
なるほどこのゲーム、結構スイッチユーザーに相性抜群なタイトルですね!
「ネコマリオタイム」や最近ではよゐこのインディーズ特集などで取り上げられてるのもあるかもしれませんが、毎週スイッチの週間DLランキングに載るほどの人気インディーズゲームですよね。
こういうゲームはあまりゲームに真剣になり過ぎず互いに楽しめる友人と遊びたいものですね(*´ω`*)