どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2017年11月に配信されたPS4/Switch「キャットクエスト」のレビューをしていきます。
本作はネコが主人公のオープンワールド型アクションRPGですが、時間がない人にこそおすすめしたい作品です。
今の時代、右も左もオープンワールド型のゲームが多いですよね?
そういったゲームはスケール感や自由度が高いので、プレイしている時はワクワクします。
しかし、フィールドが広すぎるせいで移動に時間が掛かってしまったり、自由度が高すぎて何をやれば良いのかわからなくなることが多いので、時間がない人には合わないのも事実です。
そんな人におすすめしたいのが今回レビューするPS4/Switch「キャットクエスト」。
本作はオープンワールド型のゲームではありますが、コンパクトにキュッとまとめているので、3~4時間程度でクリアできます。
それでいてオープンワールドゲームならではのスケール感、自由度の高さを味わえるようになっているので、
という人には最適な作品です。
ここからはそんなPS4/Switch「キャットクエスト」の良いと思った点から書いていきます。
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- ネコが主人公のオープンワールド型アクションRPG。
- クエストをこなしてストーリーを進めていく。
- 広大なフィールドには数十もの集落やダンジョンが存在する。
初リリース日 | 2017年11月9日 |
対応ハード | Switch/PS4 |
ジャンル | アクションRPG |
価格 | 1,200円(税込) |
推定クリア時間 | 3~4時間 |
発売元 | フライハイワークス |
目次
良いところ
コンパクトなオープンワールドマップ
本作で特筆したいのが、コンパクトなオープンワールドマップを採用していることです。
Aの集落からBの集落へ移動するのに掛かる時間は10秒未満。
ゲームを進めると空を飛べるようになるので、さらに短縮することができます。
これは、オープンワールドゲームとしては規格外の速さだったりします。
正確な時間を調べた訳ではありませんが、通常のオープンワールドゲームでAの集落からBの集落へ移動する場合、2~3分は掛かりますからね。
ゲームを進めたらファストトラベル(ワープ)を使って一瞬で行き来ができるようになるとは言え、移動するのに時間が掛かるのがオープンワールドゲームでは当たり前でした。
本作の場合、一昔前のRPGで見られたワールドマップ画面のようにデフォルメされているので、集落やダンジョンの感覚が短くなっています。
かと言ってスケール感が薄れているなんてことはなく、数十もの集落やダンジョンが点在しているので、紛れもなくオープンワールドゲームだと思いました。
右スティックを下に倒すとカメラを引いた状態にすることができます。
すると、数え切れないほど沢山の集落やダンジョンを見渡すことができるので、
といった感じでワクワクしました。
これぞ、オープンワールドゲームの醍醐味ですね!
圧倒的な強さを誇る敵の存在
オープンワールドゲームと言えば自由度!
という訳で本作も自由度は高めに調整されています。
舞台となるフェリンガルド大陸は開放的で、リニア式のRPGにありがちな壁はほとんどありません。
ゲームを始めたら好きなところに行けるので、解放的な冒険を楽しむことができます。
その際に洗礼を受けるのが、圧倒的な強さを誇る敵です。
フィールドを探索していると推奨レベルを大きく上回る敵に遭遇することがあります。
その手の敵と戦った場合、一発食らうだけで倒れてしまうので、レベル上げをしてから挑まないといけません。
古くは「ドラゴンクエストI」。
最近だと「ゼノブレイド」で同じような体験を味わいましたが、フィールド内に圧倒的な強さを誇る敵が潜んでいるとスリルが出てきて良いですねw
ヒット&アウェイが楽しい戦闘
戦闘はヒット&アウェイに重点が置かれています。
敵に攻撃をしたら反撃されないよう避難する。
そんな戦法が推奨されたような調整となっていて、アクションゲームらしい駆け引きを味わえます。
ぼくがそう感じた要因としては2つあって、1つめは敵の攻撃範囲が可視化されていることです。
敵が反撃の態勢に入ると攻撃範囲が赤く表示されるので、赤い場所から離れないと危険であることがひと目でわかるようになっています。
慣れない頃はボタン連打でゴリ押しをしがちなので、特にアクションゲームが苦手な人に優しい仕様だと思いました。
2つめは、敵に攻撃がヒットするとMPが回復する仕様です。
ゲームを進めると様々な魔法が使えるようになります。
炎で敵を焼き払ったり、体力を回復したり。
しかし、魔法を使う際にはMPを消費するので乱発はできません。
MPがなくなったら直接攻撃でチャージする必要が生まれるので、この仕様もヒット&アウェイ戦法を強調している印象です。
全体的には簡単操作で爽快感のある戦闘システムに収まっている印象で、手堅い作りとなっています。
可愛いけど裏がある作風
本作の主人公はネコです。
街に暮らしているキャラクターもネコなので、一般的なオープンワールドゲームと比べたら可愛らしい感じとなっています。
ネーミングセンスもネコにちなんだものが多く、少し和みました。
反面、ストーリーはシリアスなので、二面性があります。
特に終盤の展開は王道から逸れたものなので、印象が一変しました。
オチは賛否が分かれるものだとは思いますが、終盤の展開は見ごたえがあります。
惜しいところ
オープンワールドゲーム特有の単調さ
オープンワールドゲーム特有の単調さは本作でも感じられました。
クエストはマーカーを追いかけて戦闘をするものばかりですし、ダンジョンも似たようなものばかり。
凝った仕掛けも少ないので、ある程度プレイを続けていると先の展開が読めてきました。
メインストーリーに関しては後半から趣向を凝らしてきたので一気に進めたくなったんですけどね。
ゲームクリアとは直接関係のない探索に関しては積極的にやろうとは思いませんでした。
キャットクエストのレビューまとめ
オープンワールドゲームの魅力をコンパクトに収めた作品。
時間がない人でもサクッと楽しめるので、「オープンワールドゲームで遊びたいけど、忙しくてできない!」と嘆いている人にこそおすすめします。
逆にオープンワールドゲームをドップリと楽しみたい場合、物足りなさを感じるかもしれません。
ストーリークリアだけなら3~4時間。完全クリアを目指しても10時間程度で終わってしまいますからね。
とは言え1,200円で購入できるゲームとしては十分過ぎるほどのボリュームで、大作ゲームの息抜きにもおすすめします。
忙しい人におすすめのオープンワールドゲーム!
こんな人には特におススメ。
・オープンワールドゲームを手軽に楽しみたい人。
こんな人にはおススメできない。
・ドップリと遊びたい人。
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