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Halo 4/Xbox 360
2012年11月に発売されたXbox 360「Halo 4」を今回はレビューします。
Xbox 360「Halo 4」は人気FPS「Halo」シリーズのナンバリングとしては4作目となる作品です。
開発はマイクロソフトゲームスタジオ内の343 Industiresが担当。
マイクロソフトの看板タイトルとなる「Halo」シリーズ。
新たな3部作の幕開けとなるキャンペーンモードでは
これまで通りストーリーに沿ってゲームを進めていくのですが、
膨大な開発費をかけているだけあってフィールドのスケールは半端無かったです。
敵の巨大な乗り物に忍び込み、コアを破壊してから脱出を図る。
これらの事を画面切り替え無しでそのままゲームキャラになって体感できるとは、
物凄いことだと思います。グラフィックのクオリティは前作からさらにパワーアップしていますし、
レースゲーム、シューティングゲームなど他ジャンルの要素を盛り込んだシーンも存在して、
新鮮味は薄いもののキャンペーンモードも本気を出して作っています。
本作はXbox 360末期となる2012年末に発売されましたが、
さすがマイクロソフトが最後の弾として送り出した大作だけあって本気度が違います。
こんな力作をよくDVD-ROMに収められたもんだと思いますよ。
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充実の協力プレイ
キャンペーンモードは前作同様、他のプレイヤーとの協力プレイが可能になっています。
あれだけスケールが大きいのに、協力プレイが楽しめるってすげぇ。
Xbox 360のマシンパワーをフルに活用していると思います。
さらに今作から加わったショートミッションをクリアしていく
「スパルタンオプス」モードも協力プレイに対応しており、
協力プレイを楽しむゲームとしても十分に価値のある作品になっていました。
マルチプレイモードもありますし、一緒にやってくれる人がいたら
2倍楽しめる作品と言っても過言ではないでしょうね。
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バランスが取れたマルチプレイ
マルチプレイゲームとしても定評のある「Halo」シリーズ。
最大16人のプレイヤーが協力・対戦を繰り広げる今作のマルチプレイは
相変わらずバランスの取れたものになっており、初心者でも楽しめる作りになっていました。
銃を構えてのズーム(エイム)ができない代わりに
遠くから狙われてやられることが少ないですし、何より弾が当たり易くなっていて、
シールドによって耐久力が高めになっているのがFPSが下手なものとしてはありがたいです。
新要素としてはアーマーをカスタマイズしたり、
各種能力を向上させるシステム、補給投資などが存在。
補給投資は「コールオブデューティ」シリーズとは違って極端に強くなるものではなく、
一定のポイント数を得ることで利用できるため、ゲームバランスが崩壊することは無く、
初心者でもそこまで利用するのが難しくないので良いシステムだと思いました。
これまでは特殊能力として存在したダッシュ機能も、
今回はすべてのモードで標準搭載されているのも嬉しいですね。
他のFPSをやっていると当たり前の事に感じてしまいますが。
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マルチプレイ向けの機能が充実
・シアターで過去の試合を様々な角度から眺められる。
スクリーンショットの保存も可能。
・対戦マップやルールをカスタマイズできる。
・ユーザーが作成したコンテンツを、
すべてのユーザーが発表・共有できる。
前作同様マルチプレイモードでは様々な機能が用意されているため、
単にドンパチを繰り広げるだけではなく、様々な遊び方が用意されています。
特に対戦マップやルールをカスタマイズできるのは、
ゲームを半永久的に遊べるようになる素晴らしいシステムだと思う。
キャンペーンモードでプレイするミッションを変更する時。
マルチプレイモードでマッチングをしてプレイを開始する時などは
少々ロード時間が長く感じられ、もう少しテンポ良くできないものかと思いました。
キャンペーンモードでリトライ時の再開が早いのは良いと思いましたが。
![M☆G☆M+etc...](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/9/a/9a4a2d1b.jpg)
メニュー画面の構造が分かりにくい
このゲームのメニュー構造は複雑で分かりにくいです。
他のFPSのメニュー画面は大抵1画面に必要な情報・メニューが表示されるのに対し、
本作の場合カスタマイズやファイル&設定などをする場合は
メニュー画面からさらにスタートボタンを押して別メニューを開かなければならず、
どこに何があるのか分かりにくくなっています。
やれることが多いとは言え、もう少し何とかしてほしかった。
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中だるみするキャンペーンモード
キャンペーンモードはお金がかかっているとは思いますが、中だるみも感じられました。
全体的に展開が遅く、「コールオブデューティ」シリーズのような
ジェットコースター体験になれているとダラダラ感がするんですよ。
その分だけキャンペーンモードにしてはボリュームがありましたが、
もう一度やりたくなるような面白さには感じられませんでした。
前作と比べて一本道になっているのもイマイチに感じる要因だと思います。
キャンペーンモードは微妙ですが、マルチプレイモードは相変わらずの完成度で、
リアル系のFPSには無いハードルの低さ。ゲームっぽさを感じられて、
安定した面白さの作品に感じられました。協力プレイ要素も多く、懐の深い作品。
こんな人には特におススメ。
・FPSで比較的敷居の低いマルチプレイを求めている人。
・協力プレイ好き。
こんな人にはおススメできない。
・銃を構えてのズーム(エイム)ができないとダメな人。
Halo 4/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約15時間
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