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【レビュー】オーシャンホーン – 未知の海にひそむかい物 [評価・感想] スマホ生まれの普通に良く出来た「ゼルダの伝説」フォロワー

3.5

オーシャンホーン – 未知の海にひそむかい物

2017年6月に配信されたニンテンドースイッチ向けダウンロード専売タイトルです。

ゲームジャンルはアクションアドベンチャーで、価格は約1,800円。本記事では本作のレビューをしていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • 各地を探索してダンジョン内でキーアイテムを探すのが目的。
  • アイテムを使い分けての謎解き要素が存在する。
  • 様々な寄り道要素が存在する。
初リリース日 2017年6月22日
対応ハード Switch
ジャンル アクションアドベンチャー
推定クリア時間 6~10時間
価格 1,800円(税込)
発売元 FDG Entertainment

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クォータービューのゼルダ!

本作のゲーム内容を平たく言うと、クォータービューのゼルダです!

ゲームデザインは「ゼルダの伝説」シリーズに酷似していて、あらゆる部分が共通します。ここからは共通点を箇条書きで挙げていきましょう。

  • 各地を探索してキーアイテムを探すのが目的。
  • 探索をして奥を目指す謎解きダンジョンが存在。
  • ブロックやスイッチを使った謎解き要素が存在。
  • 体力、ボタンアイコン、ミニマップなどHUDが完全一致。
  • 4つ集めると体力の最大値が増える「ハートのかけら」が存在。
  • 爆弾、弓矢、ミラーシールド、釣り竿など、ゼルダでおなじみのアイテムが存在。
  • 草を刈ったり、ツボを割ることが出来る(アイテムも出現する)。

こんな感じですね。ここまで共通していると、まるでシリーズの関連作に感じてしまうレベルですw

各地への移動はを使って行います。行き先を決定する事で自動で進むようになっているので、船の移動システムはGC「ゼルダの伝説 風のタクト」よりはDS「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」に似ています。

「ゼルダの伝説」シリーズとの違いを挙げるならば経験値の概念とチャレンジ要素ですね。敵を倒したり、チャレンジをクリアすると経験値が手に入って一定数でレベルが上がります。

レベルが上がる事で持てるアイテムの数が増えたりするので、「ゼルダの伝説」シリーズのミニゲームなどで得られる特典をレベルシステムに持ってきた感じですね。

ワクワク感を高めるグラフィックと効果音はgood!

このゲームで良い!と思ったのは、ワクワク感を高めるグラフィックと効果音です。

グラフィックは良い感じにミニチュアっぽくて気軽にプレイ出来そうな雰囲気を醸し出しています。決して大作感はありませんが、片手間にプレイ出来そうな感じがしました。

実際、ボリュームはそこまで多くはなく、クリアまでのプレイタイムは10時間程度です。クリアに関係のない島も多く、寄り道として釣りのミニゲームも用意されているので、やり込んだら20時間程度はプレイ出来そうですが。

効果音は派手さこそないものの、冒険している感を高めるものでした。特に足音がしっかりと鳴るのが良いですね。

冒険ゲームで足音って凄く重要なものだと思うんです。本作の場合はその辺りをよく分かっていて、足音によってちゃんと”歩いている感じ”がします。

フィールドとダンジョンの垣根は無し?

本家と比べてフィールドとダンジョンの垣根はあまり感じられませんでした。

ある程度大きな島に上陸したらダンジョンの入り口を探す事になりますが、その過程がダンジョン攻略っぽいんです。

閉ざされた扉を開けるために鍵を探し、ブロックを動かしたり、スイッチを作動させるってまんまダンジョン攻略ですもん。

特定のアイテムを入手する事によってそれまで意味のなかった仕掛けを作動出来るようになるなど徐々に行動範囲が広がっていく要素はありますが、あまり緩急が取れておらず、単調なところがありました。

ベースとなっているのは2Dゼルダなのでしょうか?もう少し3Dゼルダの謎解きを持ってくるなどしてバリエーションが欲しかったです。

洋ゲーっぽい部分も散見

このゲームは海外の開発会社が手掛けているいわゆる洋ゲーです。そのためか洋ゲーっぽい部分も散見されました。

まずはキャラクターデザイン。デフォルメされているのに顔だけ妙にリアルで、しかも無表情。イベントシーンではカメラが近くになりますが、無表情で怖いためせっかくのファンタジーが台無しになっています。

演出のあっさり感も気になりました。アイテムを入手したら景気の良いBGMやエフェクトを鳴らすなど、メリハリが欲しかった。

モーション部分の安っぽさも気になります。例えば剣での攻撃。上半身しか動いておらず、下半身は直立で本気を感じられません。もっと腰を前に倒して本気で戦って欲しかった。

下半身が直立なせいでリーチも短くなっているので、そのせいで戦闘の難易度は少し高まっています。

粗はあるものの丁寧に作られている作品

どうしても「ゼルダの伝説」シリーズとの比較によってあら探しみたいになっていますが、基本的な作りは丁寧です。

プレイヤーのナビゲートも中盤の一部を除けば丁寧ですし、レベルデザインも上手く行っています。

実はこのゲーム、元々はスマートフォン向けに配信された作品なんですよね。このクオリティの作品がスマホで遊べると思ったらかなり凄い事だと思います。それも2013年の作品なんだから尚更。

ただ、その点を除いてしまうと普通に良く出来た「ゼルダの伝説」に留まってしまい、作品自体のパワーはそこまで感じられませんでした。

植松伸夫氏と伊藤賢治氏によるBGMも一部を除けば大して印象に残るものではないですしね。

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全体のまとめ


オリジナリティは低いため新鮮味は欠けますが、ニンテンドースイッチでグラフィックが綺麗な2Dゼルダっぽい作品を楽しみたい場合はオススメです。

スマートフォン版が元になっていますが、操作性はコンシューマー向けに最適化されているため不満には感じられず、その点ではストレスを感じなくなっています。

その分、価格はスマートフォン版から倍増していますが、ボリューム的には十分ですし、操作性でストレスなく楽しめるのは魅力的です。スマホ生まれの普通に良く出来た「ゼルダの伝説」フォロワー。

こんな人には特におススメ。
・探索型アクションアドベンチャー好き。
・ゼルダ好き。
こんな人にはおススメできない。
・探索が苦手な人。

オーシャンホーン – 未知の海にひそむかい物/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約10時間

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コメント広場の住人(6)

  1. 青雲スカイ より:

    オーシャンホーンのレビュー待っていましたw
    全体的に堅実で安定して楽しめそうな感じみたいですね。
    ゼルダライクで出来も堅実なら買ってもあまり間違えはなさそう。

    Switchで既に配信されているか配信日が決まっているタイトルではオーシャンホーンと今週配信予定のインプロージョンが気になっています。
    両方ともスマホゲーの中では中々評判が良いらしいですけどスマホゲーは例え評判が良いと聞いても操作性の面がネックでイマイチ惹かれないんですよね。
    それがコンシューマーゲーム機に移植と聞くと俄然興味が湧いてきます。

    • kentworld より:

      ようやく公開できました!
      ゼルダ好きの視点から色々書かせてもらいましたよ。
      全体的には安定した面白さがあったと思います。

      スマホ版は操作性に問題があるらしく、そこで足を引っ張っているようです。
      900円程度と安いけど、安さと引き換えにストレスを溜めるのかどうか、よく考えたほうが良いでしょうね。
      実は当初、スマホ版を買おうか迷いましたが、ストレスなく楽しみたかったのでSwitch版を選びました。

  2. もちとな より:

    非常に共感できる部分が多く、
    わかりやすいレビューですね…!
    iOS向けで出てすぐ購入し、スマホゲーでは頭一つ出ているクオリティに驚きはしましたが
    >スマホ生まれの普通に良く出来た「ゼルダの伝説」フォロワー
    まさにこの言葉通りで、「普通」の域を出ないゲームなんですよねー。
    正直、他にやるべき面白いゲームはたくさんあるし、あえてswitchでやる必要はないかなあ、と思いました。
    3Dゼルダライクのオーシャンホーン2が開発中とのことなので、そちらはkentさんのレビューを読んでから購入検討します 笑

    • kentworld より:

      ありがとうございます!
      このゲームは2013年にスマホで配信されたからこそ絶賛されたところはありますね。
      元となっているのはゼルダですし、ゼルダ研究家以外は優先してプレイする必要はないかなー。
      続編は3Dゼルダっぽいのでこちらも買いたいです。
      3Dゼルダ派なので、期待度は前作よりも高いですw

  3. KA より:

    2Dゼルダに近い作りでどちらかと言うと夢幻の砂時計をボタン操作にした感じでした。思ったよりゼルダの要素が取り入れられていて本物をプレイしてる気分になるとこもありました。
    気になった点はテキストが中途半端なところで区切られて次のページで続きを表示するところですね、ものによっては読み辛い部分もありました。

    • kentworld より:

      そんな感じですよね。ボタン操作で楽しむ夢幻の砂時計でした。
      元はスマホでタッチ操作だから、完全に意識しているのかも。
      区切りが中途半端なテキストも洋ゲーっぽいですねw

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