【レビュー】リッジレーサー(PSVITA) [評価・感想] 2011年のレースゲームとは思えない単調さ

2011年12月に発売されたPSV「リッジレーサー」を今回はレビューします。
PSV「リッジレーサー」は人気レースゲームシリーズのPSVITA版です。

良いところ

 

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及第点には達しているクオリティ

レースゲームとしての出来は過去作と違って
フレームレートが30なのは少し気になりますが、
及第点をあげられるレベルで、車の反射や背景はそれなりに綺麗に感じます。

ドリフトを上手く決めてニトロゲージを溜める
リッジレーサー」ならではのシステムも健在で、
それが理解出来ればそれなりに楽しいレースを楽しむことが出来ました。

スタイリッシュなデザイン

メニュー画面のデザインは「リッジレーサー」らしく
スタイリッシュで、初めてプレイした時は
「かっこいい・・・」と思ってしまいました。
あと、収録されている音楽も相変わらず良いですね。

個人的に合わない&気になったところ

 

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あまりにも少ないボリューム

本作に最初から収録されているコースはたったの3つ(リバース含めると6つ)。
車の種類もたったの5つ。ダウンロードコンテンツで
8台の車、6つのコース、複数の音楽が増えますが、
定価が3,980円するだけに、これでは少なすぎます。
おまけに最初から収録されているコース、車とも個性が薄く、似たり寄ったりだし。

もちろん3コースしか収録されていないからと言って
1つ1つがとんでもなく長いなんて事は無く、
どれも5分未満で完走できます。そのためリバース含めても
1時間未満で本作に収録されているコースは回ることができるんです。


あまりにも単調すぎる内容

さらに酷いと感じたのが、あまりにも単調すぎるゲーム進行。
本作にはストーリー的なモードは存在せず、ただひたすら少ないコースを
8台のマシンとレースしたり、1人でタイムアタックをしたり、
友達と対戦したり、インターネットで対戦してお金やスキルポイントを稼ぎ、
マシンをカスタマイズしたり、レベルを上げていくだけなので、凄く単調です。

もう少しモチベーションを高める要素を入れられなかったのだろうか?
このシステムでは例えダウンロードコンテンツのコースが
増えてもすぐに飽きます。2011年のレースゲームとは思えない。

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タッチ操作を強要させられるメニュー画面

メニュー画面ではボタン操作には対応しておらず、
フリックやタッチ操作を強要させられます。
PSVITAソフト初期にありがちな欠点ですね。


基本的なレース部分は悪くないのですが、いかんせん用意されている物が少ないし、
遊ばせ方も拷問レベルの作り。開発期間が非常に少なかったとは言え、
これをフルプライスで売るのは厳しすぎます。

こんな人には特におススメ。
・特に無し。

こんな人にはおススメできない。
・500円以下で無い限り全員。

リッジレーサー/お気に入り度【30/100%】
プレイした時間・・・約3時間
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