1992年1月に発売されたGB「メトロイドII」を今回はレビューします。GB「メトロイドII」はエリアを探索して危険な生命体の「メトロイド」すべてを殲滅するのが目的の横スクロールアクションゲームです。
良いところ
メトロイドを探す楽しさ
始めの概要部分にも書きましたが、本作の目的は危険な生命体の「メトロイド」すべてを殲滅する事。
「メトロイド」は各エリアの至る所に住みついていて、倒すには使用回数に制限のあるミサイルが必要になります。これが切れてしまったらビームで敵を倒すなどして補給しなくてはなりません。
また、「メトロイド」はダンジョンの奥に進めば進むほど成長した状態のものが登場してより多くのミサイルを当てなければ倒せなくなります。
この「メトロイド」を殲滅させる目的は探索要素が強い本シリーズとは相性が良く、他の作品と比較しても違和感のある内容ではありませんでした。
ちなみに「メトロイド」以外にボス的な存在の敵は存在しませんが、何度も戦う事になる上に何形態も存在するのでそこはあまり気になりませんでした。
GBとは思えないほど入り組んだマップ
マップの構造は白黒のGBソフトとは思えないくらい入り組んでいます。
「メトロイド」を一定数倒したらは触れるとダメージを受ける酸が下がり、奥へと進めるようになっている事からマップ自体は一本道に近いのですが、それが気にならなくなるくらい各エリアは入り組んでいて白黒のGBソフトと侮っていては火傷するくらいのレベルです。
「メトロイド」で探索要素を求めている方はきっと本作にも満足する事でしょう!
ちなみにシリーズではお馴染みの体力やミサイルの最大値がアップするアイテムや、新しい能力を身に付けられるアイテム、壊せる壁もしっかりと登場します。
最後のボスはめちゃくちゃ手ごわいので、戦闘で有利になるために少しでも隠されたパワーアップアイテムは手に入れることをおススメします。
個人的に合わない&気になったところ
画面が見辛く、迷子になりやすい
白黒のGBソフトなので仕方が無い事ですが、画面が見辛く、背景の区別が難しくなっています。
また、容量の問題からかコピー&ペーストしたかのような似たような部屋が散見され、マップ機能も無いので迷子になり易いです。
しかし、マップ機能が無い事によって未知の地に訪れるワクワク感が味わえるのも確かで、ここは一概に悪いとは言えません。
全体のまとめ
1992年に発売された白黒のゲームボーイソフトという事で薄い内容と思われがちですが、実際には今、プレイしても十分耐えられるほど凝った内容で「メトロイド」らしさもしっかりと味わえました。シリーズファンだったらやって損はありません!
こんな人には特におススメ。
・探索が好きな人。
こんな人にはおススメできない。
・探索が苦手な人。
メトロイドII/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約8時間
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