おはっく~!kentworld(@kentworld2 )です!
ニンテンドースイッチで発売される事が決まった「大乱闘スマッシュブラザーズ」。
先日のニンテンドーダイレクトでも話題を独占するほどの盛り上がりを見せていましたが、何故あそこまで盛り上がるのか疑問に感じる人もいると思います。
そこで!
本記事では過去に発売されたシリーズ作品をすべてやり込んできた僕がスマブラの魅力を余すことなく語っていきたいと思います。
※本記事は2014年9月に公開した記事を大幅に加筆修正したものです。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(スマブラSP)【レビュー・評価】無駄な部分は削ぎ落として必要な部分は作り込んだ絶品のスマブラ!
目次
簡単操作で誰でも楽しめる取っつきの良さ
スマブラのルールは簡単。相手プレイヤーを場外まで吹っ飛ばすこと!
パンチやキックなどの技を相手に当てることで吹っ飛び率が蓄積されて行き、これが増えれば増えるほど遠くまで吹っ飛ばすことが出来ます。
なので、最初はチクチクと吹っ飛び率を蓄積させて最後は大技で吹っ飛ばすのがセオリーなんですね。
ここまで読んでいたら分かるように、スマブラは格闘ゲームのような側面があります。
しかし、格闘ゲームと聞いたら何だか難しい印象を持ったりはしませんか?
波動拳コマンドとか分かんねぇよ!
そんな人もいると思います。
しかし、スマブラの場合はそんなことは無く、スティックと1ボタンの組み合わせですべての技を出せますのでよくある格闘ゲームのような難しさはありません。
「スーパーマリオブラザーズ」のようなゲームがプレイできるレベルでしたら難なくプレイ出来ます。
このカジュアルな操作方式が幅広い層に受け入れられている要素の1つと僕は思っています
様々なランダム要素やハンデ機能で誰とでも楽しめる!
いくら操作が簡単でも熟練者と初心者が戦ったら結果は目に見えています。
しかし、スマブラの場合はそんなことありません!
プレイヤーを有利にするアイテムが数多く用意されているのでそれを上手く使えば困難を乗り越えられますし、各ステージにはランダム要素が含まれたギミックが数多く設置されているので、上級者でも思わぬ事故に巻き込まれたりもします。
さらにハンデ機能も充実しており、以下のような設定ができるんです!
・逆に初心者を吹っ飛びにくく設定できる。
・味方を増やして3対1、2対1といった感じで設定できる。
このように熟練者と初心者の差を埋める機能はいくらでも用意されています。
初心者だからと言ってバトルを躊躇する必要はありません。
ストレス解消に最適♪
スマブラはふっ飛ばして戦うアクションゲーム。
と言う訳で相手を遠くまでふっ飛ばした時の爽快感は最高です!
ホームランバットと呼ばれるアイテムが存在するんですが、それを使ってふっ飛ばした時なんかもうね!
さらにスマブラでは設定によって相手をふっ飛ばしやすくすることができるので、出現する敵を次から次へと吹っ飛ばして行く無双的な楽しみ方もできるんです。
1人用のモードでもふっ飛ばしやすい敵を片っ端から倒しまくるシチュエーションが用意されているので、「俺、強ぇ~!」を味わえますよー。
ストレスが溜まっている時は敵の残数を99。相手の吹っ飛び率を200%にしてひたすら倒しまくりましょう!
驚くほどの気持ち良さを味わえると思います!
これだけ敵を吹っ飛ばすのが気持ち良い要因は大きく分けて2つあると思います。
1つは攻撃が当たった側のリアクション。
各キャラクターはダメージを受けると吹っ飛ぶ距離の大きさに応じてリアクションが変化して最大の場合は痛そうに叫ぶんですよ。
もう1つは歓声!連続で敵を倒すと歓声が鳴り響き、フィーバー状態になると使用しているキャラクターを観客が連呼してくれるんです。
痒いところにまで手が届いた文句無しのルール変更機能
ここまで何度か触れて来ましたが、スマブラの対戦モードには膨大すぎるくらいのルール変更機能が搭載されています。
アイテムの出現率は細かく変更出来ますし、吹っ飛び率やチームの変更、BGMの変更、コンピューターの強さなど細かいところまで変更できるんです。
これだけ変更できるポイントが多いとハンデを付けやすいのはもちろん、自分だけのオリジナルルールを作ることだって出来ます。
例えばぼくは以下のようなルールを作成して友達と楽しんでいました♪
⇒大量のポケモンがランダムで出現して大混戦のバトルが楽しめる!
・出現アイテムを「パンパー」のみに設定し、吹っ飛び率を「最大」にする。
⇒パンパーに当たる度に大きく吹っ飛ぶので、ピンボールゲームに変貌する。
このようにアイテムの出現率を変えて他の項目をちょっと弄るだけでも楽しみ方が全然変わって来るので、色んなバトルを楽しみましょう♪
もちろんコンピューターのみとのバトルも出来ますので、一人でも安心です♪
格闘ゲームファンも唸らせる細かいテクニック
ここまで読んでいただければ分かるようにスマブラは幅広い層が楽しめる対戦アクションゲームです。
しかし、一方ではパーティゲーム要素が強く、コアな格闘ゲームをプレイされている方は自分の思う様な展開にならず微妙に感じることもあると思います。
じゃあそう言う人にはおすすめできないのかと言うとそうではなくて、実は、スマブラはとっても奥が深い対戦アクションだったりするんです。
例えば写真の赤で囲んでいる部分をご覧ください!
これはキャラクターが技を発動している瞬間で、赤い部分に触れると当たり判定が発生して吹っ飛びます。
今はどんな技を発動させてダメージを与えるのか?吹っ飛ばすのか?
スマブラでは当たった部分によってダメージや吹っ飛び率が異なるので、上級者はこのように相手との読み合いをする楽しさを見出すことができるんですね。
しかもスマブラには様々なテクニックが存在するので、それらを活用すればさらに奥深さを感じられます!
テクニックを具体的に挙げさせて頂くと・・・
・同じ攻撃技を連続で使い続けると「ワンパターン相殺」となって威力が落ちるように設定されている。
・相手を叩き付けて下方向に強く吹っ飛ばる「メテオスマッシュ」という技が存在する。
・連続ヒットする攻撃から抜け出す「ヒットストップずらし」というテクニックが存在する。
・横強攻撃と横スマッシュ攻撃の一部の上下に角度を付けて出すことができる「シフトチェンジ」というテクニックが存在する。
このように細かいテクニックが色々と隠されているので、格闘ゲームとしての奥も相当深いです。
開発者は推奨していませんが、ギミックなしの狭いフィールドでアイテムなしのガチバトルをすることも出来ます。
つまり、自分の実力を見せ合うこともできるという訳ですね。
どこまでも行けるストイックなバトル
スマブラは対戦相手がいなくても、1人だけでも十分に楽しむことが出来ます。
その最大の理由が充実した1人用モードの存在。
どの作品もステージクリア型モードやミニゲーム風のアクションステージなど本当に数多くの1人用モードが用意されています。
さらに凄いのが、調整次第でどこまでもストイックなバトルが楽しめる事。
例えば残り人数を1にして、コンピューターのレベルを最強にしたりとか。
対戦モードでは最高レベルのコンピューターと1対3で戦うことだって出来たりします。
己の限界に挑むため、どこまでもストイックにできるのがスマブラの凄いところですね。
逆に超ぬるくする事も出来ますので、初心者も安心です♪
・・・え?いくらストイックにしてもご褒美が無いとやってられない?
いえいえ、スマブラでは数百ものアンロック要素が存在するからストイックなプレイをするモチベーションは十分に保てるのですよ。
アンロック要素の中にはめちゃくちゃストイックな設定にしないといけないものがありますので、すべての要素を解禁するには相当なスキル・プレイタイムが必要だったりします。
もちろん、やりたい人がやれば良いだけなので、自信が無い人はやらなくても良いですよ。
ニンテンドーコンピレーションアルバムとも言える最強の資料集
スマブラの第1作目は「ニンテンドウオールスター 大乱闘スマッシュブラザーズ」でした。
そう、「ニンテンドウオールスター」というサブタイトルが付いていたんですね。
この事からも分かるように、本シリーズは任天堂の人気キャラクターが集結することも大きな特徴だと思います。
そして、単に参戦しているだけではないんです!
2作目、3作目と回を重ねる毎に資料集も大幅に拡張されていき、ニンテンドーコンピレーションアルバムと言えるほどの規模にまで発展していきました!
4作目となるWii U「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」資料要素がどれだけ凄いのか解説させていただくと・・・
⇒しかも様々な角度から眺められるだけではなく、自由に設置出来たり、数百文字の解説文を閲覧可能。
・歴代任天堂作品のBGMを450曲以上収録。
⇒曲の中にはアレンジもされているものも存在し、サウンドテストで自由に視聴可能。
・歴代任天堂作品の体験版を25作品も収録。
⇒制限時間が存在するが、ファミコンからN64ソフトまで幅広く遊べる。
↑これだけの資料的要素を収録していたりします。
もはやこれだけで一本のゲームとして成立出来てしまうくらい資料的要素が膨大になっています。
対戦アクションが苦手でも、任天堂に興味がある方はこれだけで買いです!
もうね、スマブラをプレイしていると「任天堂ファンで良かった!」と思えてきますよ♪
想像する楽しさがある♪
これは発売前だからこそ感じられる魅力なんですが、スマブラシリーズは想像する楽しさもあると思います。
スマブラはシリーズを重ねて型にハマった部分もあり、例えば各キャラクターごとに4種類の必殺技が存在し、さらに最後の切り札という物もあるんですね。
これらの技は原作に因んだものが多いので、自分が好きな作品に登場するキャラクターの参戦が発売前に発表された場合、それぞれどんな風に落とし込まれるのか想像する楽しさが生まれるんです!
例えば今回明らかになった「スプラトゥーン」のインクリング。
上必殺技(復帰技)はジェットパックになるのかな?
下必殺技はスーパーチャクチになるのかな?
こんな感じで原作の技をどのように落とし込んでくるのか想像していると楽しくなってきます♪
他にも参戦キャラやステージ、BGMが何になるのかを予想するのも面白く、発売前にスマブラファン同士で集まったら予想合戦が恒例となっているんですね。
全体のまとめ
如何でしたでしょうか?
スマブラは本当に楽しみ方の幅が広くて、まさに初心者から上級者まで楽しめるゲームなんですよ!
難しい事を考えずランダム要素満載のステージでワイワイパーティプレイを楽しむのも良し!
ニンテンドーコンピレーションアルバムとして任天堂の歴史を楽しむのも良し!
1人用モードをやり込んで腕を磨くのも良し!
高度なテクニックで自分の実力を見せ合うのも良し!
何でもアリなので、懐が深いシリーズです。
僕が小中学生の頃、スマブラはクラス中で流行っていました。
最初はワイワイパーティプレイが楽しめるゲームとして流行っていたんですが、そこから奥の深いゲームであることにみんな気が付いて数年間ずーっと自分の家に人を集めて遊んでいましたね。
ネット上でスマブラが話題になるのも奥の深いゲームであることをみんな知っているからです(もちろん、中にはニンテンドーコンピレーションアルバムとして期待している方もいると思いますが)。
最初はガチャプレイで楽しみ方が分からないと感じる方も出て来ると思いますが、適当に相手を吹っ飛ばすだけでも楽しいので気軽に手を出してみてください。
ストイックなプレイをするかどうかはあなた次第。「マリオカート」のようなパーティゲームとしても十分に楽しめますからね。
1人用モードをやり込んで行く事で楽しみ方は見えてきますので、まずはそちらをプレイして、自分はどこで落ち着けば良いのか考えたら良いと思います。
当ブログが公開した大乱闘スマッシュブラザーズシリーズのレビュー記事一覧
初代だけのプレイ経験で、その時にあまりピンと来なかったのでその後は触れていないタイトルです。
今回の発表も、スマブラの発表がE3じゃなくてこのタイミングで来たかという驚きはあったものの、正直言って個人的にはそれ以上の感慨はあまり湧かなかったです。
ただ、発表してからの盛り上がりを見ても、やはり世界規模で待望されていたタイトルは違うなと感じますし、ますますSwitchが盛り上がりそうですね。