どうも!KENT(@kentworld2 )です!
コーエーテクモから発売されたPS4「仁王」とフロム・ソフトウェアから発売されたPS4/Xbox One「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」(以下、SEKIRO)。
一見するとこれらのタイトルはよく似ています。
「ダークソウル」から派生した高難易度な3Dアクションゲームである点。
戦国時代を舞台にしている点。
入り組んだマップを探索しながらボス部屋を目指していくゲームデザイン等など。
ですが、実際には似て非なるものでした!
本記事ではそれぞれの違いを語っていきます。
目次
その1:敵の倒し方が違う!
「仁王」と「SEKIRO」は敵の倒し方が全然違います。
「仁王」の場合、単に敵を攻撃してダメージを与えるだけで良いんですよ。
ですが、「SEKIRO」の場合はもっと効率良く倒す方法があるんです。
それが忍殺!
忍殺は敵の体幹ゲージをMAXにすることで行うことが出来ます。
体幹ゲージを上げる方法はいくつかありますが、一番大きいのが敵の攻撃を弾く(パリィする)ことです。
弾きは敵の攻撃が当たる瞬間にガードボタンを押すことで発動し、上手く決まれば体幹ゲージを大幅に増やすことが出来ます。
しかし、何もしないで居ると体幹ゲージはすぐに減ってしまうので、積極的に弾きや攻撃をしないといけません。
このような要素を盛り込んだことで戦闘にスピード感が生まれ、従来のヒット&アウェイ戦法を一気に旧世代のものに陥れました。
もちろん、従来のヒット&アウェイ戦法が通用することもありますが、大抵は物凄い時間が掛かるので非効率だったりします。
その2:ゲームバランスが違う!
「仁王」と「SEKIRO」はゲームバランスが全然違います。
「仁王」の場合、かなりRPG寄りのゲームバランスとなっていて、あらゆる要素がステータスアップに繋がるんです。
キャラクターのレベル、武器・防具の種類、武器・防具のレベル等など。
そのためステータスを上げて強引にクリアするという戦法が通用したりします。
一方、「SEKIRO」の場合、ステータスアップはかなり限定的なんです!
体力を上げることは出来ますが、せいぜい3.5倍程度。
攻撃力を上げることはメインストーリーの大ボスを倒さないとできないので、ステータスを上げて強引にクリアする戦法が通用にしにくくなっています。
成長するのは主人公というよりはプレイヤー自身なので、2周目をプレイする時には1周目とは比べ物にならないくらい速いタイムでクリアできるかもしれません。
その3:アクション性が違う!
「仁王」と「SEKIRO」はアクション性が全然違います。
「仁王」の場合、元となっている「ダークソウル」寄りのアクション性となっていて、スタミナゲージを管理しなければなりません。
つまり、何をするにもスタミナゲージを消費するので、例えば敵に連続で攻撃することはできないんですよ。
全体的にヒット&アウェイを促進するようなアクション性となっています。
一方、「SEKIRO」の場合はスタミナゲージが存在せず、リソース管理をせずに攻撃や回避を行えるんです!
さらには自由にジャンプをしたり鉤縄によるワイヤーフックで瞬時に高いところへ行くことも出来ます。
そのため立体感のある戦いが可能になっているほか、ステージ構成がより立体的になっていました。
その4:ハック&スラッシュの奥深さが違う!
「仁王」と「SEKIRO」はハック&スラッシュの奥深さが全然違います。
ハック&スラッシュ。つまり、ランダムな数値や追加効果が付加された装備品を集める要素のことなんですが、「仁王」はその辺りがかなり奥深くなっているんです。
「仁王」では道中の敵を倒すと大量の装備アイテムを落とします。
装備アイテムにはそれぞれ数値や追加効果がランダムで付加されているので、同じ名前のものでも価値が全然違うんですよ。
そのうえ必要なくなった装備アイテムは様々な形でリサイクルできるので、装備品を集める楽しさもあります。
一方、「SEKIRO」の場合はハック&スラッシュ要素がほとんどありません。
せいぜい素材アイテムの収集くらいで、そもそも、装備アイテム自体が物凄く限られているんです。
しかも多くは補助的なものなので、装備アイテムの重要度はかなり低かったりします。
「仁王」と「SEKIRO」が似て非なるものである4つの理由まとめ
以上!「仁王」と「SEKIRO」が似て非なるものである4つの理由でした!
全体的には「仁王」がアクションRPGで、「SEKIRO」がアクションアドベンチャーと言えるゲームバランスになっています。
分かりやすく言うと、前者はキャラクターのステータス依存で、後者はプレイヤーのステータス依存なんです。
どちらが好みのゲームになるのかはRPG派かアクションゲーム派かで分かれてくると思います。
「SEKIRO」の評価が分かれているのもRPG寄りのバランスだった「ダークソウル」を経て発売されたからなんです。
個人的にはキャラクターの育成よりも自分自身の育成が好きなので、「SEKIRO」の方がハマりました。
でも、「仁王」は「仁王」で大ハマリしましたし、ならではの良さもあると思います。
取捨選択をされる場合、本記事を参考にしてくださると嬉しいです。
仁王とセキロウはあまり関心がない者からしたら、似たように見えるかもしれないですが、こんなに大きく違いがあったのですね。
仁王はコエテクから出してることもあって、ちょっと無双のシステムを応用してる面がありますね。
(これも両者ともゲーム性はかなり異なってきますが)
セキロウは先に出た仁王の影響を受けてなのか、単にダクソの時代劇版にせずに独自のゲームを作ったのが興味深いですね(^^)