TorqueL(トルクル)
回転と変形で進む、 2D回転アクションゲームです。
PS4/PSVITA版は2014年12月に発売。本記事では本作のレビューをしていきます。
本作はステージクリア型のアクションゲームで、
ゴールに向かって進めばクリアの王道形式です。
操作も非常に簡単で、十字ボタン、もしくはスティックで回転移動。
△□○×ボタンで四方へ棒を伸ばすことができます。
ポイントとなるのが、棒を伸ばしていく操作です。
一応、対応する色のボタンを押して行けばその方向へ棒が伸びていくんですが、
いかんせん回転しながら移動するためしっかり伸ばす方向の色を見ないと
どの方向へ棒が伸びていくのか分からないんですよ。
ある程度ステージをクリアしていくと即死エリアが増えていくため、
闇雲に棒を伸ばしたらぶつかってミスになってしまいます。
このエリアのこの瞬間はどの方向へ棒を伸ばしていくのか?いくつの棒を伸ばしていくのか?
をよく考えなければならず、正確な反射神経と判断能力が問われます。感覚的にはスポーツに近く、
プレイヤースキルが非常に重視されたまさにアクションゲームといっても良い作品です。
ギミックは溶岩のような即死エリアの他に、重力がさかさまになるギミックやシーソーなどが存在。
そこまでバリエーションはありませんが、回転移動と棒を伸ばすアクションが絡む事で
予測が困難になっていくので、この程度のギミック数でも飽きる事なく楽しめました。
この手のシンプルなダウンロード系2Dアクションゲームって、
数十、数百あるステージを順番にクリアしていくものじゃないですか?
本作の場合は少し変わっていて、一度クリアしたステージでも選択して再挑戦する事は出来ず、
もう一度プレイしたかったら最初からやり直さなければなりません。
こうなっているのは訳があって、7つのルートに分かれているからです。
つまり、すべてのステージをクリアするには7つのすべてのルートを通らないといけないわけですね。
分岐地点は中盤のステージ15からなので7回以上もステージ1~15をプレイする必要があって
最近のゲームに慣れていると面倒に感じてしまうんですが、
プレイヤースキルに依存しまくり、タイムアタック要素がある本作ではこれはこれで良いと思いました。
最初は適当の棒を伸ばしてなかなかクリア出来なかったのが
やがてスムーズにクリアできるようになっていくから、
同じステージでも腕前によって全然印象が異なるんですよね。
また、ある程度のスキルを身に付けても偶然上手く行く場合もあれば上手く行かない場合もあるから、
同じステージを何度もやらせる意義がある作品に感じられました。
BGMはシンプルなものですが、何度も聴いていると癖になってきますねー。
まずはステージ開始時に流れるBGMについて。
ピコピコサウンドなのに神秘性があって、何度も聴いていると耳から離れません。
このゲームは操作に慣れなければ難易度が非常に高く、
ミスをする度にステージ開始時のBGMを聴けるのでハマるとヤバいです!
ステージ攻略中のBGMは、回転する事で流れ、止まると鳴りやみます。
なので、できるだけ止まらずに回転移動したいんですよね。
メロディーに関しては8拍子の規則的なものとなっていて、こちらも癖になるサウンドですね。
このゲームは面白いけど、イライラしますね。
回転させて的確に棒を伸ばしてゴールを目指すのは慣れてくるとハマるんですが、
終盤のステージは針の穴に糸を通すかのような細かい操作が要求されるため
なかなかうまくゴール出来ず、イライラしてしまいます。
この瞬間は×ボタンを離して○ボタンを押し続け、
新たに△ボタンを押して!ってああー!ミスしたー!
こんな感じですね。頭と体が追いつきません。
非常に集中力が問われるので、短気な人はイライラして大変な事になると思います。
シンプルな操作のゲームだけど、意外と難しくて最近では珍しい
アーケードスタイルなのと相まって好みが分かれる作品です。
個人的にはイライラしながらもついついプレイを続けてしまいました。
こんな人には特におススメ。
・反射神経・判断能力が優れている人。
こんな人にはおススメできない。
・短気な人。
TorqueL(トルクル)/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約3時間
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プラスで配信してたんでやってみました。
最初は楽しいんですが、回転が多くなるとボタン今どこにあるかわかんなくなりますねこれ。
この作品もともとパソコンゲームだったんですが、キーボード同時押し前提のゲームをそのままコンシューマーに持ってくるとそれは苦戦しますよ(笑)
私も何周かプレイしてみています。
とにかく一手一手が大事なゲームですね。動き始める前にある程度の操作の流れを考えておいて、いざ前進!まあ、大抵は思い通りにいかないので、最終的にはボタン全押しで耐える感じになっちゃいますが(笑)
ただ、いくつかのコツが見えてくると、これまで出来そうに感じなかったところも行けるようになってきて、成長の過程が感じられました。
今の時代には合っていないゲームかもしれませんが、こういうゲームもこっそりと残り続けて欲しいものです。
ルートUnknownって見つけました?
トロフィー取得率を見ても0%でネットでも情報が見つからないんですよね
>街毛さん
かなり混乱するゲームだと思います。
僕も最初は訳が分からなかったんですが、
だんだんコツを掴んだらスムーズにプレイ出来るようになって面白くなってきました!
決して最適な操作性とは言えませんが、なんか嫌いになれないんですよねぇ。
>partygameさん
僕も困った時はボタン前押しです(笑)
回転するオブジェクトが近くにない限りは
とりあえず危機は逃れるので、便利なテクニックですねー。
取っつきは決して良いゲームでは無いと思いますが、
トライアルズシリーズにも通じるような
プレイヤーが成長する楽しさを感じられて、
こういうゲームもまた良いもんだと思っています。
>MGMの名無しさん
>トロフィー取得率を見ても0%でネットでも情報が見つからないんですよね
見つけられていないです。
てっきりすべてのルートをクリアしたら出るものかと。