バンジョーとカズーイの大冒険2/N64
レア リプレイ/Xbox One
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2000年11月に発売されたN64「バンジョーとカズーイの大冒険2」のレビューをしていきます。
本作はクマのバンジョーとトリのカズーイが主人公となる3Dアクションゲームの2作目ですが、N64末期を飾る箱庭3Dアクションの完成形でした!
箱庭3Dアクションゲームとは、N64「スーパーマリオ64」に代表されるジャンルになります。
箱庭マップ内を探索してアイテムを集めることに重点が置かれたアクションゲームで、1990年代後半に人気を博しました。
その中でも目立っていたのが当時任天堂のセカンドパーティだったレア社が手掛けた「バンジョーとカズーイの大冒険」。
1998年に発売された同作品は「スーパーマリオ64」以上に強烈な作風で、特に欧米では大ヒットを記録しました。
今回レビューするN64「バンジョーとカズーイの大冒険2」はそれから2年後に発売された続編だけあって洗練され具合が半端なく、箱庭3Dアクションの完成形に達していたんです!
あまりの詰め込み具合に胃もたれを起こしてしまいましたが、そのボリューム感は発売から20年近くが経った今でも色褪せていません。
ここからはそんなN64「バンジョーとカズーイの大冒険2」の良いと思った点からまずは書いていきます。
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- 箱庭マップに隠されたジグソーやオンプを集めていく。
- クマのバンジョーとトリのカズーイが力を合わせることで様々なアクションを発動できる。
- アイテムを集めることでタマゴを放ったり空を飛ぶこともできる。
初リリース日 | 2000年11月27日 |
対応ハード | N64/Xbox 360/Xbox One |
ジャンル | 3Dアクション |
推定クリア時間 | 20~30時間 |
売上 | 19.4万本(N64) |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
濃厚な箱庭マップ
1996年から2000年までの4年間、N64向けに数多くの箱庭3Dアクションゲームが発売になりました。
スーパーマリオ64、バンジョーとカズーイの大冒険、ドンキーコング64 etc…
今回レビューする「バンジョーとカズーイの大冒険2」はそんなN64向け箱庭3Dアクションゲームの総決算的な内容になっています。
具体的に言うと1ステージ毎のマップ構造が物凄いことになっていたんです!
それも単に広い訳ではありません。
ステージによっては複層構造になっていて、頭上マップではとても描けないほど入り組んだ構造になっていました。
そのうえ細かい穴や部屋の中にも入ることが可能で、体感的には1ステージ毎のボリュームが前作から倍増しています。
その一方で集めることになるジグソーピースは前作の100個から90個に減少。
代わりに1個1個を集めるまでの手順が複雑化しました。
単に敵を倒すだけで入手できるなんてことはなく、様々な謎を解かなくてはなりません。
複雑なステージの繋がり
謎解きで特筆したいのが各ステージの複雑な繋がり。
本作もステージ1、ステージ2、ステージ3と分かれていますが、それぞれが独立している訳ではありません。
ステージ毎に独自の連絡通路的な繋がりが存在し、時にはそれを駆使しなければキーアイテムを集められないようになっているんです!
前作でもこのような複数のステージと連動した仕掛けはありましたが、今作は大幅に増しています。
あまりにも複雑に繋がっているので、プレイした当時は「よくこんなにも複雑な構造のステージを作れたな~」と子供ながらも感心してしまいました。
レア社のノウハウが詰め込まれたゲームプレイ
N64向けに数多くの名作を生み出したレア社。
本作はN64末期に発売されただけあって同社のノウハウが詰め込まれていました。
代表的なのが「タマゴばきゅーん」というアクション。
特定エリアで自動的に発動してバンジョーがカズーイを銃に見立てて戦うことになるんですが、なんと、主観視点に切り替わるんです!
これってまんまFPSじゃないですか!?
レア社と言えば「ゴールデンアイ007」や「パーフェクトダーク」といった名作FPSをN64向けに生み出しました。
今作ではその時に培ったノウハウを見事に活かしています。
さらにパワーアップしたブラックユーモア要素
「バンジョーとカズーイの大冒険」シリーズの大きな特徴となっているブラックユーモア要素はさらにパワーアップしていました。
代表的なのがバンジョーとカズーイのアクション。
※画像はSwitch「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」
前作でもケツからタマゴを出すなどぶっ飛んでいましたが、今作ではトリをハリセンのように叩き付けるなんて無茶アクションが追加されましたw
一体、何をどうしたらそんなアクションが思いつくのかw
さらに今作ではバンジョーとカズーイが一時的に単独行動を取ることもできるようになりました。
それに伴い単独行動時の新アクションも追加。それぞれの個性を強調させることに成功しています。
このように今作は様々なアクションが追加されていますが、だからといって前作のアクションがリストラされている訳ではありません。
前作で習ったアクションは最初から使用することができるので、完全に+αとなっているんです!
その影響で使用できるアクションの種類は50を優に超えました!w
しかも多くのアクションはクリアするうえでは必須なので、ゲームプレイの多様性を生み出しています。
おまけ要素が満載
今作では新たに対戦モードが追加されました。
その中でも特に印象的だったのが、FPSチックな対戦が楽しめる「シューティング」。
なんと、ミニゲームであるにも関わらず5種類のルール&3種類のマップが用意されているんです!
登場するアイテムも多いので、「ゴールデンアイ007」などの亜種的な位置付けとして楽しむことが出来ました。
それ以外にも10種類ものミニゲームを収録。
ジャンルとしてはサッカー、スコアアタック、クイズなどバラエティに富んでいて、パーティゲームとして楽しむことが出来ます。
残念ながらCPUを混ぜての対戦は出来ませんが、対戦モードとは別に1人で好きなようにミニゲームのスコアアタックやボスとの再戦ができるモードも追加されました。
この辺りの要素は前作で求めていたことなので実現して嬉しい!
ちなみにぼくが一番好きなミニゲームは「UFOライド」になります。
一人称視点でUFOを操縦して遊園地を飛び回っていくシューティングゲームになるんですが、ジェットコースターのようにグルっと一回転することがあるんですよ。
当時としてはこのような体験は前代未聞だったので強烈でした。
惜しいところ
全体的に複雑過ぎる
ここまで読んでいただけたら分かるように今作は前作とは比べ物にならないくらいパワーアップしています。
ステージは倍以上広くなり、アクションの種類は大幅に増してステージ間の繋がりも複雑になり・・・。
ゲームとしての洗練され具合は間違いなく今作の方が上になりますが、その一方で肥大化して人を選ぶようになりました。
具体的に言うとジグソーピースを集めるまでの手順が複雑過ぎます!
前作の場合、目的地へ向かってボスと戦ったりミニゲームで勝利する程度で良かったんですよ。
今作の場合、それでは芸が無いと思ったのか複雑な謎解きを行わなければ入手できないことが多くなりました。
印象的なのが、バンジョーとカズーイを別々に行動させて仕掛けを解いていくシーン。
ゲームを進めるとバンジョーとカズーイを単独行動できるようになるんですが、ジグソーピースを入手するにはそれぞれを別々の部屋に連れて行くなどしていかなければならないんです。
さらに新プレイアブルキャラクターのマンボを操作したり、前作にも登場した変身アクションを駆使しなければ作動しない仕掛けも存在します。
終盤になるとこれらの手順をいくつも並行してこなさなければジグソーピースが手に入らないので混乱しました。
謎解きの手順は明らかに「バンジョーとカズーイの大冒険1」や「ドンキーコング64」よりも増している印象です。
目的地へ向かってボスと戦ったりミニゲームをこなすだけでは芸がないとは思いますが、今作の場合、気合を入れすぎています。
一応、前作とは違って入手したオンプの数が保存されるなど緩和されている部分もありますが、それでもキツかったw
ロード時間がやや長い
ぼくが胃もたれを起こしてしまった大きな要因としてはロード時間の長さも大きかったりします。
実は今作、前作よりもデータ量が増えた関係でエリア間の移動時に発生するロード時間が少しだけ長くなっているんですよ。
長さ的には2~5秒程度と昨今のゲームと比べたら決して長くはありません。
ですが、各エリアが狭く、別部屋に居るキャラクターに切り替えるシーンも多い関係で頻繁にロード時間が発生するのでこの長さは苦痛でした。
今では考えられませんが、N64ソフトのロード時間は0.5秒未満が基本だったんですよ。
このテンポに慣れてしまうと2~5秒程度のロード時間でも苦痛になってしまうんですw
※Xbox 360版はロード時間の長さがやや改善されました。
青空のフィールドがほとんどない
カラフルポップな3Dアクションゲームでは大切な青空のフィールド。
残念ながら今作では青空が綺麗なステージがほとんどありません。
青空が見えるステージは「ジョリーのリゾート」や「スカイぱらだいす」くらい。
これらのステージも水中や屋内が主な舞台なので、前作のように明るくて開放的な世界を駆け抜ける感じはさほど味わえませんでした。
全体的にや夕焼け空のステージが目立っている印象なので、前作と差別化を図るためとは言えもう少し華やかさがほしかった。
個人的に今作をプレイして重苦しくなったのはこの辺りにも要因が隠されているように感じます。
全体のまとめ
N64時代に様々な名作を生み出したレア社の総決算的な位置付けの作品。
基本は箱庭探索型3Dアクションゲームではありますが、その中に様々なジャンルの遊びを詰め込んでいます。
その詰め込み具合は前年に発売した「ドンキーコング64」と同等かそれ以上で、2000年末のN64向け目玉タイトルに相応しいほどの力作でした。
バンジョーとカズーイの大冒険→ドンキーコング64→バンジョーとカズーイの大冒険2
この間、僅か2年になりますが、これほどの短期間で3タイトルもの箱庭探索型3Dアクションゲームを開発するとはレア社恐るべし!
しかも合間には「スターツインズ」や「パーフェクトダーク」も手掛けたのですから、当時のレア社はどれだけの開発ラインを持っていたのかw
個人的に今回レビューしたN64「バンジョーとカズーイの大冒険2」はゲームで初めて胃もたれ感を味わったので、苦い思い出がある作品ではあります。
ですが、遊び応えが半端ないのは間違いなく、コアなユーザーほどハマりやすい作品に感じます。
「N64で究極の探索型3Dアクションゲームを楽しみたい!」
なんて人は本作に手を出してみてください。あまりにも凝った内容に度肝を抜かしますよ。
N64末期を飾る箱庭3Dアクションの完成形!
こんな人には特におススメ。
・複雑な3Dアクションゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・3Dアクションゲーム初心者。
・面倒なのが苦手な人。
バンジョーとカズーイの大冒険2/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約50時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
こんにちは!あれと申します。このゲームが死ぬほど大好きな者です(笑)
バンジョーいいですよね~。作り込まれた世界観、場所にマッチした音楽、爽快なアクション、制作者のユーモア、…どこをとっても大好きです!(笑)
しかし、世間的にはあまり知名度の高くないソフトのようですね…。言われているように、手順が面倒だとか、難しいとか思われている方が多いのかな?私としては、これくらい作り込まれた世界観で、収集要素もたくさんあった方が楽しめるのですが…。全体的に陰鬱な雰囲気なのは、ちょっと独特で、私も子どものときは少し苦手でした(笑)ゾンビジンジョーハウスとかインフェルノとか(笑)
バンジョー好きな私は、こんなゲームがまた出ないかと常々思っているのですが、なかなかないですね…(あ、トロピカルフリーズは面白かったです!)でも、この手のゲームって世間では求められていないのかなあ…。ワクワクするアクションゲームがしたいです。バンジョーが恋しいです(笑)
そういえば、スーパードンキーコング64とバンカズ1
にもあったゲームを終了するたびに見せられる
バッドエンドは今作にもあるんですか?
こういうブラックなところもレア社の得意分野ですね。
このシリーズは前見たことがないですから、台湾で馴染みなシリーズではないかもしれないです。
この時期の地面とかのポリゴンが貧弱を変わって、フィールドはすごく広いゲームあります。
オープンワールドの基礎とも言えるでしょうね。
日本メーカーも『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』みたい作品が出ましたが、オープンワールドゲームはほぼ作り出していないです。
技術面とかの問題でもあるでしょうけど、やっぱり残念ですね。
良いすぎるけど、やっぱりどのジャンルでも和風タイトルが足りないンゴ!
得意ではないけど、謎解きでいける場所がどんどん増えるタイプが好きです。
ゲーム性はリベレーションズ2より1のほうが好きでした。
バンジョーやった事無いんす。それにしてもkentさんは色々なゲームやってますね〜
過去に確か浅く広くのスタンスと言ってましたもんね!
>手順が増えて面倒になった
あ~これ、わかりますね。Kentさんは本作のみとの事ですが、私の場合はレア社の64の3Dアクション全般でコレは感じました。『周りくどい』感が強いんですよねえ。
宮本茂氏が『バンカズ・DK64でマリオ64を超えた』とか当時絶賛されてましたが、これらって3Dアクションとしての長所と同時に短所も増幅してる感じなんですよねぇ。その辺がどうも引っかかり、あんまり楽しめなかった気がします。
私としては好きなレア社の64ゲーはゴールデンアイが筆頭、2番手がブラストドーザー、って感じですかね。
>あれさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
バンジョーは僕も大好きでシリーズは出来る限りプレイしています。
知名度に関しては・・・1はともかく、2はかなり低いですね。
2の感想を探そうと思ってもなかなかありません。
日本人にあまり合わないゲーム性なのかな?
2はちょっとやり過ぎましたが、
1は本当に大好きなゲームでやりまくりました。
この手のゲームは最近は本当に減っているので寂しい限り。
最近はオープンワールドでミッションをクリアするタイプが主流で、
アイテムを集めるタイプのはほとんどなくなりました。
>シロマさん
今回も用意されていますよー。
かなり短くなっていますけどね。
ブラックなところは相変わらずです。
>黒詩★紅月さん
3Dアクションゲームって色々出ていますが、
バンジョーはその中で飛びぬけた知名度ではなく、
むしろクラッシュバンディクーなどによって埋もれた存在なんですよね。
ですが、僕は1作目は凄く大好きです。
間違いなくオープンワールドの基礎となっていますね。
>やゆよさん
この頃は3Dアクションゲームばかりやっていました。
今でも変わっていませんけどね^^;
色んなゲームをやりたくて広く浅くになってしまいました。
はじめまして。
いつも楽しくこのブログ読ませていただいているんですがどストライクな記事でしたので反応せざるを得ませんでした。
360でバンジョー2を購入したのですがまさかそんなに複雑になっているとは!?
序盤の序盤なので自力でクリアできるか不安になってきましたよ…。
初代バンジョー(360版)は楽しいアクションの連続でクリアしたんですけど…
そうはいかないのかなぁ。
マリオ64にしろそこが難易度の機微ですよねー!
発売当時の世代なんで意地でもやってみせますけれども(笑)
>黒詩★紅月さん
台湾の方だ!!
日本語でコメントされてすごいなあ。
たしかに日本のメーカーはかたくなにオープンワールド、箱庭系出さないですよね。
いつかはHD画質でスター的なものの収集ゲーをやりたいなあ。
てか黒詩★紅月さんの今までのゲーム遍歴を知りたい(笑)
>KUMAさん
マリオ64と比較されがちですが、
レア社のゲームはどこかへ行ってミッションをクリアしていく形式が多いですね。
マリオ64の場合は見えているスターを
どのようにしてとるのか考えるところに面白さがありましたので。
宮本さんの越えたは主に技術力に関してでしょうね。
実は海外では、これ以外にも、もう一個。あのアカリス、コンカーのバイオレンスゲームです。このゲーム発売の翌年に出ました。64は日本では子供も多く遊ぶ為発売は控えられましたが、リメイクは発売になっているんですよね。前にも言った事が有りますが。
>零隠坊さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
実はXboxLIVEアーケードでバンジョー2も購入して
この記事のスクリーンショットもLIVEアーケード版なんですが、
途中で面倒になって8時間ほどプレイして中断しているんですよね。
間違いなく、ある程度の気合は必要になると思います。
クリアまで頑張ってください!
>星さん
コンカーのゲーム、レアリプレイで初プレイをしたいと思います!
いやー、どんなバイオレンスゲームなのか楽しみですよ!
今さらのコメントですが、スカイパラダイス等結構空のステージありますよ。
個人的には1より面白いと思っているんですがねー
>MGMの名無しさん
スカイパラダイスと記事で紹介したエリアだけなんですよね。
前作は大半のステージが青空だったので少なく感じました。
発売当時は広大なエリアや新しいアクションにワクワクしながらプレイしましたが、改めてXboxでプレイすると、ジグソーを入手するまでの手順が複雑になって面倒に感じるところはありますね。
グランティさんぎょうなんて他のステージからシュッポーに乗って行かないと工場の中に入れないんだから面食らいました。
ステージとステージに繋がりがあるのは面白いと思いましたけどね。
最近、恐竜が登場するゲームをやりたいと思っていたので、このゲームのテリーのオアシスでもやってみましょうかね。
>チキさん
これは腰を据えてプレイしないと
なかなかクリア出来ないゲームだと思います。
今のゲームはどんどんボリュームが増しているので
感覚がマヒして昔のゲームはボリュームが少なく感じる物ですが、
バンジョー2は全然そんな事はありませんでしたね。
>グランティさんぎょうなんて他のステージからシュッポーに乗って行かないと工場の中に入れないんだから面食らいました。
このシュッポーが一番の曲者でした。
あれはもう、やりたくないですねw
バンジョーとカズーイの大冒険2はステージが入り込みすぎてややこしい感じはありました。でもやり込みましたよ。
FPSのミニゲームは4人でやると大盛りですね。
>ボブさん
ちょっと変な方向に気合を入れていますよねw
FPSのミニゲームはレア社らしいと思いました。
時オカみたいに画面右下にマップを表示して欲しかった。
広すぎて迷った。
このゲームはアイテムを探す事に主眼が置かれているので、意図的にミニマップを表示させないようにしているんでしょうね。
たしかぬ2は1より暗い感じでしたねぇ。小学生当時少し胃もたれて弟に任せちゃいました(笑)
欧米の3Dアクションゲームって作品を重ねる毎に作風が暗くなるシリーズが多い印象です(^_^;)
レビューを読んでると2000年当時の大作ソフトと呼ぶにふさわしい1作ですね!
N64時代はほんとにレア社ががんばってましたよね。
セカンドパーティだと一線級だったのでは。
そうですね、2000年末は本作を堪能していました。今思うと当時のレア社は働き過ぎですw
わーいバンカズだ?
個人的にはバンカズ1の方が好きですがバンカズ2もやり込みました。
ステージの広さや繋がりは当時感動しました。
スマブラにバンカズ参戦したし、1.2リメイク出してくれ〜
ここまで広大なフィールドの箱庭アクションって殆どありませんもんね。
リマスター版がSwitchに来ないか期待しています。
マンボ
「バンジョー・つーぎ(かめい)
の まえでは、「こんかい」の
ゲーム かすんでしまう。」
そのとおり前作と比べると色々進化しました。
前作よりもアクションや探索要素がパワーアップし、より自由度が増し、マルチプレイモードで、最大四人まで対戦することが可能となり、大幅なボリュームアップをしています。
賛否両論なところは、ステージの区切りが無くなったことは良かった点でもあるし、だけどこれによりそのステージを訪れた時点で全ての謎を解くことが出来なくなってしまった。
悪く言えば、後でまた来なくてはならない手間が増えてしまった事かな。
一つ一つのステージの内容が濃くなってしまったため、探索要素が急増しすぎてしまった。
ムジュラみたいに、ミニマップを表示すれば良かったのかも?
探索が好きな人には、お腹いっぱい幸せ、探索あまり好きではない人には、お腹いっぱい苦しいな感じですかね。
自分には、お腹いっぱい幸せでしたけど。
余談ですが、前作より展開がブラックになった気がします。
冒頭のバンジョー、カズーイ、マンボ、ボトルズの四人がポーカーで賭け事をしているギャンブル描写、ボトルズはグランチルダの魔法に巻き込まれ死亡、グレージンジョーは、ドリルマシンに家ごと潰されて全員死亡、、キング・ジンガリンがゾンビに、アイスキューブのカップルを殺す、、「タワーDEクイズ」での敗者が1tの錘に潰されるシーン、起爆装置や潜水艦、雪玉に変身している時に体力が0になると破裂する演出、グランチルダ様はエンディングでは頭を袋詰めにされ、ボールのごとくバンジョー逹に蹴られた末、袋から目玉が飛び出た(海外版では、グランチルダの頭が袋詰めにされていない)。
なんかレア社の変化が感じます。
この後に2001年に発売される、伝説の18禁ゲーム「Conker’s Bad Fur Day」があんな感じになったのも納得です。
マンボのテキストを改めて読んでバンジョーシリーズのブラック感あるメッセージは最高であることを再確認しました。ホント、力の入れようは前作とは比べ物にならないレベルですよね~。
ステージの区切りがなくなったことで驚きも生まれましたが、面倒さも強まってしまったかな。ミニマップの導入があったら全然印象が変わってきそうでどうなるのか気になります。
展開は確かに前作よりもブラックでした。オープニングムービーの時点で色々とショッキングですよね。向こうの方からしたらこれもユーモアのうちなんだとは思います。