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【レビュー】バットマン アーカム・ナイト [評価・感想] 最後を飾るのに相応しい幕の内弁当!

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バットマン:アーカム・ナイト/PS4

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は2015年7月に発売されたPS4「Batman: Arkham Knight(バットマン アーカム・ナイト)」のレビューをしていきます。

本作は人気アメコミ映画「バットマン」を題材にしたオープンワールドアクションゲームですが、最後を飾るのに相応しい幕の内弁当でした!

2009年から展開された「バットマン アーカム」シリーズ。

キャラゲーとしては常識外れのクオリティによって原作ファンだけではなくゲームファンを巻き込むほど高く評価されました。

今回レビューするPS4「バットマン アーカム・ナイト」はそんなシリーズの最後を飾る作品になります。

そのためか詰め込み具合が半端なく、まるで幕の内弁当のように色んな要素が詰まっていたんです!

ダークな世界観やバットマンという原作によって敬遠する人も居ると思いますが、そうしてしまうのは勿体ないくらい良く出来ています。

それこそ、後に発売されたPS4「Marvel’s Spider-Man(マーベルスパイダーマン)」とタメを張っても良いくらい。

ここからはそんなPS4「バットマン アーカム・ナイト」の良いと思った点からまずは書いていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • バットマンが主人公のオープンワールド型アクションゲーム。
  • メインミッションの他に様々な寄り道要素が存在する。
  • 新たにバットモービルという乗り物に乗ってミッションをこなす要素が追加された。
初リリース日 2015年7月16日
対応ハード PS4
ジャンル アクションアドベンチャー
推定クリア時間 20~30時間
売上 初週4.9万本/累計8万本
発売元 ワーナー・ブラザース

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良いところ

新世代になってパワーアップしたスケール感とアクション

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キングオブキャラゲーとして数多くの伝説を残してきた「バットマン アーカム」シリーズ。

その多くはPS3/Xbox 360ソフトだったんですが、今作はシリーズでは初となるPS4ソフトになります(海外ではXbox One版も発売)。

そのため前作からビックリするくらい進化しています!

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特筆したいのがスケール感。

従来の作品では1/2スケールで描かれていたんですが、今作はリアルスケールになったんです!

その違いは高層ビルの屋上から周辺を眺めることでひと目で分かりました。

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アクション部分も大幅に進化。

具体的に言うとアクションからアクションへの繋がりがスムーズになっています。

バットモービル(乗り物)を操縦する→真上へ飛び出す→空を飛ぶ→建物に飛び込む。

慣れてくるとこんな感じで自在にバットマンを操ることが出来ます。

この感覚、まるでアクション映画の主人公を操作しているかのよう。

ゲームファンにも突き刺さるほどの魅せるアクション

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さらに凄いのが、近接攻撃メインの戦闘(フリーフローコンバットアクション)。

基本的にはこれまでの作品と同じく少ないボタンで攻撃を繰り出せるんですが、操作キャラクターを切り替えて戦うシーンも追加されたんです!

しかも単にキャラクターを切り替えて戦えるだけではありません。

ある程度敵にダメージを与えたら連携攻撃でトドメを刺すこともできるようになりました。

トドメを刺す瞬間はカメラアングルが良い感じに切り替わるのでテンション上がりますよ~!

「バットマン」はアメコミ映画として高い人気を誇ります。

本作の魅せるアクションはアメコミ映画ファンはもちろんゲームファンにも突き刺さるほどの魅力を感じました。

フォトモードも搭載されているので好きな角度からお気に入りのキャラクターを撮影しよう

ごった煮感が凄い

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「バットマン アーカム」シリーズを手掛けてきたロックステディ。

同社が開発に携わるのはこれで最後と謳っていただけあって今作はごった煮感溢れる作品になっています。

戦闘、謎解き、ステルス、探索、探偵。

従来の作品ではこれらの要素がゲームプレイに盛り込まれていたんですが、今作はそのうえでバットモービルという乗り物を操作できるようになったんです。

その影響で以下のような要素がゲームプレイに加わりました。

  • 銃撃戦
  • カーチェイス
  • レース

いやいや、ちょっと待ってください!

全然違うジャンルの要素が盛り込まれているじゃないですか!w

さらにストーリー上の演出としてTPS/FPS的な要素も追加されているので、欧米人が好きなゲームのジャンルが全部盛り込まれているんですw

「これだけの要素を一本のゲームで楽しめるなんて!?」

おかげでオープンワールドアクションゲームでありがちな単調さをほとんど感じませんでした。

相変わらずの自由度

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本作にはこれまでのシリーズ作品と同じくメインミッションの他に様々なサブミッションが用意されています。

ガジェットを使った収集アイテム集め、様々な事件の解決。

内容を簡単にまとめてみましたが、サブミッションは多様性に富んでいるので同じことの繰り返しには感じませんでした。

この辺りはメインミッションのノウハウが活かされているように感じます。

サブミッションの多くはメインミッションの延長線上にあるものなんですよ。

なので、1つの要素を重点的に楽しみたくなった時にプレイすることをおすすめします。

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個人的に合わない&気になったところ

煩雑なゲームシステム

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前述の通り本作は足し算の要領で作られています。

「過去作品から要素を足して足して足して~」と言わんばかりに様々な要素が加わっているので、ゲームシステムが複雑になったのは否めません。

それ故に「今、何をすれば良いのか?」「どのボタンを押せばどんな反応があるのか?」と迷うことが増えてしまいました。

だって、ガジェットの種類が多すぎますし、新たに加わったバットモービルでは2つの操作モードを交互に切り替えないといけませんから・・・。

ゲームシステムを理解しにくい序盤はもちろん、久しぶりにプレイした場合、高確率で何をしたら良いのか分からなくなります。

そうでなくても色んなゲームジャンルの要素を混ぜ込んでいる関係で過去作品よりも評価が分かれやすくなりました。

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問題なのが、多くの要素を覚えないとクリアできないこと。

クリアに関係のないサブ要素だったらまだ良いんですが、例えばバットモービルによるカーチェイスや銃撃などはゲームをクリアするには行わないといけないんです。

「バットマン アーカム」シリーズはオープンワールド型のアクションゲームとして続いていきました。

従来の作品と同じようなゲームデザインを求めていた場合、バットモービル周りの要素は邪魔になりかねません。

個人的にはバットモービルの要素が加わったことによってゲームプレイの幅が広がったように感じているので肯定的に受け止めています(最初は覚えるのが大変でしたがw)。

好みが分かれる幻覚の演出

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前作からの流れで今作のバットマンは幻覚を見るようになっています。

例えば死んだハズのジョーカーがどこからともなく表れて色々喋ったり他の登場人物がジョーカーに見えてしまう演出が用意されているんですよ。

こういった演出によって没入感が高まっていますが、ストーリーがややこしくなっているのは否めません。

特に新規の方が今作からプレイしたら「?」に感じる恐れがあります。

非現実的な幻覚の演出によって別ジャンルの要素を入れやすくなってはいますが、必ずしも良いことばかりには感じられません。

シリーズでお馴染みの問題点

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シリーズでお馴染みの問題点は相変わらずでした。

まず触れたいのが、リトライ時などに発生するロード時間の長さ。

残念ながらPS4ソフトになってもこの辺りは改善されていません。

しかもゲームオーバー時は悪役の挑発シーンが挿入されるので、体感的には実際のロード時間以上に長く感じます。

シリーズではお馴染みの演出ではありますが、オプションでOFFする機能がほしかった。

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探索時は映像が地味になりがちな問題点も変わらず残っていました。

捜査モードに切り替えると辺りが暗くなって反応するオブジェクトがオレンジで表示されるようになるのは便利ではあります。

しかし、あまりにも便利であるが故に多用してしまいがちなので、映像を動かす楽しさが薄く感じました。

かと言って使わないでいるとゲームプレイに支障をきたすので使わざるを得ません。

版権モノとは言え世界観が暗いのはゲーム的にはマイナスに感じます。

クリアするにはやり込み必須

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具体的には書きませんが、エンディングを見るにはやり込み必須です。

個人的にオープンワールドアクションゲームはバイキングのような感じで好きなところを掻い摘んで食べるのが好きなのでこの仕様は残念でした。

一応、メインミッションだけを進めても1つの区切りにはなりますが、エンディングと言えるような終わり方じゃないんですよ。

ちゃんとしたエンディングを見るにはすべてのサブミッションをクリアするだけではなく200もの収集アイテムをすべて集めないといけません。

いくらロックステディ最後の作品とは言え隅から隅まで食べ尽くさないとエンディングを見れないのはちょっと・・・。

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全体のまとめ

ロックステディ製「バットマン アーカム」シリーズの集大成。

ただでさえ盛り沢山だった「バットマン アーカム・シティ」からさらに大量の要素が足されて既存の要素も進化しているのでとんでもないくらい力が入った作品になっています。

しかし、要素が増えた分だけ欠点も増しているので減点方式でのレビューをするとこれまでよりも点数が低くなりがちな作品になってしまいました。

それはともかく、これだけの要素を1本のゲームにまとめたのは並大抵のことではありません。

しかもアメコミ映画が原作のゲームでそれをやるとは恐れ入りました。

最後を飾るのに相応しい幕の内弁当!

こんな人には特におススメ。
・バットマン好き。
・色んな要素を楽しみたい人。
・やり込み好き。

こんな人にはおススメできない。
・一部のゲームジャンルしか楽しめない人。
・シリーズ初心者。

バットマン アーカム・ナイト/お気に入り度【80/100%】
プレイした時間・・・約25時間

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コメント広場の住人(4)

  1. kou より:

    アサイラムやシティからの最大の問題点ですがリドラートロフィーはキツかったなぁ…不殺の誓いがあるとはいえ、奴を再起不能にしないバッツにマッチポンプの疑いを持ったことがあったっけw

    キャラゲーとしても完成度の高いゲームですが、個人的にはステルス戦の緊張度の高さが屈指のタイトルでもあります。

    • kentworld より:

      リドラートロフィーを意識するくらいハマりましたか!?

      バットマンは人を殺してはいけないという決まりを守っているのが素晴らしく感じました。それ故に銃を支えないのが辛いw

  2. 匿名 より:

    全体的に洗練されていたバットマンアーカムシティの方が個人的には好きですね。

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