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【レビュー】ウェーブレース64 [評価・感想] 水上スキーの魅力を上手く表現した作品

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ウェーブレース64/N64

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

夏らしいゲームを遊びたい!

そんな方におすすめしたいのが、今回レビューするN64「ウェーブレース64」です。

このゲーム、水上バイクを操縦している感覚がピカイチで、プレイしていると涼しくなってくるんですよね。

コースの数は少なめですが、繰り返し遊べる工夫が満載で、さすが「スーパーマリオ」の宮本茂さんがプロデューサーを務めている作品だと思いました。

ここからはそんなN64「ウェーブレース64」の良いと思った点から語っていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • 水上スキーを題材にしたレースゲーム。
  • コース上に設置されたルートブイをくぐりながらゴールを目指していく。
  • 波を利用すればジャンプできる。
初リリース日 1996年9月27日
対応ハード N64
ジャンル レース
売上 初週7.2万本/累計15.4万本
推定クリア時間 6~10時間
発売元 任天堂

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良いところ

水上バイクの操作感を上手く再現

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「ウェーブレース64」で特筆したいのが、水上バイクの操作感を上手く再現していることです。

Aボタンを押すと前進。

スティックを左右に倒すとカーブを曲がれますが、波の抵抗によってすぐに曲がることはできません。

しかし、Rボタンを押しながら走行することで一変。

水面を滑りやすくなり、小回りが利くようになります。

普段は小回りが効かないけど、Rボタンを押すと効くようになる。

この2つの操作モードを使い分けながら走行していると水上バイクのクネクネ揺れ動く感覚を味わえるので、プレイしている時は感心しました。

そんな操作感覚を強調させているのが、N64のコントローラに搭載された3Dスティックです。

3Dスティックは360度自由に傾けられるレバーのようなもので、アナログ感のある操作をする時に活用します。

本作でもカーブを曲がる時にはフル活用するので、水上バイクの操作感覚を再現するうえでも一役買っていると思いました。

クネクネ揺れ動く必要性を生み出すルートブイ

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ここまで水上バイクの操作感覚を語っていきましたが、こう感じた方もいるのではないでしょうか?

レース中にクネクネ揺れ動く必要ってあるのか?

確かに一直線のコースでしたら必要ありませんが、本作の場合、「ルートブイ」の存在によってクネクネ揺れ動く必要性を生み出しているんですよ。

レースの目標は、コースを3周して高順位でゴールすることです。

ただし、コース上に設置されている「ルートブイ」をルールの通り通過しなくてはなりません。

そのルールとは、「赤のルートブイ」は右側を、「黄のルートブイ」は左側を通過することです。

4回までならルールを破って通過しても良いのですが(ただし最高速度は減少してしまう)、5回ルールを破るとリタイアになってしまうので、できる限りルールの通りに通過しなくてはなりません。

一見すると自由度を狭めている要素にも感じますが、ルートブイを通過するというルールがあるからこそ水上バイクを忙しく左右に傾ける必要性が生まれているとぼくは思いました。

何度も言うように、2つの操作モードを切り替えながら水上バイクをクネクネさせていると波の上を滑っている感じがして気持ち良いですよ~!

プレイヤーの行く手を阻む波の存在

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水上スキーといえば、厄介なのがの存在です。

本作でも波はしっかりと存在して、ゲームの奥をより深くしています。

波に乗っている間は左右に曲がれないので、連続で「ルートブイ」を通過している時に遭遇すると厄介ではあります。

ですが、波に乗った時に発生するジャンプによって障害物を飛び越えることはできるので、波の出現を予測し、いかにして味方に付けるのかを考えるのが面白いんですよ。

レースゲームは数多くプレイしましたが、水上スキーを主とした作品はプレイしたことがなかったので、波の要素は新鮮に感じました。

長く楽しめる工夫

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本作に収録されているコースは、全部で9種類。

1996年のレースゲームとして見ても少なく感じますが、繰り返し遊べる工夫が満載なので、さほど気になりませんでした。

ぼくがそう感じた理由は3つあって、1つめは「ルートブイ」の出現位置です。

「ルートブイ」は難易度によって出現位置が変化するようになっているので、同じコースでも「ノーマル」「ハード」「エキスパート」によって攻略法が変わってくるんですよね。

2つめの理由は、の存在です。

波が出現すると攻略法を変えざるを得ないので、同じコースでも臨機応変な対応が求められます。

波の出現位置は完全なランダムではなく、ある程度は決まっていますが、レースの奥を深くする要素だと思いました。

3つめの理由は、走行ルートの変化です。

コースによっては2周目以降の走行ルートが変化するので、1周目とは違った体験を味わえたりします。

このように本作は繰り返し遊べる工夫が満載なので、コースが9種類しかなくても意外と満足できたりします。

任天堂のゲームらしく、色んな小ネタが仕込まれていますしね。

スコアアタックの楽しさ

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本作にはスコアアタックモードも収録されています。

このモードがですね、かなり熱い内容で、遊んでいると時間を忘れるんですよ。

ルールとしては制限時間内にリングを潜ったり、アクロバットを決めてスコアを稼ぐというものなんですが、波を考慮に入れる必要があって奥深いんですよね。

1プレイは短めですが、ハイスコアを狙おうとしたら時間があっという間に過ぎてしまうかも!?

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惜しいところ

間口が狭い

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全体的に間口が狭く感じました。

例えば用意されたコースを順番にクリアしていくチャンピオンシップ。

このモードでは難易度ごとに専用のコースが用意されているのですが、初期状態ではたったの2種類しかなく、ゲームオーバーになったら最初からやり直しになるんですよ・・・。

アーケードスタイルのゲームを参考にしているんだと思いますが、目標ポイントに達しなかったら、例え6レース以上挑戦していたとしても最初からやり直しになるのは厳しいです。

この厳しい仕様だからこそ長く遊べるところはあると思いますが、プレイヤースキルがかなり要求されるので、ある程度練習しないと面白さがわかりにくいんじゃないかと思いました。

マシンの種類が少ない

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用意されているマシン・レーサーはたったの4種類しかありません。

レースゲームにしてはあまりにも少ない数ではないでしょうか?

せめて8種類は欲しかった。

ぶつかった時のリスクが大きい

水上バイクに乗っての走行ということで、衝撃を受けるとレーサーがマシンから転げ落ちます。

すると、復帰するまでに時間がかかるので、他のレースゲームと比べてぶつかった時のリスクが大きく感じました。

レーサーがマシンから頻繁に転げ落ちた時はストレスを感じましたね。

同時に走行できるレーサーが4人で良かった。

8人以上だったらぶつかりまくって大変なことになっていましたから。

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ウェーブレース64のレビューまとめ

水上スキーの魅力を上手く表現した佳作。

N64のアナログ操作を存分に味わえる作品で、デジタル操作が主流だった当時のレースゲーム市場に一石を投じました。

粗削りな部分はありますが、独特な操作感覚は唯一無二の魅力を持っているので、毎年夏になったらプレイしたくなります。

こんな人には特におススメ。
・水上バイクをやってみたい人。
・涼しくなりたい人。

こんな人にはおススメできない。
・アクションレースが苦手な人。

お気に入り度【75/100%】

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  1. ほにょ より:

    WR64は、発売当時波がリアルタイム演算で生成されていることが話題になり、いよいよ任天堂によるゲームの本質的な進化が始まったのだという印象を振り撒いていました。このイノベーション感はワンダープロジェクトJ2の発売あたりまで続いたと思います。今となってはどうってこともないのですが、当時は大変なインパクトがありました。で、当時の僕は「やっぱ64ビット機は凄いなぁ。これに加えてCD-ROMでたくさんムービーが出せるM2はどうなるんだろう」と思っていたものです。

  2. KUMA より:

    いやー、個人的にはこのゲームは好きですねぇ。個人的には☆9もしくは満額の☆10付けても良いくらい好きです。
    無骨な内容ですし64初期ゆえにグラも粗めなんですが、そのハンディをひっくり返すだけの爽快さがありますね。ゲームキューブで続編も出てますが、無難に綺麗にしただけ&下請けに出したせいでウェーブレース特有の波乗り感が薄まってしまってますんで、私としては断然64のこっち派ですね。
    数年毎にレトロゲームブームが来るんですが、今年の始めくらいにまだ数十時間くらいやってましたね、コレ(笑

  3. kentworld より:

    >ほにょさん
    分かりますよ、N64初期に発売されたゲームは
    どれもイノベーションを感じられるもので、
    これが未来のゲーム!と当時は思っていましたから。
    64ビットになるとこんなにも世界が変わるのだと。

  4. kentworld より:

    >KUMAさん
    そんなに好きなゲームでしたか!?
    でも、分かりますよ。
    古典的なゲームが好きなKUMAさんだったら楽しめそうなので。
    ゲームキューブ版はプレイしていませんが、評判悪いですよね。
    このようにゲームキューブでは
    N64の続編として出たものはいくつもありますが、
    「なんか違う」と感じる作品が多かったです。
    って、今年に入ってもやっていたんですか!?
    シーズンはこれからなので、また起動するんじゃ。

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